3つの願いを叶える猿の手のミイラ!しかし結末は必ず悲惨な事に……?

スポンサーリンク
ぐっさん
今回の都市伝説のテーマは呪いの品について!
それも3つの願いを叶える「猿の手のミイラ」について紹介したいと思いまっす!
マキエ
なになに、黒魔術的な何か?
ぐっさん
えっ、なんでそんな発想に……?
マキエ
いや、だって「呪いのアイテム」とか「猿の手のミイラ」っていうから。
ぐっさん
ああ、そっかそっか。
今回は残念ながら黒魔術とかは関係ないよ。
どっちかっていうと後味の悪い怖い話って感じかな?
マキエ
3つの願いを叶えてくれるのよね?
それなのに呪いのアイテムで怖い話なの?
ぐっさん
願いを叶えてくれるのは確かに叶えてくれるんだけど、意図しない方法で叶えてくれるんだよ……。
マキエ
意図しない方法……?
ぐっさん
それじゃ早速紹介していきまっす!

猿の手のミイラを手に入れたホワイト一家。

ぐっさん
この話は1900年代のイギリスのとある田舎に住んでいたホワイト一家に起きた出来事の話。
ホワイト一家は年老いた父親と母親、あと働き盛りのハーバートという息子の3人家族で暮らしていたんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
その父親はある日、軍人だった頃の戦友から「猿の手のミイラ」について相談を受ける。
せっかくだから久しぶりに酒でも飲み交わそうということで、その友人自宅に招待したんだ。
ぐっさん
そして、訪れた友人と酒を飲みかわしながら猿の手のミイラについて話を聞くことになるの。
マキエ
ほう。
ぐっさん
なんでも、その猿の手のミイラはインドで旅行中にとある行者から受け取った物らしくて3つの願い事が叶う魔法がかけられているらしいんだ。
マキエ
ラッキーアイテムじゃん。
ぐっさん
もちろん父親もそう思った。
そして当然
「ならば、なぜ君は願い事をしないのかね?」
とも聞いたんだ。
マキエ
そりゃそうよね。
ぐっさん
そうすると訪ねてきた友人は
「願い事はしましたし、確かに叶いました……。しかし、二度と願い事をしたいとは思いません。」
「私はこの猿の手のミイラをどう処分するか相談に来たのです」
と深刻な顔で答えたんだ。
マキエ
んん?
ぐっさん
一方でいまいち状況が呑み込めない父親は願い事が叶うという話に魅せられて
「いらないなら俺がもらうよ。それで万事解決だろ?」
といって少し強引に友人から猿の手を奪い取るんだ。
ぐっさん
一方で、猿の手を奪い取られた友人は別に取り返そうとするわけでも無く
「欲しいなら差し上げます。しかし絶対に願い事をしてはいけません。」
と父親の目をみて釘を刺したらしい。
マキエ
ふーん。
ぐっさん
そうしているうちに帰りの汽車の時間になり二人は解散。
父親が友人を玄関で見送り、リビングに戻ると一部始終を見ていた息子のハーバートが話しかけてきて
「その猿の手で願い事が叶うんだって?早速やって見せてよ」
と興味津々で現れたんだ。
マキエ
ちゃっかりものね。
ぐっさん
かといって、冷静になって考えてみると年老いた父親はこれといって願い事や欲しい物もなく考え込んでしまったんだ。
すると、そんな父親をみた息子は
じゃぁ猿の手に200ポンドを頼めばいい。
と言い出したんだ。
マキエ
なんで200ポンドなの?
ぐっさん
その家のローンの残高が200ポンドだったんだって。
マキエ
あっそう……。
意外としょうも無い理由だった……。
ぐっさん
ちなみに、200ポンドは今の金額だと約3万円程度だけど、1900年代頃は7ポンドでイギリスからアメリカ間を船で旅行できるぐらいの金額だったから1年ぐらいは遊んで暮らせる金額だったらしいよ。
マキエ
日本円で何千万円ってとこかしらね。
ぐっさん
そして父親は息子と母親が見守る中で、ただの迷信に本気になってる自分に少し照れながら
「我に200ポンドを与えたまえ」
と願ったんだ。
マキエ
……で?
ぐっさん
特に何も起こらない。
ぐっさん
その風景をみていた家族全員がやっぱりただのデマだと思ってその日は何事も無く終わるんだよ。
マキエ
その日“は”?
ぐっさん
そう。
その日“は”ね。

願いが叶い、父親の手に舞い込んだ200ポンドと高すぎる代償

ぐっさん
そして翌日。
これといって普段と変わらない朝を迎えたホワイト一家。
いつも通り息子は勤めている会社に出勤し、父親は庭の手入れにいそしむ事にしたんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
そしてお昼ごろになって父親がお昼ご飯を食べるために家に入ろうとしたところ、一台の高級車が止まるのを見かけたんだ。
マキエ
お……?
ぐっさん
そして中から正装した一人の男性が出てきたんだけど、男は家の門の前を行ったり来たりするだけで一向に家に入って来ようとはしない。
行動は不審者そのものだったんだけど高級車に乗って来ていたり、正装している点から考えるに不審者ではない。
ぐっさん
少し不審に思いながらも父親は昨日の猿の手ミイラの件の事もあって
「こいつが200ポンドを運んでくる何かかもしれない」
と思って自分から声をかけることにしたんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
すると、声をかけられた正装の男はたいそうびっくりしながら
「私は、モー・アンド・メギンズ社のから来た使いの者です」
と名乗ったんだ。
マキエ
モー・アンド・メギンズ社?
ぐっさん
ちなみにモー・アンド・メギンズ社は息子が勤めている会社ね
マキエ
ああ。なるほど。
ぐっさん
そして正装した男性は
「お気の毒ですが……、あなた方のご子息が事故に遭われたことをお伝えしに参りました
と申し訳なさそうに話し始めたんだ。
ぐっさん
父親は慌てて母親を呼び、男から話を聞くことにしたんだけど、その時に息子はもうこの世にいないという事を知らされるんだ。
マキエ
え、何。
息子は事故か何かで死んじゃったの?
ぐっさん
そう。
そして正装の男は心苦しそうに
「当社としては事故対策は万全で責任は無いと主張しております。」
「しかし、長年おつとめいただいたご子息のためにお見舞い金をお持ちしました。」
と車から鞄を取り出す。
マキエ
まさか……。
ぐっさん
そして装の男は鞄を差し出してこう言ったんだ。
中に200ポンド入っております。どうかお納めください」
ってね……。
マキエ
200ポンドの代償は息子の命だったって事……?
ぐっさん
そういうことになるね。
マキエ
願いは叶うけど意図しない叶え方ってそういう意味か……。
ぐっさん
しかも話はまだ終わりません!
マキエ
えっ……。

息子を生き返らせてくれるように祈った母親。

ぐっさん
正装した男から事故の話を聞かされたあと、父親は搬送された病院に遺体の確認と引き取りにいくわけだけど、事故というのが機械への巻き込まれ事故で遺体は実の父親ですら息子だと判別が不可能なぐらい損傷していたんだって。
マキエ
うわぁ……。
ぐっさん
ちなみに息子だと分かった理由は着ていた服が一緒だったからだったらしいよ。
マキエ
そういう生々しい情報はいらない……。
ぐっさん
その後は遺体の状態の事もあって、すぐに葬儀が行われ遺体は自宅から3㎞ほど離れた墓地に埋葬されることになる。
ぐっさん
葬儀が終わった日の夜、両親は思いもよらぬ大金が手に入ったものの、たった一人の息子をうしなって嘆き悲しんでいたんだけど母親は虚ろな目で
そういえば猿の手は3つの願いをかなえてくれるのよね
といって猿の手のミイラを探し始める。
マキエ
え、まだ懲りてないの……?
ぐっさん
父親も驚いて
「いったい何を考えているんだ。」
といって落ち着かせようとしたんだけど、無造作に置かれていた猿の手のミイラを見つけた母親はすぐさま猿の手に祈ったんだ。
ぐっさん
私の息子を生き返らせて
ってね……。
マキエ
あっ、なんか嫌な予感がする……。
ぐっさん
そして願った時点では1回目の願い事の時の様にその時は何も起きない。
でも母親は虚ろの目のまま
「これで明日の朝にはハーバートは帰ってきてくれるわ……」
と力ない声でつぶやいてたそうだよ。
マキエ
もう完全に病んじゃってるじゃん……
ぐっさん
そして父親は母親をなだめて寝ることにしたんだけど、深夜に両親はドアをたたく音に起こされることになるんだ。
マキエ
え……。
ぐっさん
そのドアをたたく音を聞いた母親は
「息子が!ハーバートが帰ってきたんだわ!」
「墓地からここまで3キロもあるからきっと帰ってくるのに時間がかかったのよ!」
と大喜びで玄関のカギを開けに走り出したんだ。
マキエ
え、でも息子の死体はズタズタだったんでしょ……?
ぐっさん
うん……。
父親も慌てて母親を静止しようと一緒に玄関まで走って行ったんだけど、玄関のドアの外からはズルズルと濡れたごみ袋を引きずるような音と水が滴るような音が聞こえてきたんだ。
マキエ
あー……。
やばいやつだ、これ……。
ぐっさん
でも母親はそんな事を気にせずに玄関の一心不乱に開けようとカギを開けようとしている。
そんな母親をみて説得は無理だと判断した父親はベッドのサイドテーブルに無造作に置かれていた猿の手を手に取り
「息子を墓に戻してくれ!」
と願ったんだ。
マキエ
よくそんな暇あったわね。
ぐっさん
カギが今みたいなドアロックじゃなくてかんぬき式だったからカギを開けるまでに結構時間かかるみたい。
マキエ
ああ、なるほど。
ぐっさん
そして、願い事が言い終わるかいい終わらないかぐらいに玄関は開かれる。
しかし、そこには何もなかった。
ぐっさん
……と、いう話。
マキエ
おお、ギリセーフ……?

まとめ

ぐっさん
以上が猿の手のミイラの都市伝説。
どうだった?
マキエ
んー。
まぁまぁ面白かったわね。
最後のオチは何となく読めちゃったけど。
マキエ
でも、都市伝説っていうより怪異小説を聞いてる気分だったわ。
ぐっさん
お、鋭いね。
実はこの都市伝説は小説が元になっているんだよ。
マキエ
あ、そうなんだ。
じゃぁ作り話ってこと?
ぐっさん
んー。どうだろ。
都市伝説を題材にして小説を書いたのか、小説が独り歩きして都市伝説になったのか、そこまではちょっとわからないかな。
マキエ
ちなみに一つ目の願いの200ポンドの代償は息子の命でしょ?
二つ目の代償はなかったの?
ぐっさん
んー。
代償というか、望まない形で願いが叶うという点で考えればゾンビ状態で生き返ってる事じゃないかな。
マキエ
ああ、ある意味“生き返っている”ってことか……。
マキエ
じゃぁ最後の息子を墓に戻してくれっていうのは?
ぐっさん
そこはわかんないけど、もしかしたら本来の墓じゃなくて他の人の墓に入れられちゃったとかじゃない?
あくまでボクの勝手な憶測だけどね。
ぐっさん
ちなみにこの怪異小説の作者は「W・W・ジェイコブズ(William Wymark Jacobs)」っていうイギリスの作家で小説は「The Monkey’s Paw」っていうタイトルだから興味があったら読んでみたら?
マキエ
Pawって何?
ぐっさん
Pawは直訳すると足かな。
マキエ
ふーん。
ちなみに小説だともっと別の展開があったりするの?
ぐっさん
いや、基本一緒です……。
マキエ
ここまでネタバレされたら、もう読む意味ないじゃん!
スポンサーリンク

10 件のコメント

  • 何もしようとせずに何かを望む身勝手な人間に「何かを望むなら相応の努力か代償が必要だ」ということを知らしめようとしたように思えます、、、

    • コーギーさん、こんばんわ。いつもコメントありがとうございます。
      そういう解釈もとれますね。
      ただ悪魔はしょせん悪魔で、人間の弱みに付け込んできているのかもしれませんね。

  • そういう描写があるだけで、三つめの願いって、結局明かされていないんじゃなかったっけ?
    あと、pawは通例では人の手でしかならないって日本の辞書には載っているけど、脊髄動物の場合はpaw=handっていう意味があるよ。

    ホワイト夫妻は一年間遊んで暮らせるお金のためだけに子供を無くしたと考えると、とてもわりに合うものではないね。
    果たして、ドアの外にいた息子の姿はどんなに恐ろしいものなのだろうか。

    • ニサクさん、コメントありがとうございます。
      >>あと、pawは通例では人の手でしかならないって日本の辞書には載っているけど、脊髄動物の場合はpaw=handっていう意味があるよ。
      なんと、そうでしたか。勉強になりました。ありがとうございます。

      >>果たして、ドアの外にいた息子の姿はどんなに恐ろしいものなのだろうか。
      こういう小説でよくある「特に答えが無く、読者に想像させる」という表現って非常に気になりますよね。
      答えが知りたい派の私は当分の間モヤモヤしっぱなしです……。

  • なんかのアニメで似たような話があった気がする。
    猿の手のミイラに願いをしたら、自分の手を乗っ取られたって話だったような。
    この話が元ネタなのかな?

    • ガムごはんさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>なんかのアニメで似たような話があった気がする。
      西尾維新の化物語シリーズ「するがモンキー」ですね。
      実際、アニメ内でも小説の話に触れられていたのでこの話が元になっていると思います。
      どちらかというと「小説に登場したミイラの手が現実にあった」というストーリーのようですね。

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      >>ちょくちょく日本語が間違っているので、ちゃんと推敲して欲しいと感じました。
      耳が痛い限りです。不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
      ご期待にそえるよう精進いたします。

  • 最初の時点で代償も無しに200ポンド欲しいと願ったらどうなっていたかが気になります。ただこの夫婦も息子も3つ願いが叶うとしか捉えてないから、代償を念頭に願いが叶うって認識した上での結末がどう言った物になるかは想像するしかなさそうですね。

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      >>最初の時点で代償も無しに200ポンド欲しいと願ったらどうなっていたかが気になります。
      なるほど。よくある「三つなら何でもお願いをかなえてあげるよ」という申し出に対し「何回でもお願いをかなえてくれるようにお願いする」的な抜け道ですね。
      もし仮に「代償も無しに200ポンド欲しい」といった場合が叶ったら……
      うーん、代償もなく200ポンドが手に入るけれど、実はそのお金は銀行強盗によるものとか偽札とか訳アリのお金が渡されるとかですかね?

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。