呪いの家「アミティビル事件」!悪魔の住む家のモデルとなった恐怖の家の真相とは!

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ぐっさん
今回紹介する都市伝説はアミティビル事件!
後に「悪魔の住む家」として映画化された呪われた幽霊屋敷についてでっす!
マキエ
あー!その映画見たことある!
呪われた家に引っ越してきた家族がどんどんおかしくなっていく奴だ!
ぐっさん
あ、それそれ。
公開当時は結構人気で話題になってたよね。
マキエ
あの映画って最後はただ家から逃げるだけだったから私的にはイマイチだったかな。
ぐっさん
ネタバレは程々にするように……。
マキエ
で、その悪魔の住む家がどうしたって?
ぐっさん
実はこの映画の元となった呪われた家があって、今回はその家について紹介しょうと思ってね
マキエ
え、何……。
あれって作り話じゃなかったの……?
ぐっさん
それじゃ早速紹介していきまっす!

悪魔の住む家「オーシャン・アベニュー112番地」

ぐっさん
この都市伝説が生まれたのは1975年12月。
ニューヨーク州のロングアイランドにアミティビルという町があるんだけど、その町の「オーシャン・アベニュー112番地」って所に建っている豪邸が今回の都市伝説の舞台。
マキエ
アミティビルって地名だったんだ。
人の名前かと思ってた。
ぐっさん
アミティヴィルともいうらしいけどね。
ぐっさん
で、この家は一年近く空き家のままだったんだけど、その空き家を購入したのが「ジョージ・ラッツ」という人物。
ジョージは妻のキャシーと3人の子供を連れてアミティビルに引っ越してきたんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
しかし、ラッツ一家が引っ越して間もなく普通では考えられないような怪異現象が起き始めるんだ。
マキエ
おー。映画のストーリーと同じね。
ぐっさん
しかもラッツ一家が体験した怪異現象というのは一回や二回レベルじゃないのよ……。
ぐっさん
夜中に窓を見たら、赤い目をした男が覗いていたり、悪魔のような少年の幽霊が現れたり、ドアの蝶番が吹き飛ぶぐらいの勢いで勝手にドアが開いたりと怪異現象のオンパレード。
ぐっさん
この他にも壁にかけておいた十字架が勝手に逆さまになったり、壁から緑色の液体が浮き出てきたりと聞いたことあるような怪奇現象は全部起きてるんじゃないかってぐらい頻繁に発生してたんだ。
マキエ
まるで怪異現象のデパートね。
ぐっさん
ちなみに、少年の幽霊は写真を撮ることに成功したらしいんだけど、その時の写真がこちら。

マキエ
うわぁ……。
子供の幽霊って五割増しぐらいで怖いわよね……。
ぐっさん
結局ラッツ一家は家を購入して1ヵ月もしない間に出ていかざるを得なくなったらしい。
マキエ
せっかく新しい家を購入したのにもったいない……。
マキエ
ところで、そもそもなんでこの家は呪われてるの?
ぐっさん
じつはラッツ一家が引っ越してくる前に住んでいた一家が長男以外、全員が殺されるという事件が起こっていたんだよ……。
マキエ
う、聞くんじゃなかったかも……。

「オーシャン・アベニュー112番地」の殺人事件

ぐっさん
ラッツ一家がこの家を購入する前まで、この家はデフィオという人の持ち物だったんだ。
ぐっさん
このデフィオ一家は夫婦2人と子供5人という大家族だったんだけど、ある日長男以外の全員がこの家で殺されるという事件が発生するんだ。
マキエ
まじで……。
ぐっさん
事件が起きたのは1974年の11月13日。
デフィオ家の長男であるロナルド・デフィオが酒場に駆け込んできて
「助けてくれ!家族全員がライフルで撃たれて殺されている!」
と助けを求めた事で発覚。
ぐっさん
それを聞いた酒場のマスターは慌てて警察に通報し、警察はすぐに現場に急行。
そしてロナルドの家であるオーシャン・アベニュー112番地でロナルドの両親と4人の兄弟たちの死体が発見されたんだ……。
マキエ
むごいことを……。
一体だれがそんな事を……。
ぐっさん
ちなみに犯人はすぐに捕まるんだけど、この虐殺ともいえる事件を起こした物はなんとデフィオ家の長男であるロナルド・デフィオだったの。
マキエ
は!?
長男が家族全員みな殺しにしたの!?
ぐっさん
そう……
おっかないよね……。
マキエ
え、なんで?
ぐっさん
だれもが「なんで?」って思うよね。
ちなみに殺害の動機だけど、ロナルドは裁判の被告人席で
「頭の中に誰かがいる」
「そいつが俺に家族を殺せと命令した」
と証言したんだ。
マキエ
もうこの時点でこの家は呪われてたんじゃん。
ぐっさん
いや、そうでもないよ。
実はロナルドは麻薬の常習犯でだったんだよ。

マキエ
あー。麻薬が原因の幻聴か……。
ぐっさん
たぶんね。
ちなみに裁判員たちもそのことは見抜いていて結局ロナルドは終身刑が言い渡される事となったんだ。

6人が殺された家を購入したラッツ夫妻


マキエ
でも、よくまぁそんな大事件が起こった購入しようって気になったわね……。
マキエ
あ、まさか騙されて事件の事を知らなかったとか?
ぐっさん
いや、ラッツ一家は事件の事は知ってたらしいよ。
マキエ
え……?
ぐっさん
この家を購入する時にちゃんと不動産会社から事件については説明を受けていたらしい。
マキエ
じゃぁなんで?
ぐっさん
購入した理由は豪邸のわりにめっちゃ安かったかららしい。
マキエ
あー。事故物件としてってことか……。
ぐっさん
そう。
家の価格と過去の事件を天秤にかけた結果、それでも買うべきだと判断したんだろうね。
ぐっさん
ちなみに前の持ち物のデフィオ一家は長男は刑務所だし家族は全員死亡してしまったので家の中の家具は全部そのままだったらしいよ。
マキエ
いや、家具があるのはありがたいかもしれないけど、虐殺された家族が使っていた家具はちょっと要らないわね……。
ぐっさん
まぁそれもそうだね……。
マキエ
でも、いくら安くても怪奇異現象に襲われて住めなくなったんなら意味がないじゃない……。
ぐっさん
この怪奇現象が真実ならね……。
マキエ
え?

「オーシャン・アベニュー112番地」の怪奇現象はジョージの創作だった!?

ぐっさん
それじゃ最後に今回の怪奇現象の真相について紹介します。
もういきなりネタバレしちゃうけど、実はこの怪奇現象は全部作り話だったんだ。
マキエ
まじで!?
長男が家族全員を殺したってのも!?
ぐっさん
いや、そこの部分は本当にあった事件だよ……。
作り話ってのはジョージが証言した怪奇現象の部分……。
マキエ
あ、事件は起こってたんだ……。
マキエ
でもなんでラッツ一家はこんな嘘をついたの?
ぐっさん
それはズバリ……。
ぐっさん
お金のためです!
マキエ
はい……?
ぐっさん
実はラッツ一家は借金に悩まされていたんだけど、ある日、主人であるジョージの元に一人の男性が現れたんだ。
マキエ
ほう。
ぐっさん
その男性はロナルド・デフィオの弁護士であるウィリアム・ウェバー。
ウィリアムはジョージにこの家を悪魔が住み着く家として怪談話をでっちあげるように依頼したんだ。
マキエ
え、なんでそんなことを……。
ぐっさん
弁護士のウィリアムの狙いはデフィオの罪を少しでも軽くすることが目的だったみたい。
マキエ
あー。
本当に悪魔に命令されていたって事にしたかったわけか。
ぐっさん
そそ。
そしてジョージはこの怪談話をでっちあげて、その体験談を出版することで大儲けを企んでいて利害が一致したみたいだね。
というか、実際に映画化されて大儲けしたらしいんだけどね。
マキエ
まじか……。
お金って意外な所でも生まれるのね……
ぐっさん
ただ、映画の利権や取り分についてジョージが裁判を起こした時に作り話であることが判明しちゃって詐欺師扱いされちゃうんだけどね。
マキエ
人間って欲がでると失敗するわね……。
マキエ
じゃぁこの話は完全な作り話ってこと?
ぐっさん
んー。一応はそういう事になってるけどジョージの息子のダニエル・ラッツは
「怪奇現象は本当に起こっていた」
と証言してるみたいよ
ぐっさん
ちなみにダニエル・ラッツが証言しているドキュメンタリー映画「My Amityville horror」っていう映画も作成されてるしね。
マキエ
なんか父親と同じ方法でお金を稼ごうとしてる様にしか思えないわね……。
ぐっさん
まぁ一回、嘘つきのレッテルを張られちゃったら挽回するのはそう簡単な事じゃないだろうしね。
ぐっさん
以上が悪魔の住む家のモデルであるアミティビル事件の全貌。
結構おもしろい話だったでしょ?
マキエ
そうね。
意外と意外性に富んでて面白かったかも。
マキエ
ただ、長男が家族全員を撃ち殺したってあたりはショックだったね……。
ぐっさん
まぁそんな家を買うって当たりもある意味ショックだけどね……
マキエ
たしかに……。
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