「熊出没注意」のステッカーの隠された意味。そして何故か北京でも大人気に?

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ぐっさん
今回は話はズバリ「熊出没注意」のステッカーについてでっす!
マキエ
あっ見たことあるわ、それ。
たしか北海道とかどっかのお土産グッズじゃなかったかしら?
ぐっさん
お、よく知ってるね。
マキエ
私もお土産げでステッカーもらったことがあるもの。
ぐっさん
あ、そうなんだ。
ちなみにそのステッカーはどうしたの?
マキエ
え?車に貼ってたケド?
ぐっさん
へぇ……。
マキエ
な、なによ……。
なんか文句あんの?
あれって車に張るための物じゃないの?
ぐっさん
いやいやー。
マキエにぴったりだなと思って
マキエ
どういうことよ!
私が熊って言いたいのワケ!?
ぐっさん
いや、そうじゃないよ。
実はあのステッカーには別の意味が含まれてるって話題になったんだよ。
ぐっさん
現に今もとある所ではブーム進行中だしね。
マキエ
え……?
なんなのよ。気になるわね。

北海道が生み出した「熊出没注意」とは?

ぐっさん
まずは本題に入る前に「熊出没注意」について少し説明しておこうかな。
ぐっさん
実はこの「熊出没注意」ってのはさっきマキエが言った通り北海道のクリエイティブコンパス社が発売しているブランド製品。
マキエ
あれ、ブランドだったんだ!
ぐっさん
そうだよ。
ちなみにブランド名は「NORTH ISLAND」。
マキエ
ただの「北海道に行ってきました」的なグッズかと思ってたわ。
ぐっさん
最近では人気になったこともあってTシャツや帽子、靴下といったアパレルからボールペンやシールといった文房具、そしてライターやナイフといったアウトドアグッズも販売されてるんだ。
マキエ
へー!
シールだけじゃなかったんだ。
ぐっさん
そしてこのグッズが大ブームしている意外な場所は中国。
マキエ
中国って中国地方?
ぐっさん
いや、中華人民共和国の中国。
細かく言うと北京で大人気になったんだよ。
マキエ
へー。なんでなんで?

「熊出没注意」が北京で大ブームになった理由とは

ぐっさん
それじゃ今回の本題だけど、実はあの「熊出没注意」ってステッカーを車に張るのは北京で始まったといわれているんだ。
マキエ
北京ってかなり都会でしょ?
熊なんて出るわけないじゃん。
ぐっさん
もちろん、その通り。
ぐっさん
でも、この「熊出没注意」ってのは日本人が読むのと中国人が読むので意味が違ってくるんだよ。
マキエ
へぇ、そうなんだ。
この熊出没注意って中国ならどういう意味があるの?
ぐっさん
日本人がこの単語を見ると
「熊、出没、注意」
の三つの単語に分けられるけど、中国人の場合は
「熊出、没注意」
という二つの意味になるんだ。
ぐっさん
そして意外なことに中国で「熊」は頭の悪い動物って認識があって、出来の悪い人や物の事を「熊貨」、弱音の事を「熊話」って言うんだ。
マキエ
へー。
意外ね。
熊って頭よさそうなのに。
ぐっさん
そして「没注意」ってのは「注意力散漫」とか「注意力がたりない」って意味になるのよ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
だからこれをつなげると
「注意力散漫な無能な人間が出てきます」
って意味になる。
ぐっさん
つまり「運転している人は無能(運転が下手)だから注意するように」っていう意味になるんだって。
マキエ
ええぇ……。そんな意味があったの。
ぐっさん
そして日本では初心者のうちは車に若葉マークを張ることを義務付けられているけど、じつは中国には若葉マークになるものが無い。
ぐっさん
だから初心者は自ら「実習」っていう紙を貼ったりするんだけど、北海道に観光にきていた旅行客が
「こりゃちょうどいいや」
ってことで中国に持ち帰って、そっからブームになったんだって。
マキエ
へー!
じゃぁ中国人からみたらあのステッカーってのは「私は運転が下手です」って思うんだ。
ぐっさん
その通り!
中国人からしたらちょっと滑稽に見えるみたいだね。
マキエ
なるほどねー。
意外と面白い発見ね。
マキエ
そいうやアンタ、最初に私にぴったりとか言ってなかった?
ぐっさん
イッテナイデスヨ……?
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