まばたきする美しいミイラ「ロザリア・ロンバルド」!果たしてその真相は……?

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ぐっさん
今回の都市伝説は「ミイラ」について!
それも世界で一番美しいまばたきするミイラについて紹介しまっす!
マキエ
まばたきする美しいミイラ……?
「まばたき」と「美しい」と「ミイラ」っていう単語が何一つ共通性を感じないんだけど……。
ぐっさん
ボクも最初はそう思ってたんだけど、今回の話は本当に超常現象を信じたくなるような話なんだ。
きっとマキエも「すごい」って思うはずだよ
マキエ
ふーん。
それじゃ、まぁ聞いてみましょうかね。
ぐっさん
ではさっそく紹介していきまっす!

8,000体のミイラが安置されているカプチン・フランシスコ教会

ぐっさん
まず、世界で一番美しいと言われているミイラが安置されている場所なんだけど、その場所はイタリアにあるシチリア島。
このシチリア島のパレルモっていう都市があるんだけど、そこにカプチン・フランシスコ教会っていう教会があるんだ。
マキエ
なんかカプチーノが飲みたくなるような名前の教会ね。
ぐっさん
まぁ名前はともかく、このカプチン・フランシスコ教会には巨大な地下納骨堂があって、そこには8000体ものミイラが安置されているんだ……。
マキエ
8,000体……。
ものすごい数ね……。
ぐっさん
そして、そのカプチン・フランシスコ教会の納骨堂に今回紹介する世界で一番美しいまばたきするミイラが眠っています。

世界で一番美しいミイラ「ロザリア・ロンバルド」

ぐっさん
世界で一番美しいと言われているミイラは女の子のミイラなんだけど、彼女の名前は「ロザリア・ロンバルド(Rosalia Lombardo)」。
当時、イタリアで将軍だった「マリオ・ロンバルド」の娘で、1920年の12月6日になんと2歳という若さでこの世を去ってしまった少女のミイラなんだ。
マキエ
2歳……。
かわいそうに……。
なんかあったの……?
ぐっさん
死因は急性肺炎。
両親たちもかなりショックをうけたんだけど、考え抜いた末にロザリアをミイラにして永遠にその姿を保とうと考えたみたい。
マキエ
えっ……
ぐっさん
ん?
マキエ
んー……。
いつまでも一緒に居たいっていう気持ちはわかるけど娘をミイラにするっていうのはどうなのかしら……。
ぐっさん
まぁその辺は価値観の違いじゃないかな。
外国は土葬が一般的だけど日本人は火葬が一般的だから、そのギャップじゃない?
アメリカでは冷凍保存とかも徐々に普及し始めてるみたいだし。
マキエ
うーん……。
ぐっさん
話を戻すけど、ロザリアの両親から依頼を受けた「アルフレッド・サラフィア」という医師は独自の技術でロザリアに防腐処理を実施。
そして、そのロザリアのミイラがこちら。
マキエ
え、この子がミイラ!?
ぐっさん
そう。
まるでお人形さんみたいでしょ?
マキエ
すごい……。
本物なの?
ぐっさん
2009年には「ナショナルラジオグラフィック」っていう海外の出版社がMRI検査を実施して本当に2歳の少女の遺体ってことは証明されてるよ。
ちなみに表面だけじゃなくて内臓もきれいなまま残ってるんだって。
マキエ
すごい技術ね。
ぐっさん
ちなみにアルフレッドが使った薬剤はホルマリン、塩化亜鉛、アルコール、サリチル酸、グリセリンだけらしいよ。
マキエ
薬品名を並べられてもアルコールとホルマリンぐらいしか分かんないけどね……。
ぐっさん
そしてミイラがこんな美しい姿で残ってること自体すごいことなんだけど、なんとこのミイラはもう一つの奇跡を起こすんだ。
マキエ
あー。最初にいってたまばたき?
ぐっさん
その通り!

まばたきするミイラ……?

マキエ
ロザリアちゃんはふっくらしているように見えるけど、でもやっぱりミイラはミイラなんでしょ?
だからいくら柔らかそうに見えても本当はカチカチなんでしょ?
ぐっさん
うん。
本来であればミイラがまばたきを行う訳がない。
でも、ロザリアを研究しているときにその瞬間を写真に残すことに成功しているんだよ。
マキエ
ほう……。
ぐっさん
この奇跡が起きたのは2014年の6月。
イタリアの研究者たちがロザリアの遺体を調査しているときに何枚か写真を撮影していたんだけど、その写真を見比べているとある異変に気づいたんだ
マキエ
異変?
ぐっさん
ちなみにその異変の写真がこちら。
マキエ
……!?
目が開いてる!?
ぐっさん
そう。
ロザリアは一日数回、非常に長い時間をかけてゆっくりとまばたきしていたんだ。
マキエ
え!?
なんで!?
どういうこと!?
ぐっさん
ただ、この奇跡を聞いた地下墓地の管理人である「ダリオ・ピオビノーマスカリ」は

窓から差し込む光が生み出した工学上の錯覚に過ぎない

といって超常現象であることを否定。

マキエ
ああ、カメラの映り込みとか目の錯覚ってこと?
ぐっさん
そう。
ただ別の写真ではロザリアの青い目もしっかりと映っていたんだよ。
ぐっさん
ちなみにその写真がこちら
マキエ
本当だ……。
目が開いてる……。
どうなってるの……。
マキエ
あ、わかった!
温度とか湿度でまぶたの皮膚が伸縮してるとか!
ぐっさん
残念ながら最初にも言った通りロザリアが安置されているのは地下墓地。
急激な温度変化とか湿度の変化はありえないんだよ……。
しかも仮にそうだとしても亡くなってから100年も経ってる遺体の瞼にそんな伸縮性があるとも考えにくいしね
マキエ
ええええ……。
なんで……?
かなり気になる……。
ぐっさん
残念ながら科学的な証明はされてないんだ。
ぐっさん
ただ、非科学的な理由であれば、このカプチン・フランシスコ協会の地下墓地には8000人ものミイラが安置されてるから成仏できていない霊が一番、生前に近い形で残っているロザリアの体を依り代として使ってるんじゃないかっていわれてる。
ぐっさん
以上がまばたきする世界で一番美しいミイラ「ロザリア・ロンバルド」について。
どう?すごかったでしょ?
マキエ
確かに。
この写真が本物なら本当にまばたきする理由がわからないわね……。
マキエ
あんまり私は超常現象とか信じないクチだけど、今回ばっかりは少し信じそうになっちゃったわ。
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12 件のコメント

  • この世には科学では証明できないことも存在し得るでしょう。
    それは現時点で科学の未発達により証明できないだけなのかもしれません。
    願わくば霊的な現象であらんことを。

    • ブルーバスターさん、コメントありがとうございます。
      今回の現象がかりに霊的な現象と仮定するのであれば、やっぱりロザリアちゃんに何かが入り込んでるんでしょうか。
      よくホラー映画の設定などで「幽霊は肉体を求めている」なんて話もありますが、もしかしたらそういう設定はこういう所から生まれているのかもしれませんね。

  • 久々にこのミイラについて調べていて、ここに辿り着きました。

    あまりこういうのは好きじゃないですけど、オカルトとか霊的なものは信じるタチです。
    霊感もかなりある方なので…

    それはさておき、この世の中科学では証明できないことも多いわけで霊が居たって不思議じゃないですもんね。
    ロザリアちゃんを依代としてるのか、はたまたは自身が死んでしまった事を認識しないまま、魂が残ったままなのか…

    いずれにしても、不思議で神秘的ですよね。

    • ぴえろさん、コメントありがとうございます。
      目が開いた入り閉じたりするのはかなり不思議ですよね。
      ちなみに個人的にはロザリアちゃんは成仏していてほしいので依り代説のほうが個人的にはしっくりきたりしています。

    • うーん、仮に霊というものが実在しているとしても、自分の死体、ミイラにずっと居たいとは思わないと思いますが、
      仮に私が死んで霊になったのなら、いろんなとこへ行って楽しんでみたいと思います。
      テレビとか映画も見たいし、できればネットやゲームもしたい。
      ネットやゲームは肉体が無いから無理かもしれませんが・・・

  • 私も、安らかに、成仏している、と思いたいです。
    そして願わくば、お父さん、お母さんの無念さも、安らかに、後世、生まれ変わって、幸せで、長生きしていると、信じたいです。
    南無阿弥陀仏。アーメン。

  • 私も、安らかに、成仏している、と思いたいです。
    そして願わくば、生まれ変わって、幸せになって欲しいです。
    南無阿弥陀仏。アーメン。

  • ロザリアちゃんには、きょうだいは、いたのでしょうか?ロザリアちゃんは、もっと、お父さん、お母さんに、甘えたかったでしょうね。当時の、流行り病か、病気の治療方法が、無かった時代なのか分かりませんが、本人は、もちろんのこと、お父さんや、お母さんも、辛かった事でしょう。
    きっと、生まれ変わって、今度こそ、家族が、楽しく生きていっていると、信じています。

  • 不老不死は、永遠のテーマですよね。
    人の死に直面する度に、思うことは、
    魂が、入っている、体を、綺麗なまま、
    残せない、ということです。
    せめて、そばに居てくれたら。
    このまま、この姿で、居てくれたら、
    どんなにいいだろう、と思うことがあります。
    死んだ、亡くなった、とは、信じたくない、と言うか。現代では、実際には、無理な、話ですが。
    命、とは、切なく、尊いものですね。

  • 私、都市伝説大百科っていう本持ってるんですけど、画像は見たことがなかったのですごいなと思いました。ロザリアちゃんはとても小さいのに、死んでしまった。私が読んだ本によると、その目を開いたとき地元の人達は、「ロザリアの魂が体に戻ってきてくれた」と信じているそうです。

  • TVでミステリー番組を視てお邪魔しました。左右の写真は撮影時のカメラの縦方向の角度が違いますね。それにしても美しいままに保存した、ご両親の喪失感が伝わります。

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