700人が失踪した「アシュリー町、集団失踪事件」!巨大な地割れと共に死者が現れた……?

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ぐっさん
今回の都市伝説のテーマは「失踪事件」!
それも読者のSHAZAMさんのリクエストにお応えして「アシュリー町の集団失踪事件」について紹介したいと思います!
マキエ
集団失踪事件かー。そういう話って割とあるわよね。
ちなみに今回の話だと何人ぐらい失踪してるの?
ぐっさん
正確な人数までは分からないけど、一応発表されているデータだと679人だね。
マキエ
え、多くない……?
ぐっさん
実は今回の話は普通の失踪事件じゃなくて、小さな町の住人全員がいなくなるという大規模な失踪事件なんだ。
さらに住民が失踪する時には大規模な地震がおきたり、さらに地割れが起こるなど奇妙な事も起こっていたりする。
ぐっさん
さらに一部では
「地獄の蓋が開いて住人全員が飲まれた」
なんて言われてたりもするしね。
マキエ
なかなか面白そうな話じゃないの……。
ぐっさん
でしょ。
それじゃ早速紹介していきまっす!

カンザス州のアシュリーで発生した大規模な集団失踪事件


ぐっさん
それじゃ改めて、今回紹介する都市伝説は「アシュリー町の集団失踪事件」。
アメリカのカンザス州に“アシュリー”っという小さな町があったんだけど、そこで発生した大規模失踪事件でっす。
ぐっさん
今回の事件が起こったのは1952年の8月16日。
この時、マグニチュード7.5の巨大な地震がアシュリーを襲ったんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
この地震が起こった時、アシュリーの住民からは特に救援要請がなかったけれど、カンザス州は大規模な被害が発生していると考えてアシュリーに救援隊を派遣したんだ。
ぐっさん
そしてアシュリーに向かった救援隊が見たものは町の中心に発生していた大きな地割れ
そこには全長約1㎞、幅も約50mほどもある地割れがあって、さらに地割れの断面は赤く焼けていたんだって。
マキエ
え、なにそれ……。
ぐっさん
さらに奇妙な事に救援隊はアシュリーの住民を一人たりとも見つける事ができなかったんだってさ。
マキエ
え、住民というか町全体がその地割れに飲み込まれちゃったって事?
ぐっさん
いや、たしかに巨大な地割れではあったみたいだけど建物とかは普通に残ってたみたいだよ。
マキエ
じゃぁ住民はどこに行ったの?
ぐっさん
いや、それが分からないから集団失踪事件なんじゃないか……。
マキエ
ああ、そっか……。
ぐっさん
で、到着した救援隊は救援する相手がいないって事で撤収して、後日から警察による住民の捜索が始まったんだ。
ぐっさん
ただ、地震があった14日後の8月30日に再びアシュリーを中心とした大規模な地震が発生。
今回も前回のように救援隊がアシュリーに向かったんだけど、今回は前回に来た時に発生していた地割れが無くなっていたんだ……。
マキエ
つまり地震が起きて地割れができたんじゃなくて、地割れが現れたり閉じたりする副作用で地震が起こってたって事?
ぐっさん
そう考えるのが自然だよね。
ただ、それ以降はいくら調査しても事件は解決どろころか進展もしなかったんだ。
そこで最終的にはアシュリーの住民は「自然災害による事故」という名目で全員が死亡したと結論づけられて、事件は無理やり完結とされたんだ。
マキエ
なんか強引なやりかたね……。

数日前からアシュリーでは怪奇現象が発生していた……?

ぐっさん
アシュリーの所轄は「ヘイズ警察署」という警察署だったんだけど、実はアシュリーが地震による被害が起こる数日前からアシュリーの住民から奇妙な相談を受けていたんだ。
マキエ
奇妙な相談?
ぐっさん
その相談というのが
「空に黒い亀裂が現れた」
「朝になっても霧が晴れず、太陽が昇らない」
「数年前に亡くなったはずの人物が外を歩いている」
という怪奇現象な内容ばかりだったんだ。
マキエ
え……。なにそれ……。
ぐっさん
まぁ当然、警察は本気にはしていなかったみたいだけどね。
ぐっさん
ただ、地震が起こる直前にアシュリーに住んでいたエイプリル・フォスターという女性がヘイズ警察署に電話をしていて、その通話記録が残っているんだけど、その内容というのがかなり興味深い内容だったりするんだ。

ヘイズ警察署にかけられた一本の電話


ぐっさん
今から紹介する通話記録はアシュリーに住んでいた「エイプリル・フォスター」という女性とヘイズ警察署に勤めていた「ピーター・ウォルシュ巡査」との間で交わされたやり取り。
原文と一緒に紹介していくけど、読みやすいようにボクがウォルシュ巡査の役をやるから、マキエはフォスターという女性役ね?
マキエ
え……?
ぐっさん
ちなみに通話記録はこんな感じ。
ぐっさん
ヘイズ警察署です。
(Hays Police Department.)
マキエ
……。
(muffled static)
ぐっさん
もしもし?
(Hello?)
マキエ
あ……、あ、もしもし?
(YES… yes, hello?)
ぐっさん
マダム、お名前を伺ってもいいでしょうか?
(Ma’am, who am I speaking with?)
マキエ
私はエイプリル、エイプリル・フォースター。ゴホッ……ゴホッ……。
お願い、お願い助けて。
(My name is April, April Foster. (coughs) Please, sir. Please help me.)
ぐっさん
何が起こっているんですか?マダム。
(What is happening, ma’am?)
マキエ
昨日の夜……。昨日の夜に彼らが戻ってきたの
(Last night… last night they came back.)
ぐっさん
マダム、まずは教えて欲しいのですが……
(Ma’am, I’m going to need you to –)
マキエ
昨日の夜に彼らが戻ってきたの!(叫び)
(LAST NIGHT THEY CAME BACK! (cries))
ぐっさん
マダム、まずは落ち着いて話をして下さい。何が起こって、誰が戻ってきたんです?
(Ma’am, I’m going to need you to calm down, and speak clearly. What happened? Who came back?)
マキエ
みんなよ……。
(Everyone…)
ぐっさん
みんな?
(Everyone?)
マキエ
みんな炎の中にはいっちゃったの……。
(They all came in the fire.)
ぐっさん
みんながとはどういう意味ですか?
(What do you mean everyone?)
マキエ
私の息子が……。私は昨日の夜に息子を見たの。彼は歩いていたわ……。彼は通りを歩いていた。
彼は焼かれたの!ああ!神様!彼は焼かれたのよ!
(My son… I saw my son last night. He was walking… he was walking down the street. He was burned. Jesus Christ HE WAS BURNED.)
ぐっさん
マダム、ええっと……。
(Ma’am I –)
マキエ
彼は去年死んだの……。赤ちゃんの頃から一緒だったわ。二人きりで。
私はね、自転車に乗る時は車に注意しなさいって言った。でも彼は聞こうともしなかった。
(He died last year. I raised him since he was a baby… it was just me and him. I told him to watch for cars when he rode his bike. But he never wanted to listen.)
ぐっさん
マダム、あなたのおっしゃってる事の意味がわかりません。みんなが帰ってきたとはどういう事なんですか?
(Ma’am, what you’re saying isn’t making any sense. You said everyone came back?)
マキエ
あなた、ちゃんと私の話を聞いてるの!?みんなよ!みんながかえってきたの!
死んだ人も、行方不明になった人だって帰ってきてるわ!そして彼らは私たちを探してるの!
彼は……彼は「ママ!もう大丈夫になったよ!また歩けるようになったんだ!どこにいるのママ?ママに会いたいよ!」って言ってるの……(鳴き声)
(ARE YOU FUCKING LISTENING TO ME? EVERYONE. Everyone came back. Everyone who died, or went missing, they’re back. And they’re looking for US! (cries)
He…he said: “Mommy, I’m okay now! See, I can walk again! Where are you, Mommy? I want to see you!” (sobs))
ぐっさん
……マダム、あなたは今どこにいますか?そこは安全なんです?
(… Ma’am, where are you now? Are you safe?)
マキエ
隠れてるの。他の人みたいにね。私たちは畑を通ってくるのを見たのよ。
そして数人の住民はドアを開けて迎え入れてしまったわ……。オーマイガー!また悲鳴が!
……。
私は何が起こったかなんてわからない。でも彼らの家は火事になって全焼してしまった……。私はいまカーテンを閉めてクローゼットの中に……。
(I’m hiding. Just like everyone else. We saw them coming through the fields… and… some people opened their doors for them. God, the SCREAMING. (pause) I don’t know what happened to them. But their houses caught fire and they… caved in. I have my curtains drawn. I’m hiding in the closet right now and- (silence))
ぐっさん
マダム、わかりました。大丈夫ですか?
(Ma’am, is everything alright, are you okay?)
マキエ
……。
(silence)
ぐっさん
マダム?
(Ma’am?)
マキエ
”ガラスの割れる音”
オーマイガー……。
(glass breaking)
(Oh… Oh my God. )
ぐっさん
マダム?
(Ma’am?)
マキエ
何かが入ってきたわ!
(Something just came in. )
ぐっさん
マダム、静かにして。できるだけ音を立てないでください。
(Ma’am, stay as quiet as you can. Don’t make a sound.)
マキエ
(別人の声)ママ?ママー?
(Muffled: “Mommy… mommy?”)
ぐっさん
じっとして!その場を動かないで!
(Stay absolutely still. Don’t leave.)
マキエ
(足音)
(Sound of muffled footsteps)
マキエ
(別人の声)ママ?ママ、どこに隠れてるの?
(Muffled: “Mommy? Mommy, where are you hiding?”)
ぐっさん
静かに。
(Stay quiet.)
マキエ
(別人の声)見つけた。ママ!
(悲鳴と雑音)
(“I found you, MOMMY!”)
(Indiscernible screaming and noise)
ぐっさん
マダム?マダム!?
Ma’am? MA’AM?
ぐっさん
ってな感じです。
マキエ
なにこれ……。
ホラー映画並みに怖いんだけど……。

アシュリーの集団失踪事件の真相とは……。

マキエ
今回の失踪事件は中々怖いわね……。
最初はただの失踪事件かと思ってたけど、なんかどっちかっていうとホラー寄りだし……。
ぐっさん
……。
マキエ
何よ?
ぐっさん
いや、ここで終わったら
「世の中には科学で証明できない不思議な事件もあるんだなぁ」
って事で終れるんだろうなぁって。
マキエ
え……。なにそれ……。
なんか続きがあんの……?
ぐっさん
んー。続きというよりもう少し補足情報があるって感じかな?
マキエ
どういう事?
ぐっさん
実はボク自身もこの事件について色々調べてみたんだけど、700人近くの人がいなくなっているのに当時のニュースや新聞の記事が一切見当たらなかったんだ。
マキエ
え……。
ぐっさん
さらにマグニチュード7以上の地震が起きたという記録も無いし、地震の性質上、同じ場所で短期間に大規模な地震が起こるはずがないんだ。
マキエ
えー……。
ってことはこの話はデマって事……?
ぐっさん
どうやら作り話の可能性のほうが高そうだね。
ちなみにこの話は海外でも有名な話なんだけど、事件自体の話より「アシュリー町の失踪事件って真実なの?」っていう話題の方が多いしね。
マキエ
ええ……、信じかけてたのに……。

まとめ

ぐっさん
以上がカンザス州のアシュリーで起きた集団失踪事件でした。
どうだった?
マキエ
んー……。最後の話を聞かなかったら本当にあったと信じちゃってたわね……。
かなりリアリティのある都市伝説だったし。
ぐっさん
作り話の可能性が高いってだけで実話の可能性だって捨てきれないけどね。
ボクが調べきれてないだけかもしれないし。
ぐっさん
でも、もし本当に地獄の蓋が開いたのなら、ちょっとどんなのか見てみたいよね。
マキエ
え、でも地獄って悪い人が行く所でしょ?
私には無縁の場所だからあんまり興味ないかな?
ぐっさん
毎回思うけど、マキエの自信とメンタルの強さはどこから生まれてきてんの?
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13 件のコメント

  • 記事にしていただき、ありがとうございます!
    地割れと共に地獄の蓋が開いたと考えた時に、以前このサイトでも取り上げられたヘルサウンドのことを思い出してしまいました。

    • SHAZAMさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      こちらこそネタを提供していただいてありがとうございました。
      私自身、知らなかった話なのでいろいろ調べて勉強になりました!
      少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。また他のリクエストは随時投稿させていただきますね!

  • 電話記録の再現の掛け合い、ゾクッとしましたわ。
    しかし記事タイトルが~巨大な地割れと共に「現れた」死者が「現れた」……?って「現れた」二回になってますよ~。

    • 七紙さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      少しでも不気味さが伝わってなによりです。
      >>「現れた」二回になってますよ~。
      うっかりしておりました!ご指摘ありがとうございます!さっそく修正させていただきました。

  • 初めまして!
    ………こ、怖い話ですねΣ(・□・;)
    初めて聞いた話だけど、これが真実じゃなければ良いなぁ……
    あ、もし良ければ今度の投稿、『小学校の幽霊』とかにして下さい!
    ………自分、視たんですよ……
    小学校で……

    • 深紅ノ曼珠沙華さん、コメントありがとうございます。
      >>もし良ければ今度の投稿、『小学校の幽霊』とかにして下さい!
      深紅ノ曼珠沙華さんがおっしゃってる小学校の幽霊とはトイレの花子さんとか、小学校に出没する系の幽霊ということでしょうか?
      それともまた何か別の都市伝説があるのでしょうか?

      • 『あやこさんの木』という話をお願いします(>_<)
        『あやこさんの木』と調べれば出てきます。
        宜しくお願い致します

        • 深紅ノ曼珠沙華さん、いつもコメントありがとうございます。
          >>『あやこさんの木』
          リクエストありがとうございます。初めて聞くタイトル(?)ですね。
          早速ちょっと調べさせていただきますね!

  • 北海道の先の震災では同じ震源で規模の大きい地震が頻発しましたけどね、、、ちなみに僕北海道在住なんですけど1週間前くらいまで同じ場所で震度2~4くらいの地震がおきてました、、、

    • コーギーさん、こんばんわ。いつもコメントありがとうございます。
      北海道の地震は凄かったですね。お怪我などはされていませんか?
      これだけ地震や自然災害がが乱発するのも何かの予兆かもしれませんね。

  • 地割れで断絶した無人の街と聞くと、ゲームの「サイレントヒル」を思い出します。
    緊迫感溢れる交信記録でしたが、実際にはなさそうというのは、安心すべきなのか残念というべきなのか。
    「サイレントヒル」の映画版は「セントラリアの炭鉱火災」をモデルにしているそうですが、今でも消火できずに燃え続けて、街は誰も住めなくなったそうで。

    ぐっさんのネタバラシ(?)で、「実はボク自身もこの事件について色々調べて~」が「実はボク地震も~」になってます。
    実はぐっさんは地震だった!?

    • 伊吹さん、いつもコメントありがとうございます。
      そして誤字のご指摘ありがとうございます。早速修正させていただきました!
      まぁ生き方がブレブレで常に震えているような私なので、私が地震といっても過言では無いような気がします(笑)
      >>「サイレントヒル」の映画版は「セントラリアの炭鉱火災」をモデルにしているそうですが、今でも消火できずに燃え続けて、街は誰も住めなくなったそうで。
      セントラリアの炭鉱火災意外にも石油事故とか山火事とかで何年も燃え続けるという事故を耳にしますが、スケールが大きすぎてあまり想像できませんよね。
      しかも現在の科学を持ってすれば消火できそうな気もするんですが。まぁ消火するためのコストが割に合わないって事なんでしょうか。

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