なんか如何にも
「みんなの知ってる童話を怖くしてみました!」
って感じの都市伝説ね。
「みんなの知ってる童話を怖くしてみました!」
って感じの都市伝説ね。
まぁ都市伝説ってのはたいていそういうのだら……。
で?
ピーターパンのどこが殺人鬼なの?
ピーターパンのどこが殺人鬼なの?
ほら、ピーターパンが住んでるネバーランドには大人が居ないでしょ?
その理由は大人になった子供をピーターパンが殺してるからっていう説があるんだよ。
その理由は大人になった子供をピーターパンが殺してるからっていう説があるんだよ。
またまた……。
あんな子供向けの童話にそんな設定があるわけないじゃん。
あんな子供向けの童話にそんな設定があるわけないじゃん。
と、思うでしょ?
実はピーターパンの原作にはちゃんとその一文が記載されてるんだよ……。
実はピーターパンの原作にはちゃんとその一文が記載されてるんだよ……。
……え?
ピーターパンの生い立ち
マキエはピーターパンの生い立ちをしってる?
そういえば知らないわね。
ピーターパンって何?
年を取らないから妖精か何か?
ピーターパンって何?
年を取らないから妖精か何か?
いや、ピーターパンは普通の人間だよ。
じゃぁなんで年を取らないの?
実は子供のころに両親に捨てられたショックで成長が止まってしまった子供なんだ。
え……。
そんな過去が……。
そんな過去が……。
ただ、迷子になっちゃっただけっていう説もあるけど、それ以来ピーターパンは大人を信用できなくなって、子供達だけの国を作り上げようとしたんだ。
それがネバーランドって訳ね。
そういう事。
ただ、ピーターパン自身は成長しなかったとしても、ネバーランドに連れてきた子供たちはやがて大人に成長していく。
そうなっては自分の理想郷を維持できなくなってしまうので大人になった人間を殺しては新しい子供たちを連れてきていたって訳さ。
ただ、ピーターパン自身は成長しなかったとしても、ネバーランドに連れてきた子供たちはやがて大人に成長していく。
そうなっては自分の理想郷を維持できなくなってしまうので大人になった人間を殺しては新しい子供たちを連れてきていたって訳さ。
穏やかじゃないわね……。
でも、そんな話が出てきた根拠でもあるの?
でも、そんな話が出てきた根拠でもあるの?
実は殺人をに匂わす一文がピーターパンの原作小説にでてきます……。
え、原作にのってんの……?
ピーターパンの原作「ピーターとウェンディ」
ピーターパンはもともと演劇用のストーリーなんだけど、実は原作は300ページにも及ぶ長編小説なんだよ。
そして、その小説を描いたのは「ジェームズ・M・バリー」という人物。
そして、その小説を描いたのは「ジェームズ・M・バリー」という人物。
この時、ジェームスが作った小説というのが「ピーターとウェンディ」というタイトルの小説で、この話こそが本当のピーターパンのストーリーなんだ。
ふーん。
300ページはさすがにちょっと読む気はしないわね。
300ページはさすがにちょっと読む気はしないわね。
そしてこの原作の中には気になる一節が登場します。
其の一節というのが
「when they seem to be growing up which is against the rules」
「peter was killing off vindictively as fast as possible.」
という部分。
其の一節というのが
「when they seem to be growing up which is against the rules」
「peter was killing off vindictively as fast as possible.」
という部分。
何言ってるかいまいちわからないけど「ピーター」と「キリング」って所が穏やかじゃないわね。
ちなみに簡単に翻訳すると
「成長することはルール違反」
「ピーターは可能な限りすみやかに殺した」
って感じ……。
「成長することはルール違反」
「ピーターは可能な限りすみやかに殺した」
って感じ……。
え、成長したら殺されるって事……?
そういうこと。
そして忘れてはいけないのがフック船長たち。
マキエはピーターパンとフック船長がなんで敵対関係にあるか知ってる?
そして忘れてはいけないのがフック船長たち。
マキエはピーターパンとフック船長がなんで敵対関係にあるか知ってる?
そりゃぁ……。
あれ、なんでだったっけ。
実はこの都市伝説ではフック船長やその仲間たちは大人になった時にピーターパンに殺されそうになったけど、なんとか生き延びた子供達でピーターパンに復讐を果たそうとしていると言われているんだ。
マジで……。
エンディングは終わらない無限の地獄……
そして最後にこの「ピーターとウェンディ」のエンディングについてなんだけど、これまたかなりバッドエンディングに仕上がっています。
えー……。
もうあんまり聞きたくないかも……。
もうあんまり聞きたくないかも……。
まぁそういうなよ。
大まかに説明するとネバーランドにいったウェンディが大冒険をして元の世界に戻ってくるんだけど、その後はウエンディは大人になっていくんだ。
大まかに説明するとネバーランドにいったウェンディが大冒険をして元の世界に戻ってくるんだけど、その後はウエンディは大人になっていくんだ。
まぁそりゃそうよね。
ただ、ウエンディの事が気になったピーターパンが再びウエンディの元を訪ねてくるんだけど、そこにはピーターパンの嫌いな大人になったウエンディの姿が……。
おーぅ……。
その姿をみてショックを受けたピーターパンはなんと、ウエンディの娘であるジェーンをネバーランドに連れて行ってしまうんだ。
ひ……人さらいになってるぅ……。
ただ、このジェーンもウエンディとまったく同じ道を歩むので、こんどはジェーンの子供をさらう羽目になってしまう。
そして大人になれないピーターパンは永遠にこの負のスパイラスから抜け出すことができないという終わり方。
そして大人になれないピーターパンは永遠にこの負のスパイラスから抜け出すことができないという終わり方。
お……重い……。
これがピーターパンに関する都市伝説。
どう?
意外と面白かったでしょ?
どう?
意外と面白かったでしょ?
ただの出まかせで作った話かと思いきや、ちゃんと原作にもそんな描写があったのね……。
でもなんでピーターパンは大人になった子供を殺してたのかしら。
その理由はピーターパンが純粋な子供だからさ。
ん?
ピーターパンは悪意を持って大人になった子供を殺したわけじゃない。
ピーターパンはただ、純粋にルールに従ってネバーランドを守ってるだけさ。
ピーターパンはただ、純粋にルールに従ってネバーランドを守ってるだけさ。
あー。なるほど。
子供ほど純粋で残酷な生き物はいないっていうもんね……。
子供ほど純粋で残酷な生き物はいないっていうもんね……。
まぁもしくは作者が人間不信に陥ってたかのどっちかだね。
どっともどっちだなぁ……。
そのピーターパンが実は殺人鬼だったというお話でっす!