ああ、ブラックサンタか。
ブラックサンダーの何の話を聞かされるのかと思ったわ……。
ブラックサンダーの何の話を聞かされるのかと思ったわ……。
ブラックサンダーって、あのお菓子の……?
名前は似てるけどブラックサンダーに都市伝説がらみの話はないんじゃないかな……。
名前は似てるけどブラックサンダーに都市伝説がらみの話はないんじゃないかな……。
……。
え、何。どうしたの……。
そういえば最近、サンタ来ないなーって……。
クリスマスが楽しみじゃなくなったのっていつからだったかしら……。
クリスマスが楽しみじゃなくなったのっていつからだったかしら……。
うん……。
その辺は面倒な話になりそうだから触れないからね……?
その辺は面倒な話になりそうだから触れないからね……?
それじゃ早速紹介していきまっす!
「黒いサンタクロース」と「ブラックサンタ」
まず初めに確認しておきたいんだけど、マキエは「黒いサンタクロース」とか「ブラックサンタ」って聞くとどんなイメージ?
ん-。名前を聞いたことがある程度だけど、あまりこれといってイメージが湧かないわね。
あえて言うならクリスマスに現れる怪物って感じかしら。
あえて言うならクリスマスに現れる怪物って感じかしら。
あ、なまはげとかのイメージに近いかも?
なまはげの事は置いといて、ある意味そのイメージであってるかも。
実はブラックサンタは国によって姿形はまちまちでクリスマスに現れる怪物の総称って感じみたいだね。
実はブラックサンタは国によって姿形はまちまちでクリスマスに現れる怪物の総称って感じみたいだね。
あ、そうなのね。
そこで今回はブラックサンタとして有名な3人の怪物について紹介していこうと思いまっす。
怪物の数え方って”人”なの?
そういう細かいところはスルーしてよ……。
サンタと共に現れるブラックサンタ「クネヒト・ループレヒト」
まず一番有名なのは「クネヒト・ループレヒト」。
このループレヒトはドイツで有名な怪物なんだけど、ドイツではブラックサンタといえば、このループレヒトの事を指してるみたい。
このループレヒトはドイツで有名な怪物なんだけど、ドイツではブラックサンタといえば、このループレヒトの事を指してるみたい。
へー。初めて聞いたわね。
この舌を噛みそうな名前の怪物はどんな怪物なの?
この舌を噛みそうな名前の怪物はどんな怪物なの?
まず姿形だけど、このループレヒトはブラックサンタって名前の通り全身黒ずくめ。
黒い毛皮に身を包んだ悪魔で、長いひげと灰の入った袋を持った悪魔なんだって。
黒い毛皮に身を包んだ悪魔で、長いひげと灰の入った袋を持った悪魔なんだって。
ふんふん。
で、サンタクロースと一緒にやってきて、良い子はサンタクロースからプレゼントがもらえるけど、悪い子はループレヒトにお仕置きされてしまうんだ。
え、サンタと一緒にくるの……?
なんで……?
なんで……?
ボクも知らなかったんだけど、サンタクロースが一人で家を回るのってアメリカとか日本ぐらいみたいだよ。
え!?そうなの!?
そもそもクネヒト・ループレヒトのクネヒトは”付き人”とか”しもべ”って意味で、元からサンタクロースの付き人的存在みたいだね。
へー。
で、さっきも言った通りいい子にはサンタクロースからプレゼントがもらえるけど、悪い子はループレヒトが罰を与える。
ちなみに、その罰にもランクがあって、ちょっと悪い子はプレゼントの代わりに石炭や棒や石、あとジャガイモが渡されるんだってさ。
ジャガイモがハズレ枠に入れられているのは気に入らないわね……。
私、好きよ。ジャガイモ。特にじゃがバター。
私、好きよ。ジャガイモ。特にじゃがバター。
まぁ子供からしたらハズレ枠でしょ……。
で、さらに悪い子は灰の入った袋で殴られたり、豚の首や内蔵を渡されたり、さらにもっと悪い子は袋に詰めて連れ去られてしまうんだってさ。
ジャガイモから豚の首って……。
いきなりハードルが上がったわね……。
いきなりハードルが上がったわね……。
で、罰を与えた後は「来年はいい子になるんだぞ」って帰っていくらしい。
実害があるなまはげって感じ……?
ヤギの悪魔「クランプス」
そして次は「クランプス」
これもヨーロッパでは有名なクリスマスに表れる悪魔でっす。
これもヨーロッパでは有名なクリスマスに表れる悪魔でっす。
あ、なんかゲームか何かで聞いたことがある。
ヤギっぽいやつじゃなかったっけ。
ヤギっぽいやつじゃなかったっけ。
あ、そうそう。
このクランプスは半分がヤギ、半分が悪魔の怪物だね。
このクランプスは半分がヤギ、半分が悪魔の怪物だね。
このクランプスもまたサンタクロースの付き人てきなポジションで、さっき紹介したクネヒトの悪魔版って感じかな。
へー。
ただクネヒトと比べると見た目や持ち物が違って、クランプスは子供を誘拐するために大きな籠を背負っているんだって。
誘拐されたらどうなるの?
地獄の穴に捨てられちゃうんだってさ。
ただ、地獄の穴に捨てる程でもない子供には「ちゃんといい子にしろよ。じゃないと来年は地獄につれていくからな」って諭して帰っていくらしい。
ただ、地獄の穴に捨てる程でもない子供には「ちゃんといい子にしろよ。じゃないと来年は地獄につれていくからな」って諭して帰っていくらしい。
悪魔の割には割と話が通じそうね……。
クリスマスの魔女「ペルヒタ」
そして最後のブラックサンタは「フラウ・ペルヒタ」。
このペルヒタは別名「クリスマスの魔女」とも呼ばれてたりします。
このペルヒタは別名「クリスマスの魔女」とも呼ばれてたりします。
怪物じゃなくて魔女なの?
まぁ……魔女……だと思うよ……うん……。
アンタが紹介してるのに何で疑問形なのよ……。
ペルヒタはドイツで有名な魔女なんだけど半分女性で半分悪魔なんだ。だから一応魔女だと思う……。
半分女性で半分悪魔ってどういうこと……?
あ、”あしゅら男爵”みたいな?
……。(また年齢がバレそうな発言を)
どういう風に半分かは書物によって書かれ方が違うみたいだけどね。
ちなみにボクが個人的に気に入ったのは前が女性、後ろが悪魔ってやつかな。
これ、どっちが前なんだろ……。
で、クリスマスにやることは基本的に今まで紹介してきた怪物たちと一緒。
夜中に子供たちがいる家に訪れて子供たちがいい子かどうかをチェックするんだ。
夜中に子供たちがいる家に訪れて子供たちがいい子かどうかをチェックするんだ。
ふんふん。
で、いい子だったら銀貨を置いていってくれるけど、悪い子だった場合はスカートの中にぶら下げて連れ去られちゃうんだって。
子供をスカートの中に入れるって、なんか変態っぽいわね。
え、そうかな……?
あ、ちなみにペルヒタは子供だけじゃなくて大人も調査の対象だったりします。
え、大人も……?
大人もスカートの中に入れんの……?
大人もスカートの中に入れんの……?
いや、大人の罰はナイフでお腹を切り裂かれて内蔵を引っ張り出された挙句、ごみや藁を詰め込まれるんだって。
大人には容赦ないわね……。
しかもなんか童話であったわよね、そんな話……。
しかもなんか童話であったわよね、そんな話……。
ボク的にはごみを詰められるってあたりが何か嫌悪感があるかな……。
実は鬼じゃなく神様だった「なまはげ」
それじゃ最後はマキエがちょくちょく例えに出してたなまはげについてもせっかくだから紹介しようかなとおもいまっす。
え~。さすがになまはげぐらい知ってるわよ。「悪い子はいねーがー」ってやってくる訛りの強い鬼でしょ?
その認識はちょっと違う。
マキエは鬼って思っているみたいだけど、なまはげは鬼じゃないよ。
マキエは鬼って思っているみたいだけど、なまはげは鬼じゃないよ。
え、なまはげって青鬼と赤鬼じゃないの?
なまはげは厄払いをしてくれる来訪神。
つまり本当は神様の一種なんだ。
つまり本当は神様の一種なんだ。
え、そうなの!?
あれで!?
あれで!?
“あれで”って随分な言い方だね……。
本当はありがたい存在なのに……。
本当はありがたい存在なのに……。
でもマキエの言う通り見た目が鬼に似てるから、なまはげと鬼を同一視するような人も増えてるみたいだけどね。
うーん……。
でも、あれを神様だって言われても無理があるわよ……。
でも、あれを神様だって言われても無理があるわよ……。
まぁ気持ちはわからなくはないかな……。
まとめ
以上が有名なブラックサンタについてでした。
どうだった?
どうだった?
ブラックサンタよりなまはげが神様だって事が一番びっくりしたかも……。
そう?
でも東北の地域では一般常識なんじゃないかな。
でも東北の地域では一般常識なんじゃないかな。
あとは、そうね……。
今回の話は怖い話っていうより民族伝承の勉強っぽくてつまらなかったわね。
今回の話は怖い話っていうより民族伝承の勉強っぽくてつまらなかったわね。
えっ!?
話のところどころは割と喰いついてなかった!?
話のところどころは割と喰いついてなかった!?
別名「黒いサンタクロース」と呼ばれるクリスマスに現れる恐ろしい怪物について紹介していきまっす!