呪われた棺「ティムールの棺桶」!呪いが原因で2000万人が命を落とす大戦争に!?

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ぐっさん
今回の都市伝説のテーマはずばり「呪い」!
それも呪いの棺桶とも呼ばれる「ティムールの棺桶」について紹介したいと思いまっす!
マキエ
呪いの棺桶かー。
なんかB級ホラー映画っぽい響きね。
ぐっさん
いやいや、名前だけで判断しちゃだめだよ。
この棺桶の呪いはかなり恐ろしいもので
棺桶の呪いが原因で戦争が勃発して最終的には2000万人以上が死んだ
なんて話もあるぐらいだからね。
マキエ
2,000万人って……。
それはさすがに話を盛りすぎでしょ……。
ぐっさん
と、思うでしょ?
それじゃ早速紹介していきまっす!

呪いの棺「ティムールの棺桶」


ぐっさん
それじゃまずは問題の棺桶について紹介していくね。
ぐっさん
冒頭でも紹介したけど、今回紹介する呪いの棺桶の名前は「ティムールの棺桶」。
その棺桶の中には名前の通り「ティムール」という人物が納められています。
マキエ
ティムール?
聞いたことないわね。
ぐっさん
歴史に詳しい人ならすぐにピンとくるかもしれないけど、ティムールは14世紀に中央アジアから西アジアに「ティムール朝」と呼ばれる国を作り上げた天才軍師だよ。
ぐっさん
一時期は世界最大の帝国だったモンゴル帝国の半分程度の国土を所有していたんだってさ。
マキエ
あー。モンゴル帝国は聞いたことあるわ。
あれ、すごかったらしいわね。
なんか中国全土がモンゴル帝国になってたんだっけ。
ぐっさん
正確にはこの青い部分がモンゴル帝国だね。
マキエ
え……、なにこれ。
思ってたよりかなり広いわね……。
ぐっさん
ちなみにモンゴル帝国の半分だと計算上では地球上に存在する陸地の10%を所有していたことになるらしいよ。
マキエ
はー……。
なんかスケールが大きすぎてあんまりピンとこないわね。
ぐっさん
まぁそれぐらい大きな国を建国したすごい人物ってわけ。
マキエ
ふーん。
ぐっさん
ただ、一方ではかなり非道な侵略者としても有名だったりする。
マキエ
まぁコレだけ国土を持つ国を作るには戦争して土地を奪うしかないもんねぇ。
ぐっさん
征服地での残虐行為や虐殺、拉致、略奪は当たり前……。
その上、征服した国の市民に恐怖を植え付けるために頻繁に大量虐殺を行ったらしい……。
マキエ
あー……。
ぐっさん
しかも女子供にも容赦なく、時には10,000人の幼児を捕虜にした上、最終的には全員を軍馬で轢き殺したという記録も残ってたりする……。
マキエ
あ。だめだめ!
子供が不幸になる話とかはだめ!
ぐっさん
まぁそれぐらい恐ろしい人物でもあるって事さ。

ティムールの棺桶にかけられた呪いと恐怖の侵略者

ぐっさん
そして、次は今回の本題であるティムールの棺桶の呪いについて。
実は1941年に当時のソビエト連邦がティムールの棺桶について調査を行ったんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
この調査の指揮者は「ミハイル・ゲラシモフ」。
ミハイルはウズベキスタンにある「グーリ・アミール廟」に安置されていたティムールの棺桶を開始。
そしてまず調査隊は棺桶に刻まれた言葉の解読に成功したんだ。
ぐっさん
そこには
私が死の眠りから起きた時、世界は恐怖に見舞われるだろう
という言葉が刻まれていたんだって。
マキエ
ふーん。
まぁ普通に考えると盗掘とか墓泥棒に対しての脅しなんでしょうけどね。
ぐっさん
だね。
当然、調査隊もそんな言葉を一切気にせず棺桶の蓋をあけて調査を開始。
その結果、ティムールは赤色の髭を生やしていたことや腕や膝など3か所に矢傷を負っていたことが判明したんだって。
マキエ
それだけ?
ぐっさん
あとは生前の顔つきはモンゴル人と白人の両方の特徴があるって事も分かったらしいよ。
マキエ
ふーん。
ぐっさん
ただ、その調査の途中に棺桶の内側にも言葉が刻まれているのを発見するんだ。
マキエ
ほう。
ぐっさん
そしてその言葉を解読した結果、書かれていたのは
墓を暴いた者には、私よりも恐ろしい侵略者を解き放つ
って刻まれていたんだ。
マキエ
おおう……。
ティムールより恐ろしい侵略者ってよっぽどよね……。
マキエ
え、何。
この呪いが実際に実現したって言いたいの?
ぐっさん
そう。実はこの調査の二日後に恐怖の侵略者がソビエト連邦に進軍を開始したんだ……。

ティムールの棺桶の呪い?急遽進軍を開始したナチス・ドイツ

ぐっさん
そしてティムールの呪いであり恐怖の侵略者と言われているのが、ナチスドイツの国家元首である「アドルフ・ヒトラー」
ぐっさん
このティムールの調査が行われたのは正確には1941年の6月20日なんだけど、2日後の1941年6月22日になんとナチスドイツが一方的に独ソ不可侵条約を破ってソビエト連邦に向けて奇襲作戦を行ったんだ。
マキエ
条約を破った上に奇襲作戦……?
ぐっさん
ちなみにこの作戦は歴史上では「バルバロッサ作戦」と呼ばれているんだけど、バルバロッサはもともとは神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ1世のあだ名で、あだ名の意味は何と「赤ひげ」。
マキエ
げっ……。
ティムールもたしか赤ひげなのよね……?
ぐっさん
そう。もともとドイツ軍は作戦名には「赤作戦」とか「白作戦」っていう色を使った作戦名を使用していたんだけど、なぜか今回だけは「バルバロッサ(赤ひげ)」という作戦名で奇襲を実施。
ぐっさん
あとは歴史通りなんだけど、このバルバロッサ作戦をきっかけに第二次世界大戦の中でも最も死者を多く出したといわれる「独ソ戦」に突入。
その結果、両国合わせて戦死者が2000万人を超すという超大規模な戦争に発展してしまうんだ。
マキエ
ソビエト連邦側からしたら、マジでティムールより恐ろしい征服者がやってきたって感じなんでしょうね……。
ぐっさん
そしてソビエト連邦は毎日のように負け戦が続き、どんどんと領土を奪われて行ってしまう。
そんな中、ソビエト連邦の幹部の間ではティムールの呪いの話が話題となり、1942年11月にティムールの遺体を丁重な方法で再埋葬を指示したんだ。
ぐっさん
すると、その直後にソビエト連邦が行った反撃作戦である「スターリングラード攻防戦」ではソビエト連邦が圧勝。
それ以降、攻守が逆転し1945年5月8日にはドイツを相手に無条件降伏文書を提出させるほど圧倒的勝利を収めることに成功したんだ。
マキエ
つまり、再埋葬したらいきなり戦況が回復したって事?
ぐっさん
そう。
だからなおさら今回の戦争はティムールの呪いなんじゃないかって言われているんだ……

まとめ

ぐっさん
以上が「ティムールの呪いの棺桶」についての話でした。
どうだった?
マキエ
まぁ、科学的に考えるならただの偶然なんでしょうけど、確かに棺桶の呪いといいたくもなるぐらい偶然が重なってるわね。
ぐっさん
でしょ?
マキエ
特に作戦名にわざわざ「バルバロッサ(赤ひげ)」っていう当たりに何らかの意図を感じるわね……。
ぐっさん
余談だけど、バルバロッサ作戦の後はまた「青作戦」とか色の作戦名に戻ったらしいよ。
マキエ
ますます気になるわね……。
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4 件のコメント

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      >>ティムールって1300年代生まれだから13世紀じゃなくて14世紀では?
      ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りですね。1300がそのまま13と脳内変換されていました。
      早速修正させていただきました。ありがとうございました。

  • ツッコミですけど、世界最大の帝国はロシア帝国では?
    「帝国」ではないですが「ソビエト連邦」とも言えますね。
    もしくは大英帝国かも。イギリス連邦ってのもありますね。

    • シルバさん、いつもコメントありがとうございます。
      そういえばそうですね。”当時では”と注釈を付け加えるべきだったかもしれません。
      しかし大英帝国って意外と大きかったんですね……。こんなにバラバラに領地があって管理できていたのかなぁ。

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