都市伝説と化したファンタ「ゴールデンアップル」味!真相は記憶の混同……?

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ぐっさん
今回紹介する都市伝説のテーマは「飲み物」!
それも読者のRED RUMさんのリクエストにお応えして「ファンタ・ゴールデンアップル」についてご紹介したいと思いまっす!
マキエ
ファンタ?
ファンタってあの炭酸飲料のファンタ?
ぐっさん
そそ。
ちなみにボクはグレープが好き。
マキエ
私はオレンジ派かな。
マキエ
いや、そうじゃなくてファンタが都市伝説ってどういう事?
ぐっさん
実はファンタにはフレーバーにまつわる都市伝説があってね。
販売していないにも関わらず、大勢の人が飲んだことがあるというフレーバーが存在するんだ。
マキエ
あー。そういえば私も何か聞いた事あるかも。
どっちでもいいじゃんと思ってスルーしてたけど。
ぐっさん
マキエは本当に一言多い……。
ぐっさん
まぁ詳しくは追々紹介していくよ。
それじゃさっそく紹介していきまっす!

戦争が生んだ名作「ファンタシリーズ」


ぐっさん
それじゃ改めて今回紹介するのは「ファンタ・ゴールデンアップル味」について
さっそく本題について紹介しようと言いたいところだけど、まずは簡単にファンタの歴史について紹介したいと思いまっす。
マキエ
本題からでいいじゃん……。
ぐっさん
まぁそう言わないでよ。
実はファンタにはちょっと面白い誕生秘話があったりするから。
マキエ
誕生秘話?
ぐっさん
実はファンタはコカ・コーラが飲めなくなった結果、誕生した炭酸飲料だってしってた?
マキエ
え、どういう事……。
ぐっさん
あまり知られてはいないけど、ファンタってコカ・コーラを入手できなくなったドイツ人がコカ・コーラと同じような炭酸飲料を作ろうとしたことで誕生した炭酸飲料なんだよ。
マキエ
へー。
ぐっさん
ちなみにファンタが誕生したのは1940年、第二次世界大戦中のドイツ。
この頃は既にコカ・コーラはドイツでも大人気商品だったんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
ところが戦争が起こりアメリカとドイツは敵国同士になってしまう。
その結果、ドイツはアメリカのコカ・コーラ社からコカ・コーラのシロップを入手できなくなってしまったんだ。
マキエ
ああ、本社が敵国にあるならそうなっちゃうのか……。
ぐっさん
しかしドイツ人達はコカ・コーラを飲みたがるし、ドイツのコカ・コーラ社も工場を停止させるわけにはいかない。
そこでドイツ国内で生産できるコカ・コーラ作りが始まったんだ。
マキエ
その結果、ファンタが生まれたと?
ぐっさん
そう。
しかも当時のファンタの材料はリンゴの搾りカスと乳清という今では考えられないような物だったりもする。
マキエ
リンゴのカスと乳清……?
というか乳清って何……。
ぐっさん
乳清は乳製品から分離した水溶液だね。
ヨーグルトとかの表面に出てきている水っぽい物だよ。
マキエ
ああ、ホエイの事か。
ぐっさん
その通りなんだけど、なんで乳清は通じなくてホエイは通じるんだ……。
マキエ
でもあんまり炭酸飲料の材料とは思えない物ばかりね。
なんでそんな変な材料を使ったの?
ぐっさん
それは冒頭でも言ったけど当時は戦争中だったからだよ。
戦争中は今みたいに何でもかんでも材料として使える状態じゃないからね。
ぐっさん
ちなみにリンゴの搾りカスはリンゴジャムやサイダーの材料であるリンゴの廃棄部分で、乳清はチーズを作った時にできる副産物だったりする。
マキエ
究極のエコから誕生したって感じね……。
ぐっさん
そだね。
でもそんな元々は捨てるはずだった材料から生まれたファンタはドイツ国民の間で大ブーム。
しかもヒトラーまでもが大絶賛し、現在まで脈々と受け継がれるコカ・コーラ社の看板商品になったんだよ。
マキエ
へー。

都市伝説と化した幻の「ファンタ・ゴールデンアップル味」

ぐっさん
それじゃ前置きが少し長くなっちゃったけど、今回のメインテーマである「ファンタ・ゴールデンアップル味」についてご紹介したいと思いまっす。
マキエ
ああ、そういえばそんな話だったわね……。
リンゴの搾りカスとホエイの話ですっかり忘れていたわ……。
ぐっさん
えぇぇ……。
ぐっさん
まぁお構い無しに話を進めるけれど、この都市伝説は2000年頃からネットを中心に出回った話なんだ。
ぐっさん
この頃、ネットで
「昭和後期(1970年頃)に“ゴールデンアップル味”ってあったよな」
っていう話が出回ったんだ。
マキエ
うん。
ぐっさん
ところが、当時ファンタにはそんなフレーバーは存在していなかったんだよ。
ぐっさん
ただ一方で「確かに売っていた」という人や「俺は絶対に飲んだ事が有る」という人が続出して、話は徐々に大きくなっていったんだ。
マキエ
そういえば私も飲んだ事があるような。
しかも割と最近だったような気がする。
ぐっさん
ああ、それは2002年頃に新発売されたゴールデンアップル味だね。
今回の話はゴールデンアップル味が発売されていなかった1970年頃の話だから。
マキエ
ふーん。
ぐっさん
そして“飲んだことがある”という側の人と“そんなものは無かった”という側の人が議論を繰り返していくうちに話がどんどん大きくなって、最終的にはコカ・コーラ社が正式にフレーバーの存在の有無を発表するまでに至ったんだ。
マキエ
へー。
コカ・コーラ社はなんて?
ぐっさん
コカ・コーラ社の答えは
過去に日本国内でそのような製品を販売したことはない。
だったよ。
マキエ
なんだ。
答え出てるじゃん。
ぐっさん
と、思うでしょ?
実はそんな簡単に話は終わらないんだよ。
マキエ
え、なんで……?
公式が正式に否定したんでしょ……?
ぐっさん
なぜなら圧倒的に「飲んだことがある」派の方が多かったから……。
マキエ
公式が否定したのにも関わらず?
ぐっさん
そう。
むしろ公式が否定したことで
「じゃぁ、このゴールデンアップルの記憶は何なんだ」
って事になって、さらに話は大きくなり次第にゴールデンアップル味は都市伝説のように語られるようになったんだよ。

ゴールデンアップル味の正体は記憶の混同?

ぐっさん
それじゃ最後に今回の都市伝説の有力な仮説についてご紹介したいと思いまっす。
ぐっさん
この仮説は「ゴールデンアップル味は無かった」という事を前提にした仮説なんだけど、今回の騒動は記憶の混同が原因ではないかといわれているんだ。
マキエ
というと?
ぐっさん
まず、今回の話の舞台である1970年代には「アップル味」は実は存在します。
マキエ
あ、そうなの?
ぐっさん
うん。1974年にはアップル味が販売されていて公式も認めている。
一方で公式が嘘を言っていない限りゴールデンアップル味は存在しない。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
ところがアップル味が登場した翌年の1975年に「ゴールデングレープ味」が登場しているんだ。
マキエ
アップル味とゴールデングレープ味……。
つまり似た様な時期に登場したフレーバーがごちゃ混ぜになって記憶に残っていたって事?
ぐっさん
そう。
しかもゴールデングレープはグレープ味にも関わらず名前の通り黄金色をしていて、コップに注ぐとアップルジュースと見分けがつかないぐらいだったんだよ。
ぐっさん
ちなみにこれがゴールデングレープ味のファンタ
マキエ
ああー……、これはアップル味と間違えても仕方ないわね……。
でもなんでコカ・コーラ社は何故そんな紛らわしいフレーバーを販売したのかしら。
ぐっさん
それは着色料の問題だったみたい。
当時、グレープ味に使用していた着色料の問題を指摘されて一時的に使えなくなってしまったんだ。
マキエ
問題?
ぐっさん
うん。指摘事項については詳しくは分からなかったんだけど“発がん性物質が含まれていた”とか“色素沈着が起こる”とかが言われていたんだって。
マキエ
ふーん。
ぐっさん
そしてその結果、コカ・コーラ社は着色料を使わない状態でグレープ味を販売しなければならくなったんだけど完成した製品はグレープにしては色が黄金色だった。
そこでグレープに“ゴールデン”という名前を付ける事で問題の解決を図ったんだよ。
マキエ
ああ、金色のグレープって事にしたのか。
ぐっさん
そそ。
その証拠に新しい着色料が開発されて通常のグレープが発売できるようになったらゴールデングレープ味は販売中止になったしね。
マキエ
なるほど。
つまりゴールデングレープから出てくる金色のグレープ味を見てアップルと勘違いした上、記憶が徐々にゴールデングレープからゴールデンアップルに変わっていったって事ね。
ぐっさん
まぁあくまで仮説だけどね。

まとめ

ぐっさん
以上がファンタにまつわる都市伝説「ゴールデンアップル味」についてでした。
どうだった?
マキエ
なかなか面白かったわね。
こういう身近にある都市伝説の話は割と好きよ。
マキエ
でもまぁ割と説得力のある仮説だったから記憶の混同って可能性が高そうね。
ぐっさん
まぁ可能性だけの話ならそうだろうけど、もしかしたら本当にあったかもしれないと思うと色々ワクワクしない?
マキエ
え、なんで……?
ぐっさん
ほら、例えばゴールデンアップル味が販売されている平行世界線に一時的に移行していたとか……。
マキエ
スケールが大きいんだか小さいんだか良く分からない話ね……。
マキエ
でも、そういう偽物の記憶というか冷静に考えるとあり得ないのに、まるで本当の記憶のような事って私もあるわね。
ぐっさん
あ、そう?
どんな話?
マキエ
入院していたおばーちゃんをお見舞いに行った時、おばーちゃんの具合が急に悪くなったから私がナースコールを押したんだけど、その時に来た看護師さんはナース服を前後ろ逆に着てて、しかも右手は真っ黒だったっていう……。
ぐっさん
怖い上にしかもなんか前も聞いた気がする……。
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6 件のコメント

  • ファンタがナチス政権下のドイツで生まれたというのは驚きです。
    CMのポップなイメージがあったので、てっきり日本のコカ・コーラが作った独自商品だとw
    あのヒトラーもファンタを飲んでいたんですねぇ…..。

    • SHAZAMさん、いつもコメントありがとうございます。
      恐らく当時のファンタは今のファンタとは比べ物にならないぐらい味は違うきがしますがSHAZAMさんがおっしゃる通りヒトラーも飲んでいたと思うと感慨深いですよね。
      ”ナチスの飲み物”とか言って禁止にならなくて本当によかった。

  • お久しぶりです!
    取り上げていただきありがとうございます!!

    ファンタが歴史の長い飲料だとは
    知りませんでした。
    ゴールデングレープはずるいですよね、せめて白ぶどうもしくはマスカットと言ってほしい笑

    私もマキエちゃんと同じく2002年版飲みました。
    高級そうな香りのリンゴサイダーでした笑

    • RED RUMさん、リクエストありがとうございました。少しでもお楽しみいただけたのであれば幸いです。
      >>ゴールデングレープはずるいですよね、せめて白ぶどうもしくはマスカットと言ってほしい笑
      ですね(笑)なんでコカ・コーラ社は「グレープ」に拘ったんでしょう。
      何か理由があったんですかねぇ。

  •  ゴールデンアップル、在りましたね~。

     1976年に公開されたアメリカ映画「キングコング」を三重県四日市市の今はなき映画館で観た時、そこのフロアにあった瓶の自動販売機で、売ってました。
     あれが生まれて初めて行った映画館でしたので、印象に残っています。

     スーパー等小売店では見たことがないファンタだったので、当時は映画館限定のものなのかと幼心に思ったものです。
     その後、ボウリングセンターでも見かけたわけですが(笑)。

     恐らく、中京コカ・コーラの四日市にあった工場が製造し・狭い地域で限定販売していたオリジナルフレーバーだったのでしょう。

     ゴールデングレープは、一緒には売ってなかったので、見間違いや記憶違いは、あり得ませんし、ゴールデングレープがあったということを知ったのは、もっとあとになってからです。。

     地域限定で販売していたオリジナルフレーバー全部を把握しているわけではないと、コカ・コーラ本社も発言しているようですね。

     四日市市のコカ・コーラの工場は、いまはもう存在していないので、資料も残っておらず、結果、ゴールデンアップルは、都市伝説化してしまったものだと思われます。

    • 無街道 束さん、コメントありがとうございます。
      限定フレーバー説やオリジナルフレーバー説については触れきれていませんでしたね。詳しいご説明ありがとうございます。
      おっしゃる通り実際存在していたとしてもゴールデングレープの紛らわしさが相まって都市伝説化しているのかもしれませんね。

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