呪われた島か……。
呪われた島って聞くと人形島を思い出すわね……。
呪われた島って聞くと人形島を思い出すわね……。
ああ、あれはかなりホラーだよね……。
絶対夜には近づけないよね……。
絶対夜には近づけないよね……。
でも今回は見た目のホラーというよりかはもっとオカルト寄りな話かな。
と、言うと?
今回紹介するガイオラ島は地元では呪われた島として有名で、この島を購入した人達には必ず不幸が訪れているんだ。
へー。
例えば?
例えば?
家族が死んだりとか、破産に追い詰められたりとか、とにかく色々だよ。
それに今じゃ世界中で有名になりつつあるみたいだけどね。
それに今じゃ世界中で有名になりつつあるみたいだけどね。
それじゃさっそく紹介していきまっす!
ナポリ海に浮かぶ呪われた小島「ガイオラ島」
それじゃ改めて今回紹介するのは呪われた島「ガイオラ島」について。
このガイオラ島はイタリアのナポリ湾に浮かぶ小さな島で、別荘にはもってこいの非常に美しい小島なんだ。
このガイオラ島はイタリアのナポリ湾に浮かぶ小さな島で、別荘にはもってこいの非常に美しい小島なんだ。
ちなみにこれがそのガイオラ島。
おー。建物はボロボロだけどセレブが持ってそうな秘密の別荘って感じの島ね。
でしょ。
ちなみに小島ではあるけれど、ナポリ本土の海岸から30メートルぐらいしか離れていないからその気になれば泳いで行けるし、アクセスも非常に簡単なんだ。
ちなみに小島ではあるけれど、ナポリ本土の海岸から30メートルぐらいしか離れていないからその気になれば泳いで行けるし、アクセスも非常に簡単なんだ。
へー。
ところが、そんな立地も見た目も非常にいい島なのに購入しようとする人は現れない。
その理由が最初にも言った通り「呪い」。
その理由が最初にも言った通り「呪い」。
このガイオラ島には「所有者には必ず不幸が訪れる」という呪いがあるんだ。
それは風習とか迷信とかじゃなくて?
実際、呪いを迷信だと甘く考えて購入した人は沢山いるけれど、その人達には必ずと言っていいほどかなり大きな不幸が降りかかっているんだよ。
数々の人達を不幸のどん底に叩きこんだ呪い
それじゃ次に実際にこのガイオラ島を購入して不幸のどん底に叩きこまれた人達について紹介してくね。
まず、ガイオラ島に最初に人が住み始めたのは19世紀の初頭。
この頃はまだ今みたいにちゃんとした建物は立っていなかったんだけど、ガイオラ島にはいつからか「魔術師(ウィザード)」と呼ばれる老人が住み始めたんだ。
この頃はまだ今みたいにちゃんとした建物は立っていなかったんだけど、ガイオラ島にはいつからか「魔術師(ウィザード)」と呼ばれる老人が住み始めたんだ。
え、何それ……。
まぁ魔術師っていっても本当の意味での魔術師じゃなくて、あだ名だけどね。
しかもどっちかっていうと浮浪者とか世捨て人の類だったみたい。
しかもどっちかっていうと浮浪者とか世捨て人の類だったみたい。
ああ、なるほど。
無人島で自給自足生活的な?
無人島で自給自足生活的な?
んー。記録によれば漁師たちに魚を分けてもらって何とか暮らしていたらしいけどね。
しかも、ある日を境にその魔術師は忽然と姿を消したんだって。
元から身寄りのない人物だったから誰も特に気に留めていなかったみたいだけど。
しかも、ある日を境にその魔術師は忽然と姿を消したんだって。
元から身寄りのない人物だったから誰も特に気に留めていなかったみたいだけど。
それはそれでちょっと寂しい物があるわね。
でもまぁ仕方ないか。
でもまぁ仕方ないか。
で、その後1920年代に入ると今度はスイス人の「ハンス・ブラウン(Hans Braun)」という人物が正規の手続きを踏んでガイオラ島を購入したんだ。
ところが後日、そのハンスがカーペットに包まれた状態で死亡しているのが発見されたんだ……。
え……。
カーペットにつつまれた状態ってことは明らかに殺人よね……?
カーペットにつつまれた状態ってことは明らかに殺人よね……?
まぁ普通に考えるとそうだろうね。
しかもハンスの奥さんもハンスを追うかのように海で溺れて死亡してしまうんだ……。
しかもハンスの奥さんもハンスを追うかのように海で溺れて死亡してしまうんだ……。
ほう……。
そして所有者が居なくなったガイオラ島を次に購入したのがドイツ人の「オットー・グランバック(Otto Grunback)」。
しかし、そのオットーも休暇でガイオラ島を訪れている時に心臓発作を起こして死亡してしまうんだ。
しかし、そのオットーも休暇でガイオラ島を訪れている時に心臓発作を起こして死亡してしまうんだ。
続くわね……。
実はまだまだ続きます。
オットーが死亡し、次にこの島を手に入れたのは製薬会社の実業家である「モーリス・イヴ・サンド(Maurice-Yves Sandoz)」。
モーリスもガイオラ島をかなり気に入っていたみたいなんだけど、何故か急に精神病を発症。
モーリスもガイオラ島をかなり気に入っていたみたいなんだけど、何故か急に精神病を発症。
その後スイスの精神病院に入院する羽目になり、最終的には病院内で自殺してしまう。
そして次にガイオラ島を購入したのが……。
ちょっとまって、あと何人続くの……?
あと4人かな?
そんなに……?
流石呪われているってだけあるよね。
で、話を戻すけど次にガイオラ島を購入したのはドイツの鋼鉄実業家の「カール・ポール・ラングハイム(Karl Paul Langheim)」。
で、話を戻すけど次にガイオラ島を購入したのはドイツの鋼鉄実業家の「カール・ポール・ラングハイム(Karl Paul Langheim)」。
このカールは当時ドイツでかなり有名な資産家で、さらに男爵の爵位を持っていた人物だったんだ。
貴族ってこと?
まぁそうなるかな。
ただ、ガイオラ島を購入してからというもの資金繰りが徐々に悪化。
そして最終的には破産して財産の全てを失ってしまったんだ……。
そして最終的には破産して財産の全てを失ってしまったんだ……。
うわぁ……。
そして次に購入したのはフィアットの元会長である「ジャンニ・アニェッリ(Gianni Agnelli)」。
フィアットって、あの外車のフィアット?
そうそう。
特に女性に人気だよね。フィアット。
特に女性に人気だよね。フィアット。
私も好き。
でも、ここで名前が出てくるって事はなにか不幸が降りかかっているって事よね……?
そう。
実はアニェッリがガイオラ島を購入した後に長男が自殺……。
そして後継ぎとして甥である「ウンベルト(Umberto)」を養子にしたんだけど、そのウンベルトもまた33歳という若さで癌を患って死亡してしまうんだ……。
実はアニェッリがガイオラ島を購入した後に長男が自殺……。
そして後継ぎとして甥である「ウンベルト(Umberto)」を養子にしたんだけど、そのウンベルトもまた33歳という若さで癌を患って死亡してしまうんだ……。
う……。
そして次にガイオラ島を購入したのはアメリカの億万長者であり石油王である「ジャン・ポール・ゲティ(Jean Paul Getty)。」
ジャンもまたガイオラ島を購入した直後に孫をカリブ海のマフィアに誘拐され3億円の身代金を払う事になってしまう……。
ジャンもまたガイオラ島を購入した直後に孫をカリブ海のマフィアに誘拐され3億円の身代金を払う事になってしまう……。
偶然にしては重なりすぎているわね……。
だね。
ちなみに余談だけど億万長者でありながらドケチで有名だったジャンには色々逸話があって、「身代金を値切った」とか「支払った身代金の代金を経費扱いにして節税しようとした」なんて話もあるみたい。
たくましいわね……。
こういうお金に貪欲だからこそ億万長者になれるのかしら……。
こういうお金に貪欲だからこそ億万長者になれるのかしら……。
そして最後の所有者は保険会社を経営していた「ギアンパスクァーレ(Gianpasquale)」。
このギアンパスクァーレもガイオラ島を購入した後に多額の負債を追う羽目になり、最終的には詐欺の容疑で投獄されてしまうんだ。
このギアンパスクァーレもガイオラ島を購入した後に多額の負債を追う羽目になり、最終的には詐欺の容疑で投獄されてしまうんだ。
これがガイオラ島を巡って起きた呪いと不幸のどん底を味わう羽目になった人達の話です。
本当に所有者全員がかなり重い不幸を味わってるわね……。
しかもこれだけ続くと呪われていると言われても信じちゃいそうになるわ……。
しかもこれだけ続くと呪われていると言われても信じちゃいそうになるわ……。
でしょ。
一部では最初に暮らしていた魔術師による呪いなんじゃないかって話もあるみたい。
一部では最初に暮らしていた魔術師による呪いなんじゃないかって話もあるみたい。
ちなみに最近だと2009年に島の一部というか反対側を所有していた「フランコ・アンブロジオ(Franco Ambrosio)」と奥さんの「ジョヴァンナ・サッコ(Giovanna Sacco)」が殺害されるという事件がおきて、今もまだ呪いは残っているって言われているみたいだね……。
最初は偶然かと思っていたけれど、本当になにかありそうね……。
まとめ
以上がイタリアにある呪われた島「ガイオラ島」でした。
どうだった?
どうだった?
さっきも言ったけど、本当に何かありそうね……。
幽霊とか中途半端に出てこない分、かなりリアリティがあるっていうか……。
幽霊とか中途半端に出てこない分、かなりリアリティがあるっていうか……。
まぁもしかしたら目撃されていないだけで、島そのものに何かが憑りついていたりするのかもね。
そういえば、この島は今は誰の持ち物なの?
今は誰の持ち物でもないよ。
しいて言うなら国が所有している事になっているのかな。
しいて言うなら国が所有している事になっているのかな。
国がつぶれなきゃいいけど……。
さすがに国そのものを傾けるほどのパワーは無いんじゃないかな……。
それも読者のドラララさんからのリクエストにお応えして呪われた島として有名な「ガイオラ島」についてご紹介したいと思いまっす!