奴隷が絡んでるって事は海外の話?
お、鋭い。
実は今回の話はアメリカのジョージア州に伝わっている都市伝説でね。
そこには移設しようとすると必ず不審死を遂げるという呪われた石柱があるんだ。
実は今回の話はアメリカのジョージア州に伝わっている都市伝説でね。
そこには移設しようとすると必ず不審死を遂げるという呪われた石柱があるんだ。
ふーん。
という事は、この前に紹介した羽田の大鳥居みたいな話なのかしら?
という事は、この前に紹介した羽田の大鳥居みたいな話なのかしら?
まさにそんな感じ。
それじゃ早速紹介していきまっす!
それじゃ早速紹介していきまっす!
オーガスタに伝わる呪いの石柱「Haunted Pillar」
それじゃ改めて今回紹介するのは「呪いの石柱」について。
この呪いの石柱があるのはアメリカジョージア州にあるオーガスタという町。
この呪いの石柱があるのはアメリカジョージア州にあるオーガスタという町。
このオーガスタにはブロード・ストリートという大通りがあるんだけど、その交差点の一つに一本の古い石柱が立っているんだ。
これがその呪いの石柱?
その通り。
現地の人たちからは「Haunted Pillar(お化けの柱)」とか「Curse Pillar(呪われた柱)」と呼ばれています。
現地の人たちからは「Haunted Pillar(お化けの柱)」とか「Curse Pillar(呪われた柱)」と呼ばれています。
それにしても、なんかすごい中途半端な場所に立っているわね。
というか、そもそも何なのコレ。
というか、そもそも何なのコレ。
今はもう石柱以外は無くなってしまっているけれど、実はこの柱は19世紀頃にオーガスタに存在した“ある施設”の一部なんだ。
ある施設?
もったいぶらないで早くその施設を教えなさいよ。
もったいぶらないで早くその施設を教えなさいよ。
奴隷市場……。
え……?
ほら、アメリカって1862年にリンカーンが奴隷解放宣言を発表するまでは黒人を奴隷として普通に売買されていた時代だったでしょ?
だとすると、当然、奴隷を売り買いする場所もあったわけで。
だとすると、当然、奴隷を売り買いする場所もあったわけで。
つまり、その頃に奴隷として使役されていた人達の怨念が詰まっていると……?
まぁそれもあるんだろうけれど、この石柱は拷問に使われた柱だといわれていて、柱の上に奴隷を立たせて鞭打ちしたりしていたそうだよ。
ええぇ……?
何のために……?
何のために……?
まぁ「逆らったらこうなるぞ」っていう、いわゆる“見せしめ”ってやつじゃないかな。
しかも、その見せしめによって命を落とす奴隷も少なくなかったみたい。
しかも、その見せしめによって命を落とす奴隷も少なくなかったみたい。
今じゃ考えられない世界ね……。
移設しようとした人々が次々と不審死!「触れるだけで呪われる」という話も。
そして、この石柱が「呪われている」と言われ始めたのは奴隷解放宣言が行われた以降。
当時、オーガスタを仕切っていた人物はこの石柱を記念碑として残して、奴隷や奴隷市場に関係する出来事を後世に伝えようと考えたんだって。
当時、オーガスタを仕切っていた人物はこの石柱を記念碑として残して、奴隷や奴隷市場に関係する出来事を後世に伝えようと考えたんだって。
え……?
わざわざそんな薄暗い過去の出来事を……?
わざわざそんな薄暗い過去の出来事を……?
んー……。まぁ今では目をそらしたくなるような出来事も歴史と言えば歴史だからね。
同じ過ちを繰り返さない戒めの意味も有ったんじゃ無いかな?
同じ過ちを繰り返さない戒めの意味も有ったんじゃ無いかな?
ああ、なるほどね。
でも、それにしては中途半端な場所にあるわね。
しかも全然、記念碑っぽくもないし。
でも、それにしては中途半端な場所にあるわね。
しかも全然、記念碑っぽくもないし。
それには実は理由があってね。
この石柱は記念碑として別の場所に移設される計画だったんだけど、移設に関わった作業員達が心臓発作や食中毒、肺炎といった不審死を遂げたんだ……。
この石柱は記念碑として別の場所に移設される計画だったんだけど、移設に関わった作業員達が心臓発作や食中毒、肺炎といった不審死を遂げたんだ……。
そういえば、そういう系の話だったわね……。
今からだと100年以上の前の話だから正確な記録は残っていないみたいだけど、記念碑にしようと決めた人物を含め、そこそこの人数が犠牲になったそうだよ……。
ちなみに石柱は建設工事の邪魔になったり都市計画の妨げになるたびに移設や取り壊しの話が挙るらしいんだけど、その度に不幸な事故が起きて結局は移設をあきらめるという事が続いたそうなんだ。
こういう話で一番の被害者って何も知らない作業員の人たちよね……。
そういえばそうだね……。
しかも最近だと、あまりにも不幸な出来事が続いたせいで
「触れただけで呪われる」
なんて話もあるみたいだね。
「触れただけで呪われる」
なんて話もあるみたいだね。
それはちょっと大げさな気もする……。
車の突撃には勝てなかった呪いの石柱
とまぁ、今まで紹介したのがオーガスタに伝わっていた呪いの石柱の話なんだけど、実は残念ながら現在はもう呪いの石柱は存在しません。
え……?
今までの話は何だったの……?
今までの話は何だったの……?
いや、実はボクもつい最近まで今も存在していると思ってたんだけど、今回の記事を書くために改めていろいろ情報を収集していたら、どうやら2016年の12月に撤去されちゃったんだよ。
いやいやいや……。
移設や撤去ができないって触れ込みの呪いの柱なんでしょ……?
撤去できたら呪いの柱でも何でも無いじゃ無い……。
移設や撤去ができないって触れ込みの呪いの柱なんでしょ……?
撤去できたら呪いの柱でも何でも無いじゃ無い……。
まぁそうなんだけど、本当に無くなっちゃってるんだからしょうが無いじゃん……。
まぁいいわ。
で、何で無くなっちゃったの?
やっぱり都市計画か何か?
で、何で無くなっちゃったの?
やっぱり都市計画か何か?
直接的な原因は交通事故。
実は2016年の12月18日の夜に乗用車が呪いの石柱に衝突事故を起こしてね。
呪いの石柱が根元からポッキリ折れちゃったんだよ……。
実は2016年の12月18日の夜に乗用車が呪いの石柱に衝突事故を起こしてね。
呪いの石柱が根元からポッキリ折れちゃったんだよ……。
ちなみにその写真がコチラ。
うわぁ……。結構なスピードでぶつかってるわね……。
さすがに呪いも突っ込んでくる乗用車には勝てなかったのかしら……?
さすがに呪いも突っ込んでくる乗用車には勝てなかったのかしら……?
だねぇ。
ただ数回までは耐えたみたいだけどね。
ただ数回までは耐えたみたいだけどね。
え、どういうこと?
実は呪いの石柱に関する交通事故はこの日が初めてじゃないんだ。
過去に3回ほど似たような衝突事故が起きていてね。
その時は石柱が折れるってことはなかったみたい。
過去に3回ほど似たような衝突事故が起きていてね。
その時は石柱が折れるってことはなかったみたい。
そう聞くと「乗用車に勝てなかった」というより「呪いの力を使い切っちゃった」って感じがするわね。
でも呪いの石柱が折れたら地元の人たちはかなりパニックになったりするんじゃないの?
まぁいろいろ動きはあったみたいだね。
事故が起こった時は野次馬が石柱の破片を盗んで持って帰ったりしていたみたいだけど、今じゃこの呪いの石柱を復活させて保護しようっていう取り組みもあるみたい。
事故が起こった時は野次馬が石柱の破片を盗んで持って帰ったりしていたみたいだけど、今じゃこの呪いの石柱を復活させて保護しようっていう取り組みもあるみたい。
呪われている柱の破片を持って帰ってどうするのよ……。
あと、呪いの柱を復活させて保護っていうのも変な感じね……。
あと、呪いの柱を復活させて保護っていうのも変な感じね……。
まぁ一応、歴史的建築物ではあるからね。
そういった意味では補修したり復活させるのは間違ってないんじゃないかな。
そういった意味では補修したり復活させるのは間違ってないんじゃないかな。
ちなみに今はどうなてってるの?
移設したとは聞かないから、もしかしたら復活の計画自体が中止になってるかも。
ダメじゃん……。
まとめ
以上がジョージア州のオーガスタにあった「呪いの石柱」についてでした。
どうだった?
どうだった?
うーん。
途中までは面白かったんだけど、もう無くなっちゃってるかと思うと面白みが減ったわね。
途中までは面白かったんだけど、もう無くなっちゃってるかと思うと面白みが減ったわね。
その気持ちはなんとなくわかるけど、まぁ無くなっちゃったもんは仕方ないしね。
そういえば、呪いの柱に突っ込んだドライバーはどうなっているのかしら。
無事だといいんだけど。
無事だといいんだけど。
残念ながら事故を起こしたドライバ-については調べきれ無かったから無事かどうかはわからない……。
ただ、ボクとしては呪いの石柱の破片を面白がって持って帰った人達のほうが気になるけどね。
その人達は何が起きても自業自得でしょ。
それも奴隷達の怨念が宿っていると言われている「呪いの石柱」についてご紹介したいと思いまっす!