バレンタインにまつわる怖い話!実は意外と怖いバレンタインデー!

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ぐっさん
今回紹介する都市伝説のテーマは「バレンタイン」!
それもバレンタインデーにまつわる怖い話についてご紹介したいと思いまっす!
マキエ
なんでわざわざバレンタインデーを控えたこの時期にそんな話を……?
ぐっさん
いやー、若い人達や学生の人ってバレンタインデーの前日や当日はキャッキャウフフしてるわけじゃないですか。
マキエ
“キャッキャウフフ”……?
ぐっさん
そんな人達のために是非ともムードをブチ壊すような素敵な怖い話を読んでいただこうと思って。
マキエ
要するにモテない男のヒガミか……。
というか、そもそも怖い話なんてあるの……?
ぐっさん
意外とあるよ?
実はキリスト教の聖人の処刑日だったり、血のバレンタインと呼ばれる虐殺事件が起こっていたり。
マキエ
ほう……。
ぐっさん
それじゃ早速紹介していきまっす!
マキエ
あー。
ちなみにアンタがバレンタインデーにいくらマイナスイメージを付け加えても若いカップル達には焼け石に水だからね……?
ぐっさん
あーあー。聞こえませーん。

バレンタインデーは聖ウァレンティヌスの処刑日


ぐっさん
それじゃまずはバレンタインデーと処刑にまつわる話から。
そもそもマキエはバレンタインデーについてちゃんと理解してる?
マキエ
んー……。
なんかキリスト教のバレンタインっていう司祭が始めたお祭りみたいなイメージだけど。
ぐっさん
その答えだと30点というところかな。
正確にはローマ帝国時代に処刑された聖ウァレンティヌスという聖人の処刑日です。
マキエ
え、処刑日がお祭りなの……?
ぐっさん
というか、聖ウァレンティヌスと恋人達を称える日って感じかな。
聖ウァレンティヌスは3世紀のローマに実在していたと言われている人物で、キリスト教の聖職者だったんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
そして丁度その頃のローマでは兵士達の士気が下がるのを防ぐため、当時のローマ皇帝であるクラウディウス2世は兵士達の結婚を禁止していたんだ。
マキエ
ん?
兵士の士気と結婚にどういう関係があんの?
ぐっさん
ほら、故郷に奥さんを残してきたら戦争に集中できないでしょ?
マキエ
そう……なのかしら……?
よくわかんないけど……。
ぐっさん
「俺、この戦争がおわったら結婚するんだ……。」っていうセリフも言えなくなるしね。
マキエ
それは絶対関係ない……。
ぐっさん
まぁそれはおいといて、ウァレンティヌスはローマ皇帝の命令は横暴だって事で命令を無視。
夫婦になりたがっていたカップルのために結婚式を開いて結婚させていたんだ。
マキエ
へー。いい話ね。
ぐっさん
ただ、当然その事は皇帝の耳に入ってしまう。
そして激怒した皇帝はウァレンティヌスを逮捕して拷問にかけたんだ。
マキエ
うわぁ……。
ぐっさん
ところがウァレンティヌスは拷問されても信仰も意見も変えなかったから、最終的には絞首刑に処されてしまう。
そしてその処刑日が2月14日だった事から、その日をウァレンティヌスの名前にちなんでバレンタインデーとして殉教の日にしたってわけ。
マキエ
え……。処刑した人のためにわざわざ祝日をつくったの……?
ぐっさん
ああ、もちろん祝日になったのは殉教してから200年以上経ってからだよ。
そして聖人として認められたウァレンティヌスは殉教に至った理由から今でも恋人たちの守護者として称えられているんだよ。
マキエ
ふーん。
バレンタインデーってかなり昔からあったのね。
ぐっさん
だね。
ただ2月15日はもともとローマでは「ルペルカリア祭」という男女たちのお祭りがあったんだけど、ウァレンティヌスの一連の話はキリスト教がそのお祭りを乗っ取って布教活動の材料にするために作った作り話っていう説もあるけどね。
マキエ
ええぇ~……。

血のバレンタインとも呼ばれる「聖バレンタインデーの虐殺事件」


ぐっさん
そして次は「血のバレンタイン」別名、「聖バレンタインデーの虐殺」とよばれる虐殺事件について紹介したいと思いまっす!
マキエ
バレンタインの……虐殺……?
ぐっさん
うん。
実はバレンタインデーの日にギャング同士の抗争があってね。
合計7人もの人命が失われるという事件がおきているんだ。
ぐっさん
ちなみに今回の事件を起こしたのは当時のアメリカでは名の知れた「ノースサイド・ギャング」と「サウスサイド・ギャング」。
首領はそれぞれ「モラン」と「カポネ」っていうんだけど、名前ぐらいは聞いた事あったりしない?
マキエ
モランは知らないけど、カポネっていう名前は聞いた事がある気がするわね。
それよりどんな事件なの?
ぐっさん
この事件はまぁ最初にも言った通りギャング同士の抗争なんだけど、カポネ組のヒットマンが警察に変装してモラン組の構成員を襲撃した事件なんだ。
ぐっさん
事件が起こったのは1929年の2月14日のシカゴ。
モラン組の構成員が強奪してきたウィスキーを自分たちのアジトに運搬を行っている時に5人の警察官が現れるんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
そして警察は彼ら全員に壁に並ぶように指示を出す。
ただその警察官っていうのがさっきも言ったカポネ側の変装したヒットマンで、全員が壁に並んだ直後にマシンガンとショットガンを取り出して一方的に虐殺
そして犯人達は捕まることなくそのまま逃亡したんだ。
マキエ
海外の映画でそういうシーンって割とあるけど、現実でも普通に起きているのね……。
ぐっさん
だね……。
そしてこの事件はバレンタインデーに起こった事と現場の辺り一面が血の海となっていた事から、「血のバレンタイン」もしくは「聖バレンタインデーの虐殺」と呼ぶようになったんだ。
マキエ
なんでわざわざバレンタインデーに……。
ぐっさん
まぁその辺りは偶然なんじゃないかな。
ちなみに虐殺事件を起こした犯人については逮捕されていないし、未だ不明のままだったりします。
マキエ
ギャングが絡んでるならもみ消されたっていう可能性もありそうね……。
ぐっさん
たぶんそうなんだろうねぇ……。

まとめ

ぐっさん
以上がバレンタインデーにまつわる怖い話。
「聖ウァレンティヌスの処刑」と「血のバレンタイン」についてでした。
どうだった?
マキエ
んー……。
まぁ実際に起こってる事だからこじ付けとは言わないけど……。
ぐっさん
けど?
マキエ
最初っから最後までチョコをもらえない男のひがみにしか聞こえなかったわね……。
チョコ……、買ってこようか……?
ぐっさん
そんな義理チョコ以下のお情けチョコなんていらーん!
むしろボクにとってはバレンタインデーは「チョコを買ってはいけない日」だしね……。
マキエ
どういう事……?
ぐっさん
ほら、バレンタインデーにチョコを買うと
「あの人、自分でチョコを買ってるわよ。クスクス」
ってなるじゃん……。
マキエ
考えすぎでしょ……。
ぐっさん
でもまぁ、ボクが一番怖かったのは「バレンタイン」って検索した時に検索候補として
「バレンタイン 血」とか「バレンタイン 経血」
って出てきたことだけどね……。
マキエ
それって、まさか……。
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23 件のコメント

    • とほりすがりさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>アル・カポネ関連の話は何かと印象に残ります。
      映画とかでよく取り上げられていますよね。ゴッドファーザーはいつかは見ようとおもっている映画なのですが、ついつい忘れがちに……。

  • 今のバレンタインは女性同士のイベントだと思うよ。
    あと、次の更新は14日なんだから、この記事は当日で良かったんじゃね?(・_・;?
    それとも、当日にはとっておきのが用意してあるのかな(笑)

    • ガムごはんさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>あと、次の更新は14日なんだから、この記事は当日で良かったんじゃね?(・_・;?
      えーっと、何と言いますか、このコメントを頂くまで何故か私の脳内のバレンタインデーは2月12日でした。
      つまり何が言いたいかというと、何故か今日がバレンタインデーと本気で勘違いしていました……。
      せっかくなのでバレンタインデー当日はバレンタインデーとは一切関係の無いお話を紹介したいと思います!(笑)

      • いや、そこは記事の最後に出てきた、バレンタインと血についての記事がいいな。
        せっかく当日が更新日なんだし、血のバレンタインってことでさ(笑)

        • ガムごはんさん、いつもコメントありがとうございます。
          確かにおっしゃるとおり血のバレンタインである事は確かですが、次元というか何かがちょっと違うきがします(笑)
          そして私はホラーやグロテスクには耐性があるつもりですが、この手の話はちょっと来るものがあるのでご容赦いただけるとありがたいです……。

          • 検索したけど、怖いというより胸糞悪いって感じだね(-_-;)
            ぐっさんがこういうのダメって覚えとくよ。
            安易な提案しちゃって、ごめんなさいm(._.)m

          • ガムごはんさん、いつもコメントありがとうございます。
            いえいえ、いつもネタの提案をいただきありがとうございます。

  • Google で検索してみたら、ホントに経血入れるというのがあった。想像しただけで怖い。まぁ自分は母親と妹以外にバレンタインチョコなんてもらったことないから心配ないかもしれないけど。

    • マヤさん、いつもコメントありがとうございます。
      ほんと怖いですよね。
      いやー、モテなくてホント助かりました。
      いや、ホントに……(涙目

  • 血のバレンタインってオンラインゲームのMoEで起こったやつしか知らなかったんですけど現実にあったんですね…
    最近のバレンタインは女性同士でチョコ贈り合ってて(モテない)男は蚊帳の外なイメージです

    • 酢酸さん、コメントありがとうございます。
      MMORPGのMoEは知ってますが、そんな物騒な名前のイベントがあったとは……。
      そういえば女性同士のバレンタインデーってホワイトデーはどうなるんでしょう。
      やっぱり女性同士でも受け取る側と送る側がいるのでしょうか。

  • サムネ怖い(小並感)
    ギャングの話は多分偶然でしょうね…
    というより最後の検索候補ってとこが一番ホラーだったんですがそれは…

    • コロモさん、いつもコメントありがとうございます。
      ギャングの話はおっしゃる通りそうでしょうね。丁度バレンタインデーに起こった事件だったからそう呼ばれるようになったんでしょう。
      もしかしたら「バレンタインデーには鉛玉のプレゼントをしてやれ!HAHAHA!」みたいな話があったのかもしれませんが。
      ちなみに最後の方は私も変な恐怖心を感じていますので、まぁ忘れてください(笑)

  • 自分たちを持ち上げるためにローマを悪役にする
    いつものキリスト教の手口ですねえ
    ネロにしてもカリグラにしても
    ローマ皇帝は世襲制じゃないから好き勝手な事は出来ないのにねえ

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      中世あたりの力を付け始めたキリスト教は割と物騒だったりしますよね。
      十字軍しかり、洗脳教育しかり……。

  • へぇー。チョコに血とか。そんなことするんだ。この時代に。てか呪う気じゃん!血とか髪の毛とか!魔女がグツグツ煮込んでる鍋の中身じゃん!祈りなさいよ。聖ウァレンティヌスに。コワイ。オンナノコ、コワイ。

    • コーギーさん、いつもコメントありがとうございます。
      聖ウァレンティヌスも「自分の処刑日に女の子たちがチョコに血を混ぜて男に送り付けている」と聞いたらどんな顔をされるんでしょうね……。

  • おまじないとして、好きな人にあげるチョコに自分の体の一部や分泌物を入れる人達が実際にいますね。
    自分が小中学生の頃に、友達にそういう人がいました…
    血液の他に、涙や爪(ヤスリで粉末に…)や唾液などが聞いた事があります。

    あと、そういう事を実際にできちゃう神経の人達はバレンタインのチョコに限らず、差し入れの手作り弁当や手作りお菓子なんかにもそういう事をしていいてもおかしくないので、誰かから手作りの食べ物を受け取ったら笑顔でお礼を言って、帰宅後に廃棄するのがいいです(^_^;)
    後日、感想を言うために廃棄前に開封して中身を割って匂いを嗅いで、廃棄です(^_^;)

    自分は過去にそういう友人がいたため、手作りに限らず市販品でも一度開封しても元に戻せる仕組みの包装の食べ物を貰った時は、相手と食材に申し訳ないですが上の方法をとっています…

    • Nさん、コメントありがとうございます。
      ご友人に実際にそういう方がいらっしゃったら敏感にならざるを得ませんね……。
      まぁ仮に食べたとしても大量不良に陥ることはないのでしょうけれど、仮に後で真実を知った時、精神的ダメージは計り知れなさそうです。
      あーモテなくてよかった(涙目

    • UDK (Unreal Development Kit)さん、コメントありがとうございます。
      素材も手作り(?)のチョコ(意味深)……。

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