なんでわざわざバレンタインデーを控えたこの時期にそんな話を……?
いやー、若い人達や学生の人ってバレンタインデーの前日や当日はキャッキャウフフしてるわけじゃないですか。
“キャッキャウフフ”……?
そんな人達のために是非ともムードをブチ壊すような素敵な怖い話を読んでいただこうと思って。
要するにモテない男のヒガミか……。
というか、そもそも怖い話なんてあるの……?
というか、そもそも怖い話なんてあるの……?
意外とあるよ?
実はキリスト教の聖人の処刑日だったり、血のバレンタインと呼ばれる虐殺事件が起こっていたり。
実はキリスト教の聖人の処刑日だったり、血のバレンタインと呼ばれる虐殺事件が起こっていたり。
ほう……。
それじゃ早速紹介していきまっす!
あー。
ちなみにアンタがバレンタインデーにいくらマイナスイメージを付け加えても若いカップル達には焼け石に水だからね……?
ちなみにアンタがバレンタインデーにいくらマイナスイメージを付け加えても若いカップル達には焼け石に水だからね……?
あーあー。聞こえませーん。
バレンタインデーは聖ウァレンティヌスの処刑日
それじゃまずはバレンタインデーと処刑にまつわる話から。
そもそもマキエはバレンタインデーについてちゃんと理解してる?
そもそもマキエはバレンタインデーについてちゃんと理解してる?
んー……。
なんかキリスト教のバレンタインっていう司祭が始めたお祭りみたいなイメージだけど。
なんかキリスト教のバレンタインっていう司祭が始めたお祭りみたいなイメージだけど。
その答えだと30点というところかな。
正確にはローマ帝国時代に処刑された聖ウァレンティヌスという聖人の処刑日です。
正確にはローマ帝国時代に処刑された聖ウァレンティヌスという聖人の処刑日です。
え、処刑日がお祭りなの……?
というか、聖ウァレンティヌスと恋人達を称える日って感じかな。
聖ウァレンティヌスは3世紀のローマに実在していたと言われている人物で、キリスト教の聖職者だったんだ。
聖ウァレンティヌスは3世紀のローマに実在していたと言われている人物で、キリスト教の聖職者だったんだ。
ふんふん。
そして丁度その頃のローマでは兵士達の士気が下がるのを防ぐため、当時のローマ皇帝であるクラウディウス2世は兵士達の結婚を禁止していたんだ。
ん?
兵士の士気と結婚にどういう関係があんの?
兵士の士気と結婚にどういう関係があんの?
ほら、故郷に奥さんを残してきたら戦争に集中できないでしょ?
そう……なのかしら……?
よくわかんないけど……。
よくわかんないけど……。
「俺、この戦争がおわったら結婚するんだ……。」っていうセリフも言えなくなるしね。
それは絶対関係ない……。
まぁそれはおいといて、ウァレンティヌスはローマ皇帝の命令は横暴だって事で命令を無視。
夫婦になりたがっていたカップルのために結婚式を開いて結婚させていたんだ。
夫婦になりたがっていたカップルのために結婚式を開いて結婚させていたんだ。
へー。いい話ね。
ただ、当然その事は皇帝の耳に入ってしまう。
そして激怒した皇帝はウァレンティヌスを逮捕して拷問にかけたんだ。
そして激怒した皇帝はウァレンティヌスを逮捕して拷問にかけたんだ。
うわぁ……。
ところがウァレンティヌスは拷問されても信仰も意見も変えなかったから、最終的には絞首刑に処されてしまう。
そしてその処刑日が2月14日だった事から、その日をウァレンティヌスの名前にちなんでバレンタインデーとして殉教の日にしたってわけ。
そしてその処刑日が2月14日だった事から、その日をウァレンティヌスの名前にちなんでバレンタインデーとして殉教の日にしたってわけ。
え……。処刑した人のためにわざわざ祝日をつくったの……?
ああ、もちろん祝日になったのは殉教してから200年以上経ってからだよ。
そして聖人として認められたウァレンティヌスは殉教に至った理由から今でも恋人たちの守護者として称えられているんだよ。
そして聖人として認められたウァレンティヌスは殉教に至った理由から今でも恋人たちの守護者として称えられているんだよ。
ふーん。
バレンタインデーってかなり昔からあったのね。
バレンタインデーってかなり昔からあったのね。
だね。
ただ2月15日はもともとローマでは「ルペルカリア祭」という男女たちのお祭りがあったんだけど、ウァレンティヌスの一連の話はキリスト教がそのお祭りを乗っ取って布教活動の材料にするために作った作り話っていう説もあるけどね。
ただ2月15日はもともとローマでは「ルペルカリア祭」という男女たちのお祭りがあったんだけど、ウァレンティヌスの一連の話はキリスト教がそのお祭りを乗っ取って布教活動の材料にするために作った作り話っていう説もあるけどね。
ええぇ~……。
血のバレンタインとも呼ばれる「聖バレンタインデーの虐殺事件」
そして次は「血のバレンタイン」別名、「聖バレンタインデーの虐殺」とよばれる虐殺事件について紹介したいと思いまっす!
バレンタインの……虐殺……?
うん。
実はバレンタインデーの日にギャング同士の抗争があってね。
合計7人もの人命が失われるという事件がおきているんだ。
実はバレンタインデーの日にギャング同士の抗争があってね。
合計7人もの人命が失われるという事件がおきているんだ。
ちなみに今回の事件を起こしたのは当時のアメリカでは名の知れた「ノースサイド・ギャング」と「サウスサイド・ギャング」。
首領はそれぞれ「モラン」と「カポネ」っていうんだけど、名前ぐらいは聞いた事あったりしない?
首領はそれぞれ「モラン」と「カポネ」っていうんだけど、名前ぐらいは聞いた事あったりしない?
モランは知らないけど、カポネっていう名前は聞いた事がある気がするわね。
それよりどんな事件なの?
それよりどんな事件なの?
この事件はまぁ最初にも言った通りギャング同士の抗争なんだけど、カポネ組のヒットマンが警察に変装してモラン組の構成員を襲撃した事件なんだ。
事件が起こったのは1929年の2月14日のシカゴ。
モラン組の構成員が強奪してきたウィスキーを自分たちのアジトに運搬を行っている時に5人の警察官が現れるんだ。
モラン組の構成員が強奪してきたウィスキーを自分たちのアジトに運搬を行っている時に5人の警察官が現れるんだ。
ふんふん。
そして警察は彼ら全員に壁に並ぶように指示を出す。
ただその警察官っていうのがさっきも言ったカポネ側の変装したヒットマンで、全員が壁に並んだ直後にマシンガンとショットガンを取り出して一方的に虐殺。
そして犯人達は捕まることなくそのまま逃亡したんだ。
ただその警察官っていうのがさっきも言ったカポネ側の変装したヒットマンで、全員が壁に並んだ直後にマシンガンとショットガンを取り出して一方的に虐殺。
そして犯人達は捕まることなくそのまま逃亡したんだ。
海外の映画でそういうシーンって割とあるけど、現実でも普通に起きているのね……。
だね……。
そしてこの事件はバレンタインデーに起こった事と現場の辺り一面が血の海となっていた事から、「血のバレンタイン」もしくは「聖バレンタインデーの虐殺」と呼ぶようになったんだ。
そしてこの事件はバレンタインデーに起こった事と現場の辺り一面が血の海となっていた事から、「血のバレンタイン」もしくは「聖バレンタインデーの虐殺」と呼ぶようになったんだ。
なんでわざわざバレンタインデーに……。
まぁその辺りは偶然なんじゃないかな。
ちなみに虐殺事件を起こした犯人については逮捕されていないし、未だ不明のままだったりします。
ちなみに虐殺事件を起こした犯人については逮捕されていないし、未だ不明のままだったりします。
ギャングが絡んでるならもみ消されたっていう可能性もありそうね……。
たぶんそうなんだろうねぇ……。
まとめ
以上がバレンタインデーにまつわる怖い話。
「聖ウァレンティヌスの処刑」と「血のバレンタイン」についてでした。
どうだった?
「聖ウァレンティヌスの処刑」と「血のバレンタイン」についてでした。
どうだった?
んー……。
まぁ実際に起こってる事だからこじ付けとは言わないけど……。
まぁ実際に起こってる事だからこじ付けとは言わないけど……。
けど?
最初っから最後までチョコをもらえない男のひがみにしか聞こえなかったわね……。
チョコ……、買ってこようか……?
チョコ……、買ってこようか……?
そんな義理チョコ以下のお情けチョコなんていらーん!
むしろボクにとってはバレンタインデーは「チョコを買ってはいけない日」だしね……。
むしろボクにとってはバレンタインデーは「チョコを買ってはいけない日」だしね……。
どういう事……?
ほら、バレンタインデーにチョコを買うと
「あの人、自分でチョコを買ってるわよ。クスクス」
ってなるじゃん……。
「あの人、自分でチョコを買ってるわよ。クスクス」
ってなるじゃん……。
考えすぎでしょ……。
でもまぁ、ボクが一番怖かったのは「バレンタイン」って検索した時に検索候補として
「バレンタイン 血」とか「バレンタイン 経血」
って出てきたことだけどね……。
「バレンタイン 血」とか「バレンタイン 経血」
って出てきたことだけどね……。
それって、まさか……。
それもバレンタインデーにまつわる怖い話についてご紹介したいと思いまっす!