今回は橋北中学校の水難事件についての都市伝説でっす。
ほう。
なんか実在している学校名を挙げるあたりで実話っぽいわね。
なんか実在している学校名を挙げるあたりで実話っぽいわね。
まぁ事件自体は実話だしね。
え……?
どういうこと……?
どういうこと……?
この都市伝説は実際にあった大きな事故が関係している話なんだけど、その事故から生還した人たちの発言がかなり怖いんだよ。
36名が溺死した「橋北中学校水難事件」
まず、この事件の正式名称は「橋北中学校水難事件」っていうんだけど、1955年7月28日に三重県津市で起こった事件なんだ。
そして、この事件はなんと女子生徒36名が溺死するっていう大事故なのよ。
え、都市伝説じゃなくてただの事故じゃん。
まぁそうかもしれない。
でも津波とかがあれば別だけど”ただの事故”で36人も同時に溺れるとおもう?
でも津波とかがあれば別だけど”ただの事故”で36人も同時に溺れるとおもう?
え?海が荒れてたとかそんなんじゃないの?
海が荒れてるときに生徒を海で泳がせるわけ無いでしょ。
しかも生徒だけじゃなく中学校の教師も一緒に溺れそうになったりもしてるし。
しかも生徒だけじゃなく中学校の教師も一緒に溺れそうになったりもしてるし。
じゃぁなんでそんな大勢が一斉に溺れたのよ。
それは後で説明するけど、今回の事件で一番怖いのは助かった生徒たちの証言なんだ。
え……?
いったいどういう事よ。
いったいどういう事よ。
幽霊を連想させる生存者たちの証言
さっき僕は「36名の女子生徒が亡くなった」って伝えたけど、実際に溺れた女子生徒は100人以上いるんだ。
ええ!?
そんなに同時に溺れたの?!
そんなに同時に溺れたの?!
そして無事に生還できた生徒たちは
「足の裏の砂がすうと動くように感じ」
「海底の砂がくづれて流されている様子であった」
「流で足をさらわれ倒れかかったこともあった」
という発言を残してる。
それだけ聞くと海流に巻き込まれたって感じがするけど?
このコメントだけだとそう感じると思う……。
でも、
でも、
「防空頭巾をかぶった女の子がいた」
「海中から無数の手がでてきて引っ張られた」
なんていうホラーじみた証言もあるんだよ。
おおう……。
そして調べてみたところ、この海岸はかなりいわくつきの海岸だったみたいだよ……
その海岸では数年前に大量の死者がでていた?
実はこの海岸は中河原周辺にあるんだけど、第二次世界大戦中に大量の死者を出した海岸ともいわれているんだ。
そんなとこで泳いでたの……。
この海岸は津市の中河原ってところにあるんだけど、ここは1945年に大規模な空襲がってね、焼夷弾を避けるために海岸に大勢の人が集まってたんだ。
ちなみにこの空襲は「津空襲」って呼ばれている空襲で少なくとも2000人以上の人が亡くなったといわれているんだよ。
戦争は何も生まないわねぇ……。
そうだね。
そして津空襲は夜に行われたんだけど、運悪くその日は悪天候の上に海が荒れていて避難してきた人たちを大波が襲い、空襲とは別に数百人の命が失われたっていう話が残ってる。
そして津空襲は夜に行われたんだけど、運悪くその日は悪天候の上に海が荒れていて避難してきた人たちを大波が襲い、空襲とは別に数百人の命が失われたっていう話が残ってる。
ほう……。
んで、この空襲が起こったのは1945年7月28日なんだけど……。
まさか……
そう。
この水難事故も同じ7月28日に発生しているんだ……。
この水難事故も同じ7月28日に発生しているんだ……。
え、偶然よね……偶然よね……?
そうだと信じたいけど実際のところはどうなんだろうね……。
あ、ちなみに現在は中河原周辺の海岸は遊泳禁止となったそうです。
久々になんか真実味のある背筋が涼しくなるような話だったわ……