今回はスーツに関する都市伝説ですよー。
スーツって洋服のスーツ?
そう。
サラリーマンがクソ暑い夏でも着用を義務づけられている拷問とも言えるスーツ。
サラリーマンがクソ暑い夏でも着用を義務づけられている拷問とも言えるスーツ。
あれってさー、見てるこっちも暑苦しいのよね。
なんとかなんないの?
なんとかなんないの?
ボクにいわれても・・・・・・。
で、そのスーツがどうしたって?
スーツはスーツでも袖ボタンについての話なんだけど、マキエは袖ボタンが何の為に付いてるか考えたことある?
ん?
ただのファッションじゃないの?
ただのファッションじゃないの?
実はあの袖ボタンはナポレオンが「ある理由」の為に考案したっていう都市伝説があるんだ。
ほぅ。
意外な人物の名前が出てきたわね。
意外な人物の名前が出てきたわね。
袖ボタンの考案者はナポレオン?
実はこの袖ボタン。
登場したのは1800年頃と言われているんだけど、元々は軍服に付けられていたんだ。
登場したのは1800年頃と言われているんだけど、元々は軍服に付けられていたんだ。
その理由は何と
「兵士が袖で鼻水を拭かないようにするため」
と言われているんだ。
「兵士が袖で鼻水を拭かないようにするため」
と言われているんだ。
え・・・・・・。
なにそのしょうも無い理由・・・・・・。
なにそのしょうも無い理由・・・・・・。
っていうか立派な軍人さんが軍服の袖で鼻水ふいたりしないでしょ?
いやー。いまから説明する理由というか、この都市伝説の元となる根拠の話をきいたら「仕方ないかも」って思うと思うよー。
袖ボタンが生まれた理由と鼻水を拭かせたくなかった理由
実はこの頃のナポレオンはヨーロッパの大半を征服して、ロシアにも戦争を仕掛けてる真っ最中だったの。
ほうほう。
そして当然兵士はロシアに進軍していったんだけど、兵士たちは極寒のモスクワを徒歩での移動を余儀なくされてしまうんだ。
しかも食糧や兵站は殆どなく、寒さに耐えながら無理にでも進軍しなけりゃならなかったの。
うわ、想像しただけで寒そうだしキツそうね……。
ちなみにモスクワの冬は大体-15℃、寒いところだと-40℃にもなったりする。
なにそれ、人間が生きていける環境とは思えないわね……
実はこれだけ寒いと、垂れてきた鼻水を何かで拭わないと凍ってしまうんだよ。
かといってティッシュなんて上等なものがあるわけないし、進軍している途中に悠長にハンカチなんかで鼻水を拭いてられない。
かといってティッシュなんて上等なものがあるわけないし、進軍している途中に悠長にハンカチなんかで鼻水を拭いてられない。
その結果、兵士の服の袖は鼻水でカピカピになってるってわけ
なるほどね。
そりゃ仕方ないわ…。
そりゃ仕方ないわ…。
でも、わざわざそれだけのためにボタンを・・・・・・?
戦争ってのは士気が重要っていうからね。
鼻水だらけの軍服をきている軍隊なんて士気は下がっちゃうし、逆に相手の士気をあげてしまう可能性だってあるしね
鼻水だらけの軍服をきている軍隊なんて士気は下がっちゃうし、逆に相手の士気をあげてしまう可能性だってあるしね
どういうこと?
だって
「フランス軍は服の袖で鼻水を拭く鼻たれ軍隊らしいぜ」
ってきいたらどう思う?
「フランス軍は服の袖で鼻水を拭く鼻たれ軍隊らしいぜ」
ってきいたらどう思う?
「あ、こいつらなら勝てそう」って思うわね。
でしょ。
だからナポレオンはボタンを付けて鼻水を拭かせないようにして士気の低下を防いだってわけ。
だからナポレオンはボタンを付けて鼻水を拭かせないようにして士気の低下を防いだってわけ。
へー。
まぁ、その甲斐もなくロシア遠征は失敗におわって、それ以降のナポレオンは転落人生になるんだけどね。
結局ダメじゃん!