人形島?
なんかメルヘンチックな名前ね。
なんかメルヘンチックな名前ね。
え、マジで言ってる……?
なにが?
人形といっても呪いの人形だよ?
しかも今回紹介する人形島にある人形はこんな感じの島だよ……?
しかも今回紹介する人形島にある人形はこんな感じの島だよ……?
うあうあうあああ。
何コレ……。
何コレ……。
これが今回紹介する人形島の風景の一部。
それじゃさっそく紹介していきます!
それじゃさっそく紹介していきます!
いや、なんかもう十分なんだけど……
メキシコのソルミチコにある呪いの島「人形島」
この人形島があるのはメキシコにある「ソチミルコ」という町。
ソルミチコは大きな運河があるのが特徴の町ですごく自然豊かで美しい町でもあるんだ。
ソルミチコは大きな運河があるのが特徴の町ですごく自然豊かで美しい町でもあるんだ。
あー。なんかこういうゆっくり時間が流れそうな町って素敵ね。
実際、ユネスコの世界遺産に登録されてるぐらいだからね。
観光地としてもかなり有名な場所だよ。
観光地としてもかなり有名な場所だよ。
お~。。綺麗~。
こういう景色の中で船に乗ってゆったり過ごしたいわねぇ。
こういう景色の中で船に乗ってゆったり過ごしたいわねぇ。
そんな美しい町であるソチミルコにはチナンパって呼ばれる島が沢山存在するんだけど、その一角に呪いの島とも呼ばれる「人形島」とよばれる島があるのです……。
あ、やっぱり呪いの島の話に戻るのね……
そりゃそうでしょ……。
ところ今さっき言ってた「チナンパ」って何?
ああ、チナンパっていうのは水草を編んだ物に泥を乗せて人工的に作った島みたいなものだよ。
イメージ的には沼や運河に浮かぶ巨大な人工島って感じかな。
その島の上で畑を作って農作物を育てたりしてるんだって。
イメージ的には沼や運河に浮かぶ巨大な人工島って感じかな。
その島の上で畑を作って農作物を育てたりしてるんだって。
へー。
そしてこの人形島には語り継がれ散る伝説があるんだ……。
人形島に伝わる伝説
実はこの人形島は1人の男によって作られた島なんだ。
誰が何のためにこんな恐ろしい島を作ったのよ……。
この人形島を作ったのは当時、島の持ち主だった「ドン・ジュリアン・サンタナ・バレーラ(Julian Santana Barrera)」。
サンタナはある日、島の付近で一人の少女が溺れているのを発見するんだ。
サンタナはある日、島の付近で一人の少女が溺れているのを発見するんだ。
ほう。
サンタナは慌てて少女を助けようと飛び込んだんだけど、残念ながら少女は既に息絶えていて助けることができなかったらしい。
あらら……。
サンタナは少女を助けることができなかったことを非常に悔やんでいたらしいんだけど、それからしばらくすると不思議な事が起こるようになるんだ。
不思議な事?
なんとサンタナの島に次々と人形が流れ着くようになったんだよ。
うわぁ……。
それ以降、サンタナは何かに取りつかれたかのように流れてくる人形を全て拾って木に吊るしはじめる……。
しかも流れてくる人形だけでは飽き足らず、自ら古い人形を拾い集めては島に持ち帰って次々に木に吊るしていったんだって……。
しかも流れてくる人形だけでは飽き足らず、自ら古い人形を拾い集めては島に持ち帰って次々に木に吊るしていったんだって……。
なんかもう行動が完璧にヤバイじゃん……。
しかも、その年月はなんと……50年!。
50年!?
50年間もずっと人形を集めて木に吊るし続けたの!?
50年間もずっと人形を集めて木に吊るし続けたの!?
うん。
その結果、サンタナの島は不気味な人形があふれかえり、今では世界七大禁断の地の一つになってしまったってわけ。
その結果、サンタナの島は不気味な人形があふれかえり、今では世界七大禁断の地の一つになってしまったってわけ。
しかも話には続きがあってサンタナは2001年に水死体となって発見されるんだけど、その場所は少女が溺れていたと同じ場所だったんだってさ……。
やっぱりその島、絶対なんか呪われてるわよ……。
でも、なんでサンタナは次々に木に人形を吊るしていったのかしら。
本人は死んでしまってるからわからないけど二通りの仮説があるみたい。
二通りの仮説?
一つは人形を使って呪いを解こうとした説。
むしろ自分で呪われに行ってる感じがするんだけど。
いやいや、実はブードゥー教では「不気味な人形を祀ると災いを退ける事ができる」って言われているんだ。
あ、そうなの?
つまりサンタナは少女に憑りつかれている、もしくは何か呪いの力を感じて必至に対抗していたっていう説だね。
人知れず戦っていたかもしれないってことか……。
もう一つは?
もう一つは?
もう一つは少女の魂を鎮めようとしていた説。
若くして命を落としてしまった少女の魂がさみしく無いように、少女の魂のために人形を捧げ続けていたって説だね。
若くして命を落としてしまった少女の魂がさみしく無いように、少女の魂のために人形を捧げ続けていたって説だね。
こんなホラーな人形を捧げられても正直困ると思うんだけど……。
奇遇だね……。
ボクもそう思う……。
ボクもそう思う……。
でも、この人形島にはサンタナが住んでいた小屋があるんだけど、その小屋の中には綺麗な美しい人形があったんだって。
あ、そうなの?
もしかしたら不気味な人形で呪いを払いつつ、小屋の中では少女のために綺麗な人形を捧げていたのかもね。
あー……。なるほどね。
まぁ実際のところはわからないけどね。
まとめ
以上が呪いの島「人形島」についての全貌でした。
どうだった?
どうだった?
見た目は「ヤバイ」の一言だけど、今は人形島の見た目の怖さより、なんでサンタナが人形を吊っていたかっていう方が気になってきたわ……。
残念ながらその謎はもう永久に解明されないけどね……。
あ、そうそう。余談だけど地域住民の話で
「サンタナは町の人とソリが合わなくて、町の人を追っ払うために不気味な人形を吊っていた」
っていう話もあるよ。
「サンタナは町の人とソリが合わなくて、町の人を追っ払うために不気味な人形を吊っていた」
っていう話もあるよ。
あ……。
なんか現実味を帯びた噂のせいで一気に興味が失せた……。
なんか現実味を帯びた噂のせいで一気に興味が失せた……。
それもメキシコに存在する「人形島」について紹介したいと思いまっす!