チリンガム城?
なんか前に聞いたことあるわね。
なんか前に聞いたことあるわね。
前に「苦痛に満ちた男」っていう呪いの絵画について紹介したときに出てきた城だね。
呪いの絵画と霊的交渉を行おうとした城だよ。
呪いの絵画と霊的交渉を行おうとした城だよ。
あー。たしかなんかチリンガム城の幽霊に追い出されたって話だったわね。
そういえば、チリンガムの幽霊ってどんな幽霊が出るの?
そういえば、チリンガムの幽霊ってどんな幽霊が出るの?
それを今から紹介するんじゃないか……
あ、そっか。
それじゃさっそく紹介していきまっす。
チリンガム城に現れる青い少年の幽霊「ブルーボーイ」
このチリンガム城には数々の幽霊が出ると言われているんだけど、その中でも一番有名なのが
「ブルーボーイ」
と呼ばれる少年の幽霊。
「ブルーボーイ」
と呼ばれる少年の幽霊。
チリンガム城にはピンク色の部屋が部屋があって、そこに現れる幽霊で、そのピンクの部屋に泊まった人々は
「少年の泣き叫ぶ声が聞こえた」
「青白く光る球体をみた」
「透明の少年がいた」
といった証言が相次いだんだ。
「少年の泣き叫ぶ声が聞こえた」
「青白く光る球体をみた」
「透明の少年がいた」
といった証言が相次いだんだ。
ほう。
ただ、その幽霊を目撃した人々に不幸が起こったっていう事実は無くて、どちらかというと「助けを求めている風」だったらしいよ。
なんか伝えたい事でもあったのかしらね。
ちなみにこの怪異現象は2~300年前から言い伝えられていたんだけど、1900年代になってその幽霊の正体が明らかになる日が来たんだ。
ん?どういうこと?
ブルーボーイと呼ばれた幽霊の正体
このチリンガム城は12世紀に建てられたお城なんだけど、イギリスとスコットランドの戦争に使われたり第二次世界大戦の時に軍の兵舎として使用されたりして荒れ放題だったらしい。
その朽ち果てていくチリンガム城を見て嘆き悲しんだのが歴史的建造物の修復を行っているハンフリー・ウェイクフィールドという人物。
ハンフリーは1982年にチリンガム城を購入し、私財をつかってチリンガム城の修復を行い始めたんだ。
ハンフリーは1982年にチリンガム城を購入し、私財をつかってチリンガム城の修復を行い始めたんだ。
奇特な人もいるものね。
そして、その修復工事中にブルーボーイの正体ではないかという少年の亡骸が発掘されたんだよ。
発掘?
まるで埋まってたかのような言い方ね。
まるで埋まってたかのような言い方ね。
実は少年の亡骸は厚さ3メートルもある石壁に囲まれた隠し部屋から発見されたんだよ。
まるでシェルターね……
一体なんでそんなところに……。
一体なんでそんなところに……。
そこまでは明らかになってないんだけど、チリンガム城はいつの時代も戦争に使われていたでしょ?
だから何かしらの襲撃があった時に隠し部屋に隠れたところ出れなくなって餓死してしまったのではないかっていう説が有力だね。
だから何かしらの襲撃があった時に隠し部屋に隠れたところ出れなくなって餓死してしまったのではないかっていう説が有力だね。
ちなみに少年の亡骸の指の骨はひどくボロボロになっていて一生懸命、壁を引っ搔いたと思われる痕跡が残っていたらしいよ。
か……かわいそうすぎる……。
数々の拷問が行われていたチリンガム城
ちなみにチリンガム城であらわれる幽霊はブルーボーイだけじゃなくて、チリンガム城で非業の死を遂げた
「メアリー・バークレー」
の幽霊や拷問で殺された人たちの幽霊も出るって言われてます。
「メアリー・バークレー」
の幽霊や拷問で殺された人たちの幽霊も出るって言われてます。
拷問?
ああ、言い忘れてたけどチリンガム城では昔は日常的に拷問が行われていて拷問部屋もあるんだよ……。
マジで……
ちなみに今では拷問部屋も一般公開されていて、当時の拷問部屋の風景を見ることができるよ。
いやぁあ!二枚目の写真に死体が映ってるじゃん!
いや、さすがにこれは公開用の作り物だよ……。
ああ、そっか……。
それならいいんだけど……。
それならいいんだけど……。
でもこういうの見るとつくづく思う事があるのよね……。
ん?
拷問部屋を観光できるぐらいに平和になってよかったなって……。
あー。確かに。
やっぱ平和が一番だよね。
やっぱ平和が一番だよね。
その名も「ブルーボーイ」と呼ばれる少年の幽霊についてでっす!