ん?
真っ赤なお墓ってどういう事?
真っ赤なお墓ってどういう事?
そのままの意味だよ。
地元だと割と有名な話みたいなんだけど、北海道の函館に赤墓と呼ばれる超真っ赤なお墓があるんだよ。
地元だと割と有名な話みたいなんだけど、北海道の函館に赤墓と呼ばれる超真っ赤なお墓があるんだよ。
えぇ~……?
信じてないな……。
赤いお墓なんてあるわけないじゃん……。
それが本当にあるんだよ。
しかもそのお墓の裏面には漢文が刻まれていて、「刻まれている文章を読むと呪いが降りかかって死ぬ」なんて話もあるんだ。
しかもそのお墓の裏面には漢文が刻まれていて、「刻まれている文章を読むと呪いが降りかかって死ぬ」なんて話もあるんだ。
それじゃさっそく紹介していきまっす!
函館に実在する赤い墓!通称「赤墓」
それじゃまずは今回紹介する赤墓の写真を見てもらおうと思いまっす!
その赤墓の写真がこちら!
その赤墓の写真がこちら!
本当にあったわ……。赤いお墓……。
しかも想像してたより、はるかに真っ赤だし……。
しかも想像してたより、はるかに真っ赤だし……。
でしょ。
え、でも本当になにこれ。
何かの広告?
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いや、どう見てもお墓じゃん……。
なんでそう思うのさ……。
なんでそう思うのさ……。
だって名前の代わりに変な文字が彫られているから。
ああ、そういう事か。
実はこのお墓にはちょっとした歴史があるんだよ。
実はこのお墓にはちょっとした歴史があるんだよ。
赤墓に眠る天下の号外屋「信濃助治」
このお墓は函館の厚生院墓地というところにあるお墓で紛れもなく本物のお墓。
そしてお墓の主は「信濃助治(しなの すけじ)」という人なんだ。
そしてお墓の主は「信濃助治(しなの すけじ)」という人なんだ。
誰それ。
信濃助治は明治頃に実在した人物でね、自分の事を「天下の号外屋」と名乗っていた号外屋さんなんだ。
号外屋って、よく時代劇とかで「号外~!号外~!」って新聞を撒いてる人の事よね?
そそ。
信濃助治も日露戦争関連の号外を町で撒いていた人物なんだってさ。
信濃助治も日露戦争関連の号外を町で撒いていた人物なんだってさ。
へー。
しかも信濃助治は上着から靴下まで常に全身真っ赤な服を着ていて当時ではかなり有名人だったらしいよ。
え、なにそれ……。
目立つため……?
目立つため……?
それもあるかもしれないけど、実は「赤心(せきしん)」をモットーにしてたからっていう理由らしい。
赤心?
ボクも最近初めて知ったんだけど、武道の本質に赤心っていうのがあって、意味としては「嘘いつわりのない、ありのままの心」の事を言うんだって。
つまり“私の号外は本当の事ですよ。”って事?
そういう事だね。
しかも着ている服だけじゃなくて住んでいる家も真っ赤に塗っていたんだってさ。
しかも着ている服だけじゃなくて住んでいる家も真っ赤に塗っていたんだってさ。
それはちょっと行き過ぎ無ような気がする……。
墓の裏に刻まれているという呪いの漢文とは……?
信濃助治の事は大体わかったから、それよりお墓の裏に書かれている呪いの漢文の話をしてよ。
おっと。そうだね。
それじゃもうネタ晴らしがてら裏面に書かれている文章について紹介していくね。
それじゃもうネタ晴らしがてら裏面に書かれている文章について紹介していくね。
ネタ晴らし……?
このお墓の裏面にかかれている文章は
大正元年八月建之
先祖 信濃忠左衛門
七代目 信濃助治
昭和四年六月五日午前五時没 行年六十八
妻 信濃シゲ
明治三十九年五月廿三日没 行年三十九
先祖 信濃忠左衛門
七代目 信濃助治
昭和四年六月五日午前五時没 行年六十八
妻 信濃シゲ
明治三十九年五月廿三日没 行年三十九
……。
普通のお墓って感じね。
漢文なんて無いじゃん。
普通のお墓って感じね。
漢文なんて無いじゃん。
だね。
確かに漢字ではあるけれど漢文ではないよね。
確かに漢字ではあるけれど漢文ではないよね。
どういうこと?
それともこれが呪いの文章なの?
それともこれが呪いの文章なの?
いや、どうやら都市伝説はデマみたいだね。
えぇ~……。
というか、お墓の裏を見たらすぐ分かるような事が何で都市伝説になってるのよ……。
というか、お墓の裏を見たらすぐ分かるような事が何で都市伝説になってるのよ……。
地方にあるせいで確かめにくいからじゃないかな。
ちなみに「実はこのお墓は偽物で本物はもっと山の奥の方にある。」なんて話もあるみたいだけどね。
ちなみに「実はこのお墓は偽物で本物はもっと山の奥の方にある。」なんて話もあるみたいだけどね。
あ、そうなの?
でも本物の墓を発見したなんて話は無いけどね。
なんだ……。
結局のところ、珍しいお墓があったから怖い話を付け加えたって感じか……。
結局のところ、珍しいお墓があったから怖い話を付け加えたって感じか……。
まぁその可能性が高そうだね。
まとめ
以上が函館にある赤いお墓「天下の号外屋の墓」でした。
どうだった?
どうだった?
どうだったも何も、赤いお墓は珍しいと思ったけど怖い話はオマケみたいなもんだったわね……。
でも明治時代のお墓がよくあれだけ綺麗に残ってるわね。
あー。それは遺族の人が今でも年に一度、赤いペンキで塗りなおしてるんだってさ。
へー。
でもなんでホラーとは無縁な感じのお墓が怖い話になってんのかしら。
んー。やっぱり見た目じゃない?
昼間だと奇抜な変なお墓にしか見えないけど、夜にみると暗闇の中に赤いお墓が浮かび上がっててかなり不気味みたいだよ。
昼間だと奇抜な変なお墓にしか見えないけど、夜にみると暗闇の中に赤いお墓が浮かび上がっててかなり不気味みたいだよ。
ああ、なるほど……。
たしかに想像したらちょっと怖いかもね……。
たしかに想像したらちょっと怖いかもね……。
それも北海道に実在する真っ赤なお墓について紹介したいと思いまっす!