あれ?
アナベル人形ってどっかで聞いた名前ね。
なんか映画に出てなかった?
アナベル人形ってどっかで聞いた名前ね。
なんか映画に出てなかった?
そんなタイトルだったかな……。
なんかもっと直接的なタイトルだったような……。
なんかもっと直接的なタイトルだったような……。
あ、じゃぁ『アナベル』って映画だね。
アナベル人形を主役にして『死霊館』の前日譚を描いたやつだ。
アナベル人形を主役にして『死霊館』の前日譚を描いたやつだ。
実はその映画に出てきた呪いのアナベル人形は実在してるんだよ。
え、あれって実話が元になってたの……?
それじゃさっそく紹介していきまっす!
映画のアナベル人形と本物のアナベル人形の違い
まずは混乱しないようにマキエみたいに先に映画を見た人のために映画のアナベル人形と本物のアナベル人形の違いについて紹介しておくよ。
ちなみに映画を見たことないっていう人は「実在した呪いのアナベル人形」まで読み飛ばしてもらってオッケーです。
ちなみに映画を見たことないっていう人は「実在した呪いのアナベル人形」まで読み飛ばしてもらってオッケーです。
実は映画のアナベル人形と実在したアナベル人形は殆ど別物と言っていいほど違いがあるのよ。
映画用に脚色されたって事?
そだね。
映画では主人公のジョンが妻のミアにプレゼントした人形に殺されたカルト教団の女性アナベルが憑りつくっていう話だったけど、そのあたりから根本的に違う。
映画では主人公のジョンが妻のミアにプレゼントした人形に殺されたカルト教団の女性アナベルが憑りつくっていう話だったけど、そのあたりから根本的に違う。
そこから違ったらもう別の話じゃん……。
そうなんだよ……。
映画をみてびっくりした……。
映画をみてびっくりした……。
原作を知ってるファンからするとちょっとショック映画だったかもね……。
いや、呪いの人形に原作もくそもないから……。
ちなみに本物のアナベル人形はどんな話なの?
お、よくぞ聞いてくれました。
それじゃさっそく本題の実在したアナベル人形について紹介していきまっす!
それじゃさっそく本題の実在したアナベル人形について紹介していきまっす!
実在した呪いのアナベル人形
このアナベル人形の怪異譚が生まれたのは1970年代。
看護師になるために大学に通っていた「ドナ」という女性からヴィンテージのラガディ・アン人形をプレゼントされたんだ。
看護師になるために大学に通っていた「ドナ」という女性からヴィンテージのラガディ・アン人形をプレゼントされたんだ。
ラガディ・アン人形?
ラガディ・アンってのはアメリカの人気のキャラクター。
日本でいうなら。ミッフィーとかキティちゃんとかそんな感じかなぁ。
日本でいうなら。ミッフィーとかキティちゃんとかそんな感じかなぁ。
ふーん。
そしてドナは「アンジー」という同級生と一緒に小さなアパートを借りてたんだけど、ラガディ・アン人形をプレゼントされてから怪異現象が起き始めるんだ
アナベル人形が招いた怪異現象
最初に異変に気付いたのはルームメイトであるアンジー。
アンジーは人形を椅子のうえに置いてドナと一緒に外出してたんだけど、2人で家に帰ってくると人形が勝手にベットの部屋に移動していたんだ。
アンジーは人形を椅子のうえに置いてドナと一緒に外出してたんだけど、2人で家に帰ってくると人形が勝手にベットの部屋に移動していたんだ。
おーぅ……。
その話を聞いた男友達の「ルー」は人形に悪魔が憑りついてるに違いないと思ってドナとアンジーに捨てるように警告。
ただ、せっかく誕生日プレゼントに貰ったアンティーク人形を捨てることに抵抗を感じてドナはルーの提案を受け入れなかったんだ。
ただ、せっかく誕生日プレゼントに貰ったアンティーク人形を捨てることに抵抗を感じてドナはルーの提案を受け入れなかったんだ。
まぁ母親からのプレゼントをそうそう捨てれないわよねぇ。
しかし、怪異現象は次第に悪化していく……。
最初のうちは置いてある場所が変わってる程度だったんだけど、ひどい時には机の上に勝手にメッセージが書かれた紙が置かれてたりもしたんだ。
最初のうちは置いてある場所が変わってる程度だったんだけど、ひどい時には机の上に勝手にメッセージが書かれた紙が置かれてたりもしたんだ。
しかも、そのメッセージが書かれている紙はドナやアンジーが持ってすらいない羊皮紙に書かれたんだって。
どっからそんな紙が出てきたのの……
ちなみにそのメッセージは何て書かれてたの?
「助けて」
シンプルでなかなか怖いわね……
人形に憑りついた幽霊の正体
人形の場所が動いた程度なら動じなかったドナとアンジーも羊皮紙に「助けて」なんて書かれたメッセージの紙が出てきたあたりで怖くなって霊媒師に相談することにするんだ。
いや、人形が動いた時点で相談しときなさいよ……。
相談を受けた霊媒師はアパートと人形を見て
「この人形には昔、この土地に建っていた家に暮らしていて7歳で命を落とした『アナベル・ヒギンズ』という少女の霊が取り憑いている」
「アナベルはドナとアンジーを姉の様に慕っていてそばに居たいと言っている」
と説明。
「この人形には昔、この土地に建っていた家に暮らしていて7歳で命を落とした『アナベル・ヒギンズ』という少女の霊が取り憑いている」
「アナベルはドナとアンジーを姉の様に慕っていてそばに居たいと言っている」
と説明。
なんだ、悪霊じゃなかったのね。
ドナとアンジーもその話を聞いて若くして死んだというアナベルという少女に同情して人形をそのまま持ち続けることにしたんだ。
ほう。なんかいい話じゃん。
ただ、この判断が後々、悲劇を生む結果になるんだ……。
えっ……。
ルーを襲い始めたアナベル人形。
実はドナとアンジーが霊媒師に相談していた頃、アナベル人形を捨てるように提案したルーは、毎晩のようにアナベル人形が足から這い上がってきて首を絞められるという夢をみていたんだ。
矛先がルーに行ってた!?
そして、ある夜、ルーは夢とは思えないほどリアリティのある首を絞められる悪夢を見て翌日にドナとアンジーのアパートを訪ねたんだ。
2人にアナベル人形の悪夢を説明している時に誰もいない部屋から何かを漁るような音が聞こえ始める……。
あ、死亡フラグっぽい……。
恐る恐る様子を見に行ったルーは隣の部屋の隅でアナベル人形を発見。
2人が処分しないなら自分が処分しようと人形に近づいたんだけど、人形に近づくるにつれてルーは胸に激しい痛みを感じたんだ。
2人が処分しないなら自分が処分しようと人形に近づいたんだけど、人形に近づくるにつれてルーは胸に激しい痛みを感じたんだ。
そしてあと少しで手が届くというところでルーは激痛に襲われ、痛みが走った胸を見てみるとシャツの胸元には血が滲みはじめていたんだ。
おおぅ……、直接攻撃を仕掛けてきたか……。
ルーは慌てて部屋を飛び出して傷口を確認。
すると胸には獣に引っかかれたような7つの爪痕がくっきりと残っていたらしい……。
すると胸には獣に引っかかれたような7つの爪痕がくっきりと残っていたらしい……。
アナベル人形を引き取った「ウォーレン夫妻」
ルーを襲った怪異現象を目の当たりにしたドナとアンジーは少女の霊という事に疑問を抱き、今度は有名な超常現象研究家である「エド&ロレイン・ウォーレン夫妻」に調査を依頼。
するとウォーレン夫妻は
「このアナベル人形に憑りついているのは少女の霊では無い。悪霊がこの人形を操っている」
と説明。
「このアナベル人形に憑りついているのは少女の霊では無い。悪霊がこの人形を操っている」
と説明。
やっぱ悪霊だったんじゃん!
そしてウォーレン夫妻はクック神父という神父にドナとアンジーのアパートの悪魔祓いを依頼して、アナベル人形を引き取って自宅へ持ち帰ったんだ。
とうとうドナとアンジーも人形を手放したか……。
でも、アナベル人形の怪異現象はウォーレン夫妻の家でもたびたび発生。
この悪霊は除霊することが不可能だと判断したウォーレン夫妻はアナベル人形用の特性ガラスケースを作成して中に封印することにしたんだ。
この悪霊は除霊することが不可能だと判断したウォーレン夫妻はアナベル人形用の特性ガラスケースを作成して中に封印することにしたんだ。
ちなみに封印されているアナベル人形がこちら。
この話を聞いたせいかもしれないけど、かなり不気味に見えるわ……。
「DANGER(危険)」とか「Do Not Touch Anything(何があっても触るな)」とかが特に怖いわね……。
「DANGER(危険)」とか「Do Not Touch Anything(何があっても触るな)」とかが特に怖いわね……。
ちなみに今はウォーレン夫妻が集めた呪いの品々を展示している「オカルト博物館」に収められていて普通に見る事も出来るんだけど、調子にのった若者がアナベル人形のケースをバンバン叩きながら
「俺を呪い殺せれるもんならやってみな!」
と挑発。
「俺を呪い殺せれるもんならやってみな!」
と挑発。
その結果、その若者はオカルト博物館からの帰り道にバイクで街路樹に激突して死亡した事件があったらしい。
いらんことするから……。
以上が呪いの人形「アナベル人形」についての都市伝説。
パッと見、可愛い人形にみえても見方によったらだいぶ変わるものね……。
そのうち呪いのフィギュアとかも出てきそうだね。
アニメ顔のフィギュアはどう転んでもあんまり怖くなさそうなんだけど……。
ちなみにボクは最近「球体関節人形」という単語に魅力を感じてたりもします。
アンタの趣味はどうでもいいから……。
あと、映画の死霊館はココで31日間は無料で見れる のでお勧めでっす。
悪霊が取りついて呪われているという人形についての都市伝説でっす!