

ロバート人形?

日本でも結構有名な人形だから画像を見たり名前を聞いた事ぐらいはあると思うんだけど。
ちなみにセーラー服を着た水兵の人形なんだけど知らない?
ちなみにセーラー服を着た水兵の人形なんだけど知らない?

いや、わかんない……。
というかセーラー服を着た水兵の人形って何よ……。
というかセーラー服を着た水兵の人形って何よ……。

いや、水兵(セーラー)の人形だからセーラー服なんだけど……。

ああ!そっちの意味のセーラー服か!

てっきりオタクご用達のマニアな人形かと思っちゃったわ。

そんなマニアックな呪いの人形があってたまるか……。
というか、そんな事言っててロバート人形に呪われちゃっても知らないからね……。
というか、そんな事言っててロバート人形に呪われちゃっても知らないからね……。

そんなに怖い人形なの?

結構ヤバいよ。
ちなみにホラー映画のモデルにもなっていたりするぐらい有名な人形だったりする。
ちなみにホラー映画のモデルにもなっていたりするぐらい有名な人形だったりする。

それじゃ早速紹介していきまっす!
悪霊が宿っていると言われる呪いの人形「ロバート人形」

では、改めて今回紹介する呪いの人形は「ロバート人形」。
1904年頃から有名になった呪いの人形で、こちらがそのロバート人形の写真。
1904年頃から有名になった呪いの人形で、こちらがそのロバート人形の写真。


ああ、この人形は見た事はあるわね。

かわいい顔をしているのに呪いの人形だったんだ……。

そうだよ。
ちなみに、この人形の元々の持ち主は「ロバート・ユージーン・オットー」という人物なんだけど、その人物に名前にちなんで「ロバート人形」と呼ばれるようになったんだ。
ちなみに、この人形の元々の持ち主は「ロバート・ユージーン・オットー」という人物なんだけど、その人物に名前にちなんで「ロバート人形」と呼ばれるようになったんだ。

ふんふん。

そして冒頭でも少し触れたけど、このロバート人形はホラー映画「チャイルド・プレイ」のチャッキー人形のモデルにもなっていたりします。

チャッキー人形?

人形がハサミやナイフを持って襲ってくる映画なんだけど、見た事無い?


ああー!はいはい!この人形は見たことあるわね。
というか、この人形ってモデルが存在したのね。
というか、この人形ってモデルが存在したのね。

うん。
ちなみにチャイルド・プレイっていう映画は殺人鬼が自分の邪悪な魂を人形に移した結果、その人形が生身の体を手に入れるために次々に人々を襲うって感じのストーリーなんだけど、実はロバート人形にも怨霊や悪霊が乗り移っていると言われているんだ……。
ちなみにチャイルド・プレイっていう映画は殺人鬼が自分の邪悪な魂を人形に移した結果、その人形が生身の体を手に入れるために次々に人々を襲うって感じのストーリーなんだけど、実はロバート人形にも怨霊や悪霊が乗り移っていると言われているんだ……。

まじで……。
ロバート人形が生まれた経緯。何故か二つのストーリーが……?

それじゃ次にロバート人形の誕生した経緯や怪奇現象について紹介していきたいと思うんだけど……。

だけど?

実は奇妙な事にロバート人形には2種類の話があるんだ。

ん?どういう事?

持ち主がロバート・ユージーン・オットーという事には変わりないんだけど、「ロバートのお爺ちゃんがロバートにプレゼントした説」と「オットー家で雇われていた召使がロバートにプレゼントした説」の2種類あるんだよ。

へー。なんで?

わかんない。

一応、お爺ちゃんがプレゼントした説が濃厚みたいなんだけど、まぁどっちが本当かわからないから両方紹介しておくね!

え……。えぇ~……。
ロバート人形が引き起こした怪奇現象
ロバートのお爺ちゃんがロバートにプレゼントした説

それじゃまずはロバートのおじいちゃんがロバートにプレゼントした説から紹介していくね。
この人形はロバートのお爺ちゃん、すなわち祖父にあたる人物がドイツを旅行中に購入したもので、元々はディスプレイ用に作られた非売品の人形だったんだって。
この人形はロバートのお爺ちゃん、すなわち祖父にあたる人物がドイツを旅行中に購入したもので、元々はディスプレイ用に作られた非売品の人形だったんだって。

ああ、この人形って一点物だったんだ。

そうだよ。
最初は非売品だからって断られていたみたいだけど、その人形を大いに気に入った祖父は店主に頼み込んで無理やり購入。
そしてドイツから帰国してすぐに孫のロバートにプレゼントしたんだってさ。
最初は非売品だからって断られていたみたいだけど、その人形を大いに気に入った祖父は店主に頼み込んで無理やり購入。
そしてドイツから帰国してすぐに孫のロバートにプレゼントしたんだってさ。

へー。

一方でその人形をプレゼントされたロバートも大喜び。
どこに行くにも人形を連れて行くぐらいお気に入りで、さらに人形にも自分の名前である「ロバート」という名前を付けるぐらい大事にしていたんだって。
どこに行くにも人形を連れて行くぐらいお気に入りで、さらに人形にも自分の名前である「ロバート」という名前を付けるぐらい大事にしていたんだって。

こういう話を聞くとほっこりするわよね。

ここまではね……。
ただ、この人形を手に入れてからというもの、ロバートに少し異変が起こり始めるんだ……。
ただ、この人形を手に入れてからというもの、ロバートに少し異変が起こり始めるんだ……。

ほう……。

ロバートの異変に最初に気付いたのは両親たちなんだけど、ロバートは人形を買い与えられて以降、ロバートは徐々に部屋に引きこもりがちになってしまう。
さらにロバート人形と会話している光景をよく目にするようになったんだって。
さらにロバート人形と会話している光景をよく目にするようになったんだって。

まぁお気に入りの人形が手に入ったのなら、それでずっと遊ぶのが子供ってもんじゃないの?

そうかもしれない。
ただ、同じ時期から夜になると異音が聞こえるようになったり、いつの間にか花瓶が割れていたり、部屋のドアが勝手にしまったりとおかしな現象が起こり始めるんだ。
ただ、同じ時期から夜になると異音が聞こえるようになったり、いつの間にか花瓶が割れていたり、部屋のドアが勝手にしまったりとおかしな現象が起こり始めるんだ。

ふんふん。

そして両親は初めのうちはロバートがイタズラしていると思ってロバートに問いただしたところ、ロバートは「僕じゃない!ロバート(人形)がやったんだ!」と言っていたらしい。

そしてさらに状況は悪化。
ロバートは自分のことを「ジーン」と名乗りはじめ、一方で人形こそが本物の「ロバート」だと言い始めたんだ……。
ロバートは自分のことを「ジーン」と名乗りはじめ、一方で人形こそが本物の「ロバート」だと言い始めたんだ……。

まるで人形の中にいた魂がロバートの体を乗っ取ろうとしているみたいにね……。

あ、なんか怖……。

流石にこのあたりで「この人形は何かある」と感づいた両親は無理やりロバートと人形を引き離す事にしたんだ。
すると怪奇現象は続いたものの、ロバートは徐々に元の状態に戻っていったらしい。
すると怪奇現象は続いたものの、ロバートは徐々に元の状態に戻っていったらしい。
「オットー家で雇われていた召使がロバートにプレゼントした説」

そしてもう一つが「オットー家で雇われていた使用人がロバートにプレゼントした説」なんだけど、実はオットー家は資産家で裕福な家庭で複数の使用人を雇っていたらしい。

ふんふん。

ただ、その使用人の一人が小さなミスが原因で解雇されてしまう。
そしてタチの悪い事に解雇された使用人はブードゥーの呪いや黒魔術の心得があって、オットー家を逆恨みした使用人は長男のロバートが不幸になるように人形に呪いをかけてプレゼントしたんだ。
そしてタチの悪い事に解雇された使用人はブードゥーの呪いや黒魔術の心得があって、オットー家を逆恨みした使用人は長男のロバートが不幸になるように人形に呪いをかけてプレゼントしたんだ。

そういうのはプレゼントって言わないから……。

その後はさっき紹介した通り。
ブードゥーの呪いや黒魔術がかかった人形を受け取ったオットー家には怪奇現象が起きたりロバート自身が精神を病んでしまう。
ブードゥーの呪いや黒魔術がかかった人形を受け取ったオットー家には怪奇現象が起きたりロバート自身が精神を病んでしまう。

ただ、さっきも言った通り人形が原因だと気づいてロバートと引き離すことで事なきを得たらしい。

クビにされた腹いせに呪いの人形を送り付けるって大人げないわね……。

まぁなにか他にも理由があったのかもしれないけどね。
今でも怪奇現象が続くロバート人形。壁一面には謝罪の手紙が……?

そして最後にこのロバート人形の現在についてなんだけど、今でもちゃんと現存しています。

あ、そうなんだ……。

うん。
今はアメリカのフロリダ州キーウエストに「イーストマーテロ博物館」っていう博物館にガラスケースに入れられて厳重に保管されているよ。
今はアメリカのフロリダ州キーウエストに「イーストマーテロ博物館」っていう博物館にガラスケースに入れられて厳重に保管されているよ。

え、なんで博物館にあるの?

一言で言うなら寄付されたんだよ。

事件があった以降、人形から離れて正気を取り戻したロバートは大人になりアンという女性と結婚して寿命を全うする。
そしてロバートもアンも寿命でこの世を去った時に遺産処分が行われたんだけど、その時にロバート人形も売りに出されて持ち主が変わったんだ。
そしてロバートもアンも寿命でこの世を去った時に遺産処分が行われたんだけど、その時にロバート人形も売りに出されて持ち主が変わったんだ。

へー。

ただ、売られた先でも怪奇現象は発生。
そして怪奇現象が起こるたびに持ち主が変わっていったんだけど、最終的には手に負えなくなった持ち主が博物館に寄付したんだよ。
そして怪奇現象が起こるたびに持ち主が変わっていったんだけど、最終的には手に負えなくなった持ち主が博物館に寄付したんだよ。

なるほど。
だから博物館にあるのね。
だから博物館にあるのね。

ちなみに今でも怪奇現象も現存中でね。
たまに「トントン」ってガラスケースを叩くような音が聞こえたり、写真をとると何故かブレたりよく分からない物が映り込んだりするんだってさ。
たまに「トントン」ってガラスケースを叩くような音が聞こえたり、写真をとると何故かブレたりよく分からない物が映り込んだりするんだってさ。

えぇ……。

さらにこのロバート人形は断りも無く写真を撮ったり、ないがしろな態度を取った相手に不幸を振りまいているらしく、ロバート人形を見た後に事故に巻き込まれる人が続出。
今ではロバート人形に対してずさんな態度を取った人たちからの謝罪の手紙が壁一面に貼られていたりする。
今ではロバート人形に対してずさんな態度を取った人たちからの謝罪の手紙が壁一面に貼られていたりする。

呪いの人形に……手紙……?

まぁ手紙を出せば許してくれるみたいだから、意外と心は広いのかもね。

そういう問題かしら……。
まとめ

以上が呪いの人形「ロバート人形」についてでした。
どうだった?
どうだった?

うーん……。
なんていうか「お爺ちゃんが買ってくれたのに呪われていた」のと「呪いをかけられて送り付けられた」のでは大分感想が違ってくるわね……。
なんていうか「お爺ちゃんが買ってくれたのに呪われていた」のと「呪いをかけられて送り付けられた」のでは大分感想が違ってくるわね……。

まぁそもそも何故、人形の生い立ちが二つもあるのかも謎だけどね。

あ、そうそう。
ちなみに聞いた話によると、このロバート人形のモデルはヘロイン中毒の水兵なんだってさ。
ちなみに聞いた話によると、このロバート人形のモデルはヘロイン中毒の水兵なんだってさ。

え……。
何その無駄な後付け設定……。
何その無駄な後付け設定……。

しかもヘロインは世界一依存症になりやすい麻薬な上、肉体的にも精神的にも強烈な依存症状が出る麻薬なのに1回分が1ドルぐらいで買えるんだって……。
ヤバくない……?
ヤバくない……?

いや、麻薬の話はどうでもいいから……。
それもアメリカで有名な「ロバート人形」についてご紹介したいと思いまっす!