超人水?
それはドラ〇ンボールですね……。
超人類?
それはまた別の都市伝説ですね……。
今回の都市伝説は「超純水」。
つまり超高純度の水についての話だよ。
つまり超高純度の水についての話だよ。
ほう。
あんまり聞かない話ね。
あんまり聞かない話ね。
それじゃまずは、その都市伝説から紹介していくね
超高純度の水「超純水」の都市伝説とは
それじゃ、まずは超純水の性質から紹介していくけれど、超純水とよばれる高純度の水は人を死なせてしまう危険があると言われているんだ。
その前に超純水って何よ。
超純水ってのは不純物を一切取り除いた水の事。
つまり化学式でいうと完璧なH2Oってことだね。
つまり化学式でいうと完璧なH2Oってことだね。
ただの綺麗な蒸留水っぽいけど違うの?
実は完全なH2Oにするのは不可能っていわれているんだ。
なんで?
普通の空気中の二酸化炭素が入り込んだり、微量のミネラルや酵素が溶け込んでしまうから。
ああ、なるほどね。
で、僕たちが普段接してる普通の水なんだけど、これは物質を溶かして取り込むという性質を持っているのは知ってる?
というと?
分かりやすく言うと塩や砂糖、コーヒーなんかだね。
水の中に入れるとふわーっと溶けてなくなるでしょ?
水の中に入れるとふわーっと溶けてなくなるでしょ?
ああ、そういう意味ね。
ただ超純水になると、その性質が最大限引き出されてしまうから決して素手で触ってはダメなんだよ。
え、どうして。
超純水になると皮膚なども溶かしてしまうからだよ。
しかもそれを飲んでしまった日には体の中は粘膜は醜くただれてしまう上に、浸透圧によって体内に急速に吸収されてしまう。
その結果、血は薄くなって簡単に人間を死なせてしまうんだ。
しかもそれを飲んでしまった日には体の中は粘膜は醜くただれてしまう上に、浸透圧によって体内に急速に吸収されてしまう。
その結果、血は薄くなって簡単に人間を死なせてしまうんだ。
えぇ……。
かなり怖いんだけど。
かなり怖いんだけど。
超純水だと塩酸みたいに指を突っ込んだらじわじわと指が溶けてしまうってこと?
そういう事だね。
もちろんこの超純水は工業用で簡単にボクたちの手には入らないようになってるけどね。
もちろんこの超純水は工業用で簡単にボクたちの手には入らないようになってるけどね。
マジかー。
水って結構怖い物質だったのね。
水って結構怖い物質だったのね。
そうだね。
この都市伝説が本当なら超危ない物質だよね。
この都市伝説が本当なら超危ない物質だよね。
うん……?
“本当だったら”ってどういうことよ
“本当だったら”ってどういうことよ
え、そのままの意味だよ。
この都市伝説はただの作り話だからね。
この「超純水」はデマ?果たして真相は?
ちょっと信じかけちゃったわ……。
まぁ確かに
「検証のしようがない物」
「今まで生きてきた中で見たことが無いもの」
を前提とされるとついつい信じちゃいそうになるよね。
「検証のしようがない物」
「今まで生きてきた中で見たことが無いもの」
を前提とされるとついつい信じちゃいそうになるよね。
ただ「超純水」ってのは本当に存在はするよ。
実際の所、この超純水に指を入れたり飲んだりするとどうなると思う?
実際の所、この超純水に指を入れたり飲んだりするとどうなると思う?
え、何?
皮膚が溶けるんじゃないの?
皮膚が溶けるんじゃないの?
ぶー
正解は
「雑菌が水に混ざって水になる」
でした。
「雑菌が水に混ざって水になる」
でした。
なっ……!
でも確かにそうか……。
冷静になって考えてみるとそうよね。
冷静になって考えてみるとそうよね。
そりゃそうだよ
しかもそんな超純水は簡単に手に入らないしね
「簡単に手に入らない=検証できない」って考えた人がこの都市伝説を考えたんじゃないかな。
しかもそんな超純水は簡単に手に入らないしね
「簡単に手に入らない=検証できない」って考えた人がこの都市伝説を考えたんじゃないかな。
もしくは製造にコストがかかる水だから研究室の人とか工場の人が他の人に触らせないために
「この水は触ると皮膚が溶けてヤバいぜ!ゼッタイ触るなよ!」
って脅しでつかってたかもしれないね。
「この水は触ると皮膚が溶けてヤバいぜ!ゼッタイ触るなよ!」
って脅しでつかってたかもしれないね。
あ。それっぽいわねー。
人に触らせたくないなら危険物だって脅したほうが効果的だもんね。
人に触らせたくないなら危険物だって脅したほうが効果的だもんね。
まぁとにかく都市伝説の生まれた経緯はわからないけど超純水が危ないって話はデマってことだね。
私のスマホは触ると指がとけて爆発するから絶対に触っちゃダメよ。
ネタで言ってるんだろうけど、指が溶けて爆発ってのはちょっと逆に見てみたいんだけど……。
それも自然界に存在しない恐るべき水について紹介したいと思いまっす!