今回は話はズバリ「熊出没注意」のステッカーについてでっす!
あっ見たことあるわ、それ。
たしか北海道とかどっかのお土産グッズじゃなかったかしら?
たしか北海道とかどっかのお土産グッズじゃなかったかしら?
お、よく知ってるね。
私もお土産げでステッカーもらったことがあるもの。
あ、そうなんだ。
ちなみにそのステッカーはどうしたの?
ちなみにそのステッカーはどうしたの?
え?車に貼ってたケド?
へぇ……。
な、なによ……。
なんか文句あんの?
あれって車に張るための物じゃないの?
なんか文句あんの?
あれって車に張るための物じゃないの?
いやいやー。
マキエにぴったりだなと思って
マキエにぴったりだなと思って
どういうことよ!
私が熊って言いたいのワケ!?
私が熊って言いたいのワケ!?
いや、そうじゃないよ。
実はあのステッカーには別の意味が含まれてるって話題になったんだよ。
実はあのステッカーには別の意味が含まれてるって話題になったんだよ。
現に今もとある所ではブーム進行中だしね。
え……?
なんなのよ。気になるわね。
なんなのよ。気になるわね。
北海道が生み出した「熊出没注意」とは?
まずは本題に入る前に「熊出没注意」について少し説明しておこうかな。
実はこの「熊出没注意」ってのはさっきマキエが言った通り北海道のクリエイティブコンパス社が発売しているブランド製品。
あれ、ブランドだったんだ!
そうだよ。
ちなみにブランド名は「NORTH ISLAND」。
ちなみにブランド名は「NORTH ISLAND」。
ただの「北海道に行ってきました」的なグッズかと思ってたわ。
最近では人気になったこともあってTシャツや帽子、靴下といったアパレルからボールペンやシールといった文房具、そしてライターやナイフといったアウトドアグッズも販売されてるんだ。
へー!
シールだけじゃなかったんだ。
シールだけじゃなかったんだ。
そしてこのグッズが大ブームしている意外な場所は中国。
中国って中国地方?
いや、中華人民共和国の中国。
細かく言うと北京で大人気になったんだよ。
細かく言うと北京で大人気になったんだよ。
へー。なんでなんで?
「熊出没注意」が北京で大ブームになった理由とは
それじゃ今回の本題だけど、実はあの「熊出没注意」ってステッカーを車に張るのは北京で始まったといわれているんだ。
北京ってかなり都会でしょ?
熊なんて出るわけないじゃん。
熊なんて出るわけないじゃん。
もちろん、その通り。
でも、この「熊出没注意」ってのは日本人が読むのと中国人が読むので意味が違ってくるんだよ。
へぇ、そうなんだ。
この熊出没注意って中国ならどういう意味があるの?
この熊出没注意って中国ならどういう意味があるの?
日本人がこの単語を見ると
「熊、出没、注意」
の三つの単語に分けられるけど、中国人の場合は
「熊出、没注意」
という二つの意味になるんだ。
「熊、出没、注意」
の三つの単語に分けられるけど、中国人の場合は
「熊出、没注意」
という二つの意味になるんだ。
そして意外なことに中国で「熊」は頭の悪い動物って認識があって、出来の悪い人や物の事を「熊貨」、弱音の事を「熊話」って言うんだ。
へー。
意外ね。
熊って頭よさそうなのに。
意外ね。
熊って頭よさそうなのに。
そして「没注意」ってのは「注意力散漫」とか「注意力がたりない」って意味になるのよ。
ふんふん。
だからこれをつなげると
「注意力散漫な無能な人間が出てきます」
って意味になる。
「注意力散漫な無能な人間が出てきます」
って意味になる。
つまり「運転している人は無能(運転が下手)だから注意するように」っていう意味になるんだって。
ええぇ……。そんな意味があったの。
そして日本では初心者のうちは車に若葉マークを張ることを義務付けられているけど、じつは中国には若葉マークになるものが無い。
だから初心者は自ら「実習」っていう紙を貼ったりするんだけど、北海道に観光にきていた旅行客が
「こりゃちょうどいいや」
ってことで中国に持ち帰って、そっからブームになったんだって。
「こりゃちょうどいいや」
ってことで中国に持ち帰って、そっからブームになったんだって。
へー!
じゃぁ中国人からみたらあのステッカーってのは「私は運転が下手です」って思うんだ。
じゃぁ中国人からみたらあのステッカーってのは「私は運転が下手です」って思うんだ。
その通り!
中国人からしたらちょっと滑稽に見えるみたいだね。
中国人からしたらちょっと滑稽に見えるみたいだね。
なるほどねー。
意外と面白い発見ね。
意外と面白い発見ね。
そいうやアンタ、最初に私にぴったりとか言ってなかった?
イッテナイデスヨ……?