寿司の起源はタイだった?稲作といっしょに伝わったプラーソムとは!

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ぐっさん
今回の都市伝説は寿司の起源について!
それも実はタイが寿司の発祥の地ではないかという説についてでっす!
マキエ
あれ?タイ?
ぐっさん
どうかした?
マキエ
いやー……。
また起源、起源ってうるさいお隣の国の話かと思ったから……。
ぐっさん
ああ……。
ボクもそっち系の話は飽き飽きしてるんでパスで……。
ぐっさん
今回紹介するのはもっと地に足付いた話だよ。
まぁ起源といっても偶然たまたま同じような料理が生まれた可能性はあるけどね。
マキエ
ふーん。
でもタイが起源って珍しいわね。
ぐっさん
でしょ?
それじゃさっそく紹介していきまっす!

寿司の起源はタイの「プラーソム」?


ぐっさん
まず最初にお寿司の定義なんだけど、寿司って聞くとマキエは何を思い浮かべる?
マキエ
大トロ。
ぐっさん
いや、寿司ネタじゃなくて……。
マキエ
ああ、握りずしとかちらし寿司ってこと?
ぐっさん
そうそう。
マキエ
やっぱり寿司=握り寿司じゃない?
ぐっさん
だよね。
でもそれは流通がしっかりした今でこそ食べれる寿司であって、昔の寿司は魚をご飯と塩で乳酸発酵させた「なれ鮨(なれずし)」が一般的だったんだ。
マキエ
なれ鮨?
ぐっさん
魚を飯に漬けて発酵させるお寿司の事だよ。
今もあるなれ鮨としたら滋賀県の「鮒ずし」あたりが有名かな。
マキエ
あー……あのクッサイやつか……。
ぐっさん
まぁそうともいうね……。
ぐっさん
そしてその起源といわれているのがタイの「プラーソム」という料理。
このタイに古くから伝わるプラーソムが日本のなれ寿司とそっくりなんだよ。
マキエ
へー。どんな料理?
ぐっさん
プラーソムは岩塩で一晩中発酵させた後、魚を開いてお米やニンニクや塩を詰めて放置して乳酸発酵させるっていう料理。
マキエ
……全然寿司っぽくないわね。
ぐっさん
まぁそれも後々説明するよ。
ぐっさん
ちなみにプラーソムは塩漬けだけじゃなくて発酵させることでより長期間の保存ができるようになるんだよ。
海や川から遠く離れた地で魚を食べるための知恵って感じかな。
マキエ
ふーん。

寿司が伝わったのは紀元前?

ぐっさん
そしてこの寿司がタイより伝わったと言われているのが何と紀元前。
マキエ
紀元前!?
そんな前から伝わってたの!?
ぐっさん
らしいよ。
稲作文化が伝えられた時に入ってきたんだって。
マキエ
でもなんでそんなことがわかるの?
ぐっさん
だってお米が無いと魚を米で発酵させれないでしょ?
マキエ
あ……そっか……。
ぐっさん
実際に奈良時代の文献には高価な貢物の一つとして「鮒鮨」が登場したりする。
マキエ
ふーん。
寿司の歴史って意外と長いのね。
ぐっさん
ちなみにさっき言ってた寿司っぽくないって話だけど、このころの寿司についてるお米はあくまで発酵用の材料で食べるときには捨ててたらしいよ。
マキエ
え、ご飯がない寿司なんてただの発酵したお刺身じゃん。
ぐっさん
んー。まぁそれも現代ならではの考え方かなぁ。
そもそも寿司の語源は酸っぱいことを意味する「酸し」からきてるから、もともとご飯は関係ないんだよ。
ぐっさん
ただ、魚と一緒に付いてるご飯を捨てるのがもったいないないとおもって食べれるように工夫した結果、今みたいな寿司が生まれたらしい。
マキエ
日本のもったいない精神が名作を生んだわね。
ぐっさん
以上が寿司の起源に関する都市伝説なんだけど、ちなみにこのタイのプラーソム……。
マキエ

うん。

ぐっさん
「白人の足の臭い」っていわれるぐらい臭いらしいです。
マキエ
いまの一言で完璧に興味が無くなったわ……。
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