サッカーが原因で戦争勃発!?「サッカー戦争」と呼ばれる戦争の正体とは!

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ぐっさん
今回の都市伝説のテーマは「サッカー」!
それも「サッカーが原因で戦争が勃発した」という話について紹介したいと思いまっす!
マキエ
サッカーが原因で戦争?
ファンとファン同士の抗争って意味?
ぐっさん
いや、国家同士の本物の戦争。
マキエ
え、サッカーで……?
サッカーってスポーツのサッカーの事よね?
ぐっさん
そりゃそうだよ。
それ以外にサッカーって無いでしょ?
マキエ
レジで袋詰めする人の事もサッカーっていうんですけど?
ぐっさん
あ、そうなの……?初めて知ったよ……。
というか、そんなところで張り合わなくても……。
マキエ
でも、サッカーが原因で戦争とかちょっと興味あるわね。
ぐっさん
お、ホントに?
それじゃ早速紹介していきまっす!

ワールドカップ予選で戦争勃発!?


ぐっさん
それじゃ、まずはさっそく本当に「サッカー戦争」と呼ばれるものがあるかどうかから紹介していくけど、実はこの話は……
ぐっさん
本当に実際にあった話でっす!
マキエ
へー。
まぁこの話が嘘だったらこれ以上、話が続かないもんね。
ぐっさん
またそういう発言を……。
ぐっさん
まぁいいや。
このサッカー戦争と呼ばれる戦争は歴史や戦争事情に詳しい人からすれば超有名な話なんだけど、1969年に「エルサルバドル」と「ホンジュラス」との間に起きた戦争の事なんだ。
マキエ
エルサルバドルとボンジュラスなんて国、初めて聞いたんだけど……。
ぐっさん
場所的にはメキシコの右下、コロンビアの左上って感じ?
マキエ
中央アメリカあたりか……。
あの辺って熱狂的なサッカーファンが多いわよね。
それが関係しているのかしら。
ぐっさん
おお、いつに無く冴えてるね。
実はその通りなんだけど、順を追って紹介していくね。

1970年に行われたFIFAワールドカップで国交断絶に!


ぐっさん
まず、サッカー戦争が起こる原因となったのは1970年に開催が予定されていたFIFAワールドカップ。
その予選が1969年にホンジュラスの首都で行われていたんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
対戦チームはもちろん「エルサルバドル」と「ホンジュラス」。
ただ、ホンジュラス側の熱狂的なサポーターがエルサルバドルの選手たちに妨害行為を始めたんだ。
マキエ
妨害行為?
ぐっさん
エルサルバドルのチームは予選試合のためにボンジュラスのホテルに宿泊に来ていたんだけど……。
ぐっさん
ボンジュラス側の熱狂的サポーターがエルサルバドルの選手たちのホテルを取り囲んで一日中鳴り物を鳴らしたり、罵詈雑言を浴びせたり石や汚物をホテルに投げ込んだりしたんだよ……。
マキエ
おおう……。きっつぅ……。
ぐっさん
まぁ、とはいっても向こうの国では日常茶飯事らしいけどね……。
マキエ
まじで!?
ぐっさん
その証拠に予選の2回戦はエルサルバドルで行われたんだけど、エルサルバドルのサポーターがボンジュラスのチームに全く同じような妨害行為を行ってるしね……。
マキエ
どっちもどっちか……。
マキエ
でも、よく選手たちは無事だったわね。
ぐっさん
なんてったって、選手たちは軍隊が護衛していたからね。
マキエ
もうこの時点で普通じゃないわね……。
ぐっさん
ちなみにこの時点でサッカーの勝敗は1勝1敗。
決勝戦はメキシコの首都で行われる事になったんだけど、この時点で両国のサポーターは一触即発状態で非常に危険な状態だったんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
そしてサポーターたちの事を重く見たメキシコはサポーターをメインスタンドとバックスタンドに分けたり、スタジアム内に催涙ガスで武装させた機動隊を配備したりと厳戒態勢を敷いたんだ。
マキエ
スタジアムに機動隊……。
サッカーをやる雰囲気じゃないわね……。
ぐっさん
そして試合はエルサルバドルが勝利することになるんだけど、この事がきっかけで戦争に突入することになるんだ。

サッカーの結果を知ったホンジュラス人がエルサルバドル人に襲い掛かる……?

ぐっさん
メキシコで行われた最終予選は6月27日に行われたんだけど、エルサルバドルが予選を突破した日以降、ホンジュラスに住むエルサルバドル人が次々と襲われるという事件が多発したんだ。
マキエ
え、何。
サッカーに負けた腹いせってやつ?
ぐっさん
まぁサッカーが原因かはわからないけどタイミング的にはそうなんだろうねぇ。
ぐっさん
そして、その結果ボンジュラスに住むエルサルバドル人はエルサルバドル国内に避難しなければならなくなって、その人数は何と1万2千人。
この事を受けてエルサルバドルは
「ホンジュラスは同国に在住するエルサルバドル人を迫害しようとしている」
と発表し、ホンジュラスとの国交断絶を宣言したんだ。
マキエ
結構思い切ったことをしたわね……。
ぐっさん
一方でこの発表を受けたホンジュラスも6月27日にエルサルバドルとの国交を断絶を宣言した上に「国防上の対処を行う」と宣言して戦闘機でエルサルバドルの国境監視所を空爆を実施。
ぐっさん
それ以降、両国は戦争状態に突入することになったんだ。
マキエ
まじか……。
ぐっさん
とはいっても戦争状態は100時間程度で終了して停戦になるんだけどね。
マキエ
あ、そうなんだ。
それならそんなに被害は無かったのカシラ。
ぐっさん
いや、少なくとも2千人~3千人が死亡して1万2千人が負傷したらしい……。
しかもほとんどが一般市民なんだって……。
マキエ
やっぱり戦争は何も生まないわね……。

まとめ

ぐっさん
以上がサッカーが原因で発生した「サッカー戦争」についてでした。
どうだった?
マキエ
私、あんまりスポーツ観戦とかしないから、戦争するほどサッカーが好きっていうのがいまいちわからなかったわ……。
マキエ
でも、さすがに戦争はやりすぎよねぇ……。
ぐっさん
まぁサッカーがきっかけとなっただけで、元から貿易問題や国境問題とか色々問題を抱えてたみたいだけどね。
マキエ
でも、サッカーってちょくちょく怖い事が起こるわよね。
サポーターたちが使うフーリガンも危ないって聞くし。
ぐっさん
あー。
確かにフーリガンも一時的に問題になったね。
ぐっさん
……ん?
“使う”?
マキエ
フーリガンで撃たれたらどうなっちゃうのかしら……。
ぐっさん
……。
まさかとは思うけど、フーリガンって銃の事じゃないからね……?
マキエ
え?
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2 件のコメント

  • エルサルバドルが、
    ホンジャラスへの移民を生んだ原因と
    その移民がホンジャラス人から排外対象になった本質にも当てはまるが、
    本質として、国民が社会から求められる仕事獲得条件での国民への結果に本質的に責任を市場で持たない、会社社会という運営のやり方でこの世を運営している事の問題を矮小化してしまう考えがこの世界を作っている限り、人類の問題の本質的な原因は無くならないと自分は思う‥

    戦争の話に戻るが、イスラム国のような威力組織も雇ってくれる先になるから組織の構成員が減らない

    • a さん。 コメントありがとうございます。
      確かに今回の戦争はサッカーがきっかけになっただけで、根本的には両国の不安定な社会情勢や国境問題などが問題だといわれています。
      ある意味、今回の戦争については国民感情を抑えられなくなった政府がガス抜きの意味を兼ねて行った戦争なのかもしれませんね。

      また、今回いただいたコメントにつきましてサーバーの不具合からか、すぐに反映せず一部重複しておりました。
      大変恐縮ではありますが、重複したコメントにつきましては削除させていただき、投稿が一番新しい物を掲載させて頂いております。
      ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ありませんでした。

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