本当は怖い「森のクマさん」!原曲では命がけ!?しかも最後は敷物に……?

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ぐっさん
今回の都市伝説のテーマはズバリ「童謡」!
それも誰もが一度は聞いたことがある「森のクマさん」についてでっす!
マキエ
ああ……。
うん……。
ぐっさん
え、なにそのテンション……。
ひどくない……?
マキエ
いや、森のクマさんっていう単語を聞いたら気が抜けちゃって……。
てっきり怖い話系かと思ったのに……。
ぐっさん
いや、怖い系の話だよ。
実は森のクマさんの原曲はかなり怖い歌だったって知ってた?
マキエ
えっ……、なにそれ……。
ぐっさん
実は森のクマさんは日本語だとクマと少女がキャッキャウフフしている歌だけど原曲は生きるか死ぬかの話なのさ!
マキエ
キャッキャウフフって……。
ぐっさん
しかもクマには壮絶な最後が待っていたりする……。
ぐっさん
それじゃさっそく紹介していきまっす!

歌詞に疑問が残る日本の「森のクマさん」

ぐっさん
まずは日本の森のクマさんのおさらいからしていこう。
ちなみにマキエは全部歌える?
マキエ
えーっと……。
……。
マキエ
あれ?一番は頭の中でスラスラ流れるけど2番の出だしってどうだったっけ……。
ぐっさん
君は子供の頃の輝きを失ってしまいました。
マキエ
そういうのはいいから。
ぐっさん
日本語の森のクマさんの歌詞は

ある日 森のなか
クマさんに 出会った
花咲く 森の道
クマさんに 出会った

クマさんの いうことにゃ
お嬢(じょう)さん おにげなさい
スタコラ サッササノサ
スタコラ サッササノサ

ところが クマさんが
あとから ついてくる
トコトコ トコトコと
トコトコ トコトコと

お嬢さん お待ちなさい
ちょっと 落とし物
白い 貝がらの
ちいさな イヤリング

あら クマさん ありがとう
お礼に 歌いましょう
ラララ ラララララ
ラララ ラララララ

だね。

マキエ
あー!はいはい!
そういえば、クマがあとから追いかけてくるんだったわね。
マキエ
まぁこれでもかっていうぐらい子供向けのかわいらしい歌詞よね。
これが原曲だと怖いって言うの?
ぐっさん
そう。
ところで、この歌詞に違和感を感じない?
マキエ
ん?別に何も?
ぐっさん
マキエは何故、クマが逃げるように警告しているのか不思議に思わない?
マキエ
……。
そういえばそうね。
でも「森は危ないよー」って言っているんじゃないの?
ぐっさん
あー、まぁそういう解釈なら辻褄は合うね。
でも、実はそこの部分だけが原曲に通りだったから辻褄が合わなくなったんだよ。

原曲では本気で襲いに来ている「森のクマさん」

ぐっさん
それじゃ次は原曲の方だけど、原曲のタイトルは「The Other Day, I Met a Bear」っていうんだ。
マキエ
「ある日、私はクマに出会った」って感じ?
ぐっさん
まぁそんな感じ。
で、歌詞の方なんだけど、1番から順番に訳をつけて紹介していくよ。
ぐっさん
The other day, I met a bear,
A great big bear, a way up there.
He looked at me, I looked at him,
He sized up me, I sized up him.
(ある日、ボクはクマに出会ったんだ)
(かなり大きなクマと道の途中でね)
(クマはボクを見て、ボクはクマを見たんだ)
(クマはボクを見定めて、ボクはクマを見定めた)
マキエ
まぁ普通ね。
ぐっさん
まぁここは日本とそう大差ないよね。
でも、次からがちょっと「あれ……?」って思い始めるよ。
ぐっさん
He says to me, “Why don’t you run?”
“‘Cause I can see, you have no gun.”
I say to him, “That’s a good idea.”
“Now let’s get going, get me out of here!”
(クマはボクに言ったのさ「逃げなくていいのか?」)
(「見たところ、お前は銃を持ってないだろ?」ってね)
(ボクはクマに言ったんだ「そりゃいいアイデアだ」)
(「さっそくここから逃げるとしよう!」ってね)
マキエ
え……?
ぐっさん
実は原曲でもクマから逃げるように諭されるんだけど、その理由は「銃を持っていなかったから」なんだ。
マキエ
つまり、銃を持ってない人間なら襲っても勝てるって思われてる事よね……。
ぐっさん
そう。
「ヘーイ!ボーイ!早く逃げたほうがいいぜ!」
「なんたってお前は銃を持っていないし、俺が今からお前を襲うんだからな!HAHAHAHA!」
って感じ?
マキエ
意訳しすぎでしょ……。
なによそのノリ……。
ぐっさん
それはおいといて次でーす。
I began to run, away from there,
But right behind me was that bear.
And on the path ahead of me,
I saw a tree, Oh glory be.

(僕は走って逃げ出したんだ)
(でもすぐ後ろにはあのクマが迫ってきてる)
(そしてボクが逃げている道の先には木があった)
(これはありがたい)

ぐっさん
次は逃げている最中のシーン。
ここは普通だね。
マキエ
そうね。
でも、すぐ後ろにクマが迫ってきてるって当たりはちょっと怖いわね……。
ぐっさん
そしてクライマックス。
The lowest branch was ten feet up,
I’d have to jump and trust to luck.
And so I jumped into the air,
But that branch away up there.
(一番低い枝でも10フィートある)
(ボクはジャンプしたんだ。運に任せてね)
(そしたら体は宙を舞ったけど)
(枝までは届かなかったんだ)
ぐっさん
クマから逃げつつ運に任せて大ジャンプするも届かない!
マキエ
運に任せるんだ……。
ぐっさん
そして結末。
Now don’t you fret, and don’t you frown,
I caught that branch on the way back down.
That’s all there is, there aren’t no more,
Unless I meet that bear once more
(でも、眉をひそめて心配しないで)
(なんとか枝をつかむことができたんだ)
(これで全部さ、これ以上は何もないよ)
(クマにもう一度出会わないかぎりね)
ぐっさん
実は他の枝を掴むことができて無事生還って感じかな。
マキエ
まぁ、クマが本気で襲いに来てるってのはなんとなくわかったわ。
確かにある意味怖いわね。
ぐっさん
そしてもうちょっと続きがあるんだよ。
ぐっさん
And so I met that bear once more
He’s just a rug on my living room floor
And so I met that bear once more.
He’s just a rug on my living room floor.
(そして、もう一度クマに会う事があったんだ)
(クマは今は僕の家のリビングの敷物になっているよ)
(そして、もう一度クマに会う事があったんだ)
(クマは今は僕の家のリビングの敷物になっているよ)
マキエ
え……。敷物……?
ぐっさん
うん。
たぶん“2回目に会った時のボク”は銃を持ってたんだろうね……。
マキエ
え、マジで?
この歌詞マジなの?
子供相手の歌がこんな歌詞でいいの……?

本当にクマは敷物になったのか?

ぐっさん
それじゃ最後にネタ晴らしでーす。
マキエ
ああ、よかった。
デマだったのね。
ぐっさん
いや、デマじゃないよ。
実は森のクマさんの原曲である「The Other Day, I Met a Bear」はもともとアメリカで生まれた童謡なんだけど、種類が滅茶苦茶が多いんだよ。
マキエ
替え歌っていうこと?
ぐっさん
いや、替え歌じゃなくて歌詞の種類が本当にたくさんあるんだ。
つまり時代や地域によって歌詞が違うの。
ぐっさん
だからクマが敷物になるパターンの森のクマさんも存在するって事さ。
ぐっさん
ちなみにクマが敷物になるパターンで有名なのは「Barenaked Ladies」っていうバンドが歌う「The Other Day I Met a Bear」だね。
これがCDのジャケット。
ぐっさん
ちなみに金髪でボインのおねーちゃんが歌ってくれてるのかと思いきや、歌ってるのは4人組のおっさん達でした……。
ぐっさん
騙された……。騙された……。
マキエ
なに一人でブツブツ言ってんのよ……。
ぐっさん
だって、こんなジャケットでバンド名にレディーズってついてたら誰もが
「美人でボインの金髪おねーさんが歌ってくれる森のクマさん」
って勘違いするでしょ!?
ジャケット詐欺にもほどがある……。
マキエ
論点ずれてきてるわよ……。

まとめ

ぐっさん
以上がBarenaked Ladiesはオッサン四人組のバンドだったっていう話でした……。
どうでしたか……。
マキエ
違うでしょ。
マキエ
でもまぁ以外だったわね。
日本はメルヘン満開の曲なのに原曲は結構スリリング系の曲だったのね。
ぐっさん
そだね。
最後にクマが敷物になってるってのも、ある意味アメリカンジョークが聞いてるよね。
マキエ
ジョークなのかしら……。
ぐっさん
ちなみにクマは時速60㎞で走るし爪が鋭い分、木登りも得意だから逃げても無駄らしいよ。
マキエ
実は語り手は本当は死んでいた説!?
ぐっさん
無理やり怖い話を捏造しないように……。
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6 件のコメント

  • 昔、どこかのコメ欄に冗談で
    「お嬢さんお逃げなさい♪」(さあゲームの始まりだ!)CV:若本規夫
    「白い貝殻の小さなイヤリング♪」(うまく避けないと次は耳だけじゃすまないぞぉ)
    「らんらんらーん♪」(私、クマさんと踊ってるんだ・・・ああ、真っ赤な花畑が・・・見え・・・)
    と書き込んだ事があるが、まさか本当だったとは思わなんだ

    • こんにちわ!
      >>「お嬢さんお逃げなさい♪」(さあゲームの始まりだ!)CV:若本規夫
      のCV:若本規夫って当たりが良い味だしてますね(笑

  • グリム童話も日本の昔話も大元の原作を見るとエグイですよね。桃太郎とかなんかももから産まれた
    じゃなくてももを食った老夫婦が若返ってほにゃらら~って話だし、鶴の恩返しは原作じゃなくても
    何んとなくえぐい。グリム童話もそうだけど過去に何があったんだ?って思えるようなのばっかりで
    ・・・わくわくします!

    • 咲夜さん、いつもコメントありがとうございます。
      >>桃太郎とかなんかももから産まれたじゃなくてももを食った老夫婦が若返ってほにゃらら~って話だし
      えっ!それは初耳でした!まさか18禁ストーリーだったとは!(笑
      あと確かにグリム童話はえげつないですね。個人的には「グリム童話」っていう単語の響きすら恐ろしいイメージがあります。
      それにわくわくできる咲夜さんはなかなかプロですね(笑

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