恐怖の降霊術「ひとりダルマさんが転んだ」！海外では「Daruma-san」として有名！？

今回紹介する都市伝説のテーマは「怖い遊び」！
それも読者のMiguelさんのリクエストにお応えして「ひとりダルマさんが転んだ」をご紹介したいと思いまっす！

怖いやつだ……。
絶対に怖いやつだ……。

あ、もしかして知ってた？

いや、聞いた事はないわ……。
でも、ずっと前に紹介した「ひとりかくれんぼ」の亜種みたいなものでしょ……？

あー、そうそう。まさにそんな感じ。
しかも今回のリクエストは海外の方からのリクエストだったりします。

え、なんで海外の方がこんなサイトに……？

“こんな”って言うなよ……。
まぁボクも最初にメールを見た時は英語ばっかりだったからスパムメールかと思ったけどさ……。

ちなみに何て送られてきたの？

まぁ簡単に意訳すると
「ヘイ！日本ではバスルームで“Daruma-san”って怖いゲームをやるんだろ？こっちでも有名だぜ！」
って感じ。

“こっちでも有名”って日本でも有名なの？
そもそも私、初めて聞いたんだけど。

実はボクも初耳だったりします……。

というか、むしろ日本では「ひとりダルマさんが転んだ」の情報が全然無くて、海外のサイトでDaruma-sanを紹介しているサイトをみつけて、それを翻訳して紹介するという逆輸入状態になっていたりします……。

なんで海外の方が流行ってんのよ……。

まぁ裏話はこの辺にして、さっそく紹介していきまっす！

恐怖の降霊術「ひとりダルマさんが転んだ」

それじゃ改めて今回紹介するのは「ひとりダルマさんが転んだ」について！
そして海外では「Daruma-san」として知られている怖い遊びについてでっす！

ちなみにこのゲームはひとりかくれんぼのような降霊術の一種で、正しい手順で行うと自分に幽霊を襲わせることができる遊びでっす。

メリットが1ミリも感じられない遊びね……。

まぁ恐怖体験ができるっていう点についてはホラー好きの人には楽しめるんじゃないかな。

ちなみに具体的にはどんな感じのゲームなの？

まぁ簡単にいうと後ろをずっと付いて来る幽霊を呼び出すことができるって感じだね。
ただ、意外と細かい手順が必要みたいで、まずは手順について紹介していくね。

「ひとりダルマさんが転んだ」の遊び方

それじゃ次は具体的なやり方についてご紹介したいと思います。
ちなみにこの“ひとりダルマさんが転んだ”は2つのパートに分かれているんだ。

ん？2つのパート？

そう。
まぁ簡単にいうなら「召喚パート」と「メインパート」って感じかな。

召喚パートは主に幽霊を召喚するための準備パートで、メインパートは召喚した幽霊から逃げるパートって感じ？

へー。

それじゃまずは召喚パートから紹介していくけれど、まず幽霊を召喚するために準備する物はシャワーと浴槽付きのお風呂です。

え？お風呂？

うん。実はこの“ひとりダルマさんが転んだ”はお風呂場でプレイする遊びなんだ。
ちなみに別名「The Bath Game（お風呂ゲーム）」とも呼ばれていたりします。

なんか、だんだん私の知ってる“ダルマさんが転んだ”から離れていくわね……。

そして分かりやすく箇条書きで紹介するとこんな感じ。

①真夜中に服を脱いで風呂場に入る
②浴槽に水を貯めて電気を消す
③蛇口に向かって目を閉じながら髪を洗い始める
④髪を洗い始めたら決して目を開けず、洗い終わるまで「だるまさんが転んだ」と繰り返す。

ちなみに成功するとこの時点でボンヤリと片目の無い日本人女性が浴槽に立っているイメージが湧いてくるんだってさ。

夜に電気を消してお風呂で髪を洗うってだけで、もう無理なんだけど……。

そして続きは
⑤現れた女性に対して「なぜバスタブに入ったの？」と聞く。
⑥返事が返ってこないのを確認した後に浴槽の水を抜かないまま風呂場を出る。
⑦朝まで電気を付けずに寝る。

え、寝ちゃうの？

あくまでこれは召喚パート、つまり準備編だからね。
メインは翌日からスタートとなるんだ。

成功すると翌日から背後に女性の気配が……。

それじゃ次はメインパートだけど、メインパートは目が覚めたその瞬間から始まります。
もし先日の召喚パートが成功していると、その日以降、常に誰かが後ろから付いて来るような感覚を味わう事ができるんだってさ。

ほう……。

しかも肩越しに後ろを見ればたまに黒髪の女性を見ることができて、さらにその女性は時間が経つにつれて召喚した人を捕まえるために徐々に近づいて来るらしい……。

ああ、この辺が“ダルマさんが転んだ”っぽいのか……。

ちなみに捕まったらどうなるの？

わかんない。

え？

「絶対に捕まってはいけない」という情報はあるけれど、捕まった後の事についてはどこにも情報がなかったんだよ。

まぁロクな事にはならないだろうけどね……。

でしょうね……。

ちなみに女性は寝ている間もどんどんと近づいてくるから、寝ている間に距離を詰められそうな場合は「とまれ！」と叫ぶと少しの間、女性の動きを止めることが出来るんだってさ。

一応、救済処置的なルールはあるのね。

ただ、“とまれ！”の呪文は使えば使うほど効果が薄れていって、女性を止めることが出来る時間がどんどん短くなるそうだけどね……。

ダメじゃん……。
最終的には絶対捕まるじゃん……。

だね。
それじゃ次はゲームの終了の方法について紹介していくね。

あ、あるんだ。

ひとりダルマさんが転んだ”の終わらせ方

それじゃ最後にひとりダルマさんが転んだの終わり方についてご紹介したいと思います。

終わり方はごくごく単純。
右肩越しに女性の姿を見て「切った！」と叫ぶだけなんだって。

え、それだけ？
割と簡単ね。

うーん。
呪文というか、方法は簡単なんだけど、条件がちょっと厳しめかも。

条件？

この「切った！」という呪文が効果を発揮するには2つの条件が必要なんだ。
ちなみにその条件というのは「真夜中」と「女性の姿を視認している」の2つ。

つまり、逆に言うと夜中に運よく女性の姿を視認しないと終わらせる事ができないんだよ……。

あー……。そういう事か……。

え、じゃぁ夜中に女性を見る事が出来なかったら？

まぁその時はその時って事で……。

えぇぇ……。

あと注意点として、水場や暗闇だと女性の移動速度は速くなるんだって。
だから追いかけられている時はなるべく暗闇や水場に近づいたらダメらしい。

あと一応、何度もプレイする事は出来るらしいんだけど、２回目以降は前回に終了した距離に女性が現れるらしい。

つまりギリギリで終わってると……。

二回目が始まった時点で捕まっちゃうって事だね……。

う……。

まとめ

以上が海外でも人気の怖い遊び「ひとりダルマさんが転んだ」についてでした。
どうだった？

普通に怖い……。
というか、お風呂で頭を洗う時に毎回思い出しそう……。

あー。確かにこういうホラー系の話って日常生活に関連付けちゃうと忘れるまでかなり時間がかかるよね。

ちなみに余談だけどPlayStation VRで『ホラーSENSE ～だるまさんがころんだ～』っていうだるまさんが転んだをテーマにしたホラーゲームがあるみたいだよ。

“みたいだよ”って、アンタはプレイしてないの？

VRのホラーゲームは本当に無理……。