確かに一般層の人達には知名度は低いけど、ホラーとかオカルト好きには有名な話なんだけど。
というか、今さらだけど私はそこまでホラーとかオカルトが好きって訳じゃないんだけど?
そうだったの!?
でも、それなら尚更マキエにはピッタリの話かもしれないよ?
それじゃさっそく紹介していきまっす!
様々な“オブジェクト”を研究するSCPとSCP財団
このSCPは「Special Containment Procedures(特別収容プロトコル)」の頭文字を取って名付けられた財団なんだけど、意味不明なオブジェクトから人類にとって脅威になりうる危険なオブジェクトまで、様々な人智を超えた存在のオブジェクトの確保、収容、保護を行っているっていう設定の財団なんだ。
そしてSCPの最大の特徴はウィキペディアのように、誰でも好きに記事を投稿できるんだ。
どういうこと……?
SCP財団や投稿形式については大まかな設定が決められているんだけど、あとは自由に自分の考えたオブジェクトを投稿できるんだ。
投稿型のホラーサイトみたいな感じか。
まぁアンタが気に入ってるのはなんとなく伝わってきたけど、実際に見てみないと何とも言えないんだけど。
そう来ると思ったので次は個人的におすすめのSCP達を紹介してくよ!
「SCP-173」彫刻
このSCPは“SCPを知っている人なら一度は読んだことがある”というぐらい有名かつ人気のSCPなんだけど、体がコンクリートと鉄筋でできている生物(?)についての話なんだ。
SCP-173はコンクリートと鉄筋で構成されており、クライロン社製のスプレーを吹き付けられた痕跡があります。SCP-173は生きており、極めて敵対的です。SCP-173は直視されている間は動くことができません。
だからSCP-173に接触する時は3人以上で、かつ2人はかならずSCP-173を見ていないと命を落としかねないんだ……。
決してSCP-173から視線を逸らさないでください。コンテナに入室する職員は互いに瞬きをする前に警告するよう指示されています。SCP-173は頸部の圧断や絞殺といった方法で攻撃を行うことが報告されています。
ただ“目を離す”というのは瞬きレベルでもアウトで、瞬きした瞬間に徐々に近づいてきて最終的には縊り殺されるという、究極の“だるまさんが転んだ”状態になってしまうんだ。
http://ja.scp-wiki.net/scp-173
SCP-1076「たった一人の愛しい我が子」
このSCP-1076はまるで虐待を受けているような子供の姿をしているSCPなんだ。
SCP-1076は汚い見た目と長いもじゃもじゃ髪、はだしにぼろぼろの服の3歳から5歳の間の子供のように見えます。ざっとした身体検査からは、虐待に矛盾しない打撲傷、擦過傷、中度から重度の栄養失調の徴候が明らかに見て取れます。
このSCP-1076を見た人物はSCP-1076に対して「抗いきれないほどの同情」を抱いて家に連れて帰りたくなるんだって。
対象者は標本に対する「抗いきれないほどの同情」を報告し、全ての記録された事例に置いて、彼らを家に連れて帰ります。
一度家に落ち着いたら、SCP-1076は両親の子供を排除して、両親の注意を独占し始めます。その家に居た子供たちはネグレクトと栄養失調の徴候を見せ始め、憂鬱で不機嫌で内向的になっていきます。
SCP-1076の世話のために両親や管理者は彼らの幸福や健康をおろそかにするようになり、彼らは飢餓や病気に負け、そして死ぬという結末でSCP-1076の襲来は一般的に終わります。
そういう性質のオブジェクトだからSCP-1076自身は悪気も何もないんだろうけどね。
http://ja.scp-wiki.net/scp-1076
SCP-096「シャイ・ガイ」
なんかかわいらしい名前のオブジェクトね。
このSCP-096もSCP-1076と同じ様に人の形をしたSCPなんだけど、人間とはかけ離れたかなり不気味な姿形をしているSCPなんだ……。
SCP-096は人型の生物で身長がおよそ2.38mあります。筋肉量がとても少なく、事前分析で軽度の栄養失調を確認されています。両腕が身体とひどく不釣り合いな長さをしており、それぞれ約1.5mの長さがあります。皮膚のほとんどに色素がなく、体毛は一切ありません。
直接顔をみたり、映像記録や写真を見ただけでもひどく苦悶しはじめるんだってさ。
何者かがSCP-096の顔を見ると、直接であっても、映像記録を通じてであっても、それどころか写真でみた場合ですら、ひどく苦悶し始めます。SCP-096は顔を両手で覆い、叫び始め、泣き、支離滅裂なことを叫び始めます。
公式サイトでも[データ削除]ってなってるし……。
およそ1,2分後SCP-096は顔を見た人間に向かって走り始めます(以下顔を見た人間をSCP-096-1とする)。
SCP-096-1がどこにいてもSCP-096の反応は変わらず、本能でSCP-096-1の居場所をつきとめているようです。
SCP-096-1に辿り着くと、SCP-096はSCP-096-1を殺して[データ削除済]しはじめます。100%のケースにおいてSCP-096-1は跡形も無くなりました。その後SCP-096は数分間座り込み、再び落ち着きを取り戻します。そして元の生息地の[編集済]に戻ろうとします。
http://ja.scp-wiki.net/scp-096
SCP-073「カイン」
SCP-073は中東系の30代男性のような人間と瓜二つの姿をしたSCPなんだけど、体の一部は未知の金属で構成されたSCPなんだ。
SCP-073はアラビアか中東のとても日焼けした30代前半の男性のような姿をしており、身長185cm(6’1″)、体重75kg(165 lbs)で黒髪の青い瞳をしています。両腕、両足、脊柱、両肩甲骨は未知の作りの金属に入れ換わっているように見えます。
SCP-073の存在は土で成長するすべての生命に対し害を与え、20m範囲内のそれらの生命は死に絶えます。
SCP-073が歩いた土地(そしてその20m範囲内)は全ての嫌気性菌が死に絶えるために不毛な土地となり、新たに菌を持ってこない限り永久に生命を育てることができなくなります。木や紙といった土で成長する生命に由来するものはSCP-073が触れるとすぐに腐敗し崩れます。更に水耕で育ったものでも影響を受けます。
自由に施設内を出歩くことが許されており、メイン食堂で食事をします。SCP-073に取り付けられた追跡装置は取り外しません。地面とのあらゆる接触と外出は許されていません。どのような状況においても植物型のSCPとの接触は許されません。
でも、一歩間違えたら大災害間違いなしね……。
一言で言うなら歩く大災害って感じかな。
http://ja.scp-wiki.net/scp-073
SCP-529「半身猫のジョーシー」
パノラマ撮影に失敗した写真……?
このSCPは見ての通り下半身が無いのにも関わらず、まるで下半身がそこに有るかのように生活する猫(のような)オブジェクトだよ。
SCP-529は灰色の波模様のある小さな家猫(イエネコ)です。
胸部から尻尾までの部位が失われているように見えます。あたかも真っ二つに切断されたような外見をしています。
まるで四肢が全て揃っているかのように動きまわります。例えば、歩行や食事後の排泄物なども身体が欠けていないかのように動きます。
断面図から身体の中を覗くことはできず、代わりに可視光線をすべて吸い込む黒い綺麗な穴が見えます。
まとめ
どうだった?
ちなみにこのサイトでは公式サイトから説明内容を一部引用して紹介したけれど、公式サイトでは報告レポート形式で書かれていたりしてもっとクオリティが高いから気になるSCPがいたら是非公式サイトで読んで欲しいかな。
怖くてトイレに行けなくなるとか?
それも読者のTESさんのリクエストにお応えして「SCP」と個人的にオススメの「SCPシリーズ」について紹介したいと思いまっす!