睡眠実験?
名前からして“どれだけ眠れるか”的な実験とか?
名前からして“どれだけ眠れるか”的な実験とか?
いや、逆。簡単にいうとどれだけ眠らずにいられるかって言う実験だね。
ただこの話は人体実験の話だけあって恐ろしい話だったりします……。
あ、そうなの?
具体的には?
具体的には?
まぁ一言でいうなら被験者となった人達が次々に発狂していき、見た目もまるで怪物のようになってしまったって感じかな。
いやいや、発狂はともかく寝ないだけで見た目まではそんなに変わらないでしょ……。
見た目なんて体を切り裂いたりすればいくらでも簡単に変わるでしょ?
え……?
それじゃさっそく紹介していきまっす!
ロシアで行われた人体実験「不眠実験」
それじゃ改めて今回紹介するのはロシアが行った睡眠実験について。
今回の実験が行われたのは1940年代、
ロシアの研究グループは政府主導の元で睡眠に関する人体実験が行われる事になったんだ。
ロシアの研究グループは政府主導の元で睡眠に関する人体実験が行われる事になったんだ。
ふんふん。
そして被験者として選ばれたのは当時のロシア政府に楯突いた5人の政治犯たち。
政府は彼らに「30日間眠らなければ釈放する」という条件を出して合意させて実験に参加させる事にしたんだ。
政府は彼らに「30日間眠らなければ釈放する」という条件を出して合意させて実験に参加させる事にしたんだ。
いや、30日間も眠らないなんて無理でしょ……。
そういえば人間って何日寝ないと死ぬとかってあるのかしら。
んー。一応ボクの知る限りだと不眠で死亡したっていう話は聞いた事がないかな?
実際、昔にピーター・トリップっていうラジオDJがチャリティーで200時間ぶっ通しで生放送を行った事もあるぐらいだしね。
実際、昔にピーター・トリップっていうラジオDJがチャリティーで200時間ぶっ通しで生放送を行った事もあるぐらいだしね。
まじで!?
すごいわね!?
すごいわね!?
ただ、後で色々問題が出た訳だけど……。
問題?
まぁそれも追々紹介していくよ。
で、書面上は合意の元で行われた睡眠実験は被験者を密封した部屋に閉じ込めて科学者たちはマジックミラーで中の様子を観察。
そして被験者が眠らないように定期的に興奮剤が含まれたガスを注入するという方法で行われたんだ。
そして被験者が眠らないように定期的に興奮剤が含まれたガスを注入するという方法で行われたんだ。
ふんふん。
そして開始当時は被験者同士も雑談をしたり特に目立った事も無く経過したんだけど、実験開始から5日目頃から被験者の様子が徐々におかしくなり始めたんだ……。
徐々に壊れ始めた被験者たちの精神
実験が始まった最初の内はさっきも言った通り特に問題なく経過していたんだけど、開始から5日目を過ぎたあたりから被験者同士の会話も無くなって、その代わり独り言を言うようになっていったんだって。
ほう……。
そして日が経つに連れて被験者たちは独り言だけじゃなく、妄想や幻覚を併発。
さらに幻覚に囚われた被験者たちとは徐々に意思疎通が困難になり始めたらしい。
さらに幻覚に囚われた被験者たちとは徐々に意思疎通が困難になり始めたらしい。
もう大分ヤバいじゃん……。
だね。
たださらに悪化したのが実験開始から9日目。
たださらに悪化したのが実験開始から9日目。
被験者たちは独り言や幻覚を見ていても比較的おとなしかったんだけど、数時間もの間ずっと絶叫したり、部屋の中を走り回り続けたりするようになったんだって。
もう発狂しちゃってんじゃん……。
だね。
中には自分の排泄物を壁一面に塗りたくったりする被験者も出てきたみたい。
中には自分の排泄物を壁一面に塗りたくったりする被験者も出てきたみたい。
げ……。
一方で科学者たちは彼らの様子を見て限界が近いと判断していつのタイミングで中止するかを話し合うようになっていたらしい。
すでに限界を超えてるきがするけどね……。
そして実験が中止となったのは実験開始から15日目。
前日までは叫んだり走り回っていた被験者たちも再びおとなしくなっていて、いよいよ限界に来たと判断した科学者たちは実験を中止する事にしたんだ。
前日までは叫んだり走り回っていた被験者たちも再びおとなしくなっていて、いよいよ限界に来たと判断した科学者たちは実験を中止する事にしたんだ。
その事を被験者たちに知らせ「今日を持ってお前たちは解放される」と伝えたところ……。
ところ……?
なんと被験者たちは
「私たちはここから出るつもりはありません」
と冷静な声で返事をしたらしい。
「私たちはここから出るつもりはありません」
と冷静な声で返事をしたらしい。
え、意思疎通できてるじゃん。
だね。
その事に驚いた科学者たちは部屋の中をもう一度よく観察したところ、部屋の中央にある排水溝には赤い血だまりができていて、一人の被験者が全く動かなくなっていたんだ。
その事に驚いた科学者たちは部屋の中をもう一度よく観察したところ、部屋の中央にある排水溝には赤い血だまりができていて、一人の被験者が全く動かなくなっていたんだ。
それって……。
緊急事態が起こったと判断した科学者たちは急遽実験を中止。
部屋のガスを新鮮な空気に入れ替えた後、武装した兵士と共に部屋に突入したんだけど、一人は死亡。他は自分で皮膚を引きちぎり筋肉がむき出しになっていたり、骨や内臓が露出した姿の被験者たちがいたんだって。
部屋のガスを新鮮な空気に入れ替えた後、武装した兵士と共に部屋に突入したんだけど、一人は死亡。他は自分で皮膚を引きちぎり筋肉がむき出しになっていたり、骨や内臓が露出した姿の被験者たちがいたんだって。
うわぁ……。
ちなみにその時の写真といわれているのがコチラ。
う……。なんかネット上で見たことある……。
これってそういう経緯の写真だったの……?
これってそういう経緯の写真だったの……?
そして出されたはずの食事は一切手が付けられておらず、彼らは自分の体や死んだ別の被験者の肉を食べていたことが判明したんだ……。
きっつい……。
で、兵士達が被験者を治療のために部屋から引きずり出そうとすると突如として暴れだし兵士に襲い掛かった結果その場で2名が射殺。
残りの2名も精神が回復しないまま精神病院で死亡してしまったそうだよ。
残りの2名も精神が回復しないまま精神病院で死亡してしまったそうだよ。
ただ眠らないって実験だけで何でこんな事に……。
ロシアの睡眠実験の真実
それじゃ最後に今回の話の真相についてご紹介したいと思いまっす!
真相……?
まぁ結論から言うと、さっきまで紹介した話は全部作り話なんだよ。
……は?
え、どこから……?
え、どこから……?
いや、もう全部。
ちなみにさっき紹介した被験者の写真はハロウィン用の置物だったりする。
ちなみにさっき紹介した被験者の写真はハロウィン用の置物だったりする。
えぇ~……。
まじで……?
まじで……?
確かに明るい所で見たら確かに作り物だと分かるけど、かなり凝った作りをしてるわね……。
アメリカのハロウィンって結構ガチだからね。
詳しく知りたかったら「Spazm」って検索したら色々出てくるよ。
詳しく知りたかったら「Spazm」って検索したら色々出てくるよ。
ただ、あえて一つだけ言うなら睡眠実験が行われたのは本当かな。
やっぱ行われてんじゃん!
いや、でも本当に行われた実験は人体実験ではなく動物実験。
実際は5匹の仔犬を使って行ったみたいだね。
実際は5匹の仔犬を使って行ったみたいだね。
ああ、なるほど。
え……。仔犬……?
仔犬はどうなったの…?
仔犬はどうなったの…?
数日以内に全て死んじゃったそうだよ……。
今回の話の中で一番ショックだわ……。
ちなみに実験結果の結論は
「睡眠時間の欠如は致命的な結果を招く」
という事になったみたい。
「睡眠時間の欠如は致命的な結果を招く」
という事になったみたい。
そんなのやる前からわかってる事でしょうに……。
まとめ
以上がロシアが行ったといわれる睡眠実験についてでした。
どうだった?
どうだった?
最後の仔犬のくだりがショック過ぎて何も言えないわ……。
あ、そうだ。
あと気になっていたんだけど、200時間ぶっ通しで生放送したDJの人はどうなったの?
あと気になっていたんだけど、200時間ぶっ通しで生放送したDJの人はどうなったの?
あぁ、なんでも3日目か4日目ぐらいからは別人が放送してるんじゃないかってぐらい人格が変わっていたそうだよ。
さらに「靴の中に大量の蜘蛛がいる」とか「ブースの中をネズミが走り回っている」っていう幻覚を見ていたみたい。
さらに「靴の中に大量の蜘蛛がいる」とか「ブースの中をネズミが走り回っている」っていう幻覚を見ていたみたい。
まぁ放送が終わった後、半日以上眠った後はある程度は回復したみたいだけどね。
やっぱり睡眠って大切ね……。
それもロシアが行ったといわれている「睡眠実験」についてご紹介したいと思いまっす!