ああ、知ってる知ってる。
なんか巨大なコウモリみたいな奴でしょ?
なんか巨大なコウモリみたいな奴でしょ?
んー。まぁそう見えなくはないけれど、正確には「巨大な人型の蛾」かな?
あ、そうなんだ。
あれって蛾だったんだ。
あれって蛾だったんだ。
というか、そもそもモスマンの“モス(Moth)”は“蛾”って意味だから、ちょっと考えたらわかるような気もするんだけど……。
だって別に生まれてこの方、モスマンについてちょっとどころか一瞬たりとも考えた事なんて無かったし……。
ま、まぁ今回はそんな巨大な蛾のように見える未確認生物についての紹介です。
それじゃさっそく紹介していきまっす。
それじゃさっそく紹介していきまっす。
都市伝説「モスマン」の始まり。
それじゃ改めて今回紹介するのは「モスマン」について。
モスマンが有名になったきっかけは1966年の11月15日にアメリカウェストバージニア州で起きた目撃談。
モスマンが有名になったきっかけは1966年の11月15日にアメリカウェストバージニア州で起きた目撃談。
このウェストバージニア州にはポイント・プレザントという町があるんだけど、そこでドライブを楽しんでいた2組の若者のカップルたちが“翼の生えた巨大な何か”に追跡されるという事件が起こるんだ。
それがモスマン?
そう。
そして追跡された若者達によると、その“翼の生えた巨大な何か”は全身が黒い毛に覆われていて、大きな翼と巨大な赤い目玉があったそうなんだ。
そして追跡された若者達によると、その“翼の生えた巨大な何か”は全身が黒い毛に覆われていて、大きな翼と巨大な赤い目玉があったそうなんだ。
ほー。
ちなみに未確認生物に追跡された若者たちは怖くなって時速160㎞もの猛スピードで逃げ出したそうなんだけど、引き離すどころか普通に追跡してきたそうだよ。
はっや。
そして目撃証言がこの一件だけなら若者たちの見間違いって事になっていたんだろうけど、同じ日にポイント・プレザント北東にあるセーラムでも似た様な目撃談が報告されているんだ。
セーラムは4人の若者達が目撃したという場所から150㎞ほど離れたところにある町なんだけど、そこに住む男性が庭で飼っている犬が異様に吠えている事に気づき、異常が無いかを確かめるために外に出たんだって。
ふんふん。
そして男性が家の辺りを見回していると、少し離れたところにある自分の畑に“赤く光る大きな目を持つ巨大な何か”が浮いているのを目撃するんだ……。
異様な恐怖を感じ取った男性はそのまま即座に家に逃げ込んだそうなんだけど、翌朝には飼っていた犬は居なくなっていたんだってさ……。
え、食べられちゃったの……?
それは分からない。
ただ最初の4人組が猛スピードで逃げている時に「犬の死体があった」とも証言していたらしいから、もしかしたらその犬の死体がセーラムの男性が飼っていた犬だったかもしれないね。
ただ最初の4人組が猛スピードで逃げている時に「犬の死体があった」とも証言していたらしいから、もしかしたらその犬の死体がセーラムの男性が飼っていた犬だったかもしれないね。
あ、この目撃談って繋がってたんだ。
そして、この日を境にポイント・プレザントではモスマンと思われる複数の目撃談が語られるようになっていきます。
新聞社によって「モスマン」と命名。さらに大事件に発展。
今回の目撃談を世界に広めたのは地元の新聞社である「アソシエイテッド・プレス」社。
アソシエイテッド・プレス社は11月15日に起きた目撃談を翌日の新聞で大きく取り上げたんだ。
アソシエイテッド・プレス社は11月15日に起きた目撃談を翌日の新聞で大きく取り上げたんだ。
たった2件の目撃談が新聞に載るの……?
今ではあんまり考えられないわね……。
今ではあんまり考えられないわね……。
だね。
ちなみにモスマンは最初は「バード」という名前で呼ばれていたんだけど、アソシエイテッド・プレス社が新聞で取り上げた時に「モスマン」と名付けていて、この事がきっかけでモスマンという名前が定着したみたいだね。
ちなみにモスマンは最初は「バード」という名前で呼ばれていたんだけど、アソシエイテッド・プレス社が新聞で取り上げた時に「モスマン」と名付けていて、この事がきっかけでモスマンという名前が定着したみたいだね。
へー。モスマンって名前って新聞社が付けた名前だったんだ。
実はそうなんだ。
そして新聞で取り上げられたことでイッキにアメリカ中に広がって、時にはウェストバージニア州の裁判所で記者会見まで開かれたそうだよ。
そして新聞で取り上げられたことでイッキにアメリカ中に広がって、時にはウェストバージニア州の裁判所で記者会見まで開かれたそうだよ。
やっぱりマスコミの力って大きいわね……。
見間違い?呪い?果たしてモスマンの正体は……?
それじゃ次にモスマンの正体について。
ここで紹介するのはどれも根拠のない仮説だけど、有名なのは「見間違い説」と「エイリアンのペット説」と「ショーニー族の呪い」の三つ。
ここで紹介するのはどれも根拠のない仮説だけど、有名なのは「見間違い説」と「エイリアンのペット説」と「ショーニー族の呪い」の三つ。
見間違いはともかく、エイリアンのペットと……ショーニーの呪い……?
そのへんは順番に説明していくよ。
まずは「見間違い説」からだけど、これはモスマンは大鷲やイヌワシなどの大型の猛禽類だという説。
目撃されたのは主に夜間だったから恐怖心や目の錯覚から大型の猛禽類を実際よりも大きく錯覚してモスマンのように見えたのではないかという説だね。
目撃されたのは主に夜間だったから恐怖心や目の錯覚から大型の猛禽類を実際よりも大きく錯覚してモスマンのように見えたのではないかという説だね。
赤く光る眼はどう説明すんの?
その辺もただの見間違いか光の反射って事になってるみたい。
大雑把ね……。
そして次は「エイリアンのペット説」なんだけど、これもそのままの意味で“モスマンはUFOに乗ってやってきたエイリアンのペットではないか”という説。
オカルトからSFに話がすり替わったわね……。
まぁこれも事実無根で根拠となる話も無いただの仮説だけどね。
ただUFOを信じている人はこの説を支持している人も多いみたい。
ただUFOを信じている人はこの説を支持している人も多いみたい。
どっちかっていうとUFOを信じている人に指示されているというより、UFOを信じている人達が立てた仮説っぽいわね……。
そうともいう。
そして最後はショーニー族の呪い説。
かつて非業の死を遂げたショーニー族によってもたらされた呪いなのではないかという説だね。
かつて非業の死を遂げたショーニー族によってもたらされた呪いなのではないかという説だね。
そもそもショーニー族って?
ショーニー族はインディアンの部族の一つで元々はウエストバージニア州周辺に居住していた部族の一つなんだ。
ただショーニー族は白人達によって住んでいた追放されたり、場合によっては虐殺されたりとひどい扱いを受けていた事もあってね。
モスマンはそんショーニー族の呪いなのではないかという説。
モスマンはそんショーニー族の呪いなのではないかという説。
んー。
でも呪いっていう割にはモスマンはあんまり害は無さそうだけど?
でも呪いっていう割にはモスマンはあんまり害は無さそうだけど?
一応、モスマンが引き起こしたと言われている大きな悲劇もあるよ。
「シルバーブリッジ崩落事件」はモスマンによって引き起こされた?
それじゃ最後にモスマンが引き起こしたと言われている大規模な事件についてなんだけど、その事件の名前は「シルバーブリッジ崩落事件」。
歴史に詳しい人は知っているかもしれないけれど、ポイント・プレザントとオハイオ州ギャリポリスをつなげていた吊り橋が崩落した事件で46名の死者を出した大事件です。
歴史に詳しい人は知っているかもしれないけれど、ポイント・プレザントとオハイオ州ギャリポリスをつなげていた吊り橋が崩落した事件で46名の死者を出した大事件です。
え?
橋の崩落とモスマンとどういう関係が……?
橋の崩落とモスマンとどういう関係が……?
このシルバーブリッジはモスマンが目撃されはじめた約1年後の1967年12月15日に崩落したんだけど、その前日にシルバーブリッジにモスマンが取り付いているという目撃談があってね。
「シルバーブリッジはモスマンによって崩落させられた」とか「モスマンは災いを呼ぶUMAだ」っていう話が相次いだんだよ。
「シルバーブリッジはモスマンによって崩落させられた」とか「モスマンは災いを呼ぶUMAだ」っていう話が相次いだんだよ。
へー。
ちなみにこんな写真もあったりします。
なんか合成臭いわね……。
ちなみにこの写真はモスマンがシルバーブリッジを崩落させた証拠写真と言われている事が多いけど、見たらわかる通り日付が2003年の11月13日だし、そもそもこの橋はケンタッキーブリッジでシルバーブリッジじゃないけどね。
合成どころか前提すら全然違うじゃないの!
「こんな写真がある」って言っただけで誰もシルバーブリッジの写真とは言ってないよ……。
ただ不思議のはこの大惨事を境にモスマンの目撃談や怪奇現象は何故かぴたっと止まった事。
この事件が起こってからは今までのブームが嘘みたいに、誰もモスマンの事を語らなくなったという怪奇現象も起きていたりします。
この事件が起こってからは今までのブームが嘘みたいに、誰もモスマンの事を語らなくなったという怪奇現象も起きていたりします。
いや、それってかなりの大事故が起きたせいで、みんなモスマンどころじゃ無くなっただけじゃないの……?
まぁそうともいう。
まとめ
以上が世界中で有名な未確認生物「モスマン」についてでした。
どうだった?
どうだった?
んー……。
なんか良くわかんないわね。
なんか良くわかんないわね。
え、そう?
だって結局のところ、わかってる事と言えば全身毛むくじゃらで赤い大きな眼がある事と、あとは早く飛べるって事ぐらいでしょ?
目撃証言だけで物的証拠も一切ないし。
目撃証言だけで物的証拠も一切ないし。
まぁそうなんだけどね。
でもたった数件の目撃談が世界中に広まったっていうのはかなり凄い事なんじゃないかな。
でもたった数件の目撃談が世界中に広まったっていうのはかなり凄い事なんじゃないかな。
それはモスマンが凄いというより、都市伝説の広まり方が凄いってだけな気もするけどね……。
でも、私。
モスマンは結構好きよ。
モスマンは結構好きよ。
あ、そうなの?
どの辺が?
どの辺が?
ペルソナシリーズに登場するモスマンがかなり可愛いのよね。
そういえばマキエのUMAとかオカルトの知識ってほとんどゲーム由来だよね……。
それも世界中で有名な「モスマン」についてご紹介したいと思いまっす!