

アイスマン?
アイスマンって何?
アイスマンって何?

アイスマンっていうのはアルプス山脈で発見されたミイラの愛称だよ。

あー、つまりミイラの呪いって事?
ファラオの呪いみたいな。
ファラオの呪いみたいな。

そうそう、まさにそんな感じ。
詳しくはこの後に紹介するとして、実はアイスマンは大昔の人物のミイラなんだけど、このアイスマンの発見や調査に関わった人物が次々と不自然な死に方をしているんだ……。
詳しくはこの後に紹介するとして、実はアイスマンは大昔の人物のミイラなんだけど、このアイスマンの発見や調査に関わった人物が次々と不自然な死に方をしているんだ……。

へぇー。

しかもその数はなんと7人。
どの人もアイスマンに非常に関係の深い人たちで一部では「アイスマンの呪いによって殺された」っていわれているんだよ。
どの人もアイスマンに非常に関係の深い人たちで一部では「アイスマンの呪いによって殺された」っていわれているんだよ。

7人……。
偶然にしては数が多いかもね……。
偶然にしては数が多いかもね……。

それじゃさっそく紹介していきまっす!
突如現れた5300年前の人類「アイスマン」

それじゃ、まずはアルプスで発見されたアイスマンについて紹介していきます。

このミイラが発見されたのは1991年のアルプス山脈。
アルプス山脈にはエッツ渓谷と呼ばれる渓谷があるんだけど、そこに登山に来ていたサイモン夫妻が雪の下からミイラ化した遺体を発見したんだ。
アルプス山脈にはエッツ渓谷と呼ばれる渓谷があるんだけど、そこに登山に来ていたサイモン夫妻が雪の下からミイラ化した遺体を発見したんだ。

登山の途中にミイラを見つけるなんてたまったもんじゃないわね……。

いや、険しい山では生死と隣り合わせだから登山者が事故死した別の登山者の遺体を見つける事は珍しくないらしいよ。

それはそれで嫌だなぁ……。

ちなみにサイモン夫妻が発見したミイラも最初は他の登山者の遺体として処理されかけていたんだけど、ミイラの周辺に落ちていた持ち物が現代の物と全然違った事から司法解剖するまえに考古学者に確認してもらう事になったんだ。

現代と違った持ち物って?

草を編んで作った服や革のズボンとかだね。
とにかくアルプス山脈に登山に来た人物の物とは思えない品の数々だったんだよ。
とにかくアルプス山脈に登山に来た人物の物とは思えない品の数々だったんだよ。

ちなみに持ち物の一つである斧はこんな感じ。


え、これが斧?

当時は金属が貴重だったから今みたいに幅広の刃は作れなかったみたいだね。

ふーん。

話は戻るけど考古学者に遺体を確認してもらった結果、サイモン夫妻が発見した遺体は、なんと5300年前の人物のミイラであることが判明したんだよ。

5300年!?
よくまぁそんな大昔の遺体が残っていたわね。
よくまぁそんな大昔の遺体が残っていたわね。

ずっと氷漬けになっていたおかげで腐敗や損傷を免れる事ができたんだって。
ちなみにこのミイラがゆくゆくは冒頭で紹介した「アイスマン」と呼ばれるようになるんだけど、アイスマンっていう名前も氷漬けになっていたところから来ているらしいよ。
ちなみにこのミイラがゆくゆくは冒頭で紹介した「アイスマン」と呼ばれるようになるんだけど、アイスマンっていう名前も氷漬けになっていたところから来ているらしいよ。

そういえば5300年って何時代?

石器時代だね。
徐々に青銅器が登場したりしなかったりする時代。
ちなみに、まだマンモスがいたと言われる時代だね。
徐々に青銅器が登場したりしなかったりする時代。
ちなみに、まだマンモスがいたと言われる時代だね。

昔過ぎて想像もできないわね……。
科学の力で判明したアイスマンの情報と死因

このアイスマンはエッツ渓谷で発見された事から「エッツィ」とも呼ばれるんだけど、調査の結果、様々な事が判明しています。

へぇ、例えば?

現段階で発表されている内容としては
・茶色い髪の色
・茶色い目
・身長は160㎝
・体重は50㎏
・年齢は約47歳
・血液型はO型
などなど。
・茶色い髪の色
・茶色い目
・身長は160㎝
・体重は50㎏
・年齢は約47歳
・血液型はO型
などなど。

へー。ミイラ化しても色んなことが分かるのね。

ちなみにCGで生前の顔を再現するとこんな顔になるらしいよ。


へぇ、なかなかイケメンじゃん。

え、そう……?

若いころはかなりイケメンな気がする。

ま、まぁマキエの趣味はおいといて、あとは腰痛持ちだったとか殺人事件の被害者だったなんてのも判明しているみたい。

え……?
殺人事件の被害者って何……?
殺人事件の被害者って何……?

発見当時は凍死が死因って言われていたんだけど、左肩に矢傷と矢尻が発見されて、詳しく調べたら矢傷が原因で動脈が損傷していたんだって。

へー。

あとは後頭部にも脳内出血の痕跡があって「矢を撃たれた後に後頭部を鈍器で殴られ殺害された」ってのが有力な説みたい。

5400年前の殺人事件か……。

犯人は確実に死んでるだろうけどね。

いや、そりゃそうでしょ……。

ところでアイスマンについては大体わかったけど、最初に言ってた呪いっていうのは?

お、そうだね。
それじゃ次はアイスマンの呪いについて紹介していくよ。
それじゃ次はアイスマンの呪いについて紹介していくよ。
アイスマンの呪いにより命を落とした7人の被害者

このアイスマンが発掘されてからというもの、アイスマンの発見や調査にかかった人物が次々に命を落とすという怪異現象が起こり始めたんだ。

その数は冒頭でも少し触れたけど、その数はズバリ7人。
それぞれの被害者のアイスマンの関係と死因について紹介していきまっす。
それぞれの被害者のアイスマンの関係と死因について紹介していきまっす。
一人目の被害者「ライナー・ヘン」

最初の被害者は「ライナー・ヘン」。
ライナーはアイスマンの研究に携わった法医学者で発見時にも立ち会った人物なんだ。
ライナーはアイスマンの研究に携わった法医学者で発見時にも立ち会った人物なんだ。

へー。

ただ1993年にアイスマンについて新たに発見された内容を学会に発表する事になったんだけど、なんと学会の会場に向かっている時に交通事故にあって死亡してしまうんだ。

タイミングが良すぎるわねぇ……。
二人目の被害者「クート・フリッツ」

二人目の被害者は「クート・フリッツ」。
クートはアルプスで登山ガイドを仕事にしている人物でアイスマンが発見されたときに運搬を行った人物なんだ。
クートはアルプスで登山ガイドを仕事にしている人物でアイスマンが発見されたときに運搬を行った人物なんだ。

ふんふん。

ただ、アイスマンが発見された同じ年の1991年に雪崩に巻き込まれて遭難死してしまう。

あー……。
まぁアルプス山脈は危険な山でもあるしね。
まぁアルプス山脈は危険な山でもあるしね。

とはいっても、死亡した場所や道はクートが普段から使用している非常に慣れた道だったらしいよ。

う、うーん。
三人目の被害者「ライナー・ホルツ」

そして三人目の被害者は「ライナー・ホルツ」

この人はどんな人なの?

ライナーはジャーナリストでアイスマンの発見や調査についてドキュメンタリーの作品を作っていた人物だよ。
ちなみにライナーはアイスマンの撮影を唯一許可された人物でもあるんだけど、アイスマンが発見された以降に脳腫瘍が発見されて命を落としてしまう。
ちなみにライナーはアイスマンの撮影を唯一許可された人物でもあるんだけど、アイスマンが発見された以降に脳腫瘍が発見されて命を落としてしまう。

唯一撮影を許可された人が脳腫瘍で死亡か……。
四人目の被害者「ヘルマット・サイモン」

そして四人目の犠牲者は「ヘルマット・サイモン」

あれ、サイモンってどっかで聞いたわね。

第一発見者であるサイモン夫妻の旦那だね。

え!発見者も死んじゃってるの!?

うん。
死亡したのは2004年の10月なんだけど、アイスマンが発見されたエッツィ渓谷でアイスマンと同様に薄い氷と雪で覆われた状態で見つかったそうだよ。
死亡したのは2004年の10月なんだけど、アイスマンが発見されたエッツィ渓谷でアイスマンと同様に薄い氷と雪で覆われた状態で見つかったそうだよ。

な、なんでわざわざそんなところに……。

もしかしたら呼ばれていったのかもしれないね……。

ちなみに直接の死因は滑落らしいんだけど、遺体が発見された場所はアイスマンが発見された場所と100mも離れてなかったそうだよ
五人目の被害者「ディーター・ワルネッケ」

そして五人目は「ディーター・ワルネッケ」

この人は?

この人はレスキュー隊の隊長さんだね。

レスキュー隊の人がどういう関係があるの?

実はディーターは滑落して命を落としたサイモンを回収した人物なんだけど、サイモンの葬式が行われた1時間後に謎の心臓発作で死亡してしまうんだよ……。

え、つまりサイモンを助けようとしたから呪われたって事……?
なんかこの人はもらい事故な感じがするわね……
なんかこの人はもらい事故な感じがするわね……
六人目の被害者「コンラッド・スピンドラー」

そして六人目の被害者は「コンラッド・スピンドラー」。
考古学者でありアイスマン調査チームの責任者でもある人物なんだ。
考古学者でありアイスマン調査チームの責任者でもある人物なんだ。

ちなみに死因は多発性硬化症による合併症らしい。

あと、この頃にはアイスマンの呪いが有名になりつつあったんだけど、アイスマンの呪いについてインタビューを受けた時に「次に死ぬのは私だって言いたいんでしょ?」ってコメントを残していたりもする。

まさにその通りになってんじゃん……。
七人目の被害者「トム・レイ」

そして今のところ最後の被害者である「トム・レイ」
この人は分子考古学者で調査結果をまとめた本を出版する予定だったはずの人物でっす。
この人は分子考古学者で調査結果をまとめた本を出版する予定だったはずの人物でっす。

この人の死因は?

なんとこの人の死因についてはいまだ不明……。
死因の特定のために司法解剖もされたみたいだけど、それでも原因が分からなかったらしよ。
死因の特定のために司法解剖もされたみたいだけど、それでも原因が分からなかったらしよ。

えぇ……。今のご時世で原因不明の死因なんて有るの……?

まぁ無くはないんじゃないかな。
まとめ

以上がアルプス山脈で発見された原始人「アイスマン」とその呪い、「アイスマンの呪い」についてでした。
どうだった?
どうだった?

あれ?もうおわり?

もう終わりって……。
七人も不審死したら十分でしょうに……。
七人も不審死したら十分でしょうに……。

いや、そういう意味じゃなくて結構面白い話だったからもっと色々聞きたかったなーって。

興味を持ってくれるのはうれしいけど、面白いっていう反応もどうかと思うけどね。

じゃぁどうしろっていうのよ……。

ちなみに発見されてから七人目の被害者であるトムが死ぬまで約25年間のスパンがあるから「普通に病死や事故死が重なっただけではないか」とも言われているみたい。
実際に高齢者の人も多かったしね。
実際に高齢者の人も多かったしね。

あー。その可能性も捨てきれないのかー。

まぁボクは呪いの事よりマキエがアイスマンをイケメンっていった事の方がきになるけどね……。

え、割と渋いじゃん。

まぁ人の趣味は人それぞれって事で。

趣味って何よ、趣味って……。
それもアルプス山脈で発見されたミイラが原因と言われている「アイスマンの呪い」について紹介していきたいと思いまっす!