7人を死に追いやった「アイスマンの呪い」!アルプスで発見された5300年前のミイラの呪いとは……!

スポンサーリンク
ぐっさん
今回の都市伝説のテーマは「呪い」!
それもアルプス山脈で発見されたミイラが原因と言われている「アイスマンの呪い」について紹介していきたいと思いまっす!
マキエ
アイスマン?
アイスマンって何?
ぐっさん
アイスマンっていうのはアルプス山脈で発見されたミイラの愛称だよ。
マキエ
あー、つまりミイラの呪いって事?
ファラオの呪いみたいな。
ぐっさん
そうそう、まさにそんな感じ。
詳しくはこの後に紹介するとして、実はアイスマンは大昔の人物のミイラなんだけど、このアイスマンの発見や調査に関わった人物が次々と不自然な死に方をしているんだ……。
マキエ
へぇー。
ぐっさん
しかもその数はなんと7人
どの人もアイスマンに非常に関係の深い人たちで一部では「アイスマンの呪いによって殺された」っていわれているんだよ。
マキエ
7人……。
偶然にしては数が多いかもね……。
ぐっさん
それじゃさっそく紹介していきまっす!

突如現れた5300年前の人類「アイスマン」


ぐっさん
それじゃ、まずはアルプスで発見されたアイスマンについて紹介していきます。
ぐっさん
このミイラが発見されたのは1991年のアルプス山脈。
アルプス山脈にはエッツ渓谷と呼ばれる渓谷があるんだけど、そこに登山に来ていたサイモン夫妻が雪の下からミイラ化した遺体を発見したんだ。
マキエ
登山の途中にミイラを見つけるなんてたまったもんじゃないわね……。
ぐっさん
いや、険しい山では生死と隣り合わせだから登山者が事故死した別の登山者の遺体を見つける事は珍しくないらしいよ。
マキエ
それはそれで嫌だなぁ……。
ぐっさん
ちなみにサイモン夫妻が発見したミイラも最初は他の登山者の遺体として処理されかけていたんだけど、ミイラの周辺に落ちていた持ち物が現代の物と全然違った事から司法解剖するまえに考古学者に確認してもらう事になったんだ。
マキエ
現代と違った持ち物って?
ぐっさん
草を編んで作った服や革のズボンとかだね。
とにかくアルプス山脈に登山に来た人物の物とは思えない品の数々だったんだよ。
ぐっさん
ちなみに持ち物の一つである斧はこんな感じ。

マキエ
え、これが斧?
ぐっさん
当時は金属が貴重だったから今みたいに幅広の刃は作れなかったみたいだね。
マキエ
ふーん。
ぐっさん
話は戻るけど考古学者に遺体を確認してもらった結果、サイモン夫妻が発見した遺体は、なんと5300年前の人物のミイラであることが判明したんだよ。
マキエ
5300年!?
よくまぁそんな大昔の遺体が残っていたわね。
ぐっさん
ずっと氷漬けになっていたおかげで腐敗や損傷を免れる事ができたんだって。
ちなみにこのミイラがゆくゆくは冒頭で紹介した「アイスマン」と呼ばれるようになるんだけど、アイスマンっていう名前も氷漬けになっていたところから来ているらしいよ。
マキエ
そういえば5300年って何時代?
ぐっさん
石器時代だね。
徐々に青銅器が登場したりしなかったりする時代。
ちなみに、まだマンモスがいたと言われる時代だね。
マキエ
昔過ぎて想像もできないわね……。

科学の力で判明したアイスマンの情報と死因


ぐっさん
このアイスマンはエッツ渓谷で発見された事から「エッツィ」とも呼ばれるんだけど、調査の結果、様々な事が判明しています。
マキエ
へぇ、例えば?
ぐっさん
現段階で発表されている内容としては
・茶色い髪の色
・茶色い目
・身長は160㎝
・体重は50㎏
・年齢は約47歳
・血液型はO型
などなど。
マキエ
へー。ミイラ化しても色んなことが分かるのね。
ぐっさん
ちなみにCGで生前の顔を再現するとこんな顔になるらしいよ。
マキエ
へぇ、なかなかイケメンじゃん。
ぐっさん
え、そう……?
マキエ
若いころはかなりイケメンな気がする。
ぐっさん
ま、まぁマキエの趣味はおいといて、あとは腰痛持ちだったとか殺人事件の被害者だったなんてのも判明しているみたい。
マキエ
え……?
殺人事件の被害者って何……?
ぐっさん
発見当時は凍死が死因って言われていたんだけど、左肩に矢傷と矢尻が発見されて、詳しく調べたら矢傷が原因で動脈が損傷していたんだって。
マキエ
へー。
ぐっさん
あとは後頭部にも脳内出血の痕跡があって「矢を撃たれた後に後頭部を鈍器で殴られ殺害された」ってのが有力な説みたい。
マキエ
5400年前の殺人事件か……。
ぐっさん
犯人は確実に死んでるだろうけどね。
マキエ
いや、そりゃそうでしょ……。
マキエ
ところでアイスマンについては大体わかったけど、最初に言ってた呪いっていうのは?
ぐっさん
お、そうだね。
それじゃ次はアイスマンの呪いについて紹介していくよ。

アイスマンの呪いにより命を落とした7人の被害者

ぐっさん
このアイスマンが発掘されてからというもの、アイスマンの発見や調査にかかった人物が次々に命を落とすという怪異現象が起こり始めたんだ。
ぐっさん
その数は冒頭でも少し触れたけど、その数はズバリ7人。
それぞれの被害者のアイスマンの関係と死因について紹介していきまっす。

一人目の被害者「ライナー・ヘン」

ぐっさん
最初の被害者は「ライナー・ヘン」。
ライナーはアイスマンの研究に携わった法医学者で発見時にも立ち会った人物なんだ。
マキエ
へー。
ぐっさん
ただ1993年にアイスマンについて新たに発見された内容を学会に発表する事になったんだけど、なんと学会の会場に向かっている時に交通事故にあって死亡してしまうんだ。
マキエ
タイミングが良すぎるわねぇ……。

二人目の被害者「クート・フリッツ」

ぐっさん
二人目の被害者は「クート・フリッツ」。
クートはアルプスで登山ガイドを仕事にしている人物でアイスマンが発見されたときに運搬を行った人物なんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
ただ、アイスマンが発見された同じ年の1991年に雪崩に巻き込まれて遭難死してしまう。
マキエ
あー……。
まぁアルプス山脈は危険な山でもあるしね。
ぐっさん
とはいっても、死亡した場所や道はクートが普段から使用している非常に慣れた道だったらしいよ。
マキエ
う、うーん。

三人目の被害者「ライナー・ホルツ」

ぐっさん
そして三人目の被害者は「ライナー・ホルツ」
マキエ
この人はどんな人なの?
ぐっさん
ライナーはジャーナリストでアイスマンの発見や調査についてドキュメンタリーの作品を作っていた人物だよ。
ちなみにライナーはアイスマンの撮影を唯一許可された人物でもあるんだけど、アイスマンが発見された以降に脳腫瘍が発見されて命を落としてしまう。
マキエ
唯一撮影を許可された人が脳腫瘍で死亡か……。

四人目の被害者「ヘルマット・サイモン」

ぐっさん
そして四人目の犠牲者は「ヘルマット・サイモン」
マキエ
あれ、サイモンってどっかで聞いたわね。
ぐっさん
第一発見者であるサイモン夫妻の旦那だね。
マキエ
え!発見者も死んじゃってるの!?
ぐっさん
うん。
死亡したのは2004年の10月なんだけど、アイスマンが発見されたエッツィ渓谷でアイスマンと同様に薄い氷と雪で覆われた状態で見つかったそうだよ。
マキエ
な、なんでわざわざそんなところに……。
ぐっさん
もしかしたら呼ばれていったのかもしれないね……。
ぐっさん
ちなみに直接の死因は滑落らしいんだけど、遺体が発見された場所はアイスマンが発見された場所と100mも離れてなかったそうだよ

五人目の被害者「ディーター・ワルネッケ」

ぐっさん
そして五人目は「ディーター・ワルネッケ」
マキエ
この人は?
ぐっさん
この人はレスキュー隊の隊長さんだね。
マキエ
レスキュー隊の人がどういう関係があるの?
ぐっさん
実はディーターは滑落して命を落としたサイモンを回収した人物なんだけど、サイモンの葬式が行われた1時間後に謎の心臓発作で死亡してしまうんだよ……。
マキエ
え、つまりサイモンを助けようとしたから呪われたって事……?
なんかこの人はもらい事故な感じがするわね……

六人目の被害者「コンラッド・スピンドラー」

ぐっさん
そして六人目の被害者は「コンラッド・スピンドラー」。
考古学者でありアイスマン調査チームの責任者でもある人物なんだ。
ぐっさん
ちなみに死因は多発性硬化症による合併症らしい。
ぐっさん
あと、この頃にはアイスマンの呪いが有名になりつつあったんだけど、アイスマンの呪いについてインタビューを受けた時に「次に死ぬのは私だって言いたいんでしょ?」ってコメントを残していたりもする。
マキエ
まさにその通りになってんじゃん……。

七人目の被害者「トム・レイ」

ぐっさん
そして今のところ最後の被害者である「トム・レイ」
この人は分子考古学者で調査結果をまとめた本を出版する予定だったはずの人物でっす。
マキエ
この人の死因は?
ぐっさん
なんとこの人の死因についてはいまだ不明……。
死因の特定のために司法解剖もされたみたいだけど、それでも原因が分からなかったらしよ。
マキエ
えぇ……。今のご時世で原因不明の死因なんて有るの……?
ぐっさん
まぁ無くはないんじゃないかな。

まとめ

ぐっさん
以上がアルプス山脈で発見された原始人「アイスマン」とその呪い、「アイスマンの呪い」についてでした。
どうだった?
マキエ
あれ?もうおわり?
ぐっさん
もう終わりって……。
七人も不審死したら十分でしょうに……。
マキエ
いや、そういう意味じゃなくて結構面白い話だったからもっと色々聞きたかったなーって。
ぐっさん
興味を持ってくれるのはうれしいけど、面白いっていう反応もどうかと思うけどね。
マキエ
じゃぁどうしろっていうのよ……。
ぐっさん
ちなみに発見されてから七人目の被害者であるトムが死ぬまで約25年間のスパンがあるから「普通に病死や事故死が重なっただけではないか」とも言われているみたい。
実際に高齢者の人も多かったしね。
マキエ
あー。その可能性も捨てきれないのかー。
ぐっさん
まぁボクは呪いの事よりマキエがアイスマンをイケメンっていった事の方がきになるけどね……。
マキエ
え、割と渋いじゃん。
ぐっさん
まぁ人の趣味は人それぞれって事で。
マキエ
趣味って何よ、趣味って……。
スポンサーリンク

12 件のコメント

    • ファラオの件は実は全員死ぬまで何十年もたってるから必然
      人間いつかは誰だって死ぬってだけの話ですわw

    • 匿名さん、こんばんわ。コメントありがとうございます。
      >>未知のウィルスや細菌の可能性も
      たしかに可能性は0じゃありませんね。
      たまに北極とかでそういったウィルスが発見されたりもしているそうですし。
      目には見えない分、厄介ですよね。

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      あれ……?また新しい死者が発覚したのでしょうか……。
      またもう一度調べてみます。ご指摘ありがとうございます。

  • この話、世界丸見え!のスペシャルで昨日やってたよ。
    どうやら亡くなった人達は、発掘時にアイスマンのミイラを雑に扱ってたらしい。
    呪われたというより、バチが当たったって考えるのがいいかもね(笑)

    • ガムごはんさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>どうやら亡くなった人達は、発掘時にアイスマンのミイラを雑に扱ってたらしい。
      あー、そりゃアイスマンじゃなくても怒りますよね。まぁちょっとバチが重すぎる気もしますが(笑)

  • 雑に扱われたら怒るしバチも当たるだろうな。凄く怒ったんだろうな。自分なら見つけられたのにその扱いはなんだ!ってなるし。

  • これ確か調査に加わった人100人以上はいたって聞いたからたまたまその100人のうち7人が死んだだけじゃね

  • 雑に扱ったというコメあるけど、発見当初は現代の遭難者のイタイだと考えられていなかったため適切な処置(空気に触れさせないなど)がされていないための劣化なので、決して粗末に扱ったわけではないのですよ~.。また発見された1991年に亡くなっている方はおらず、みなさん2004頃からお亡くなりになっていますね…。発見者のHelmut Simonさんも、Ötzi発見の谷とは別の谷(ドイツザルツブルグ方面のアルプス)で亡くなられているので、この辺は呪い話によくある脚色かな?それにしても、当時の色々なことを遺体になっても教えてくれてÖtziさんにとっては寝ていたのにたたき起こされてお怒りかも知れませんが、とても貴重な情報ですよね。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    CAPTCHA