自己像幻視?
わかりやすくいえば
「幽体離脱」
とか
「ドッペルゲンガー」
の事だよ。
「幽体離脱」
とか
「ドッペルゲンガー」
の事だよ。
ああ!
それなら聞いたことがあるわ。
それなら聞いたことがあるわ。
なんか
「自分とそっくりな自分を見たら死ぬ」
みたいな話じゃなかったっけ。
「自分とそっくりな自分を見たら死ぬ」
みたいな話じゃなかったっけ。
そうそう。
ちなみに見たら死ぬっていう根拠としてはドッペルゲンガーは肉体から抜き出た魂だから死の前兆って思われてたみたい。
ちなみに見たら死ぬっていう根拠としてはドッペルゲンガーは肉体から抜き出た魂だから死の前兆って思われてたみたい。
このドッペルゲンガーの都市伝説は西暦1800年ぐらいから有名になるんだけど、実際にドッペルゲンガーを見たっていう人はたくさんいるんだよ。
ふーん。
そのドッペルゲンガーを見たっていう人の中にはアメリカの歴代大統領であるリンカーンや日本人なら誰でも知ってる芥川龍之介も含まれてる。
まじで!
アメリカ大統領が見たってんなら何か説得力があるわね!
アメリカ大統領が見たってんなら何か説得力があるわね!
そして、今回は数あるドッペルゲンガー現象の中でも
「エミリー・サジェ」
っていう人物について紹介するよ。
「エミリー・サジェ」
っていう人物について紹介するよ。
「エミリー・サジェ」とドッペルゲンガー
まず、この怪異現象が起き始めたのは1845年。
ラトビアのリヴォニアにある名門校に赴任してきた「エミリー・サジェ」っていう女教師のまわりでドッペルゲンガー現象がたびたび目撃されるようになるんだ。
ラトビアのリヴォニアにある名門校に赴任してきた「エミリー・サジェ」っていう女教師のまわりでドッペルゲンガー現象がたびたび目撃されるようになるんだ。
ラトビアってどこ……
ラトビアってのはリトアニアの上。
リトアニアってどこ……
話が進まないんでスルーします!
このドッペルゲンガーに気付いたのは学校の生徒たち。
なんと授業中、サジェ先生が黒板に文字を書いている時にドッペルンゲンガーが現れて本物のサジェと同様に黒板に文字を書く動作をし始めたんだ。
なんと授業中、サジェ先生が黒板に文字を書いている時にドッペルンゲンガーが現れて本物のサジェと同様に黒板に文字を書く動作をし始めたんだ。
おーぅ……
ちょっと怖いわね……。
ちょっと怖いわね……。
これを見た生徒たちは他の先生に
「サジェ先生が2人いる」
と相談したんだけど、当然他の先生はまともに対応しない。
「サジェ先生が2人いる」
と相談したんだけど、当然他の先生はまともに対応しない。
まぁそりゃそうよね。
ただ、ドッペルゲンガーを見た生徒は10人以上いて全員の証言が一致したので学校内で
「ドッペルゲンガーが現れた」
とか
「サジェが集団幻覚を起こしているのでは」
と噂になり始めるんだ。
「ドッペルゲンガーが現れた」
とか
「サジェが集団幻覚を起こしているのでは」
と噂になり始めるんだ。
しかも、このドッペルゲンガー現象はどんどんと悪化していく。
悪化?
ドッペルゲンガーが現れる回数が増え続けたんだよ。
目撃例としては
・生徒がサジェと並んで鏡に立つと鏡の中のサジェが二人いた
・食事中のサジェの隣に食事の仕草をするもうひとりのサジェがいた
などなど。
目撃例としては
・生徒がサジェと並んで鏡に立つと鏡の中のサジェが二人いた
・食事中のサジェの隣に食事の仕草をするもうひとりのサジェがいた
などなど。
しかも時が過ぎるごとにドッペルゲンガーが現れる距離が伸びてきて本人からかなり離れた所ででも目撃されるようになるんだ。
なんか魂がだんだんと抜けてってる気がするわね……。
ドッペルゲンガーが原因でクビになった「エミリー・サジェ」
そして、なんとこの怪異現象が原因でエミリー・サジェは教師をクビになるという大事件が勃発します。
え、なに!?
ドッペルゲンガーが実体化したとか!?
ドッペルゲンガーが実体化したとか!?
いや、さすがにそこまではしない……。
この事件は42人の生徒全員がサジェ先生のドッペルゲンガーを目撃するという事件。
ある日、教室にサジェ先生が少しぎこちない様子でいたんだけど、なんとその教室の外では花壇の手入れをするサジェ先生がいたんだ。
ある日、教室にサジェ先生が少しぎこちない様子でいたんだけど、なんとその教室の外では花壇の手入れをするサジェ先生がいたんだ。
おおおう……。
どっちが本物?
どっちが本物?
両方ともぎこちない動きだったんだけど、一人の生徒が勇気をだして教室にいるサジェ先生に触れてみたところ、なんと教室にいるサジェ先生には実態が無く、まるでシルクのカーテンを触っているかのような感触で手ごたえがなったらしい。
ふーん。
シルクのカーテンなんて上等なもん触ったことないけど、なんとなく言いたいことはわかるわ。
シルクのカーテンなんて上等なもん触ったことないけど、なんとなく言いたいことはわかるわ。
そして様子を見ていると教室にいたサジェ先生は姿を消し、ぼんやりと花壇の手入れをしていたサジェ先生は通常通りテキパキと花の手入れを始めたんだって。
やっぱり魂が抜けかかってるんじゃないの……?
そして悲しい事に、この事が原因でサジェ先生はクビになってしまいます……。
え、なんで?
大半の生徒はこのドッペルゲンガー現象を楽しんでたんだけど、この学校が名門校っていう所もあって保護者達からクレームがきたり、転校する生徒が増え始めたんだ。
あー……。
まぁ保護者としたら不気味よね。
まぁ保護者としたら不気味よね。
ただ、学校側はそんな怪異現象でクビにするなんて前代未聞だから一応サジェ先生に面談を行ったりしたんだけどサジェ先生自身はまったく身に覚えがなく、悪評を恐れた学校側はサジェ先生を解雇することにしたんだ。
そんな解雇理由だったら現代では大問題よね。
うん。
ただ、サジェ先生は教師としては優秀だったからすぐに新しい勤務先が見つかったんだけど、そこでも全く同じような怪異現象が起き続けたんだ。
ただ、サジェ先生は教師としては優秀だったからすぐに新しい勤務先が見つかったんだけど、そこでも全く同じような怪異現象が起き続けたんだ。
そしてその現象が起きるごとにサジェ先生はクビになったり転勤を余儀なくされたんだ……。
か……かわいそうすぎる……。
ちなみにサジェ先生が転勤した回数はなんと20回!
遂には転勤する学校すらなくなってしまうという事態に……
遂には転勤する学校すらなくなってしまうという事態に……
うわぁ……。
そして最後は義理の妹さんのところに住まわしてもらう事になるんだけど、そこでも義理の妹の子供たちから
「サジェおばさんが二人いる!」
って面白がられてたみたい。
「サジェおばさんが二人いる!」
って面白がられてたみたい。
怖がられなくてよかったわね。
で、この話って本当なの?
んー。どうだろう。
大分昔の話だし、有名ではあるみたいよ。
まぁ真実とも虚偽とも断定できないかなー。
大分昔の話だし、有名ではあるみたいよ。
まぁ真実とも虚偽とも断定できないかなー。
あ!
わかった!
わかった!
ん?
忍者の分身の術ってドッペルゲンガーだったんじゃない!?
おー。
その発想は面白いかもね。
その発想は面白いかもね。
まぁたぶんナイけどね……
その中でも有名な「エミリー・サジェ」さんについて紹介するよ!