あっ、オーロラ?私オーロラ大好き。
死ぬまでに一度は生で見てみたいわね。
死ぬまでに一度は生で見てみたいわね。
確かにオーロラって自然現象なのに超常現象的というかファンタジー的な魅力があるよね。
ただ残念ながら今回のオーロラは自然現象のオーロラじゃなくてアメリカの町の名前のほうのオーロラだね……。
え、じゃぁ今回の話にオーロラは出てこないの?
出てきません……。
あっそう……。
で、今回の話ってのは……?
で、今回の話ってのは……?
今回の話はアメリカのオーロラで起きた事件の話なんだけど
「謎の飛行物体が風車に激突して爆発した上に、回収された操縦者の遺体が人間じゃなかった」
っていう事件が起きたんだよ。
「謎の飛行物体が風車に激突して爆発した上に、回収された操縦者の遺体が人間じゃなかった」
っていう事件が起きたんだよ。
ふーん……。
テンション下がりすぎでしょ……。
とりあえず早速紹介していきまっす!
とりあえず早速紹介していきまっす!
オーロラの空に現れた葉巻型の未確認飛行物体
それじゃ改めて今回紹介するのは「オーロラUFO墜落事件」について!
名前の通りアメリカ・テキサス州のオーロラにUFOが墜落した事件についてでっす!
名前の通りアメリカ・テキサス州のオーロラにUFOが墜落した事件についてでっす!
今回の事件が起きたのは1897年の4月17日の明け方。
突然、オーロラの南の方角の空から葉巻型の未確認飛行物体が現れたんだって。
突然、オーロラの南の方角の空から葉巻型の未確認飛行物体が現れたんだって。
葉巻型のUFOなんてあるんだ?
UFOは円盤型が一番有名ってだけで他にも十字型とか三角型とか、変わった物だとV字型なんてのもあるよ。
へー。
で、その葉巻型の未確認飛行物体はオーロラの空を時速30㎞ほどの速度で低空飛行して、そのままフラフラと北の方へ向かって行ったんだって。
ふんふん。
ところが町の北の外れに差し掛かったあたりで風車に激突。
その直後に爆発が起こり、未確認飛行物体は辺り一面に四散したんだって……。
その直後に爆発が起こり、未確認飛行物体は辺り一面に四散したんだって……。
えぇぇ……。
急展開すぎる……。
急展開すぎる……。
もちろん町は大パニック。
大勢の住民が事故現場に駆け寄ったそうなんだけど、そこで未確認飛行物体の操縦者と思われる人物が発見されたんだ。
大勢の住民が事故現場に駆け寄ったそうなんだけど、そこで未確認飛行物体の操縦者と思われる人物が発見されたんだ。
発見された操縦者と回収された機体
発見された操縦者は発見された時点で既に死亡。
さらに爆風に巻き込まれたせいで至る所が損傷していたそうなんだけど、全ての部位を回収する事ができたんだって。
さらに爆風に巻き込まれたせいで至る所が損傷していたそうなんだけど、全ての部位を回収する事ができたんだって。
全ての部位が回収って……。
それ、バラバラになっていたって事よね……。
それ、バラバラになっていたって事よね……。
まぁそういう事なんだろうね。
ただ身長はわずか90センチぐらいだったそうだよ。
ただ身長はわずか90センチぐらいだったそうだよ。
そして事故現場に駆けつけた住人の中にアメリカ軍に所属し天文学者でもある「T.J.ウィームス」という人物がいたんだけど、ウィームス曰く
「人間とは体のつくりが違う。これは宇宙人だ」
と言い切ったんだって。
「人間とは体のつくりが違う。これは宇宙人だ」
と言い切ったんだって。
ほう……。
ちなみに火星人なんだって。
え、人間じゃ無いっていうのは見た目で分かるとして、火星人っていう根拠は……?
それはわかんない……。
あと事故現場からは操縦者の持ち物であると思われる日誌のようなものが発見されたんだけど、何が書いてあるかは全く分からなかったらしい。
へー。写真とかは無いの?
残念ながらそういった記録は残ってないね。
ただ今回の事件を報道した新聞の写真は残ってるよ。
なんて書いてあるの……?
要約するとこんな感じ
・早朝6時にオーロラ上空に飛行船があらわれた。
・機械系に故障があったようで時速は10~20マイル程度だった。
・町の北へ差し掛かったところプロクター判事の風車に激突し爆発。風車小屋も花壇も破壊された。
・船は一人の操縦士によって操縦されていたようで、遺体は回収することができた。
・アメリカ軍に所属し天文学者でもあるT.J.ウィームス氏曰く「火星人である」との事。
・航行日誌のようなものが発見されたが文字が判別できず解読はできていない。
・機体の損傷が激しかったため構造や動力源については不明。
・墜落現場には大勢の人が集まってきている。
・操縦士は明日の正午に葬儀が行われる予定。
って感じ。
・早朝6時にオーロラ上空に飛行船があらわれた。
・機械系に故障があったようで時速は10~20マイル程度だった。
・町の北へ差し掛かったところプロクター判事の風車に激突し爆発。風車小屋も花壇も破壊された。
・船は一人の操縦士によって操縦されていたようで、遺体は回収することができた。
・アメリカ軍に所属し天文学者でもあるT.J.ウィームス氏曰く「火星人である」との事。
・航行日誌のようなものが発見されたが文字が判別できず解読はできていない。
・機体の損傷が激しかったため構造や動力源については不明。
・墜落現場には大勢の人が集まってきている。
・操縦士は明日の正午に葬儀が行われる予定。
って感じ。
えっ……?葬儀……?
うん。
なんでも操縦者は翌日には町の共同墓地に埋葬されたそうだよ。
なんでも操縦者は翌日には町の共同墓地に埋葬されたそうだよ。
え、地球外生命体を……?
いきなり……?
いきなり……?
ちゃんとキリスト教による葬儀が挙げられた後だよ。
いや、そうじゃなくて普通は政府とか軍隊とかが回収したりするんじゃないの……?
まぁ普通はそうなると思うんだけど普通に葬儀が行われてあっさり埋葬されちゃったんだって。
不自然すぎる……。
じゃぁ機体はどうなったの……?
じゃぁ機体はどうなったの……?
実は機体についてはあんまり記録が残ってないんだよね。
新聞だと野次馬が持って帰ったとも書いてあるけれど、ほとんどは事故現場のそばにあった井戸に投げ捨てられたらしいよ。
新聞だと野次馬が持って帰ったとも書いてあるけれど、ほとんどは事故現場のそばにあった井戸に投げ捨てられたらしいよ。
は!?
宇宙船かもしれない物を!?
宇宙船かもしれない物を!?
びっくりだよね。
扱いが雑すぎるでしょ……。
そんな事ってあるのかしら……。
そんな事ってあるのかしら……。
ただ、この事件にはまだ続きがあるんだ。
重度の関節炎を発症した回収者
遺体は埋められ機体は失われた事で事件は終ったかのように思うかもしれないけれど、実は「ブローリー・オーツ」という人物が風車や井戸があった土地を購入し、調査に乗り出したんだって。
ほう……。
で、まずブローリーは井戸に破棄されたと言われていた破片を回収するために井戸の調査を開始。
中からアルミニウムや銀に似た金属片を回収する事ができたらしい。
中からアルミニウムや銀に似た金属片を回収する事ができたらしい。
ふんふん。
ところがこの日以降、ブローリーの体に異変が起こり始めるんだ……。
異変?
なんと、ブローリー手の形が変形するぐらいの重度の関節症を患ってしまうだよ……。
え、何……。
なんかヤバい物を触ったって事……?
なんかヤバい物を触ったって事……?
かもね。。少なくともブローリーは
「金属片は放射能に汚染されていた。その証拠に事故現場である一体は草も生えない」
と証言したらしいよ。
「金属片は放射能に汚染されていた。その証拠に事故現場である一体は草も生えない」
と証言したらしいよ。
ヤバいじゃん……。
まぁ金属片が原因かどうかはわからないけどね。
ただ金属片を回収した後の井戸は普通に生活用水用として使われていたんだけど、井戸の水を使用していた家族にも異変が出現。
なんと家族全員に腫瘍や甲状腺腫といった症状が現れてしまうんだ。
なんと家族全員に腫瘍や甲状腺腫といった症状が現れてしまうんだ。
もう絶対ヤバいやつじゃん……。
その後、井戸の危険性に気付いたブローリーはコンクリートを流し込んで井戸を封鎖。
そして事件はいったん終息を迎えることとなったんだ。
そして事件はいったん終息を迎えることとなったんだ。
オーロラ墜落の真相は……?
うーん……。
なんか色々しっくりこないわね……。
なんか色々しっくりこないわね……。
あ、そう?
どのへんが?
どのへんが?
未確認飛行物体が墜落したのに証拠も写真も残ってないし、わずか一日で宇宙人が埋葬されるっていうところよ。
明らかにおかしいし、本気で調査する気があるんならお墓を掘り返したりするでしょ。
明らかにおかしいし、本気で調査する気があるんならお墓を掘り返したりするでしょ。
一応、墓を掘り返すっていう話は出たみたいだよ。
ただ共通墓地だから先祖の墓を荒らされる事に抵抗を感じた地元住民によって阻止されたみたいだけど。
ただ共通墓地だから先祖の墓を荒らされる事に抵抗を感じた地元住民によって阻止されたみたいだけど。
普通の飛行機事故なんじゃないの……?
この頃はまだ飛行機は完成していないよ。
ライト兄弟による世界初の有人飛行が成功するのはこの事件から6年後のことだね。
ライト兄弟による世界初の有人飛行が成功するのはこの事件から6年後のことだね。
ちなみに一応2008年にもう一度詳しい調査が行われてはいるんだよ。
あ、そなの?
なんか判ったりした?
なんか判ったりした?
その時に発覚した事といえば
・当時回収されたと言われている金属片は非常に珍しい物だった。
・井戸からは高濃度のアルミニウムが検出された。
・事件現場の木がなぜか金属反応を示す。
ってかんじ。
・当時回収されたと言われている金属片は非常に珍しい物だった。
・井戸からは高濃度のアルミニウムが検出された。
・事件現場の木がなぜか金属反応を示す。
ってかんじ。
なんかモヤモヤがさらに膨れ上がりそうな結果報告ね……。
まとめ
以上がオーロラで起きた「オーロラUFO墜落事件」でした。
どうだった?
どうだった?
なんか……。
なんか釈然としない……。
なんか釈然としない……。
あ、そう?
だって普通
「UFOが落ちたけど機体はもうありません。パイロットはすでに埋葬しました。」
って言われても普通は信じないでしょ
「UFOが落ちたけど機体はもうありません。パイロットはすでに埋葬しました。」
って言われても普通は信じないでしょ
まぁそうだよね。
ちなみに今回の話は全て作り話で「村おこし説」か「新聞記者によるイタズラ説」じゃないかっていう仮説もあるみたい。
ちなみに今回の話は全て作り話で「村おこし説」か「新聞記者によるイタズラ説」じゃないかっていう仮説もあるみたい。
それはどういう仮説なの?
実は当時、オーロラは自然災害にあって非常に厳しい状態にあったんだって。
そこで注目を浴びて活気を取り戻そうとしたっていうのが“村おこし説”。
そこで注目を浴びて活気を取り戻そうとしたっていうのが“村おこし説”。
“新聞記者によるイタズラ説”っていうのはさっきの新聞の画像の右下に書いてあった「S. E. ヘードン(S. E. Haydon)」という記者によるでっち上げという説だね。
村おこし説はともかくとして、調べたらすぐわかるようなことを新聞に掲載したりするのかしら……。
まぁ今回の事件は“限りなく作り話に思えるけれど、実はよくわからない事件”って感じだね。
やっぱりなんか釈然としない……。
それも「オーロラUFO墜落事件」についてご紹介したいと思いまっす!