マック・ヘッドルーム……?
何となく聞いた事があるような、無いような……。
どんな事件だっけ……。
何となく聞いた事があるような、無いような……。
どんな事件だっけ……。
マックス・ヘッドルーム事件はアメリカで起きた史上最大のテレビ電波ジャック事件で、テレビにいきなりマスクを被った男が現れるという事件だよ。
あー。はいはい。
この画像は何度か見たことあるわね。
この画像は何度か見たことあるわね。
でもこれって電波ジャック事件の話だったのね……。
私、てっきりホラー映画のワンシーンだと思ってたわ……。
私、てっきりホラー映画のワンシーンだと思ってたわ……。
ああ、まぁ確かにホラー映画のワンシーンに見えなくはないよね。
でしょ?
『Hello, Adam, Dr. Gordon. I want to play a GAME.』
とか言いそうじゃない?
『Hello, Adam, Dr. Gordon. I want to play a GAME.』
とか言いそうじゃない?
そのネタ、何人の人が分かってくれるんだろうね……。
まぁとりあえず、さっそく紹介していきまっす!
史上最大のテレビ電波ジャック事件「マックス・ヘッドルーム事件」
それじゃ改めて今回紹介するのは「マックス・ヘッドルーム事件」について。
今回事件が起こったのは1987年の11月22日。アメリカのシカゴで何者かによってテレビ電波がジャックされ、テレビ番組の途中で不気味な男が映り込むという事件が起こるんだ。
今回事件が起こったのは1987年の11月22日。アメリカのシカゴで何者かによってテレビ電波がジャックされ、テレビ番組の途中で不気味な男が映り込むという事件が起こるんだ。
電波ジャックって聞くと別にあんまり怖くないけれど、いきなりテレビに変な男が映ると思うとかなり怖いわね……。
だね。
ちなみに、その不気味な男はマックス・ヘッドルームにそっくりなマスクを被り、サングラス付けるという風貌だったから、後にこの事件は「マックス・ヘッドルーム事件」と呼ばれるようになるんだ。
ちなみに、その不気味な男はマックス・ヘッドルームにそっくりなマスクを被り、サングラス付けるという風貌だったから、後にこの事件は「マックス・ヘッドルーム事件」と呼ばれるようになるんだ。
“マックス・ヘッドルームにそっくりなマスク?”
そもそもマックス・ヘッドルームって何?人の名前?
そもそもマックス・ヘッドルームって何?人の名前?
マックス・ヘッドルームはイギリスの音楽番組に登場するCGキャラクターだね。
当時としては割とクオリティの高いキャラクターだったみたいだよ。
当時としては割とクオリティの高いキャラクターだったみたいだよ。
へー……。
え?じゃぁその本物のマックス・ヘッドルームは今回の事件のせいで電波ジャックの象徴キャラクターみたいになっちゃってない……?
まぁある意味そうだね……。
“マックス・ヘッドルームは悪人”とか“電波ジャックの犯罪者が作ったキャラクター”って勘違いしている人も割と多いみたい……。
“マックス・ヘッドルームは悪人”とか“電波ジャックの犯罪者が作ったキャラクター”って勘違いしている人も割と多いみたい……。
可愛そうに……。
まぁ一部ではカリスマ的人気も出たみたいだけどね。
短時間の間に二つのテレビ局がジャックされる!
それじゃ次はテレビ電波がジャックされた時の事について、もう少し詳しく掘り下げていくけれど、今回の事件は2時間という短時間の間に2つのテレビ局がジャックされているんだ。
一回目のジャックが起きたのは1987年11月22日の21時16分。
シカゴのテレビ局である「WGN-TV」がニュース番組の「The Nine O’Clock News」でアメリカンフットボールの結果を伝えている時に画面が15秒ほど真っ暗になってしまう。
シカゴのテレビ局である「WGN-TV」がニュース番組の「The Nine O’Clock News」でアメリカンフットボールの結果を伝えている時に画面が15秒ほど真っ暗になってしまう。
ふんふん。
そしてしばらくして画面が回復したと思いきや、次にテレビに映っていたのはマックス・ヘッドルーム姿の謎の男。
その男は15秒間もの間、視聴者に向かって不気味に笑い続けていたんだ……。
その男は15秒間もの間、視聴者に向かって不気味に笑い続けていたんだ……。
……。
夜の9時に一人でテレビを見ている時にこんなのが映ったらかなり怖いわね……。
夜の9時に一人でテレビを見ている時にこんなのが映ったらかなり怖いわね……。
だよね……。
ちなみにこの時は放送局のスタッフが周波数を変更した事で元の番組に復帰できたみたいだけど、ニュースキャスターも呆気に取られていたせいでまともにニュースの続きを伝える事はできなかったみたいだね。
まぁそりゃそうでしょうね……。
そして二回目のジャックが起きたのは約2時間後の23時15分。
今度は「WTTW」というテレビ局がジャックを受けてしまうんだ。
今度は「WTTW」というテレビ局がジャックを受けてしまうんだ。
この時、WTTWはドクター・フーっていうSFドラマを放送していたんだけど、1回目と同じ様に一瞬画面が真っ暗になったかと思いきや、再びマックス・ヘッドルーム姿の謎の男が現れる。
そして一回目は15秒ほど笑い続けるだけだったけど、2回目は90秒近くジャックされた上に、犯人の声もちゃんと入っていたんだ。
そして一回目は15秒ほど笑い続けるだけだったけど、2回目は90秒近くジャックされた上に、犯人の声もちゃんと入っていたんだ。
へー。ちなみに犯人は何て言ってたの?
いや、音声が入っていたといっても殆どが唸り声や喚き声、あとは鼻歌とか意味不明な単語ばかりだよ。
例えば?
んー……。内容がかなり支離滅裂だから見てもらったほうが早いかな……?
内容もさっぱりわかんないし、何を言ってるか全然聞き取れないんだけど……。
しかも最後はお尻丸出しになって叩かれてない……?
しかも最後はお尻丸出しになって叩かれてない……?
だよね……。
ちなみに発言している内容は最初にジャックしたWGN-TVのスポーツキャスターである「チャック・スワースキー」に対しての悪口だったり、CMのキャッチコピーだったりするみたいだよ。
ちなみに発言している内容は最初にジャックしたWGN-TVのスポーツキャスターである「チャック・スワースキー」に対しての悪口だったり、CMのキャッチコピーだったりするみたいだよ。
なんか低俗すぎて怖さがどっかいっちゃったわ……。
というか、そんな事を伝えるためにわざわざ電波ジャックを……?
というか、そんな事を伝えるためにわざわざ電波ジャックを……?
まぁもちろんスワースキーに対して悪口はパフォーマンスの一種で、悪口を言うためだけに電波をジャックしたとは考えにくいけどね。
じゃぁ何のためにわざわざテレビ電波をジャックしたの?
それが未だ不明のままなんだよ……。
FBIが捜査を開始!しかし犯人は捕まらず!
今回の事件が起きた直後、アメリカの連邦通信委員会とFBIが調査を開始。
ところが犯人どころか犯人像を特定する事も出来ず、結局そのまま未解決事件として幕を閉じる事となるんだ。
ところが犯人どころか犯人像を特定する事も出来ず、結局そのまま未解決事件として幕を閉じる事となるんだ。
そういえば今回の事件って何の罪になるの?
まぁ色んな罪を同時に犯しているけれど、単純にいうなら電波法違反かな。
ちなみにFBIが調査して分かったのは「犯人は技術に精通した放送技術者であると思われる」という事だけだったらしいよ。
ちなみにFBIが調査して分かったのは「犯人は技術に精通した放送技術者であると思われる」という事だけだったらしいよ。
そんなん誰だって分かるわ……。
FBIってエリート集団の集まりじゃなかったの……?
FBIってエリート集団の集まりじゃなかったの……?
FBIは確かにエリート集団ではあるけれど、今回の事件は誰もケガをしたり命を落としたりしていないせいで重要度が低くてあまり調査に人員を割いてもらえなかったみたい。
あーなるほどね……。
でも、これだけ大規模な事件ならもっと犯人とか絞り込めそうな気がするんだけどなぁ……。
まとめ
以上が史上最大のテレビ電波ジャック事件「マックス・ヘッドルーム事件」についてでした。
どうだった?
どうだった?
最初は“いきなり怖い人形がテレビに映る”って事で結構怖かったのに、実際の動画をみたら怖さが吹き飛んだわね……。
なによあの半ケツの低俗なお尻ぺんぺん動画……。
なによあの半ケツの低俗なお尻ぺんぺん動画……。
まぁ気持ちは分からなくないけど、でもやってる事はかなり凄い事ではあるんだよ?
だったらもうちょっと、その凄さが感じられる内容にしたらいいのに……。
でもそう考えると犯人は本当に何がしたかったのカシラ。
もしかしたら天才によるただの気まぐれなのかもしれないね。
マックス・ヘッドルームの大ファンで知名度を上げようとしていたとか……?
確かに知名度は上がってるけど、人気や信用はガタ落ちだよね……。
それも読者のあややさんのリクエストにお応えして「マックス・ヘッドルーム事件」についてご紹介したいと思いまっす!