何それ!超見たい!
私、ペンギン大好き!
私、ペンギン大好き!
確かにペンギンはかわいいけれど、普通のペンギンじゃなくて巨大ペンギンだよ……?
詳しくは後で紹介するけれど、4メートル級のペンギンだよ……?
詳しくは後で紹介するけれど、4メートル級のペンギンだよ……?
4メートルのペンギン……。
ちょっとまってイメージしてみる……。
ちょっとまってイメージしてみる……。
あ……、だめだ……。
喰われる……。丸呑みにされる……。
喰われる……。丸呑みにされる……。
えらくネガティブな妄想だね……。
まぁ確かに4メートル級のペンギンがいたら人間なんて丸のみなんだろうけどさ……。
まぁ確かに4メートル級のペンギンがいたら人間なんて丸のみなんだろうけどさ……。
そんな事よりとりあえずペンギンの話が聞きたい。
かつて無いぐらいに食いついてきたね……。
ペンギンパワーすげーな……。
ペンギンパワーすげーな……。
それじゃ早速紹介していきまっす!
フロリダ州に現れた謎の巨大な足跡
それじゃ改めて今回紹介するのは「巨大ペンギン」について。
今回の事件が起こったのは1948年2月のアメリカフロリダ州クリアウォーターという町。
今回の事件が起こったのは1948年2月のアメリカフロリダ州クリアウォーターという町。
このクリアウォーターはビーチリゾートとして有名で、数キロにも及ぶとても綺麗な海岸があるんだけど、その砂浜に長さ約35㎝、幅約38㎝の巨大な3本指の足跡が発見されたんだ。
ちなみにコレがその時の写真。
ちなみにコレがその時の写真。
おおー。
ん……?
ペンギンの足跡ってこんなんだっけ……?
ペンギンの足跡ってこんなんだっけ……?
ちなみにペンギンの足跡はこんな感じだね。
あー。似てると言えば似てるわね。
細部は少し違うけれど、まぁ砂浜に残っていた足跡だから、多少は変形するんじゃないかな。
ふーん。
そして、この足跡が発見されて以降、クリアウォーターでは「沖で巨大なペンギンのような物が浮いているのを見た」とか「夜に巨大な生物が徘徊していた」といった目撃証言が相次ぐようになるんだ。
動物学者が調査を開始!「これは4メートル級のペンギンの足跡だ!」
今回の事件は瞬く間にクリアウォーター中に広まって最終的にはニューヨーク中を巻き込む大事件になるんだ。
ふんふん。
そして今回の騒動を聞いた未確認動物学者(Cryptozoologist)のサンダーソン博士は足跡の正体を突き止めるべく調査を開始。
サンダーソン博士は2週間にわたる現地調査を行い50ページにも及ぶ報告書を作成したんだけど、そのサンダーソン博士が導きだした答えというのが「4.5メートル級の巨大ペンギン」だったんだ。
ペンギンはともかく、なんで4メートルって判るの?
歩幅や足跡の深さから計算したみたいだよ。
今回の足跡は海から現れて海岸を2㎞ほど歩いて再び海に消えていっていたんだけど、足跡と足跡の間隔が1メートルぐらいあったんだって。
今回の足跡は海から現れて海岸を2㎞ほど歩いて再び海に消えていっていたんだけど、足跡と足跡の間隔が1メートルぐらいあったんだって。
あー、なるほど。歩幅から足の長さとかが分かるから体長も分かる訳か。
そして砂浜に残った足跡の深さから、同じ足跡を残すためには900㎏ほど必要だと判明して、最終的に4メートル級のペンギンという答えにたどり着いたんだ。
へー。私も見てみたいわね。
巨大ペンギン。
巨大ペンギン。
実際にいればの話だけどね。
え……?
超巨大ペンギンの正体はイタズラすぎのオッサン……!?
それじゃ最後にこの未確認生物の正体について紹介していきまっす。
え、何。
さっきの「実際にいれば」ってどういう事……。
まさかデマなワケ……?
さっきの「実際にいれば」ってどういう事……。
まさかデマなワケ……?
実はあの足跡を残したのは……。
クリアウォーターに住むイタズラ好きのオッサンです。
ああ~……。
巨大ペンギン……。見たかった……。
巨大ペンギン……。見たかった……。
ショック受けすぎでしょ……。
どういう事なの……。
なんでペンギンの正体がオッサンなの……。
なんでペンギンの正体がオッサンなの……。
実は事件が起きた1948年から40年後の1988年にトニー・シニョリーニという人物が地元の新聞社に
「あの足跡は実は俺が友達と組んでイタズラで作った物なんだ」
と告白したんだよ。
「あの足跡は実は俺が友達と組んでイタズラで作った物なんだ」
と告白したんだよ。
マジで……。
え、でもどうやって作ったの?
その方法も至って簡単。
鉄で作った巨大なペンギンの足跡にスニーカーをくっつけた特製の靴を作って、ただ海岸を歩いただけらしい。
鉄で作った巨大なペンギンの足跡にスニーカーをくっつけた特製の靴を作って、ただ海岸を歩いただけらしい。
ちなみにその証拠写真がコチラ。
めっちゃいい笑顔ね……。
あれ?
でも足跡を残すには900㎏の重さが必要とか言ってなかった?
でも足跡を残すには900㎏の重さが必要とか言ってなかった?
それはただの計算ミスだったみたいだよ。
トニーはボートを使って海にでて、そこから海岸を歩いて再びボートに乗って海岸を離れただけなんだって。
トニーはボートを使って海にでて、そこから海岸を歩いて再びボートに乗って海岸を離れただけなんだって。
そうなんだ……。
でも、こんな単純な仕組みなのによく40年もバレなかったわね……。
でも、こんな単純な仕組みなのによく40年もバレなかったわね……。
やっぱり砂浜っていう証拠を保存しにくい場所がネックだったんじゃないかな。
まとめ
以上がフロリダに現れた巨大ペンギンについてでした。
どうだった?
どうだった?
めっちゃ騙された気分……。
巨大ペンギンに逢いたかった……。
巨大ペンギンに逢いたかった……。
でも、専門家が騙されるぐらい精巧に出来ていたと考えればトニーって人が作った足跡用の靴も凄かったって事かのかしら。
んー。というかサンダーソン博士が信じ切っちゃったって感じかな?
地元の人達は最初は騒ぎになっていたけれど、「どうせ偽物だろ」ぐらいのノリだったらしいよ。
地元の人達は最初は騒ぎになっていたけれど、「どうせ偽物だろ」ぐらいのノリだったらしいよ。
あぁ、そうなんだ……。
ただ恐竜とかがいた時代には本当に巨大なペンギンは生息していたらしいけどね。
そういえば100万円ぐらいあればペンギンをペットとして飼えるって聞いた事があるよ?
そんなに好きなら頑張って貯金してみたら?
そんなに好きなら頑張って貯金してみたら?
いや、実際に飼うのはちょっと……。
ペンギンって油でベタベタしてるしニオイも臭いし、ガラス越しで見るぐらいがちょうどいいかなって……。
ペンギンって油でベタベタしてるしニオイも臭いし、ガラス越しで見るぐらいがちょうどいいかなって……。
ペンギンが大好きって言ってる奴の台詞じゃねぇ……。
それもアメリカのフロリダに現れた巨大ペンギンについてご紹介したいと思いまっす!