あー。聞いたことある。
なんかトカゲとエイリアンを足して2で割ったみたいな姿のモンスターよね。
なんかトカゲとエイリアンを足して2で割ったみたいな姿のモンスターよね。
うーん……。
まぁ何が言いたいか何となくはわかるけど、その言い方だと同意しにくいのはなんでだろ……。
まぁ何が言いたいか何となくはわかるけど、その言い方だと同意しにくいのはなんでだろ……。
まぁいいや、ところでマキエはチュパカブラについてどれぐらい知ってるの?
いや、全然?
“チュパカブラ”っていう響きが面白いから何となく覚えていただけで、実際は名前ぐらいしか知らないわね。
“チュパカブラ”っていう響きが面白いから何となく覚えていただけで、実際は名前ぐらいしか知らないわね。
あ、そうなんだ。
じゃぁ動物の血を吸うUMAだって事も知らない?
じゃぁ動物の血を吸うUMAだって事も知らない?
え、チュパカブラって吸血鬼なの……?
もっとエイリアン的な何かかと思ってたんだけど……。
もっとエイリアン的な何かかと思ってたんだけど……。
その点は順を追って説明していくね。
それじゃさっそく紹介していきまっす!
それじゃさっそく紹介していきまっす!
1990年代に現れた吸血モンスター「チュパカブラ」
それじゃ改めて今回紹介するのは「チュパカブラ」。
このチュパカブラが初めて登場したのはカリブ海にあるプエルトリコ自治連邦区です。
このチュパカブラが初めて登場したのはカリブ海にあるプエルトリコ自治連邦区です。
え、どこそこ……。
初めて聞いたんだけど……。
初めて聞いたんだけど……。
プエルトリコ自治区はドミニカ共和国の右側にある小さな島国でアメリカ合衆国が管理している事になっている自治連邦区だよ。
ちなみに漢字だと「波多黎各」って書くんだって。
ちなみに漢字だと「波多黎各」って書くんだって。
絶対読めないわね……。
まぁ漢字の話は置いといて、事の始まりは1995年3月11日のプエルトリコのカノバナスという村。
そのカノバナスで8頭のヤギが殺されているという事件が起こるんだ。
そのカノバナスで8頭のヤギが殺されているという事件が起こるんだ。
穏やかじゃないわね……。
だね。
しかも殺されていたヤギには2つの奇妙な点があったんだ。
しかも殺されていたヤギには2つの奇妙な点があったんだ。
奇妙な点?
1つ目は殺された周囲に血が飛び散っていなかった点。
野生生物に襲われたり、人間による悪質なイタズラによって殺された場合は辺りに血が飛び散るものだけど、その痕跡が一切なかったんだ。
野生生物に襲われたり、人間による悪質なイタズラによって殺された場合は辺りに血が飛び散るものだけど、その痕跡が一切なかったんだ。
それは襲われたり外傷が原因で死亡した場合でしょ?
病気とかで死んだら血は出ないじゃん。
病気とかで死んだら血は出ないじゃん。
いや、外傷はあったんだよ。
それが2つ目の奇妙な点なんだけど、殺されていたヤギの首には穴が空いていて、しかも体中の血液が全て抜き取られていたんだ……。
それが2つ目の奇妙な点なんだけど、殺されていたヤギの首には穴が空いていて、しかも体中の血液が全て抜き取られていたんだ……。
え……。
まじで……。
まじで……。
しかも事件はこれだけで終わらない。
8頭のヤギが殺害されて以降、血液を抜かれて死亡している牛や羊など、様々な動物が発見されるようになるんだよ。
8頭のヤギが殺害されて以降、血液を抜かれて死亡している牛や羊など、様々な動物が発見されるようになるんだよ。
そして動物の死因が分からなかった地元の人たちはこの事件を未確認生命体によるものだと考え始めるんだ。
初めてチュパカブラを目撃した女性
次はチュパカブラの姿や目撃談についてなんだけど、はじめてチュパカブラを見たと言われているのはカノバナスに住む一人の女性。
8頭のヤギが殺されて数カ月たった頃に、その女性は真っ赤な大きな眼をして、鋭い牙を持ち二足歩行を行うという、今まで見た事もないような生物に遭遇するんだ。
8頭のヤギが殺されて数カ月たった頃に、その女性は真っ赤な大きな眼をして、鋭い牙を持ち二足歩行を行うという、今まで見た事もないような生物に遭遇するんだ。
ふんふん。
そしてそれ以降、沢山の目撃証言が出てくるんだけど、どの証言も
・赤い大きな眼
・鋭い牙
・二足歩行
といった共通点があって、他にも
・背中にとげが生えていた
・5メートル以上もの跳躍力を持っていた
という証言も出始めるんだ。
・赤い大きな眼
・鋭い牙
・二足歩行
といった共通点があって、他にも
・背中にとげが生えていた
・5メートル以上もの跳躍力を持っていた
という証言も出始めるんだ。
そしてプエルトリコの人達はヤギの血を吸う事から、今回の未確認生命体にたいして「チュパカブラ」という名前を付けたんだ。
ヤギの血を吸う事と“チュパカブラ”って名前に何の共通点があるわけ?
チュパカブラの“チュパ”はスペイン語で「吸う」という意味で“カブラ”は「ヤギ」という意味があるんだよ。
へー!
あ、もしかしてキャンディーのチュッパチャプスのチュッパもその“チュパ”?
あ、もしかしてキャンディーのチュッパチャプスのチュッパもその“チュパ”?
あ、そうそう!
チュッパチャプスもスペイン生まれのお菓子で同じような意味だよ。
ちなみに余談だけど“チャプス”はスペイン語の舐めた時の擬音だったりする。
チュッパチャプスもスペイン生まれのお菓子で同じような意味だよ。
ちなみに余談だけど“チャプス”はスペイン語の舐めた時の擬音だったりする。
へー。
久々に食べたくなってきた。
久々に食べたくなってきた。
話がまたズレた……。
2000年以降は南米中で目撃される!果たして正体は……?
話が大分ずれちゃったから元に戻すけど、チュパカブラと名付けられたUMAは2000年以降になると南米中で目撃証言が相次ぎます。
え、プエルトリコだけじゃなくて?
うん。
アメリカやメキシコ、さらにアルゼンチンやチリとかいろんな国で目撃されたり被害がでたりしたみたい。
アメリカやメキシコ、さらにアルゼンチンやチリとかいろんな国で目撃されたり被害がでたりしたみたい。
ただ、この頃になると徐々に目撃証言が変わってきてね。最初は「二足歩行」と「背中にトゲ」という目撃証言だったのが、いつの間にか「四足歩行の獣」に変わっていたりもします。
え、なんで?
まぁ考えられるのは都市伝説特有の伝達ミスだね。
口コミで広がっている間に徐々に変化していったんじゃないかな。
口コミで広がっている間に徐々に変化していったんじゃないかな。
あー。なるほど。
あと、もう一つの理由が「本物の動物をチュパカブラと見間違えていた」っていうのもある。
というと?
2000年に入ると目撃談だけではなく、数多くの写真も出回り始めるんだけど、殆どが疥癬にかかって毛が抜け落ちた動物だったみたいだね。
疥癬?
疥癬ってのは皮膚病の感染症の一種だね。
ダニが原因で毛が抜け落ちたり皮膚がたるんだりする事があるんだけど、疥癬にかかった動物はまるで別の動物のように見えるんだ。
ダニが原因で毛が抜け落ちたり皮膚がたるんだりする事があるんだけど、疥癬にかかった動物はまるで別の動物のように見えるんだ。
ちなみに毛がないクマはこんな感じ。
これがクマ……?
大分イメージが変わるわね……。
大分イメージが変わるわね……。
でしょ?
ちなみに証拠写真として出回っていた写真の大半はオオカミやコヨーテだったみたいだね。
もちろんフェイクも沢山あったみたいだけど。
ちなみに証拠写真として出回っていた写真の大半はオオカミやコヨーテだったみたいだね。
もちろんフェイクも沢山あったみたいだけど。
へー。じゃぁ結局チュパカブラは疥癬にかかった動物の見間違いって事?
その可能性は十分にあるけど、実はプエルトリコで起こった事件については未だに解明されていないんだ。
しかもプエルトリコでの目撃証言は四足歩行ではなく二足歩行だったしね。
しかもプエルトリコでの目撃証言は四足歩行ではなく二足歩行だったしね。
そういえばそうだったわね。
じゃぁ結局、いまだに正体不明って事?
じゃぁ結局、いまだに正体不明って事?
そうだね。
正体については宇宙人説やエイリアン説、あとはただの見間違い説とか一杯あるし、血が抜かれていたのはカルト教団による儀式説なんてのもあるけど、どれも仮説の域を出ないって感じだね。
正体については宇宙人説やエイリアン説、あとはただの見間違い説とか一杯あるし、血が抜かれていたのはカルト教団による儀式説なんてのもあるけど、どれも仮説の域を出ないって感じだね。
物的証拠が残っている割には何もわかってないわね……。
まとめ
以上が未だに正体不明のUMA「チュパカブラ」についてでした。
どうだった?
どうだった?
ただのエイリアンだと思っていたのに意外と色んな背景というかバックストーリーがあって意外と面白かったわね。
あと、意外なところでチュッパチャプスの意味について知ったわね……。
ちなみに最近では以前に紹介したモスマンと同様にマスコットキャラクター化しつつあるみたいだけどね。
フリー素材でお馴染みのいらすとやでも登場してたりするし。
フリー素材でお馴染みのいらすとやでも登場してたりするし。
本当にあそこはなんでも有るわね……。
そういえばチュッパチャプスって舐めてると棒の部分がべとべとになってくるじゃない?
あれって何とかならないかしら……。
あれって何とかならないかしら……。
それはボクじゃなくてクラシエに言って……。
というか、最後の最後にチュッパチャプスの話を振らないで……。
というか、最後の最後にチュッパチャプスの話を振らないで……。
それも割と有名な「チュパカブラ」についてご紹介したいと思いまっす!