

パスで……。

え、早くない……?

怖い話とかならまだしも痛い話とかグロい話は苦手っていつも言ってるでしょ……。

いやいや、もしかしたら痛くもグロくもないかも知れないじゃん。

あ、そうなの?

それじゃ早速紹介していきまっす!

あ、ちなみに今回は痛くてグロい話です。

やっぱりそうなんじゃない!!
人体実験その①「マラリア実験」

それじゃ改めて今回紹介するのはナチス・ドイツが行なった人体実験について!
まず最初は「マラリア実験」から紹介していきまっす!
まず最初は「マラリア実験」から紹介していきまっす!

マラリア?
マラリアって熱帯地方で有名な、高熱が出るあのマラリアの事?
マラリアって熱帯地方で有名な、高熱が出るあのマラリアの事?

そう、そのマラリア。
有名だから知っている人も多いと思うけど、一応説明するとマラリアはマラリア原虫という微生物が原因の感染症の一種だね。
ちなみに症状は主に高熱や呼吸不全。そして高い死亡率を誇る恐ろしい病気です。
有名だから知っている人も多いと思うけど、一応説明するとマラリアはマラリア原虫という微生物が原因の感染症の一種だね。
ちなみに症状は主に高熱や呼吸不全。そして高い死亡率を誇る恐ろしい病気です。

確か蚊が原因だったわよね?

正確にはマラリア原虫を持った蚊だね。
今は24時間以内に治療を受ければ重篤にはならないけれど、未だワクチンすら開発されていなかったりします。
今は24時間以内に治療を受ければ重篤にはならないけれど、未だワクチンすら開発されていなかったりします。

で、ナチスはそのマラリアで何を……?
生物兵器を作ろうとしたとか……?
生物兵器を作ろうとしたとか……?

いや、ナチス・ドイツが行なったのは治療法の確立とワクチンの開発だよ。

あ、そなの?

ただ治療法を確立するには患者が必要なわけで……。

まさか……。

そう、ナチスは強制収容所に収容された人達を無理やりマラリアに感染させたんだ。
その数なんと1200人以上。
その数なんと1200人以上。

1200!?

え、でもそんな大勢をどうやって?

蚊が大量にいる部屋に入れたり、あとは蚊から抽出した液体を注射したりしたんだよ……。
そして半数以上は死亡、生き残った人たちも高熱による障害が残るケースが大半だったんだってさ……。
そして半数以上は死亡、生き残った人たちも高熱による障害が残るケースが大半だったんだってさ……。

うっ……。
人体実験その②「双子実験」

それじゃ次は「双子実験」についてでっす!

あ、それもなんか聞いた事ある……。
なんか狂った医者が双子を集めて人体実験しまくった話でしょ……?
なんか狂った医者が双子を集めて人体実験しまくった話でしょ……?

そう。
ちなみにその医者の名前は「ヨーゼフ・メンゲレ」。
アウシュビッツ収容所では別名「死の天使」と恐れられていた人物です。
ちなみにその医者の名前は「ヨーゼフ・メンゲレ」。
アウシュビッツ収容所では別名「死の天使」と恐れられていた人物です。

そしてヨーゼフは遺伝子の研究という名目でドイツ中の双子を片っ端からアウシュビッツに収容したんだ。

で、最初は割とごく普通な検査や実験を行っていたんだけど内容が徐々にエスカーレトして、次第に双子の間での四肢の交換や臓器移植を行い始めたんだよ……。

酷い……。

ちなみに1500人もの双子が収容されたそうなんだけど、生き残ったのは僅か100人。
しかも中には双子の静脈を無理やり縫い合わせて人工的な結合性双生児を生み出したりもしていたんだ……。
しかも中には双子の静脈を無理やり縫い合わせて人工的な結合性双生児を生み出したりもしていたんだ……。

こんな実験をして、一体何が得れるっていうのよ……。
人体実験その③「骨折実験」

それじゃ次は「骨折実験」についてでっす。

あー……。名前から察するにわざと骨折させる実験よね……?

そのとおり。
しかも行われていたのは骨折だけじゃなく移植も行われていたりする。
しかも行われていたのは骨折だけじゃなく移植も行われていたりする。

移植?

元々この骨折実験はラーフェンスブリュック強制収容所で行われていたんだけど、最初は兵士たちが骨折した際にどうやったら早く治癒されるかを研究していたんだ。

ふんふん。

ところが徐々に研究はエスカレートして、他の収容者同士の骨を入れ替えたり、右腕と左腕の骨を入れ替えたりしていたんだってさ……。
しかもすべて麻酔抜きでね……。
しかもすべて麻酔抜きでね……。

人間の所業じゃないわね……。
人体実験その④「海水実験」

それじゃ次は「海水実験」についてでっす。

海水を使った人体実験って事よね……?
まさか海水を飲ませるとか……?
まさか海水を飲ませるとか……?

あたり。
この実験はダッハウ強制収容所で行われた実験なんだけど収容者に対して海水のみを与えるという実験だったんだ。
この実験はダッハウ強制収容所で行われた実験なんだけど収容者に対して海水のみを与えるという実験だったんだ。

一体なんでそんなことを……。

なんでも海水を飲む方法を模索していたんだってさ。
海水に砂糖を混ぜて飲みやすくしたり、できるだけ塩を抜いたり色んな方法を試していたみたい。
海水に砂糖を混ぜて飲みやすくしたり、できるだけ塩を抜いたり色んな方法を試していたみたい。

で、どうなったの……?
碌な結果になってなさそうだけど……。
碌な結果になってなさそうだけど……。

基本的には全員、脱水による痙攣や幻覚、あとは激しい下痢に襲われたみたいだね。
中には水分を求めて床をなめたりモップを吸ったりしていた人もいたらしい……。
中には水分を求めて床をなめたりモップを吸ったりしていた人もいたらしい……。

ただ幸いなことに一応この実験では死者はでてないらしいよ。

死ななきゃオッケーってわけでもないでしょうに……。
人体実験その⑤「飢餓実験」

それじゃ最後は「飢餓実験」についてでっす。

え、名前からしてご飯を与えないってだけでしょ……?
もう実験じゃなくて拷問じゃないのそれ……。
もう実験じゃなくて拷問じゃないのそれ……。

いや、実はナチスにはとある目論見があったんだ。

目論見……?
どうせロクなことじゃないんでしょ……?
どうせロクなことじゃないんでしょ……?

まあそうなんだけどね。
当時のナチス・ドイツはユダヤ人を絶滅させようとしていたんだけど、一方で労働力として使う事も考えていたんだ。
当時のナチス・ドイツはユダヤ人を絶滅させようとしていたんだけど、一方で労働力として使う事も考えていたんだ。

うん。

そこでナチス・ドイツはユダヤ人に一日に与える食事の量を調整し自分たちが働かせたい分だけ働かせて、その後は餓死させれるような効率的に餓死させることが出来る食事量を導き出そうとしたんだよ……。

えぇぇ……。

しかも幸か不幸か実験の成果が出ちゃったりします。

え、そんなことができちゃうって事……?

流石にタイミングよく餓死させることはできないけど、食事を与えつつ餓死させる方法を発見してしまうんだよ……。

それはどうやって……?

その方法とは
「タンパク質を一切与えない。」
という方法。
「タンパク質を一切与えない。」
という方法。

え、それだけ?

うん。
なんでもパンとかジャガイモとかの炭水化物をごくわずかしか与えないと、一時的にはお腹は膨れるけれど、最終的には栄養が行き渡らずに餓死してしまうんだって……。
なんでもパンとかジャガイモとかの炭水化物をごくわずかしか与えないと、一時的にはお腹は膨れるけれど、最終的には栄養が行き渡らずに餓死してしまうんだって……。

しかも敵国の捕虜に食糧を与える余裕すらなくなったナチスはこの飢餓実験で導きだされた方法を使って捕虜に食事を提供しつつ殺害していったそうだよ。

その行為に何の意味が……?

他の諸外国に捕虜は手厚く扱ってますってアピールできるでしょ。

なるほど……。
とにかくバランスの良い食事って大事って事ね……。
とにかくバランスの良い食事って大事って事ね……。

え、そこ……?
まとめ

以上がナチス・ドイツが行なった人体実験についてでした。
どうだった?
どうだった?

予想通りロクな話じゃなかったわね……。
それ以上の感想は浮かんでこないわ……。
それ以上の感想は浮かんでこないわ……。

でも敢えて言うならタンパク質を取らないと死ぬってのは驚いたかも。

あー、そうだね。
まあもちろん他の食事も必要最低限っていう条件付きだけどね。
まあもちろん他の食事も必要最低限っていう条件付きだけどね。

私はビールさえあれば生きていけるって考えていたけど考えを改めないとね……。

そんな事思ってたのか……。
それもナチス・ドイツが行なった目を逸らしたくなるような人体実験についてご紹介したいと思いまっす!