首なしライダーとかなら聞いたことあるけど、首なし鶏……?
いまいちホラー感が欠けるんだけど……。
いまいちホラー感が欠けるんだけど……。
ホラー感?
え、怪談とか未確認生物てきな話でしょ?
あっ、違う違う!
今回は本当に存在した首なしの鶏についての話だよ。
今回は本当に存在した首なしの鶏についての話だよ。
へ!?
首が無いってどういうこと?
首が無いってどういうこと?
簡単にいうと飼い主がご飯を作るために鶏の首を落としたんだけど、それでも死ななかったって感じ。
なにそれ……。
まるでゾンビじゃん……。
まるでゾンビじゃん……。
たいていのゾンビは頭が破損すると死ぬからゾンビ以上かもね
それじゃさっそく紹介していきまっす!
それじゃさっそく紹介していきまっす!
まって……。
鶏肉が食べられなくなるような内容じゃないでしょうね……。
鶏肉が食べられなくなるような内容じゃないでしょうね……。
そこまでは責任持てないッス。
首なし鶏のマイクが誕生した経緯
この首なし鶏が誕生したのは1945年の9月10日。
アメリカのコロラド州で農家を営んでた「ロイド・オルセン」という人が料理に使う鶏の首をナタで切り落としたんだ。
アメリカのコロラド州で農家を営んでた「ロイド・オルセン」という人が料理に使う鶏の首をナタで切り落としたんだ。
ふんふん。
普通なら鶏はここで死んでしまうはずなんだけど、なんとその鶏は頭が無いまま歩き始めたんだ。
怖っ!!!
しかも普段と同じような羽づくろいやエサを食べる仕草を始めたらしい。
え、頭が無いんでしょ……?
もちろん頭がないからできないけど、まるで「頭が無くなったことに気が付いてない」ような動きだったらしいよ。
えぇ……。普通は脳みそがあって初めて動けるわけだし……。
というかそもそも脳みそが無いと普通は生きていけないんじゃないの……?
というかそもそも脳みそが無いと普通は生きていけないんじゃないの……?
大分混乱してるね。
ロイドも同じような心境だったみたいで、頭が無くなっても普段どおりに動く鶏をみてロイドはトドメを刺さずに放置したんだ。
ロイドも同じような心境だったみたいで、頭が無くなっても普段どおりに動く鶏をみてロイドはトドメを刺さずに放置したんだ。
まぁ不気味だもんね……。
ただ、恐るべきことに、その鶏は翌日になっても頭が無いまま普通に生存していたんだよ……。
朝起きて外を見たときに首なしの鶏が歩いてる姿を想像するとかなりホラーね……。
オルセンはそんな鶏を見てさすがに食べることを断念。
そしてこの首なし鶏に「マイク」という名前を付けて再び飼い始めたんだ。
そしてこの首なし鶏に「マイク」という名前を付けて再び飼い始めたんだ。
自分が首を落とした鶏を再び飼い始めるなんて経験したのはロイドって人ぐらいでしょうね……。
でも、頭がなかったらエサが食べれなくてすぐに死んじゃうんじゃないの?
ああ、エサならロイドがスポイトで水とか流動食みたいなエサをあげてたらしいよ。
……どこから?
切断してむき出しになってる首の穴から……
いやあああああー!
なんか無理!
今までの話は耐えれたけど「切断した首ににある穴」とか想像するともうダメ!
今までの話は耐えれたけど「切断した首ににある穴」とか想像するともうダメ!
じゃぁちょっと話題を変えてその後のマイクについて紹介していくよ
新聞や雑誌にも取り上げられた首なし鶏のマイク
この首なし鶏のマイクだけど、実はアメリカでかなりの人気者になるんだ。
ロイドの故郷であるコロラド州のフルイタって所じゃ5月の第3土曜日を「首なし鶏の日」としてお祭りが開催されたりマイクの童謡も作られたりしたらしいよ。
ロイドの故郷であるコロラド州のフルイタって所じゃ5月の第3土曜日を「首なし鶏の日」としてお祭りが開催されたりマイクの童謡も作られたりしたらしいよ。
へー。でもなんでそんな有名に?
実はロイドがマイクを見世物として巡業したんだよ。
他にも新聞や雑誌にも取り上げられてかなり話題となったんだ。
ココだけの話、飼い主のロイドも結構儲かったらしいよ。
他にも新聞や雑誌にも取り上げられてかなり話題となったんだ。
ココだけの話、飼い主のロイドも結構儲かったらしいよ。
マジで……
幾らぐらい……?
幾らぐらい……?
んー。
記録によると1か月で500万円近く稼いだっていう記録がのこってるから数千万円は稼いでるんじゃない?
記録によると1か月で500万円近く稼いだっていう記録がのこってるから数千万円は稼いでるんじゃない?
1か月って……
マイクってどれぐらい生きてたの?
大体1年半ぐらいかな
1年半!?
数日とか数週間の話だとおもってた……。
すごいよね。
実際に専門家もびっくりしてたみたい。
一応、専門家の見解だと
「脳幹と片方の耳の大部分が残っているので歩行が可能となっている」
って結論づけたらしい。
実際に専門家もびっくりしてたみたい。
一応、専門家の見解だと
「脳幹と片方の耳の大部分が残っているので歩行が可能となっている」
って結論づけたらしい。
そういえばマイクの頭はどうなったの?
ロイド曰く
「頭を切り落とした時に猫に食べられた」
だそうです。
「頭を切り落とした時に猫に食べられた」
だそうです。
うっ……。
意外な結末を迎えたマイク
そういえば、1年半も生きたって言ってたけどマイクは最終的にはどうなるの?
マイクは残念ながら「窒息」で死んでしまうんだ。
窒息?
マイクが死亡したのは1947年の3月なんだけど、見世物として巡業している時にマイクがエサをのどに詰まらせちゃったんだ。
運悪く、ロイドはその時に給仕用のスポイトを持ち合わせてなくて手の施しようが無かったみたい。
運悪く、ロイドはその時に給仕用のスポイトを持ち合わせてなくて手の施しようが無かったみたい。
ってことはエサさえ喉に詰まらなければもっと生きながらえてたって事?
そういう事になるね。
以上が「首なし鶏のマイク」についての紹介。
ちょっとグロテスクだったけど凄かったでしょ?
ちょっとグロテスクだったけど凄かったでしょ?
なんか生命の神秘を感じるわね……。
でも個人的には見世物とかにせずにトドメを刺してあげて欲しかったかも。
それはボクも同じ意見かも。
一応、動物愛護団体がマイクを調査して
「苦痛を感じてない」
って診断したらしいけどね。
一応、動物愛護団体がマイクを調査して
「苦痛を感じてない」
って診断したらしいけどね。
それならよかっ……た……のかなぁ……?
その名も「首なし鶏のマイク」についてのご紹介でっす!