
今回紹介するのは「手首ラーメン」!

一時期、東京の一角を恐怖のどん底に陥れたかなりグロテスクな都市伝説でっす!

・・・・・・手首ラーメン?

手首ラーメン。

え、どういう意味?

そのままの意味だよ。手首から先をダシにしたラーメン。

豚足って事?

はっはっは。馬鹿だなぁ。
豚足ラーメンなんてごくごく普通のラーメンが都市伝説なんかになるわけ無いじゃん。
豚足ラーメンなんてごくごく普通のラーメンが都市伝説なんかになるわけ無いじゃん。

うん・・・・・・。
なんとなくよ?
なんとなーく言いたいことは分かるんだけど、理解することを頭が拒否したいっていうか・・・・・・。
なんとなくよ?
なんとなーく言いたいことは分かるんだけど、理解することを頭が拒否したいっていうか・・・・・・。

この都市伝説はずばりマキエの思っているとおり
「人間の手首をダシにした人間ラーメン」
の事だよ
「人間の手首をダシにした人間ラーメン」
の事だよ

あー!だめ!ラーメン食べれなくなるからだめ!

でも続きが気になる・・・・・・。

・・・・・・(その時のテンションで身を亡ぼすタイプやな)
手首ラーメンの都市伝説

じゃぁまずこの都市伝説について紹介してくね。

この都市伝説の舞台は東京。
そこにヤクザ同士の抗争で殺された若頭がいたんだ。
そこにヤクザ同士の抗争で殺された若頭がいたんだ。

ふんふん。

そしてその若頭は山に埋められてしまったんだけど、指紋から身元が判明するのを恐れた敵対するヤクザ達は若頭の両手首を切断して持ち帰った。

ただ、持ち帰ったのはいいものの、手首の処分に困ったヤクザ達。
そこでヤクザは若い衆にやらせてるシノギのラーメン屋のスープにする事を思いつく。
そこでヤクザは若い衆にやらせてるシノギのラーメン屋のスープにする事を思いつく。

・・・・・・。

そしてその手首をダシにしたスープは非常においしくて、たちまち「あそこのラーメン屋は旨い!」って評判になったんだ。

しかし、客に出した一杯のラーメンに溶けきらなかった若頭の爪が混入。
その後、事件が明るみになって逮捕されてしまった。
その後、事件が明るみになって逮捕されてしまった。

って話。

なんかB級ホラーって感じね。
両手首をスープのダシにするってあたりが無理がある気がするわね。
無理矢理怖くしましたって感じが否めないわ。
両手首をスープのダシにするってあたりが無理がある気がするわね。
無理矢理怖くしましたって感じが否めないわ。

たしかにね。

まぁ、あんな事件さえなかったら出来の悪い都市伝説で済んだんだけどね・・・・・・。

・・・・・・えっ?
「手首ラーメン」が生まれた経緯

じゃぁ次に、この手首ラーメンが生まれた経緯について紹介します。

え、何。
この都市伝説って元ネタがあんの?
この都市伝説って元ネタがあんの?

まぁそれは聞いてからのお楽しみ。

この都市伝説が生まれるきっかけとなった事件は1978年7月5日に東京中野区の暴力団組員が同じ組員の兄貴分にあたる人物を殺害した事件。

組員達は殺害した兄貴分をバラバラに切断した後、兵庫県赤穂郡と岡山県和気郡の山中に埋葬したんだ。

その後、警視庁捜査4課と赤坂署の懸命な捜査の結果、バラバラになった死体を発見。
そして背中の天女の入れ墨がきっかけで身元が判明することとなる。
そして背中の天女の入れ墨がきっかけで身元が判明することとなる。

しかし、何故か両手首だけは発見されなかった。

ほほぅ・・・・・・。

そして捜査本部は殺された兄貴分と組長代行のポストを争っていた幹部に焦点をあて捜査を開始。
その結果、その幹部がバラバラにして殺したことが明らかになったんだ。
その結果、その幹部がバラバラにして殺したことが明らかになったんだ。

本当の事件が元になってたのね。

重要なのはこれからだよ。

バラバラになった死体から両手だけ見つからなかったことを不審に思った警察は逮捕した幹部に両手首が見つからないことを追求。

その結果、幹部から恐ろしい言葉がでてくるのよ

え、まさか・・・・・・

その幹部が警察に供述した内容というのは
「指紋から身元が判明するのを恐れ、手首は持ち帰った。両手首の始末に困ったので子分達が商売にしている屋台ラーメンのダシとして使用した。」
「煮え残った骨は金槌で粉砕して捨てた」

というものだったんだよ

ああああ!さっきの都市伝説って作り話じゃなくてガチじゃん!

そしてこの事件は新聞報道されることとなり、東京中野区のラーメン屋は売り上げが激減するという事態にも発展。

事態を重く見た警察は慌ててラーメンの屋台を引いていた子分達に聞き取りを実施。
その結果「尾久から荒川土手に行き西日暮里を流したがチャルメラは吹かず、客に売り切れだと断った」という証言をとって事件は終息を迎える。
その結果「尾久から荒川土手に行き西日暮里を流したがチャルメラは吹かず、客に売り切れだと断った」という証言をとって事件は終息を迎える。

ああ、なんだ。誰も食べてなかったのね。
それなら良かったじゃ無い。
それなら良かったじゃ無い。

でも、考えてみて?
売るつもりが無いならなんでラーメンの屋台を引いていたの?
売るつもりが無いならなんでラーメンの屋台を引いていたの?

そりゃぁ・・・・・・

なんでだろ・・・・・・

しかも、そのラーメンの屋台を引いていた時間は何と9時間以上。
お金にシビアなヤクザが果たしてチャルメラも吹かず、客も取らず、延々とラーメンの屋台を引いてるだけなんてあり得るのかな?
お金にシビアなヤクザが果たしてチャルメラも吹かず、客も取らず、延々とラーメンの屋台を引いてるだけなんてあり得るのかな?

まさか、何人かは本当に手首ラーメンを食べた人がいるってこと?

さぁ、それは捕まったヤクザのみ知るって所だね。

こっちの方がよっぽど都市伝説っぽいわ・・・・・・。