生きたマネキン?
うん。
実はメキシコには自分の娘をマネキン人形にしてショーウィンドウに飾っている店があるっていう都市伝説があるんだよ……。
実はメキシコには自分の娘をマネキン人形にしてショーウィンドウに飾っている店があるっていう都市伝説があるんだよ……。
ふーん。
あれ……。
なんか反応薄くない……?
なんか反応薄くない……?
いや、メキシコだったらそれぐらい普通なのかなぁって……。
マキエの中のメキシコのイメージってどんなんだよ……。
まぁいいや、それじゃさっそく紹介していきまっす!
生きたマネキン「ラ・パスクァリータ(La Pascualita)」
それじゃまず、今回紹介する生きたマネキンを展示しているお店なんだけど、そのお店の名前は「ラ・ポピュラー(La popular)」。
このラ・ポピュラーはメキシコのチワワにあるブライダルショップです。
このラ・ポピュラーはメキシコのチワワにあるブライダルショップです。
ふんふん。
そして、その店のショーウィンドウにウェディングドレスを着せられて立っているのが今回の話のテーマであるマネキン「ラ・パスクァリータ(La Pascualita)」。
ラ・パスクァリータっていうのは「美しきパスクァリータ」って意味なんだけど、その写真がコチラ。
ラ・パスクァリータっていうのは「美しきパスクァリータ」って意味なんだけど、その写真がコチラ。
あー。言われてみれば確かにリアルよね。
でも、やっぱりマネキンって感じがするけど?
でも、やっぱりマネキンって感じがするけど?
顔はそうかもしれないけど、注目してほしいのは手なんだ。
手?
こちらが、そのパスクァリータの手。
え、これがマネキンの手……?
どう見ても人間の手にしか見えないんだけど……。
特に爪の付け根とかかなりリアルだし……。
どう見ても人間の手にしか見えないんだけど……。
特に爪の付け根とかかなりリアルだし……。
でしょ……。
掌のシワもかなりリアルだし産毛も生えてるしね……。
掌のシワもかなりリアルだし産毛も生えてるしね……。
さらにこのパスクァリータにはかなり怖い噂があるんだよ。
死んだ娘を防腐処理を施してマネキンにした女主人
パスクァリータがウィンドウに登場したのは1930年。
当時、このお店は「パスクァリータ・エスパラーザ」という女性が切り盛りしていたんだ。
当時、このお店は「パスクァリータ・エスパラーザ」という女性が切り盛りしていたんだ。
ふんふん。
そしてパスクァリータには一人の娘がいたんだけど、結婚式の直前に毒蜘蛛のクロゴケグモに噛まれてしまい命を落としてしまう。
あら……。
嘆き悲しんだパスクァリータは自分の娘をいつまでも美しいまま保ち続けるために防腐加工を施してマネキンに加工。
そして結婚式で着る予定だったドレスを着せてショーウィンドウでお披露目を行ったという話があるんだ。
そして結婚式で着る予定だったドレスを着せてショーウィンドウでお披露目を行ったという話があるんだ。
なんでそっち方向にいっちゃったのかしら……。
ちなみにパスクァリータの娘には静脈瘤があったらしいんだけど、このマネキンにも同じ場所に静脈瘤の跡があるらしいよ。
マジで……。
しかも、その噂を裏付けるかのように、このマネキンは1週間に二回、着ているドレスを交換されるらしいんだけど
「着せ替えは許可された、ごく一部の人間が人目のない真夜中に行う」
という決まり事があるんだってさ。
「着せ替えは許可された、ごく一部の人間が人目のない真夜中に行う」
という決まり事があるんだってさ。
え……?
一般人に知られたらダメな事があるって事……?
一般人に知られたらダメな事があるって事……?
それに、他には
「店の前を横切ったらマネキンの目が動いた」
とか
「朝と夜では微妙にポーズが変わっている」
なんて話もある。
「店の前を横切ったらマネキンの目が動いた」
とか
「朝と夜では微妙にポーズが変わっている」
なんて話もある。
怖ぁ……。
でも、ブライダルショップで怖いマネキンが置いてあったら、普通はお客さんが遠のいちゃうんんじゃないの……?
あー。
たしかに怖い噂ではあるけれど、現地の人たちは「恐怖のマネキン」というよりかは「神聖なるマネキン」という扱いみたいだよ。
たしかに怖い噂ではあるけれど、現地の人たちは「恐怖のマネキン」というよりかは「神聖なるマネキン」という扱いみたいだよ。
というと?
「恋の悩みを打ち明けたら両想いになれる。」
とか
「パスクァリータが付けていたドレスで結婚式を挙げると幸せになれる。」
みたいな感じ。
とか
「パスクァリータが付けていたドレスで結婚式を挙げると幸せになれる。」
みたいな感じ。
ああ、縁結び的な。
……。
……え?
死体を加工して作っているかもしれないマネキンなのに?
死体を加工して作っているかもしれないマネキンなのに?
うん。その辺の感覚はボクもよくわからないかな……。
果たしてラ・パスクァリータは本当に防腐処理を施された死体なのか?
で、このマネキンは本当に死体を加工して作られた物なの?
それについてはお店側は公式に否定しているよ。
ちなみにボクも偽物だとは思ってる。
ちなみにボクも偽物だとは思ってる。
その根拠は?
防腐処理を行えば物は腐らなくなるって簡単に思っている人が多いけど、実は防腐処理ってそこまで万能じゃないし、80年間も姿形を維持するのはすごい大変な事なんだよ。
あ、そうなの?
このショーウィンドウが温度も湿度もずっと一定に保つことができる超ハイテクなショーウィンドウなら可能性はあるけれど、気温や湿気がコロコロかわるような場所ではまず無理だね。
それに80年前にそんな技術があったとも思えないしね。
でも腐らない死体もあるんじゃなかったっけ。
たしか死蝋化って奴。
たしか死蝋化って奴。
死蝋化はあくまで腐敗がストップしているだけだよ。
だから保管場所を変えたり環境を変えたりすると普通に腐り始めるよ。
だから保管場所を変えたり環境を変えたりすると普通に腐り始めるよ。
ふーん。
じゃぁ作り物って事かぁ。
じゃぁ作り物って事かぁ。
断定はできないけどね。
ただ、あの精巧な手には何かありそうだけどね……。
まとめ
以上が生きたマネキン「ラ・パスクァリータ」についてでした。
どうだった?
どうだった?
なんか「これぞ都市伝説!」って感じの話だったわね。
なかなか好きよ。こういう話。
なかなか好きよ。こういう話。
でも、あの手は一体何でできてるのかしら……。
少なくとも化学製品ではないよね。
もしかしたら動物の皮を張ってるのかな。
もしかしたら動物の皮を張ってるのかな。
でもやっぱり本物なんじゃないの……?
メキシコならやりかねないわよ……?
メキシコならやりかねないわよ……?
だからマキエのメキシコのイメージってどんなイメージなんだよ……。
それもメキシコに存在する「生きたマネキン」についてご紹介したいと思います。