一風変わった呪い?
うん。
なんと今回の呪いは
「家を増築し続けないと死ぬ」
という呪い。
なんと今回の呪いは
「家を増築し続けないと死ぬ」
という呪い。
なにそれ……。
リフォーム会社のキャッチコピーか何か……?
リフォーム会社のキャッチコピーか何か……?
いや、こんな恐ろしい単語をキャッチコピーしてる会社に誰が注文するんだよ……。
実はアメリカに「幽霊の呪いから逃れるために38年間もの間、増改築をつづけた家」ってのがあるんだ。
その名も、「ウィンチェスターミステリーハウス」。
それでは早速紹介していきまっす!
その名も、「ウィンチェスターミステリーハウス」。
それでは早速紹介していきまっす!
金持ちの道楽の話?
だから呪いの話だって!
人の話聞こうよ!
人の話聞こうよ!
サンノゼにある巨大な豪邸迷宮「ウィンチェスターミステリーハウス」
今回紹介する呪われた家の名前は冒頭で紹介したとおり「ウィンチェスターミステリーハウス」。
最近では「ウィンチェスターハウス」とも呼ばれてるアメリカのカリフォルニア州、サンノゼにある巨大な豪邸でっす。
最近では「ウィンチェスターハウス」とも呼ばれてるアメリカのカリフォルニア州、サンノゼにある巨大な豪邸でっす。
ウィンチェスター?
ウィンチェスターって聞くとライフルを連想するわねー。
ウィンチェスターって聞くとライフルを連想するわねー。
あ、知ってんの?
家の事は知らないけどウィンチェスターって聞けばレミントンとかコルトとかに並ぶ外国の大手銃メーカーってイメージがあるわね。
知ってるなら話が早い。
実はこのウィンチェスターミステリーハウスは大手銃メーカーであるウィンチェスター・リピーティングアームズ社の二代目社長「ウィリアム・ワート・ウィンチェスター」の奥さんの家なんだよ。
実はこのウィンチェスターミステリーハウスは大手銃メーカーであるウィンチェスター・リピーティングアームズ社の二代目社長「ウィリアム・ワート・ウィンチェスター」の奥さんの家なんだよ。
あ、そうなんだ。
ウィリアムの奥さんの名前は「サラ・ウィンチェスター」。
そしてこのウィンチェスターミステリーハウスはサラが自分が住む用に建造した家なんだ。
そしてこのウィンチェスターミステリーハウスはサラが自分が住む用に建造した家なんだ。
ふーん。
ただ、この家を建設しはじめたきっかけは
「ウィンチェスター家に付きまとう悪霊の呪いから逃れるため」
と言われているんだ……。
「ウィンチェスター家に付きまとう悪霊の呪いから逃れるため」
と言われているんだ……。
ウィンチェスター家の呪いとウィンチェスターミステリーハウス
このウィンチェスターミステリーミステリーハウスが作られる原因となった出来事は立て続けに起こった「家族の死」。
サラとウィリアムは1862年に結婚して1866年にはウィリアムとサラの間に「アニー」という娘が生まれるんだけどアニーは生後一ヵ月も経たない間に命を落としてしまうんだ……。
あらら……。
しかも1881年にはウィリアムも結核で帰らぬ人となってしまう……。
立て続けに家族を失い一人ぼっちになってしまったサラは悲しみに暮れた生活を送っていたんだけど、そんなサラの事を心配した友人はサラに霊媒師に相談する事を勧めたんだ。
ふんふん。
そして友人の勧めで「ボストンの霊媒師」という異名を持つ霊媒師に相談したところ、なんと霊媒師は
「ウィンチェスター家は呪われている」
とサラに告げたらしい……。
「ウィンチェスター家は呪われている」
とサラに告げたらしい……。
えぇぇ……。
家族を失った上に呪われてるなんて聞かされた日にゃ、たまったもんじゃなわね……。
家族を失った上に呪われてるなんて聞かされた日にゃ、たまったもんじゃなわね……。
ダブルパンチだよね……。
その霊媒師が言うには、なんでも
「ウィンチェスター家が製造した銃によって多くの命が失われた。その犠牲者達の恨みや憎しみが呪いとなってウィンチェスター家への復讐の機会をうかがっている」
らしい。
「ウィンチェスター家が製造した銃によって多くの命が失われた。その犠牲者達の恨みや憎しみが呪いとなってウィンチェスター家への復讐の機会をうかがっている」
らしい。
ほう……。
その話を信じたサラは霊媒師にどうやったら呪いから逃れられるのか聞いたところ
「アメリカ西部に行き、そこで家を建てなさい。」
「ただし、建築を止めてはいけません。ずっと家を建て続けるのです」
「もし、建築を辞めてしまったら貴方は命を落とすでしょう」
って言ったんだって。
「アメリカ西部に行き、そこで家を建てなさい。」
「ただし、建築を止めてはいけません。ずっと家を建て続けるのです」
「もし、建築を辞めてしまったら貴方は命を落とすでしょう」
って言ったんだって。
胡散臭ぁ……。
ま、まぁ胡散臭いかどうかはおいといて、サラはその霊媒師のいう事を信じてカリフォルニア州サンノゼの広大な土地を購入し家の建築を始めるんだ。
そしてその建築は霊媒師が言った通りサラが死亡するまでの間、38年間にわたって365日、朝も夜もぶっ通しで建築作業が行われることになったんだ。
そしてその建築は霊媒師が言った通りサラが死亡するまでの間、38年間にわたって365日、朝も夜もぶっ通しで建築作業が行われることになったんだ。
え……。
38年間、増築し続けたって24時間体制でってこと……?
38年間、増築し続けたって24時間体制でってこと……?
そう。
大工を10人以上雇って年中無休、24時間体制で家を作らせ続けたんだよ……。
大工を10人以上雇って年中無休、24時間体制で家を作らせ続けたんだよ……。
24時間、365日休まずに建築され続けた「ウィンチェスターミステリーハウス」
このウィンチェスターミステリーハウスには基礎となる設計図らしい設計図はなく、サラが独断で無計画にどんどんと増改築を指示した上に「悪霊を道に迷わせて外に出す」というコンセプトと相まって迷宮のような作りになってしまってるんだ。
例えば?
例えば「壁にぶち当たる階段」とか
「天井にぶち当たる階段」とか
あとは「ドアを開けたら壁」とかかな。
まるで忍者屋敷ね……。
あ、そうそう。そんな感じ。
他にも入り口が無い部屋とか2階のドアを開けたら一階に落ちるとかいろいろあったみたい。
他にも入り口が無い部屋とか2階のドアを開けたら一階に落ちるとかいろいろあったみたい。
あと、当時では珍しい自宅用エレベーターが3機もあったらしいよ。
へー。
ちなみに余談だけど部屋の数は約160個。
暖炉は47個に17基の煙突、あと地下室が2つ、そして使われた窓ガラスは1万枚を超えるらしい。
暖炉は47個に17基の煙突、あと地下室が2つ、そして使われた窓ガラスは1万枚を超えるらしい。
もう規模が大きすぎて何が何だか……。
しかも使われたガラスや建材はどれも一流品ばかりでね。
ステンドグラスはティファニーの特注品だし、調度品なんかも全て有名ブランドの一級品ばっかりだったんだって。
ステンドグラスはティファニーの特注品だし、調度品なんかも全て有名ブランドの一級品ばっかりだったんだって。
そしてその費用はおよそ550万ドル。
日本円だと?
日本円だと約6億円かな。
6億円!?
よくまぁそんなお金があったわね……。
当時、サラはウィリアムが遺した遺産とウィンチェスター・リピーティングアームズ社の約半分の所有権を相続していたからね。
なんでもサラは何もしなくても毎日200万円近い収入があったそうだよ。
なんでもサラは何もしなくても毎日200万円近い収入があったそうだよ。
日給200万!?
まぁ概算だけどね。
そりゃ家のリフォームもしたくなるわね……。
いや、だからリフォームっていうか増築はあくまで呪い対策なんだって……。
あとアメリカでは「13」っていう数字は忌み嫌われているけどウィンチェスターミステリーハウスには色々な所で13っていう数字が取り入れられているんだ。
へー。
なんで?
なんで?
それも霊媒師の指示だったらしいんだけど、13段の階段とか13個の壁掛けフックとか13個の排水溝の穴とか。
あとは蜘蛛も取り入れるように言われていたらしくて蜘蛛の巣をモチーフにしたものもいっぱいあるんだって。
あとは蜘蛛も取り入れるように言われていたらしくて蜘蛛の巣をモチーフにしたものもいっぱいあるんだって。
ふーん。
まぁ金持ちの考えることはよくわからないわねぇ。
まぁ金持ちの考えることはよくわからないわねぇ。
え!?
そこに着地すんの!?
そこに着地すんの!?
まとめ
以上が38年間もの間、24時間建設され続けた家「ウィンチェスターミステリーハウス」についてでした。
どうだった?
どうだった?
んー。
実際に呪い殺されたり怪奇現象が起こってないから怖さは一切なかったわね。
実際に呪い殺されたり怪奇現象が起こってないから怖さは一切なかったわね。
なんか金持ちの道楽を見せつけられた気分……。
マキエは金持ちキライだよね……。
ちなみにこのウィンチェスターミステリーハウスは今は観光スポットになっていて入場料を払えばツアーガイド付きで中を見る事ができるんだって。
へー。
入場料は1時間のツアーガイド付きで大人は約4,000円、子供は約2,000円だって。
え、意外と高くない……?
もうちょっと頑張ったらディズニーランドに入れそう……。
もうちょっと頑張ったらディズニーランドに入れそう……。
敷地面積的には東京ドーム二個分だからそれぐらいの価値はあるかも……?
無いでしょ。
言い切らないで……。
それも一風変わった呪いの家についてご紹介したいと思いまっす!