殺人ホテルを建設したシリアルキラー「H・H・ホームズ」!被害者の数は200人越え……!?

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ぐっさん
今回紹介する話のテーマは「シリアルキラー」!
それも「殺人ホテル」を建てた「H・H・ホームズ」についてご紹介したいと思いまっす!
マキエ
“殺人ホテル”……?
何よ、その安っぽいホラー映画のタイトルみたいなホテルは。
ぐっさん
殺人ホテルは19世紀末のシカゴに実在した「ワールズ・フェアー・ホテル」という名前のホテルなんだけど、シリアルキラーであるホームズが効率よく殺人を行うために建設したホテルなんだ。
マキエ
……ん?
どういう事?
ぐっさん
殺人ホテルの外見はごくごく普通のホテルなんだけど中は非常に入り組んでいて、ホームズしか知らない牢屋や拷問部屋、さらには死体を搬送する隠し通路や死体解体部屋が備わったホテルなんだよ。
マキエ
え……?
マジで殺人を行うためだけにホテルを作ったわけ……?
ぐっさん
スゴいよね。
しかも被害者の数は200人にものぼると言われていて、まるで推理小説や推理漫画の世界なんだよ。
マキエ
いや、確かにスゴいけど、この場合は素直にスゴいって認めていいのかしら……?
ぐっさん
それじゃ早速紹介していきまっす!

H・H・ホームズの生い立ち


ぐっさん
それじゃ改めて今回紹介するのは「殺人ホテル」と「H・H・ホームズ」について!
「H・H・ホームズ」の本名は「ハーマン・ウェブスター・マジェット」っていうんだけど、ホームズは1861年のニューハンプシャー州の生まれで……。
マキエ
まってまってまって……。
“ハーマン・ウェブスター・マジェット”が何で“H・H・ホームズ”になんのよ。
ぐっさん
それも後で分かるから、とりあえず紹介させて。
マキエ
むぅ。
ぐっさん
で、話を戻すけど、ホームズは1861年のニューハンプシャー州に生まれてごくごく普通の幼少期を過ごす。
ただかなり利発的な子供で16歳という若さで教師として働きはじめ、18歳の時には資産家の娘「クララ・ラヴァリング」と結婚。
そして翌年には子宝にも恵まれるという順風満帆な人生を送るんだ。
マキエ
なんか勝ち組の人生って感じ……。
妬ましい……。
ぐっさん
マキエのそういう表裏が無い所は結構好きだよ……。
ぐっさん
で、ラヴァリングと結婚して財力を得たホームズは1882年に今度はミシガン大学の医学部に入学。
その後1884年には医師免許を取得して大学を卒業。
マキエ
ここまではただのエリートの成功談ね。
ぐっさん
だね。
ただ問題はここからさ。
ぐっさん
医師免許を取得したホームズはなんと妻と子供をあっさりと捨ててニューヨークに移住。
しかもラヴァリングと正式に離婚していないのにもかかわらず1886年に「マータ・ベルクナップ」と結婚。
さらには医師免許を利用して保険金詐欺に手をだし、詐欺師として生計を立て始めるんだ。
マキエ
ええぇ……。
資産家の婿の地位を捨てて何で詐欺師に……。
ぐっさん
そこまではちょっとわかんないかな……。
ぐっさん
ただ保険金詐欺はすぐに明るみに出てしまってホームズはシカゴに拠点を移すんだけど今度は詐欺だけでなく殺人にも手を染め始めるんだ……。

偽名を使い勤勉に働いたのち、ホームズは薬局のオーナーに。

ぐっさん
ニューヨークで行った保険金詐欺で指名手配となったホームズは1886年にイリノイ州のシカゴに移住。
この時、身元がバレる事を恐れたホームズは「ヘンリー・ハワード・ホームズ」という偽名を使い始めるんだ。
マキエ
ああ、ここで“H・H・ホームズ”になるのか。
ぐっさん
そそ。
そしてホームズはサウス・ウォレス・アベニューの薬局で働き始めるんだけど、勤勉さが認められて薬局のオーナーから店を買い取らないかという話を持ちかけられるんだ。
マキエ
保険金詐欺したり重婚していたと思えば勤勉に働いたり……。
なんかよく分からない人物ね……。
ぐっさん
だね。
ちなみに話を持ちかけられたホームズはローンを組んで薬局を購入。
その後は自分が調合した秘薬を売りに出して大儲けするんだ。
ぐっさん
そして大金を得たホームズは薬局の向かいにある空き地を買い取り、そこに3階建てのビルを建設し始めるんだ。

マキエ
そのビルが殺人ホテルって事?
ぐっさん
そう。
そしてホームズはそのホテルで次々と殺人を繰り返していくんだ……。
マキエ
普通に生きてればそこそこ良い人生な気がするんだけどなぁ……?

シカゴで殺人ホテルを建造。被害者の数は200人越え?

ぐっさん
ホームズは薬局のオーナーになってすぐにビルの建設に着手するんだけど、丁度この頃のシカゴは1893年に開催されるシカゴ万博の準備に持ち切りだったんだ。
マキエ
へー。
ぐっさん
そしてホームズはこの事を上手く利用し、出資者達に
「シカゴ万博で利用してもらうための高級ホテルを建てる」
と売り込み、持ち前の話術でかなりの額の出資金を集めたんだ。
ぐっさん
一方で建設は複数の業者が受け持っていたんだけど、難癖を付けて工事を中止、そして別の業者が再開して再び難癖を付けて中止。
そんな事をあえて繰り返す事でホームズは殆どお金を支払うことなくホテルを建設させたんだ。
マキエ
詐欺師としてはほんとうに一流ね……。
ぐっさん
だね。
しかも複数の業者を入れていたのはもう一つの理由があって、それは冒頭でも紹介したとおり殺人ホテルの機能を持たせるため。
全て一つの業者で建設すると隠し通路や秘密の地下室がバレてしまうから、あえて複数の業者を介入される事で誰にも気づかれる事無く殺人ホテルの建設に成功するんだ。
マキエ
その頭脳や行動力は別の事に活かせなかったのかしら……。
ぐっさん
ちなみに建設されたホテルには
・全室にのぞき穴が完備
・全ての部屋に繋がる秘密の通路
・落とし穴付きの部屋
・防音仕様の拷問部屋や牢獄
・死体を溶かすための硫酸銅の水槽
などなどが完備されていたそうだよ。
ぐっさん
で、完成したホテルに「ワールズ・フェアー・ホテル」と命名。
その後、シカゴ万博が開催されてホテルも大繁盛する事になるんだけど……。
マキエ
だけど?
ぐっさん
同時に行方不明者も急増する事になるんだ……。
マキエ
でしょうね……。
ぐっさん
ちなみにホームズが獲物として狙ったの客の特徴は4つ。
一つ目は美人の女性である事。
二つ目は遠方から来ている事。
三つ目は金持ちである事。
そして四つ目が一人旅である事。
この四つを満たした宿泊客は次々とホームズの餌食になり、遺品の数から推定200人もの女性が命を落としたと言われているんだ……。
マキエ
まさか泊まったホテルにカラクリがあって殺されるなんて夢にも思わないわよね……。
ぐっさん
だね。
ただホームズの手際の良さのせいで立証できたのはたったの27件だけだったみたいだけどね……。
マキエ
ぜんぜん立証できてないじゃん……。
ぐっさん
証拠隠滅のための環境が整いすぎていた事と、大学で学んだ医学の知識のせいで殺人の証拠が殆どでてこなかったんだってさ。
ぐっさん
ちなみにこの頃のホームズは最初に結婚したラヴァリングと重婚したベルクナップ以外にも「ジョージアナ・ヨーク」という女性とも結婚していて、さらに「ジュリア・スミス」と「エメリン・シグランド」という二人の愛人がいたんだけど、ホテルが完成した日を境に次々と姿を消していたりします……。
マキエ
3重婚の上に愛人が2人……?
ぐっさん
あと数人いたホームズの子供達もこの頃から消息がわからなくなってマス……
マキエ
げっ……!
自分の子供まで……!?

保険金詐欺で全てが露呈!絞首台送りに!

ぐっさん
それじゃ最後に事件の解決編について紹介していきまっす。
シカゴ万博がおわり、宿泊客が徐々に遠のいて売り上げが下がってきたと感じたホームズは、今度は初心に帰って再び保険金殺人に着手します。
マキエ
“初心”ってそういう使い方しないから……。
ぐっさん
で、この時のターゲットは「ベンジャミン・ピッツェル」とピッツェルの2人の子供達。
実はピッツェルはホテルの共同経営者で、ホームズは彼を撲殺するんだけど今回の事件は何故か警察にあっさりバレて逮捕されてしまうんだ。
マキエ
そういえば前回も保険金詐欺でヘタこいてたわよね……。
保険金詐欺は苦手なのかしら……?
ぐっさん
かもね。
そして取り調べの一環として警察はホテルを捜索する事になるんだけど、この時に拷問部屋や隠し通路などが全てバレてしまう。
ぐっさん
さらには地下室には明らかに複数人を殺害した痕跡があり、ホームズに問い詰めたところ今までの悪事を自供。
そして裁判の結果、死刑が宣告されて1896年の5月7日に絞首刑に処されて今回の事件は幕を閉じる事となるんだ。
マキエ
やっとか……。
にしても、殺人が立証されなかった残りの170人の人達は報われないわね……。

まとめ

ぐっさん
以上がシリアルキラーの「H・H・ホームズ」と「殺人マンション」についてでした。
どうだった?
マキエ
重婚に保険金詐欺に大量殺人か……。
なんかもう根っからの悪人って感じね……。
ぐっさん
うーん。
もうここまで来たら悪人というよりサイコパスなんじゃないかな。
これはボクの勝手な想像だけど本人には善悪の区別なんて無かったんじゃないかな?
マキエ
あー……。
言われてみればそんな気もするわね……。
ぐっさん
ちなみに余談だけど、ボクも大好きな大人気漫画の『ゴールデンカムイ』でワールズ・フェアー・ホテルをモデルとしたといわれているホテルも登場していたりします。
マキエ
あ……!まさか家永カノの札幌世界ホテルの話?
ぐっさん
そう!興味がある人はゴールデンカムイ第6巻をご覧あれ~。
マキエ
え、ゴールデンカムイの宣伝で締めんの……?
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23 件のコメント

    • 酢酸さん、いつもコメントありがとうございます。
      >>保険金詐欺は苦手っていう日常で絶対使わない文にじわじわきました笑
      言われてみればそうですね、確かに日常生活では使わなさそう(笑)
      使うとしたら詐欺グループ内での会話ぐらいでしょうか(笑)

  • 日本にも詐欺師と殺人鬼を両立させた人物に西口彰という男がいましたが、
    手にかけた人数・内容ともにホームズはスケールが違いますね。

    ちなみに西口の起こした事件と逮捕までの流れも劇的なので、機会があれば是非。

    • とほりすがりさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>日本にも詐欺師と殺人鬼を両立させた人物に西口彰という男
      初耳でした、スケールは違いますが非常に良く似た事件ですね。
      にしても、メガネかけてる写真はいい人そうにみえる……。

      • そのあたりも詐欺師としてやって行けていたのも有るのかもしれません。
        ただ、写真写りなのか、目だけを見たら微妙に笑っていない感じがしてなんだか薄気味悪さも感じました。

    • 響時雨/司令ゆきさん、いつもコメントありがとうございます。
      あれは名作ですねー!ところどころ「それって大丈夫なの!?」っていう表現とか登場人物もありますが、それがまたいい味だしてます(笑)

  • 善悪区別がなかったって見解に同意です。
    きっとより効率的に儲ける方法を模索した結果、こうなってしまったんでしょうね。
    バレさえしなければ入れ食いのボロ儲けでしょうから。

    • かんばっちさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>きっとより効率的に儲ける方法を模索した結果、こうなってしまったんでしょうね。
      サイコパスは善悪の区別がなく、かつ非常に効率的であるという話をきいたことがあります。
      まさにホームズも典型的なサイコパスだったのかもしれません。

  • ホームズが勝ち組を降りて詐欺師なんてリスキーなモノに手を出したのか理解に苦しみますね。
    もしかして詐欺や殺人の資金調達のために全部計算してたことだったんですかね?
    だとするならマジの天才だぁ…。

    • コロモさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>ホームズが勝ち組を降りて詐欺師なんてリスキーなモノに手を出したのか理解に苦しみますね。
      ですね。もしかしたら「その時に考え付く最大の金儲け方法」を追求していたのかもしれません。
      嫁のお金で医者になって金を稼ぐ、薬局ではたらいて乗っ取る、ホテルで殺害して金品を奪うなどなど……。
      もしホームズに善悪の区別があれば天才的な投資家や社長になっていたのかも?

  • 前にこの男に関する記事を読んだことはあるが、曖昧な記憶なので時代的に
    「研究・解剖するための死体の調達請負業務」かとも思ったが、
    「単に殺すだけ」だったか

    物理的な証拠が残りはしたが、被害者が本当に消えた行き先は「こいつの心の暗黒」という印象がわいてしょうがない

    • にとみやさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>「研究・解剖するための死体の調達請負業務」かとも思ったが、
      一説によると研究機関に人体骨格の標本として死体を販売していたという話もあります。
      もしかしたら、にとみやさんの目に触れたのはその部分かもしれません。

      >>被害者が本当に消えた行き先は「こいつの心の暗黒」という印象
      そう聞くと確かにそうですね。「被害にあった」というより「餌食になった」という方が正しいような感じの事件ですね。

    • 黄金の虎さん、いつもコメントありがとうございます。
      >>そこまでして殺人したいのか気になる・・・・
      今回のホームズの場合は人を殺したいというよりかは、人を殺したらお金が儲かるといったところがメインになっているような気がします。
      つまり彼にとって殺人ホテルを作って人を殺して金品を奪う事が、当時考えた最善の儲け方だったんでしょう……。

  • 女性に対しての歪んだ執着を感じますね。
    社会にとけこみ複数の妻や愛人がいて、周りからは本当に彼は魅力的な人物に見えていただろうことを思うと恐ろしい。

    • 世良さん、いつもコメントありがとうございます。
      ホームズからしたら女性は本当の意味での金づるや目標達成の手段でしかなかったのかもしれませんね。
      また教師となり医学部を卒業できるほどの頭脳を持ち合わせていたようなので、そういう意味では女性を惚れさせるのも朝飯前だったのでしょうか……?

  • 「バイオハザード」の変な館とか、綾辻行人さんの「館シリーズ」のような、奇妙な仕掛けや隠し通路のある館が実在したとは……
    建物自体が残っていたら、行ってみたいような、実際の殺害現場だから嫌なような……

    • 伊吹さん、いつもコメントありがとうございます。
      バイオハザードの洋館や警察署はホントなに考えてんだってぐらい迷宮ですよね……。
      ただ、本当にこういった裏の事情があったと考えると少し面白いですね。

    • のんさん、いつもコメントありがとうございます。
      そうですそうです。しかも実際に効果が有るように見えるのでタチが悪いです(笑)

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