this man……。
“これ男”?
“これ男”?
直訳過ぎるだろ……。
まぁ日本語に翻訳すると「この男」かな。ちなみに日本ではthis manじゃなくて「似顔絵の男」とも呼ばれているらしいけど。
まぁ日本語に翻訳すると「この男」かな。ちなみに日本ではthis manじゃなくて「似顔絵の男」とも呼ばれているらしいけど。
ふーん。
まぁそれはいいとして今回の話はどんな話なの?
まぁそれはいいとして今回の話はどんな話なの?
んー、一言で言うなら「あった事も無い男性が色んな人の夢に現れる」って感じの話かな。
あ、なんか面白そう。
夢に関する話は割と好き。
夢に関する話は割と好き。
あ、そう?
それじゃさっそく紹介していきまっす!
それじゃさっそく紹介していきまっす!
誰もが夢で逢った事がある「this man」
それじゃ改めて今回紹介する都市伝説は「this man」について。
まずはその男性の似顔絵についてみてもらおうと思うんだけど。その男性の似顔絵がコチラ!
まずはその男性の似顔絵についてみてもらおうと思うんだけど。その男性の似顔絵がコチラ!
眉毛太っ……。しかもだいぶオッサンじゃん……。
夢で逢えるって聞いたからもうちょっとイケメンを想像してたのに……。
夢で逢えるって聞いたからもうちょっとイケメンを想像してたのに……。
そんなロマンチックな言い方をした覚えは無いんだけど……。
で、このオッサンが何なの?
このオッサンこそ世界中の人々の夢に現れている神出鬼没のオッサンです。
今回の話が有名になったきっかけはニューヨークでの出来事。
2006年の1月に一人の女性がニューヨークにある病院の精神科に受診した事がきっかけとなっているんだ。
2006年の1月に一人の女性がニューヨークにある病院の精神科に受診した事がきっかけとなっているんだ。
そして、その女性が精神科を受診した理由は毎晩のように見る夢。
なんと女性は「現実で逢ったことが無い男性がしょっちゅう夢に現れる」という症状に悩まされていたんだってさ。
なんと女性は「現実で逢ったことが無い男性がしょっちゅう夢に現れる」という症状に悩まされていたんだってさ。
へー。
で、その話を聞いた精神科医は治療の一環として女性の証言通りに夢に出てくる男性のモンタージュを作成。
そのモンタージュこそがさっき見てもらった似顔絵なんだよ。
そのモンタージュこそがさっき見てもらった似顔絵なんだよ。
ああ、あれってお医者さんが書いた絵なんだ。
そう。
ところが数日後、今度は別の男性患者が「現実で逢ったことが無い男性がしょっちゅう夢に現れて悩んでいる」と受診に訪れたんだって。
ところが数日後、今度は別の男性患者が「現実で逢ったことが無い男性がしょっちゅう夢に現れて悩んでいる」と受診に訪れたんだって。
ほう。
そして不思議に思った精神科医は前回と同様に証言に基づいてモンタージュを作成。
すると前回の女性の時と全く同じモンタージュが出来上がったんだってさ。
すると前回の女性の時と全く同じモンタージュが出来上がったんだってさ。
へー。
そしてこの現象に興味を持った精神科医は仲間の精神科医に連絡をとったりモンタージュ写真をインターネット上で公開して情報の収集を開始。
するとアメリカだけでなくロシアやフランス、中国といった世界各国から「どこかで見た事がある」という目撃証言が寄せられたんだよ。
するとアメリカだけでなくロシアやフランス、中国といった世界各国から「どこかで見た事がある」という目撃証言が寄せられたんだよ。
へー。
それで?
それで?
世界中からの反響を知った精神科医は独自の調査を開始する事を決意。
世界中に呼び掛けて今ではモンタージュを見た人が交流を取れるように公式サイトまで作られているみたいだよ。
世界中に呼び掛けて今ではモンタージュを見た人が交流を取れるように公式サイトまで作られているみたいだよ。
公式ホームページ……。
まるでオッサンのファンクラブみたいになってるわね……。
まるでオッサンのファンクラブみたいになってるわね……。
もうちょっと違う言い方……。
このthis manは何者なのか
それじゃ次にこのthis manに関する仮説についてなんだけど、世界中で有名なだけあってかなりの数の仮説が立てられていたりします。
とはいっても、どれも事実無根というか根拠のない物ばかりだけどね。
とはいっても、どれも事実無根というか根拠のない物ばかりだけどね。
ふーん。
例えば?
例えば?
有名なのは宗教説かな。
この男性は神的な存在で人々の夢の中に自由に入り込める存在なのではないかって言われているみたい。
この男性は神的な存在で人々の夢の中に自由に入り込める存在なのではないかって言われているみたい。
えー……。
神様がこんな中年のオッサンだったら嫌だなぁ……。
神様がこんな中年のオッサンだったら嫌だなぁ……。
だいぶ失礼だね……。
まぁ気持ちはわからなくはないケド……。
まぁ気持ちはわからなくはないケド……。
あと有名なのは暗示や錯覚、思い込みではないかという説。
この説はどんな説?
この説は「夢の中でthis manが現れる」と知ってしまったばっかりに、あたかも“自分が夢で見たかのように錯覚してしまったのではないか”っていう説だね。
え、そんな事あるかしら……。
ほら、夢ってかなりあやふやだし内容をしっかり覚えておくのも困難でしょ?
そんな状態で「あなたの夢に出てきたのはこの男性ですか?」って言われると「ああ、そうかも」と思っちゃうみたいだよ。
そんな状態で「あなたの夢に出てきたのはこの男性ですか?」って言われると「ああ、そうかも」と思っちゃうみたいだよ。
へー。
あとは突拍子もない説だと軍事兵器説なんかもあるね。
このオッサンがどう軍事兵器と関わってんのよ……。
この軍事兵器説はアメリカ人が人々の夢をコントロールする秘密兵器を作っていて、この男の写真はその秘密兵器の試験放送ではないかって言われているみたい。
仮にそうだったとしたら、このオッサンを試験放送に選んだアメリカ人のセンスを疑うわね……。
もしかしたら人々は社会実験に踊らされていただけ……?
それじゃ最後にthis manの真相についてご紹介しておきたいと思いまっす。
え、真相が判明してんの?
まぁ真相って言っても確率的に高いってだけで、どこまで本当かはわからないけどね。
前置きはいいから。
で、その真相ってのは?
で、その真相ってのは?
実は今回の話は大規模な社会実験だったみたいだよ。
社会実験?
うん。
実はThis manのサイトはイタリアの社会学者であるアンドレア・ナタレ(Andrea Natella)さんによって作られた物だったんだ。
実はThis manのサイトはイタリアの社会学者であるアンドレア・ナタレ(Andrea Natella)さんによって作られた物だったんだ。
あれ?精神科医が作ったって言ってなかった?
あれは嘘って事?
あれは嘘って事?
嘘というか、その辺の話もアンドレアさんが用意した話っぽいね。
ふーん。
でもよくそんな事が判ったわね。
でもよくそんな事が判ったわね。
this manが有名になった時、いろんな人が独自に調査を行ったんだけど、その時にthis manの公式サイトのサーバーがイタリアにある事が判明したんだよ。
そして独自にサーバーを持つ場合、登録者や管理者を申告しなければいけないんだけど、そこでアンドレアさんの名前があったんだってさ。
そして独自にサーバーを持つ場合、登録者や管理者を申告しなければいけないんだけど、そこでアンドレアさんの名前があったんだってさ。
へー。
でもなんでそんな事を?
でもなんでそんな事を?
だから最初にいったけど只の実験だったんだよ。
アンドレアさんは社会学者であると同時に広告会社の社長も務めていてね。
どうやら口コミでどこまで情報が広がるかを調査していたみたいだよ。
アンドレアさんは社会学者であると同時に広告会社の社長も務めていてね。
どうやら口コミでどこまで情報が広がるかを調査していたみたいだよ。
広告会社が口コミ調査……?
口コミって場合によればコマーシャルより圧倒的な力を持つ場合もあるみたいだからね。
広告を打つ上で何かしらの参考にしたかったんじゃないかな。
広告を打つ上で何かしらの参考にしたかったんじゃないかな。
ちなみにこれがアンドレアさんの写真。
あ、なんかモンタージュと共通の眉毛を感じる……。
じゃぁこの話が真実だったとしたら、この男を夢で見たって言ってた人はなんだったのかしら……。
仮説の時に紹介した思い込みや錯覚、もしくは話題に便乗したって感じかな?
まとめ
以上が海外で有名な都市伝説「this man」についてでした。
どうだった?
どうだった?
んー……。
オッサンのモンタージュを凝視しすぎたせいで夢に出てきそう……。
オッサンのモンタージュを凝視しすぎたせいで夢に出てきそう……。
あー、もしかしたらマキエみたいにモンタージュを見すぎて本当に夢で見たって人もいるかもね。
でも私、この人をどっかで見た事が有る気がするのよね。
またまたぁ。
マキエまでそんな事を言い出して……。
マキエまでそんな事を言い出して……。
あ、思い出した。
え、マジで?
トレンディエンジェルの斎藤さんだ。
あっ……。
あ~……。
あ~……。
それも読者のうふこさんのリクエストにお応えして「this man」についてご紹介したいと思いまっす!