フーファイター?
フーファイターって確かジョジョの奇妙な冒険に登場してたキャラじゃなかったっけ。
フーファイターって確かジョジョの奇妙な冒険に登場してたキャラじゃなかったっけ。
ああ、それは第6部に登場した「フー・ファイターズ」だね。
ちなみにジョジョに出てくるフー・ファイターズの元ネタはアメリカのロックバンドの「Foo Fighters」なんだけど、その元ネタは今回紹介するフーファイター事件なんだよ。
ちなみにジョジョに出てくるフー・ファイターズの元ネタはアメリカのロックバンドの「Foo Fighters」なんだけど、その元ネタは今回紹介するフーファイター事件なんだよ。
ん……?
元ネタの元ネタ……?
元ネタの元ネタ……?
簡単にいうとフーファイター事件という事件が起きて、その事件名をバンド名にしたロックバンドが登場して、そのロックバンドの名前を元にジョジョのキャラクターが生まれたって感じ。
へー。
で、そのフーファイター事件ってのは?
で、そのフーファイター事件ってのは?
簡単に一言でまとめるなら
「第二次世界大戦中に戦闘機の周りに現れた謎の飛行物体」
って感じかな。
「第二次世界大戦中に戦闘機の周りに現れた謎の飛行物体」
って感じかな。
ほーう。
それじゃさっそく紹介していきまっす!
第二次世界大戦中にヨーロッパ上空に現れた謎の発行物体「フーファイター」
今回紹介するフーファイター事件が起こったのは冒頭でも触れた通り第二次世界大戦の真っただ中。
ヨーロッパの上空で小型の球形の飛行物体や、赤や黄色や白の謎の光を放つ飛行物体が相次いで目撃されたんだ。
ヨーロッパの上空で小型の球形の飛行物体や、赤や黄色や白の謎の光を放つ飛行物体が相次いで目撃されたんだ。
ふんふん。
そして、その謎の飛行物体は群れを作り、飛行している戦闘機を追跡するという行動を取り、フーファイターを見たパイロットたちは
「銀色の球形の物体が戦闘機のすぐそばに張り付いて、いくら振り切ろうとしても振り切れず、どこまでもついてきた」
と証言したんだって。
「銀色の球形の物体が戦闘機のすぐそばに張り付いて、いくら振り切ろうとしても振り切れず、どこまでもついてきた」
と証言したんだって。
ん?球形?
無人の戦闘機みたいな話じゃないの?
無人の戦闘機みたいな話じゃないの?
無人の戦闘機?
てっきりフーファイターって“幽霊戦闘機”とか“所属不明の謎の戦闘機”って思ってたんだけど。
あー、もしかして「“Who” Fighter」と勘違いしてない?
え?違うの?
今回のフーファイターは「Who Fighter」じゃなくて「Foo Fighter」だよ。
誰か分からないって意味の“Who”じゃなくて炎を意味する“Foo”。
誰か分からないって意味の“Who”じゃなくて炎を意味する“Foo”。
Foo?
そんな英単語あったっけ?
そんな英単語あったっけ?
Fooは米軍が使っていたスラングの一種でフランス語の“火”を意味する“feu”から来ているっていわれているんだ。
つまり「正体不明の戦闘機」ではなく「炎の戦闘機」って意味だね。
まぁこの場合「戦闘機」っていう表現も少しおかしい気がするけど。
まぁこの場合「戦闘機」っていう表現も少しおかしい気がするけど。
つまり戦闘機に乗っている時に炎の玉のようなものが追跡してきたってこと?
そそ。そういう事。
フーファイターの様々な目撃例
それじゃ次はフーファイターの有名な目撃例を紹介していくね。
まずは一番古い目撃例は1941年の9月。
イギリスの兵員輸送船プラスキ号が、インド洋で満月の半分ぐらいの大きさの緑色の発行体に追跡されたという目撃談。
イギリスの兵員輸送船プラスキ号が、インド洋で満月の半分ぐらいの大きさの緑色の発行体に追跡されたという目撃談。
月の半分って結構大きいわね。
まぁどれぐらい離れているかにもよるけどね。
そしてプラス記号は緑色の発行体に1時間以上も追跡されたんだってさ。
長っが……。
そして次は1942年のソロモン諸島の話。
アメリカ海兵隊のスティーブン・J・ブリックナーが南太平洋・ソロモン諸島で150個ほどの物体が10〜12個ずつ隊列を組んで飛んでいるのを見たらしい。
アメリカ海兵隊のスティーブン・J・ブリックナーが南太平洋・ソロモン諸島で150個ほどの物体が10〜12個ずつ隊列を組んで飛んでいるのを見たらしい。
150個って多くない……?
これこそ目の錯覚な気がする……。
これこそ目の錯覚な気がする……。
でも、隊列を組んでってあたりが気になるところではあるね。
あと「飛行速度は日本軍の戦闘機より若干早い程度だった」とも報告しているらしいよ。
あと「飛行速度は日本軍の戦闘機より若干早い程度だった」とも報告しているらしいよ。
割と冷静に観察してたのね……。
そして次は1943年10月14日。
アメリカのB-17爆撃機がドイツのシュヴァインフルトに空襲行った後、基地に向けて帰る途中に銀色の小さな円盤が編隊の中に現れたんだ。
アメリカのB-17爆撃機がドイツのシュヴァインフルトに空襲行った後、基地に向けて帰る途中に銀色の小さな円盤が編隊の中に現れたんだ。
編隊の中ってことは、飛行機と飛行機の間にってこと?
そう。
ちなみにその小さな銀色の円盤は最終的にはエンジンや尾部に衝突したらしいんだけど、機体には一切影響は無かったそうだよ。
ちなみにその小さな銀色の円盤は最終的にはエンジンや尾部に衝突したらしいんだけど、機体には一切影響は無かったそうだよ。
んん~……?
そして最後は1944年8月10日。
アメリカのB-29爆撃機がスマトラ島パレンバンへ飛行中の時に直径1.5〜1.8mほどのオレンジ色に光る球体が現れたらしい。
アメリカのB-29爆撃機がスマトラ島パレンバンへ飛行中の時に直径1.5〜1.8mほどのオレンジ色に光る球体が現れたらしい。
爆撃機はその球体を振り切ろうとしたんだけど振り切れず、約8分後には球体は如旋回して雲の中に消えていったんだって。
なんかどれも信憑性がありそうな無さそうな話ばっかりね。
結局そのフーファイターってのは一体なんなの?
結局そのフーファイターってのは一体なんなの?
果たしてフーファイターの正体は?
それじゃ最後にフーファイターの正体は一体何なのかっていう話なんだけど、実際の正体は不明のままです。
あ、そうなんだ。
ただ、当時は「宇宙人がUFOに乗って人間たちの戦争を監視していた」とか「ナチスドイツの隠された新兵器だった」なんて話が信じられていたみたいだけどね。
ふーん。
昔はともかく、今はもうちょっと科学的な根拠のある仮説とかはないの?
昔はともかく、今はもうちょっと科学的な根拠のある仮説とかはないの?
んー。
根拠はないけど科学的な仮説ならあるよ。
根拠はないけど科学的な仮説ならあるよ。
まず一つ目は「放電現象説」。
実は尖った物体は先端に静電気が溜まるとコロナ放電が起きることがあって、コロナ放電が起きると青白い発光現象が起きる事があるんだ。
実は尖った物体は先端に静電気が溜まるとコロナ放電が起きることがあって、コロナ放電が起きると青白い発光現象が起きる事があるんだ。
コロナ放電……?
ボク自身もうまく説明できる自信がないから細かい説明は省くけど、簡単に言うと悪天候の時に大気中にある静電気が戦闘機の翼などを触媒にして光っていたっていう説だね。
ちなみにこの放電現象の事を「セントエルモの火」って言って、実際に観測される自然現象でもあるんだ。
ちなみにこの放電現象の事を「セントエルモの火」って言って、実際に観測される自然現象でもあるんだ。
へー
そして次は球電現象説。
球電現象?
これも自然現象と言われている現象の一種なんだけど、悪天候時に自然発生したプラズマのかたまりが戦闘機と干渉して球形の雷として出現したっていう説だね。
つまり電気の塊が戦闘機に引っ張られていったって感じ?
そそ。
ただパイロットたちの発言と矛盾するところがあるから可能性は低そうだけどね。
ただパイロットたちの発言と矛盾するところがあるから可能性は低そうだけどね。
あとは「単純に信号弾を見間違えた」とか「戦場という特殊な環境下のストレスが兵士達に幻覚を見せた」なんて説もあるけど、どれも根拠には欠ける説って感じかな。
むぅ。
まとめ
以上が第二次世界大戦中にヨーロッパに現れた謎の飛行物体「フーファイター事件」でした。
どうだった?
どうだった?
んー。
実際はどうか分からないけど、アンタの話を聞いてると空中に滞在している静電気が戦闘機の影響で目視できるぐらいの球体になって、それが戦闘機に引っ張られて移動している
って感じ取れたわね。
実際はどうか分からないけど、アンタの話を聞いてると空中に滞在している静電気が戦闘機の影響で目視できるぐらいの球体になって、それが戦闘機に引っ張られて移動している
って感じ取れたわね。
まぁ超常現象の可能性を除外したら、一番可能性が高いのは静電気とか雷だろうしね。
ちなみにヨーロッパだけでなく日本でも目撃されたこともあったりするんだよ。
ちなみにヨーロッパだけでなく日本でも目撃されたこともあったりするんだよ。
へー。
フーファイターって結構色んな所で目撃されているのね。
フーファイターって結構色んな所で目撃されているのね。
まぁロックバンドの方が有名になりすぎちゃって情報としては埋もれ気味ではあるけどね。
……。
ん?どうしたの?
あ、いや。
またジョジョが読み返したくなってきたなーって……。
またジョジョが読み返したくなってきたなーって……。
気持ちは分からなくは無いけど、せめて最後まで話に付き合って……。
その中でも第二次世界大戦中にたびたび目撃された「フーファイター」について紹介していきたいと思いまっす!