へぇ、人魚とか河童とかなら聞いたことあるけど、鬼のミイラってあんまり聞いたことは無いわね。
でしょ。
しかも河童とか人魚のミイラってたいていの場合は30センチぐらいでしょ。
でも、この鬼のミイラは全長2.2メートルというかなりデカいミイラなんだ。
しかも河童とか人魚のミイラってたいていの場合は30センチぐらいでしょ。
でも、この鬼のミイラは全長2.2メートルというかなりデカいミイラなんだ。
でかっ!
そんな大きいミイラって結構めずらしいわね。
そんな大きいミイラって結構めずらしいわね。
ちょっと興味が沸いてきたところでさっそく紹介していきまっす!
十宝山大乗院に現存する鬼のミイラ
このミイラがあるのは大分県宇佐市にある十宝山大乗院というお寺なんだけど昭和初期ぐらいからここで祀られてるらしい
何て読むの?
“じっぽうやまだいじょういん”?
“じっぽうやまだいじょういん”?
正確には”じっぽうざんだいじょういん”だね。
ちなみに住所は大分県宇佐市四日市3761。
ちなみに住所は大分県宇佐市四日市3761。
え、住所まで書いて大丈夫なの
宇佐市の観光ガイドに乗ってるぐらいだから大丈夫でしょ。
えっ……そうなの?
地元の人は殆どしってるってかんじか。
地元の人は殆どしってるってかんじか。
地元では心霊スポットとしても有名で、地元の人からしたら
「何をいまさら紹介してんねん」
って感じかもね。
「何をいまさら紹介してんねん」
って感じかもね。
十宝山大乗院に祀られている鬼のミイラ
そして今回のメインテーマである鬼のミイラ!
この鬼のミイラは最初にも行ったけど全長2.2メートルというかなり巨大なミイラで今も尚、大乗院に祀られています!
この鬼のミイラは最初にも行ったけど全長2.2メートルというかなり巨大なミイラで今も尚、大乗院に祀られています!
そのご尊顔がこちら!
なんか体育すわりが可愛いわね。
これを見て可愛いって言えるってすごいね……。
特徴としては頭に大きな角、あと両手足が三本指って所かな。
今はもう写真撮影が禁止されているけど、この鬼のミイラを撮影すると高確率で心霊写真が撮れるんだって。
今はもう写真撮影が禁止されているけど、この鬼のミイラを撮影すると高確率で心霊写真が撮れるんだって。
へぇー。
ちなみに元々は「山人族の神」として崇められてたらしいんだけど、時代の移り変わりと共にいろんな人の手に渡り、最終的には大乗院の檀家さんが買い取って奉納したんだって。
なんでミイラをわざわざ奉納すんのよ……。
実はミイラを買い取った檀家さんが原因不明の大病に襲われてミイラの祟りだと思って奉納したらしいよ。
それは奉納っていうんじゃなくてお祓いって言うんじゃないの……?
そうとも言う。
でもまぁかなり大金をはたいて買ったらしいし、奉納でいいんじゃない?
でもまぁかなり大金をはたいて買ったらしいし、奉納でいいんじゃない?
そうなんだ。いくらぐらい?
昭和初期の時の話らしいけど、当時の金額で5,500円。
5,500円ってきくと安く思っちゃうけど当時だといくらなの
んー。
大体500万から1000万円かな。
大体500万から1000万円かな。
たけぇ……。
鬼のミイラは本物なのか……?
で、このミイラの正体は何?
正体?
本物か作り物かって事よ
あー……それ聞いちゃう?
そりゃまぁ気になるし。
ここで終わったら
「世の中には奇妙なミイラもあるんだなぁ」
って感じで終われると思うんだけど……。
「世の中には奇妙なミイラもあるんだなぁ」
って感じで終われると思うんだけど……。
……って事は偽物ってことね?
いやいや、限りなく偽物に近くて本物だと証明できないだけだよ!
そういうのを偽物っていうのよ。
とりあえず判ってることを白状しなさい
とりあえず判ってることを白状しなさい
へい……。
科学的に検証された鬼のミイラ
実はこのミイラ、過去にX線透過装置で検証されたことがあるんだよ。
X線ってことはレントゲン?
まぁそんなとこ。
で、その調査の結果わかった事は足の指の爪は豚の爪と同じだったり、歯は馬の歯と一緒だったんだって。
で、その調査の結果わかった事は足の指の爪は豚の爪と同じだったり、歯は馬の歯と一緒だったんだって。
おっとぉ……?
しかも下顎の骨が無いから歯は皮膚から直接生えているようになってるんだって。
それってどういうこと?
粘土か何かに無理やり馬の歯をぶっ刺してるってことだね。
ちなみに頭に生えている角も同様に骨から生えてるんじゃなくて埋め込まれている状態になってるらしい。
ちなみに頭に生えている角も同様に骨から生えてるんじゃなくて埋め込まれている状態になってるらしい。
なんだ……完璧な作り物か……。
残念ながら99%作り物だろうね……。
ただ、一つだけ気になる点というか未解明な点があるんだよ
ん?
実はこの鬼の足に使われている骨なんだけど実は何の骨かわかっていないんだ。
え?
どういうこと?
どういうこと?
この鬼のミイラの足の骨はかなり大きな骨が使われているんだけど、そんな大きな骨をもつ生物がいないんだよ。
へぇー。
もしかしたら本当にいた鬼の骨を使ってるかもって事?
もしかしたら本当にいた鬼の骨を使ってるかもって事?
可能性は低いけどその可能性も捨てきれないって事だね。
このミイラを検証したのは由布大学の人たちなんだけど、その骨が何の骨かを調査しようとしたところ許可がおりなくて断念したっていう記録も残ってる。
このミイラを検証したのは由布大学の人たちなんだけど、その骨が何の骨かを調査しようとしたところ許可がおりなくて断念したっていう記録も残ってる。
レントゲンは許可したのに骨はダメなのか……。
なんでだろ……。
なんでだろ……。
知られちゃだめな骨なのかもね……。
それも日本の大分県宇佐市に現存する巨大なミイラについてでっす!