動物の血を吸うUMA「チュパカブラ」!正体は病気の動物?それともエイリアン?

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ぐっさん
今回紹介する都市伝説のテーマは「UMA」!
それも割と有名な「チュパカブラ」についてご紹介したいと思いまっす!
マキエ
あー。聞いたことある。
なんかトカゲとエイリアンを足して2で割ったみたいな姿のモンスターよね。
ぐっさん
うーん……。
まぁ何が言いたいか何となくはわかるけど、その言い方だと同意しにくいのはなんでだろ……。
ぐっさん
まぁいいや、ところでマキエはチュパカブラについてどれぐらい知ってるの?
マキエ
いや、全然?
“チュパカブラ”っていう響きが面白いから何となく覚えていただけで、実際は名前ぐらいしか知らないわね。
ぐっさん
あ、そうなんだ。
じゃぁ動物の血を吸うUMAだって事も知らない?
マキエ
え、チュパカブラって吸血鬼なの……?
もっとエイリアン的な何かかと思ってたんだけど……。
ぐっさん
その点は順を追って説明していくね。
それじゃさっそく紹介していきまっす!

1990年代に現れた吸血モンスター「チュパカブラ」


ぐっさん
それじゃ改めて今回紹介するのは「チュパカブラ」。
このチュパカブラが初めて登場したのはカリブ海にあるプエルトリコ自治連邦区です。
マキエ
え、どこそこ……。
初めて聞いたんだけど……。
ぐっさん
プエルトリコ自治区はドミニカ共和国の右側にある小さな島国でアメリカ合衆国が管理している事になっている自治連邦区だよ。
ちなみに漢字だと「波多黎各」って書くんだって。
マキエ
絶対読めないわね……。
ぐっさん
まぁ漢字の話は置いといて、事の始まりは1995年3月11日のプエルトリコのカノバナスという村。
そのカノバナスで8頭のヤギが殺されているという事件が起こるんだ。
マキエ
穏やかじゃないわね……。
ぐっさん
だね。
しかも殺されていたヤギには2つの奇妙な点があったんだ。
マキエ
奇妙な点?
ぐっさん
1つ目は殺された周囲に血が飛び散っていなかった点。
野生生物に襲われたり、人間による悪質なイタズラによって殺された場合は辺りに血が飛び散るものだけど、その痕跡が一切なかったんだ。
マキエ
それは襲われたり外傷が原因で死亡した場合でしょ?
病気とかで死んだら血は出ないじゃん。
ぐっさん
いや、外傷はあったんだよ。
それが2つ目の奇妙な点なんだけど、殺されていたヤギの首には穴が空いていて、しかも体中の血液が全て抜き取られていたんだ……。
マキエ
え……。
まじで……。
ぐっさん
しかも事件はこれだけで終わらない。
8頭のヤギが殺害されて以降、血液を抜かれて死亡している牛や羊など、様々な動物が発見されるようになるんだよ。
ぐっさん
そして動物の死因が分からなかった地元の人たちはこの事件を未確認生命体によるものだと考え始めるんだ。

初めてチュパカブラを目撃した女性

ぐっさん
次はチュパカブラの姿や目撃談についてなんだけど、はじめてチュパカブラを見たと言われているのはカノバナスに住む一人の女性。
8頭のヤギが殺されて数カ月たった頃に、その女性は真っ赤な大きな眼をして、鋭い牙を持ち二足歩行を行うという、今まで見た事もないような生物に遭遇するんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
そしてそれ以降、沢山の目撃証言が出てくるんだけど、どの証言も
・赤い大きな眼
・鋭い牙
・二足歩行
といった共通点があって、他にも
・背中にとげが生えていた
・5メートル以上もの跳躍力を持っていた
という証言も出始めるんだ。
ぐっさん
そしてプエルトリコの人達はヤギの血を吸う事から、今回の未確認生命体にたいして「チュパカブラ」という名前を付けたんだ。
マキエ
ヤギの血を吸う事と“チュパカブラ”って名前に何の共通点があるわけ?
ぐっさん
チュパカブラの“チュパ”はスペイン語で「吸う」という意味で“カブラ”は「ヤギ」という意味があるんだよ。
マキエ
へー!
あ、もしかしてキャンディーのチュッパチャプスのチュッパもその“チュパ”?
ぐっさん
あ、そうそう!
チュッパチャプスもスペイン生まれのお菓子で同じような意味だよ。
ちなみに余談だけど“チャプス”はスペイン語の舐めた時の擬音だったりする。
マキエ
へー。
久々に食べたくなってきた。
ぐっさん
話がまたズレた……。

2000年以降は南米中で目撃される!果たして正体は……?

ぐっさん
話が大分ずれちゃったから元に戻すけど、チュパカブラと名付けられたUMAは2000年以降になると南米中で目撃証言が相次ぎます。
マキエ
え、プエルトリコだけじゃなくて?
ぐっさん
うん。
アメリカやメキシコ、さらにアルゼンチンやチリとかいろんな国で目撃されたり被害がでたりしたみたい。
ぐっさん
ただ、この頃になると徐々に目撃証言が変わってきてね。最初は「二足歩行」と「背中にトゲ」という目撃証言だったのが、いつの間にか「四足歩行の獣」に変わっていたりもします。
マキエ
え、なんで?
ぐっさん
まぁ考えられるのは都市伝説特有の伝達ミスだね。
口コミで広がっている間に徐々に変化していったんじゃないかな。
マキエ
あー。なるほど。
ぐっさん
あと、もう一つの理由が「本物の動物をチュパカブラと見間違えていた」っていうのもある。
マキエ
というと?
ぐっさん
2000年に入ると目撃談だけではなく、数多くの写真も出回り始めるんだけど、殆どが疥癬にかかって毛が抜け落ちた動物だったみたいだね。
マキエ
疥癬?
ぐっさん
疥癬ってのは皮膚病の感染症の一種だね。
ダニが原因で毛が抜け落ちたり皮膚がたるんだりする事があるんだけど、疥癬にかかった動物はまるで別の動物のように見えるんだ。
ぐっさん
ちなみに毛がないクマはこんな感じ。

マキエ
これがクマ……?
大分イメージが変わるわね……。
ぐっさん
でしょ?
ちなみに証拠写真として出回っていた写真の大半はオオカミやコヨーテだったみたいだね。
もちろんフェイクも沢山あったみたいだけど。
マキエ
へー。じゃぁ結局チュパカブラは疥癬にかかった動物の見間違いって事?
ぐっさん
その可能性は十分にあるけど、実はプエルトリコで起こった事件については未だに解明されていないんだ。
しかもプエルトリコでの目撃証言は四足歩行ではなく二足歩行だったしね。
マキエ
そういえばそうだったわね。
じゃぁ結局、いまだに正体不明って事?
ぐっさん
そうだね。
正体については宇宙人説やエイリアン説、あとはただの見間違い説とか一杯あるし、血が抜かれていたのはカルト教団による儀式説なんてのもあるけど、どれも仮説の域を出ないって感じだね。
マキエ
物的証拠が残っている割には何もわかってないわね……。

まとめ

ぐっさん
以上が未だに正体不明のUMA「チュパカブラ」についてでした。
どうだった?
マキエ
ただのエイリアンだと思っていたのに意外と色んな背景というかバックストーリーがあって意外と面白かったわね。
マキエ
あと、意外なところでチュッパチャプスの意味について知ったわね……。
ぐっさん
ちなみに最近では以前に紹介したモスマンと同様にマスコットキャラクター化しつつあるみたいだけどね。
フリー素材でお馴染みのいらすとやでも登場してたりするし。

マキエ
本当にあそこはなんでも有るわね……。
マキエ
そういえばチュッパチャプスって舐めてると棒の部分がべとべとになってくるじゃない?
あれって何とかならないかしら……。
ぐっさん
それはボクじゃなくてクラシエに言って……。
というか、最後の最後にチュッパチャプスの話を振らないで……。
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21 件のコメント

    • かやんばさん、コメントありがとうございます。
      ですよね。新種の動物やUMAと見間違うのも無理がないかもしれません。

  • 南米のは結局見間違いやインチキってのが多いみたいですね。プエルトリコの正体が気になります。現状はどうなってるのかも。

    インチキ繋がりでメキシコのメテペック・モンスターも良ければ取り上げてみてください。日本でもTVでよく流れてました。

    • かんばっちさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>プエルトリコの正体が気になります。
      ですよね。四足歩行は見間違いとしても赤い目の2足歩行は私も非常にきになります。
      またリクエストありがとうございます。面白そうですね!ネタ帳に付け加えさせていただきます!

  • チュパカブラ、由来聞いても響きの間抜け感は抜けない…
    仮に実在したとして一匹で八匹分の血を吸い尽くせるんですかね?

    • 酢酸さん、いつもコメントありがとうございます。
      >>チュパカブラ、由来聞いても響きの間抜け感は抜けない…
      わかります(笑)最初の「チュパ」っていう響きが幼稚感ありますよね(笑)
      また吸血量についてですが、物理的には不可能ですよね。もしくは複数体いたのでしょうか……。

  • チュッパチャップスがスペイン生まれだったとは(○_○)!!
    てっきりアメリカのお菓子だと思ってたよ(笑)
    まあ、個人的に子供の頃は好きだったのはPEZだったけど。
    あっちはオーストリア生まれだそうな。

    • ガムごはんさん、いつもコメントありがとうございます。
      PEZなつかしい!あのラムネは私も好きでした。ケースがキャラクター物が多くて子供時代はケースを吟味していた記憶があります。
      だたオーストリア生まれだとは知りませんでした。言われてみれば少し日本とは違う味付け(?)ですね。

  • ネット普及前からも写真(死骸含む)があったように記憶してるが、「こんなので騙しとおせると思ってるの?そんなんじゃ甘いよ」なのばっかりだった。

    「子供失格(NO LONGER CHILDREN )」という、
    「ミオスタチン関連筋肉肥大だからといって、こんな『攻撃力』を持つわけないだろ」
    な漫画でも、チュパカブラが「殴り殺されてた」のを思い出したが

    • にとみやさん、いつもコメントありがとうございます。
      初めて見ましたが「筋肉が異常発達した5歳児が、UMAをフルボッコにする漫画」と知りました。
      かなりマニアックな題材ですね……。読んでみたような読んでみたくないような(笑)

  • 都市伝説とは関係ないことで申し訳無いんだけどチュッパチャプスのあのロゴはデザインをサルバドール・ダリに依頼したらその場でテーブルナプキンにデザイン画を描いたそうです。

    • もっふもふさん、コメントありがとうございます。
      ダリがデザインしたとは聞いていましたが、まさかそんな軽い感じで作られた物だったとは……。
      それが今まで残っているのもある意味凄いですね。

  • UMAにあまり興味のない私でも知っていたのでかなり古い都市伝説と思っていたのですが始まりが90年代と割と最近なのはびっくりしました。
    因みに私はチュッパチャプスは最後の最後に棒にへばりついている僅かな飴を舐めきるか、諦めて捨ててしまうかをいつも迷ってしまいます笑

    • 輪廻さん、いつもコメントありがとうございます。
      >>最後に棒にへばりついている僅かな飴を舐めきるか、諦めて捨ててしまうかをいつも迷ってしまいます笑
      私はかみ砕いて棒から取り外す派です(笑)

  • 昔、まだ私が純粋無垢な子供だった頃に聞かされた話ですが…私の両親の話によりますと、私の母親がチュパカブラとの事です。世間様を騒がせ、多大な被害およびご迷惑をおかけして申し訳ございません…!
    因みに父親はM78星雲から来たそうです。

    • モンプチさん、コメントありがとうございます。
      かなり貴重な血を引かれているようですね。
      むしろお父様やお母さまよりモンプチさんの正体の方が気が気でなりません(笑)

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      >>チュッパチャップスではなくてチュッパチャプスですね
      なんと……。ずっと勘違いしていました……。ご指摘ありがとうございます。早速修正させていただきました。

  • 超メジャーながら、いまだに真相がハッキリしないのはなかなか貴重な案件ですね。ネッシーも結局エイプリルフールネタだったし、イエティは存在しない説が濃厚だし。チュパカブラは興味深いですよね。
    似たような事件があって、詳細は忘れてしまったのですが、目玉くりぬかれたり舌引っこ抜かれたりした動物の変死体が世界各地で発生してるなんてのもあったりしますよね。ちなみに、チュッパチャプスは棒がぐにゃぐにゃになるまで粘ります。

    • コーギーさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>目玉くりぬかれたり舌引っこ抜かれたりした動物の変死体が世界各地で発生してる
      UFO絡みの件でそういう話が多いですよね。
      まぁ大半は精神異常者による猟奇的行動なんでしょうけれど、本物(?)が混ざっているかと思うとかなり興味深いです。
      ちなみに私はチュッパチャプスの棒の部分にティッシュを巻いて食べてます。

  • じつわ、チュパカブラ事件の一年前に、プエルトリコで、「スピーシーズ種の起源」という映画が、上映されてるんです。そして、その主人公の変異体が、チュパカブラそっくりなんです。さらに、チュパカブラの目撃者の女性も、その映画お見たと言っているんです。なんだか怪しいですね。

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