洗脳自殺ゲーム「青い鯨」!被害者数130人越えの恐怖の自殺誘発ゲームとは!

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ぐっさん
今回の都市伝説のテーマは「洗脳」!
それも読者の匿名希望の方からのリクエストで「青い鯨」について紹介したいと思いまっす!
マキエ
青い鯨?
ぐっさん
うん。
これは2017年頃から流行し始めたミニゲームみたいな物なんだけど、プレイしているうちに徐々に洗脳状態になっていき、最終的には自殺してしまうという恐ろしいゲームなんだ……。
マキエ
へー。呪いのゲームとかそんな話?
ぐっさん
いや、そんなオカルト的な物じゃないよ。
ゲームしている人の深層心理を巧みに操って自殺させるという、どっちかっていうと科学的に計算されたゲームだね。
ぐっさん
だから下手をしたらどんな人でも自殺させることができる危険性を秘めていたりもする……。
マキエ
げ……。
ぐっさん
それじゃさっそく紹介していきまっす!

ロシアで生まれた自殺チャレンジゲーム「青い鯨」

ぐっさん
それじゃ改めて今回紹介するのは「青い鯨」というゲームについて。
この青い鯨はロシアで生まれたソーシャルゲームで、原題は「Blue Whale Challenge」というんだ。
マキエ
その前に先に聞いておきたいんだけど、ゲームをプレイしていて死にたくなるって言う感覚がいまいち理解できないんだけど。
ぐっさん
ああ、実は青い鯨はゲームといってもSNS用のゲームでね。
どちらかというとチャレンジバトンみたいな物なんだ。
マキエ
チャレンジバトン?
ぐっさん
うん。
この青い鯨は管理者とプレイヤーに分かれていて、管理者はプレイヤーに対して50日間の間、毎日違う課題(チャレンジ)を行うように命令するんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
一方でプレイヤーは課題をクリアできた証拠をSNSにアップロードする。
そして最初の内は「〇〇という音楽を聴く」とか「腕に〇〇と書いて公開する」とかなんだけど、最終的には「建物から飛び降りる」とか生死に関わる課題になるんだ。
マキエ
それってプレイヤー側は課題をクリアするメリットがあるの?
ぐっさん
メリット?
マキエ
だって見返りがないとわざわざそんな事しないでしょ?
例えば“全部クリアできたらお金が貰える”とかあるのかなって。
ぐっさん
ああ、そんな報酬的な物はないよ。
あえて言うなら「注目を浴びれる」とか「来世で幸せになれる」ってぐらいかな。
マキエ
えぇ……。
そんな訳の分からない見返りでプレイする人なんていないでしょ……。
ぐっさん
それがいるんだよ……。

青い鯨のプレイ方法と仕組み。ターゲットは精神的に追い込まれている若者達


ぐっさん
普通は「他の人から注目を浴びれる」とか「来世に幸せになれるから」という理由で無理難題をクリアしたり自殺したりする人はいないと思うでしょ?
マキエ
そりゃそうでしょ。
ぐっさん
ただ、残念な事に世の中には「注目を浴びれるなら、もしくは来世で幸せになれるなら死んでもいい」という人たちが一定数いるんだよ……。
マキエ
え……。
ぐっさん
実はこの青い鯨にはプレイヤーに向いている人が指定されているんだけど、そのプレイヤーの特徴というのが「誰からも注目されてない若者」とか「現在を絶望している若者」なんだ。
マキエ
あー……、つまり既に自殺したいとか頭の片隅で思ってるような人たちって事……?
ぐっさん
そういう事。
今に絶望している若者に対して「自分も注目を浴びる事ができる」とか「来世で幸せになれる」という単語をエサにゲームに参加させるって訳。
ぐっさん
そしてゲームに参加したプレイヤーは最初の内はさっきも言った通り「〇〇という音楽を聴く」とか「腕に〇〇と書いて公開する」とか非常に簡単な物ばかりだから簡単にクリアしていく。
ぐっさん
ただ途中からプレイヤーを課題から拒否できなくするために「睡眠時間を制限する」とか「自分を病気に見立てる」とか深層心理を操るための課題に変わっていくんだ。
マキエ
例えば?
ぐっさん
例えば「朝四時に起きてホラー動画をみる」とか「24時間ホラー映画を見続ける」とかだね
ぐっさん
そして最終段階に入ると「ふとももをカッターで切る」とか「手を針で刺す」とか自傷行為的なチャレンジに切り替わっていくんだ。
マキエ
う……。
ぐっさん
さらに普通はこういう課題が送られてきた時点で辞めそうなものだけど、脱落者には罵詈雑言を浴びせて人格を否定することで再開させたり、「課題がクリアできなければお前の家や家族構成は知っているからどうなっても知らないぞ」と脅したりして脱落させないようにするんだ。
ぐっさん
そして最終的にプレイヤーは管理者からの命令に逆らえなくなって、50日目に「建物から飛び降りる」という命令が来て自殺してしまうって訳。
実際に海外では既に130人以上もの自殺者がでていたりする……。
マキエ
なんでそんなことが分かるのよ。
ぐっさん
実際にSNSで「青い鯨をプレイ中で、今から建物から飛び降りる。」と残して自殺するという事件が多発してるからだよ……。
マキエ
あ~……。

青い鯨の製作者を逮捕。「社会のゴミ掃除をしたかった」

ぐっさん
この青い鯨はロシアが発祥と紹介したけれど、実は現時点でフランスやイギリスといった西ヨーロッパやインド、中国といったアジア圏、さらにアメリカでも流行しはじめていて社会問題となりつつあるんだ。
マキエ
もうほとんど世界中じゃん。
ぐっさん
そうだね。
SNSがあれば簡単に広がるんだと思うよ。
ぐっさん
そして今回の騒動を危険視したロシア政府は青い鯨の製作者兼ゲームマスターである一人の男性を逮捕しました。
ぐっさん
その男性の名前は「フィリップ・ブデイキン(Philipp Budeikin)」。
ブデイキンは心理学を学んだ当時21歳の男性で、5年の歳月をかけてこのゲームを作ったそうだよ。

マキエ
いったい何のためにこんなタチの悪いゲームを作ったのよ……。
ぐっさん
逮捕された時にブデイキンが語った理由は
社会のゴミ掃除
なんだってさ……。
マキエ
え、どういう事……。
ぐっさん
ブデイキンは取り調べの時に
世の中には人間と生物としてのゴミがいる。社会のどんな恩恵を受けられず、害悪としかなり得ないやつらだ。
俺はそういうやつらを社会から排除したまでだ。
と熱弁したそうだよ。
マキエ
え、じゃぁ元から死にたがってる人を自殺させるためにゲームを作ったって事……?
ぐっさん
そう。
一部では“自分のサイトを有名にして広告収入を増やす事が目的だった”っていう説もあるみたいだけど、メインは自殺幇助だったみたいだね……。
マキエ
自殺幇助にしろ広告収入にしろ、どちらにしてもロクな理由じゃないわね……。
ぐっさん
ちなみに青い鯨のターゲットは「孤独で絶望している若者」って紹介したけれど、ブデイキン本人も現実の友達がいなくて、勉強もできず、家族からは見放されていたという事が判明していたりもする。
マキエ
つまりブデイキンも世の中に絶望していたって訳か……。
ぐっさん
ブデイキンとプレイヤーは共依存みたいな関係だったのかもね。
あとブデイキンがそういった状態だったから自殺した人たちの心理状況を理解できて、操作しやすかったのかも。
マキエ
同じ辛さを味わっているってわかっているなら、もうちょっと別のアプローチ方法があっただろうに……。

まとめ

ぐっさん
以上が世界中で問題となった自殺ゲーム「青い鯨」についてでした。
どうだった?
マキエ
なんか現代社会の問題点を詰めたような話だったわね……。
ぐっさん
ちなみに現代名が「Blue Whale」だから日本だと「青い鯨」って翻訳されているけど、実はBlue Whaleって「シロナガスクジラ」の事だったりします。
マキエ
あ、そうなんだ。
でもなんでシロナガスクジラがでてきたのかしら。
ぐっさん
実はシロナガスクジラは集団自殺する事で有名でね……。
たぶんそこから取ったんじゃないかな……。
マキエ
知りたくなかった事実がまたひとつ……。

おまけ(青い鯨の課題リスト)

人の手や腕に、マーカーで名前をつける。
午前4時20分に目を覚まし、管理者から送られてくる映像を見る。
自分の腕の長さ・方向を確認する。
紙の上に「鯨」を描く。
「鯨」になる心の準備ができたなら、自分の脚に「はい」とマーカーする。
コードで書かれたタスクをこなす。
自分の腕の上にメッセージを書く。
書かれた「鯨」の状況を、オンライン掲示板で知らせる。
みんなと共有することで、腕に書いた「鯨」の恐怖を克服させようとする。
午前4時20分に起き上がり、屋根に行く
手に「鯨」を描き上げてください。
一日中、管理者から送られてきた怖い動画を見る。
管理者から送られてきた音楽を聞く。
自分の唇を切る。
手で針を刺す。
自分を病気に見立る。
屋根の端に立つ。
橋の上に立ち、外を側をみる。
クレーンを登る。
Skypeにいる “クジラ”と話す。
屋根の上に座って、脚の上にぶら下がる。
コード内にある別の仕事をこなす。
『秘密の使命』が下され、「鯨」と出会う。
「管理者」が、その人が自殺する日付を割り当てる。
鉄道を訪問する。
『一日中、誰かと話をすることがないよう注意してください。』と指示される。
「鯨」になることについて、みんなの前で宣誓する。
建物から飛び降りる。

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3 件のコメント

  • 似たようなゲームで、”MOMOチャレンジ”とかいうのがあるらしいよ。
    ただ、最近になってそれが完全なデマだって明らかになったみたいだね。
    都市伝説ってデマも多いけど、中には悪質なでっち上げもあるから別の意味で怖いよね。

    • ガムごはんさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>似たようなゲームで、”MOMOチャレンジ”とかいうのがあるらしいよ。
      こっわ!!!ストーリーはともかく画像にちょっとびっくりしてしまいました……。
      でも、なんか藤田和日郎先生の漫画に出てきそうと思ったのは私だけ……?

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