あ、私タイムスリップの話とか好き。
ジョン・タイターの話とかかなりお気に入りだったわ。
ジョン・タイターの話とかかなりお気に入りだったわ。
あー。たしかにジョン・タイターの話は面白いよね。
また機会があったらここで紹介しようかな。
また機会があったらここで紹介しようかな。
で、今回の事件はどんな話なの?
おっとそうだった。
今回の話はフランスで起こった過去にタイムスリップする話で、なんとあのマリー・アントワネットに出会ったという話なんだ。
今回の話はフランスで起こった過去にタイムスリップする話で、なんとあのマリー・アントワネットに出会ったという話なんだ。
へー!なかなか面白そうね!
でしょ。
それじゃさっそく紹介していきまっす!
それじゃさっそく紹介していきまっす!
タイムスリップした二人の女性「モーバリー・ジュールダン事件」
それじゃ改めて今回紹介する話は「モーバリー・ジュールダン事件」について。
今回の事件が起こったのは1901年の8月10日。フランスのヴェルサイユ宮殿に観光に訪れていた二人女性に起こった事件です。
今回の事件が起こったのは1901年の8月10日。フランスのヴェルサイユ宮殿に観光に訪れていた二人女性に起こった事件です。
あら、かなり昔の話なのね。
だね。
ちなみに今回の事件はヴェルサイユ宮殿で起こった事件だから「ヴェルサイユの幽霊」や「トリアノンの幽霊」とも呼ばれていたりする。
ちなみに今回の事件はヴェルサイユ宮殿で起こった事件だから「ヴェルサイユの幽霊」や「トリアノンの幽霊」とも呼ばれていたりする。
タイムスリップの話なのに何で幽霊?
おかしくない?
おかしくない?
その辺は物の見方かな?
仮に現在では既に死亡している人物がいたとして、過去にタイムスリップしてその人物を見た場合、その人は生きているのか幽霊なのかって話。
仮に現在では既に死亡している人物がいたとして、過去にタイムスリップしてその人物を見た場合、その人は生きているのか幽霊なのかって話。
え、過去にタイムスリップしたなら生きているんじゃないの?
でも、それは過去に生きていた人の幽霊を見たって言う見方もあるでしょ。
まぁ呼び名にそこまで深い意味があるわけでもないし、別名があるってことに触れときたかっただけだから、そこまで気にしなくていいよ。
まぁ呼び名にそこまで深い意味があるわけでもないし、別名があるってことに触れときたかっただけだから、そこまで気にしなくていいよ。
ふーん。
じゃぁヴェルサイユの幽霊はいいとして、トリアノンの幽霊のトリアノンって何?
じゃぁヴェルサイユの幽霊はいいとして、トリアノンの幽霊のトリアノンって何?
トリアノンっていうのは宮殿の名前でね、ヴェルサイユ宮殿は庭園を含めるとかなり広大な建物で、その中にいくつか離宮があるんだよ。
ふんふん。
で、その離宮の一つがトリアノン宮殿。
ちなみに先に言っとくと「モーバリー・ジュールダン事件」の「モーバリー」と「ジョールダン」はタイムスリップを経験した人達の名前。
ちなみに先に言っとくと「モーバリー・ジュールダン事件」の「モーバリー」と「ジョールダン」はタイムスリップを経験した人達の名前。
だから今回の事件は正確に言うと
「モーバリーとジョーダンがヴェルサイユ宮殿の離宮の一つであるトリアノン宮殿で体験した事件」
って感じだね。
「モーバリーとジョーダンがヴェルサイユ宮殿の離宮の一つであるトリアノン宮殿で体験した事件」
って感じだね。
長い……。
モーバリーとジュールダンの不思議な体験談
それじゃちょっと前置きが長くなっちゃったけど、モーバリーとジュールダンが体験した奇妙な話について紹介していくね。
今回の出来事が起こったのは最初にも言った通り1901年の8月10日。
この日、イギリス人のシャルロット・アン・モーバリーとエレノア・ジョルダンは旅行でフランスに訪れていたんだ。
この日、イギリス人のシャルロット・アン・モーバリーとエレノア・ジョルダンは旅行でフランスに訪れていたんだ。
ふんふん。
そして観光先として選んだのがフランスの観光名所として有名なヴェルサイユ宮殿。
彼女たちは一通りヴェルサイユ宮殿内を見て回り、次の目的地としたのが離宮の一つである小トリアノン宮殿。
彼女たちは一通りヴェルサイユ宮殿内を見て回り、次の目的地としたのが離宮の一つである小トリアノン宮殿。
彼女たちは夕方の4時ごろにヴェルサイユ宮殿を出てパンフレットを頼りに小トリアノン宮殿に向かったんだけど、途中で道に迷ってしまう。
それは超常現象的な意味で?
それとも単純に?
それとも単純に?
んー、この時点ではまだ分からないかな。
ただヴェルサイユ宮殿って東京ドーム約170個分の面積があるからスマホとかが無い時代だと普通に迷子になりそうだけどね。
ただヴェルサイユ宮殿って東京ドーム約170個分の面積があるからスマホとかが無い時代だと普通に迷子になりそうだけどね。
ヴェルサイユ宮殿ってそんなに広いんだ……。
すごいよね。ボクも知らなかったよ。
で、彼女たちは道に迷っていると突然悲しい気持ちや不快な気持ちが押し寄せてきたらしいんだけど、その道中でヴェルサイユ宮殿には相応しくない廃屋となった農家や今は見かけないような鋤を目撃したらしい。
ふんふん。
そして体調がすぐれないまま歩を進めていくと、彼女たちは二人の男性を見かける。
道に迷っていた彼女たちはその男性達に道を聞く事にしたんだけど、その男性達は角帽をかぶり、灰色のフロックコートを着ていて、まるで歴史上に登場する役人の様だったそうだよ。
道に迷っていた彼女たちはその男性達に道を聞く事にしたんだけど、その男性達は角帽をかぶり、灰色のフロックコートを着ていて、まるで歴史上に登場する役人の様だったそうだよ。
へー。
で、その役人風の男性達から「このまま真っ直ぐ行け」と教えてもらった彼女たちは言われたとおりに真っ直ぐ歩き始める。
すると今度はだんだん夢の中にいるような感覚が襲ってきたらしい。
すると今度はだんだん夢の中にいるような感覚が襲ってきたらしい。
そんな感覚に襲われながらも言われたとおりの道を歩いていると今度はコテージが見えてきて、コテージの入り口には女性と少女がいたらしいんだけど、2人とも古風なドレスを着ていた上にピクリとも動かなかったんだって。
なんか変な世界に入り込んでるって感じがするわね。
だねぇ。
そして、そのまま歩を進めると今度は大昔のコートに緑色の帽子をかぶり顔に天然痘の跡のようなあばた面を持つ男性が座っているのを見かける。
なんでもその男性は彼女たちの方を向いたそうなんだけど、まるで彼女たちが見えていないような感じだったんだって。
そして、そのまま歩を進めると今度は大昔のコートに緑色の帽子をかぶり顔に天然痘の跡のようなあばた面を持つ男性が座っているのを見かける。
なんでもその男性は彼女たちの方を向いたそうなんだけど、まるで彼女たちが見えていないような感じだったんだって。
ふんふん。
そしてさらに言われた通り歩き続けていたところ、再び岐路に差し掛かってどちらに行こうか迷っていたところ、今度は突然どこからともなく別の男性が現れ二人に声をかけてきたらしい。
その男性は大きなソンブレロ帽をかぶった人物で
「奥方様方、そこを通ってはいけません。どうぞこちらへ、こちらへ。」
と小トリアノン宮殿まで案内してくれたそうだよ。
「奥方様方、そこを通ってはいけません。どうぞこちらへ、こちらへ。」
と小トリアノン宮殿まで案内してくれたそうだよ。
最初にアンタが言っていたマリー・アントワネットがなかなか出てこないわね……。
次に見かけるのがマリー・アントワネットだよ。
彼女たちはソンブレロ帽の男性に案内され、無事に小トリアノン宮殿に到着。
そして男性にお礼を言おうと思ったところ、男性は即座に走り去っていったらしい。
彼女たちはソンブレロ帽の男性に案内され、無事に小トリアノン宮殿に到着。
そして男性にお礼を言おうと思ったところ、男性は即座に走り去っていったらしい。
で、目的地に到着した彼女たちは小トリアノン宮殿を見ていると宮殿の前の庭に座って、庭をスケッチしている女性を発見する。
それがマリー・アントワネット?
まぁ正確にはマリー・アントワネットではないかと言われている女性だね。
その女性は今では無いような古いタイプのドレスを着て、頭には日光を避けるための大きな白い帽子を被っていたんだって。
その女性は今では無いような古いタイプのドレスを着て、頭には日光を避けるための大きな白い帽子を被っていたんだって。
それで?
いや、それだけ。
最終的に彼女たちは小トリアノン宮殿の近くを通る車道に行き付いたんだけど、突然いままで感じていた不快感が消えて、同時に今まで全然見かけなかった観光客で溢れかえっていたらしい。
最終的に彼女たちは小トリアノン宮殿の近くを通る車道に行き付いたんだけど、突然いままで感じていた不快感が消えて、同時に今まで全然見かけなかった観光客で溢れかえっていたらしい。
彼女たちは何を見たのか。
モーバリーとジュールダンは今回の不可解な体験をしつつもそのまま通り観光を続け、その後予定通りイギリスに帰国。
ただ、どうしても今回の事が気になった彼女たちはイギリスに帰ったあと、自分達の身に起きた不可解な現象を調べ始めたんだ。
ただ、どうしても今回の事が気になった彼女たちはイギリスに帰ったあと、自分達の身に起きた不可解な現象を調べ始めたんだ。
まぁそりゃ気になるわよね。
そして調査の結果分かったことがいくつかあって、例えば今回の事件後も彼女たちは何度か小トリアノン宮殿に足を運んだんだけど、今回おきた出来事の時と同じ風景を見つける事はできなかったんだってさ。
さらに道中で見かけたあばた顔の男性はマリー・アントワネットの側近の一人である「ヴァンドルイユ伯爵」の肖像画とそっくりで、実際、ヴァンドルイユ伯爵は天然痘を患い顔はあばた面をしていたらしい。
ほう。
さらにさらに庭のスケッチをしていた女性は、思い返すとマリー・アントワネットの肖像画にそっくりだったんだって。
ああ、実際にあって話したりしたわけじゃないのか。
遠巻きで見たって感じかな。
ちなみに彼女たちは「小トリアノン宮殿は幽霊がでるのでは?」と考え、そっちの線でも色々調べてみたところ、小トリアノン宮殿ではマリー・アントワネットの幽霊が度々目撃されていた事も判明したんだ。
ちなみに彼女たちは「小トリアノン宮殿は幽霊がでるのでは?」と考え、そっちの線でも色々調べてみたところ、小トリアノン宮殿ではマリー・アントワネットの幽霊が度々目撃されていた事も判明したんだ。
そういえばマリー・アントワネットと小トリアノン宮殿ってどういう関係があるの?
小トリアノン宮殿はルイ16世がマリー・アントワネットに与えた宮殿で、マリー・アントワネットが一人で静かに過ごしたい時とかに良く活用していたそうだよ。
ああ、なるほど。
そして彼女たちは今回の出来事や調査の結果、判明した事を一冊の本にまとめて出版。
その本は「アン・アドベンチャー」というタイトルで、すぐに増刷がかかるほどベストセラーになったんだってさ。
その本は「アン・アドベンチャー」というタイトルで、すぐに増刷がかかるほどベストセラーになったんだってさ。
ああ、本になってるんだ。
でも、超常現象を本にして、その本が売れたって聞くと作り話っぽく感じちゃうのはなんでだろ……。
でも、超常現象を本にして、その本が売れたって聞くと作り話っぽく感じちゃうのはなんでだろ……。
それはただの嫉妬じゃないカナ……。
ちなみに売名行為やお金目的の可能性がゼロってことはないけれど、彼女たちが生きている内は自分達の名前は明かさなかったら売名行為の可能性は低い。
さらに彼女たちはオックスフォード大学の学長とその補佐官だからお金もかなり持っていてお金目的である可能性もかなり低いね。
さらに彼女たちはオックスフォード大学の学長とその補佐官だからお金もかなり持っていてお金目的である可能性もかなり低いね。
じゃぁ本当に実際に体験した事を皆に知ってもらいたかっただけなのかしら……。
かもね。
ちなみに過去にタイムスリップしたのか、幻覚を見たのか、はたまた幽霊をみたのか今でも専門家たちの間では議論されているみたいだけどね。
ちなみに過去にタイムスリップしたのか、幻覚を見たのか、はたまた幽霊をみたのか今でも専門家たちの間では議論されているみたいだけどね。
まとめ
以上が1901年に起きたタイムスリップ現象「モーバリー・ジュールダン事件」についてでした。
どうだった?
どうだった?
んー。話の内容としてはかなり気になるわね。
ただ場所が場所だけにちょっと想像しづらかったわね……。
ただ場所が場所だけにちょっと想像しづらかったわね……。
ちなみにマキエは今回の事件は幽霊を見たのか、タイムスリップしたのかだったらどっちだと思う?
私はタイムスリップかなー。
やっぱり向こうで声をかけられているし、本当なら居るはずの観光客も居なかったわけでしょ?
やっぱり向こうで声をかけられているし、本当なら居るはずの観光客も居なかったわけでしょ?
だね。ボクも同じ意見かな。
そういえば仮にマキエが過去にタイムスリップできたとして、もし有名人に会えるなら誰に会いたい?
そういえば仮にマキエが過去にタイムスリップできたとして、もし有名人に会えるなら誰に会いたい?
んー……。
難しいわね……。
難しいわね……。
あ、スティーブ・ジョブズに会ってみたい。
割と最近だね……。
それも海外で有名な「モーバリー・ジュールダン事件」についてご紹介したいと思いまっす!