結末?
サンとアシタカがくっつかなかった理由とか?
サンとアシタカがくっつかなかった理由とか?
いや、実はもうちょっとまじめなテーマだよ。
今回の一騒動あった後のキャラクター達全員には不幸が待ち受けているっていう話。
今回の一騒動あった後のキャラクター達全員には不幸が待ち受けているっていう話。
なんか創作っぽいわねぇ・・・・・・。
そんなことないよ。
絶対この話を聞いたら
「あ、意外とヤバい」
って思うはずさ
絶対この話を聞いたら
「あ、意外とヤバい」
って思うはずさ
ふーん。
まぁとりあえず聞くだけ聞いてみましょうかね。
まぁとりあえず聞くだけ聞いてみましょうかね。
なんか上から目線やな・・・・・・。
もののけ姫の勢力図
まず、この話を理解する上でもののけ姫にでてきた勢力についておさらいする必要がある。
というか、マキエはもののけ姫のストーリーをしっかり理解してる?
というか、マキエはもののけ姫のストーリーをしっかり理解してる?
んー。
「自然破壊する人間 対 森の住民達」
じゃないの?
「自然破壊する人間 対 森の住民達」
じゃないの?
まぁ当たらずとも遠からずってとこだね。
ただ、細かく分けると人間勢力にはエボシ御前が率いる「タタラ場」と「師匠連」に分ける事ができる。
ただ、細かく分けると人間勢力にはエボシ御前が率いる「タタラ場」と「師匠連」に分ける事ができる。
もっと細かく分けると「武家」や「大和朝廷」「唐笠連」「地走り」とか分けれるけど、今回の話には関係ないので放置!
そして今回の一件の発端は「たたら師」達がシシ神の森の近くを占領したからなんだよ。
ちなみに「たたら師」ってのは砂鉄から鉄を作る人たちの事ね。
ちなみに「たたら師」ってのは砂鉄から鉄を作る人たちの事ね。
へー。
そして「たたら師」達は鉄を作ってるわけだけど、鉄を作るには材料となる砂鉄と砂鉄を分離するための大量の水、そして鉄として溶かすための火力が必要になる。
ふんふん。
その結果、砂鉄を取るために山は掘り返され、川の水は汚れ、鉄を溶かす火をおこすために大量の木が伐採され続ける。
簡単にいうとイノシシ達や山犬一族達の森の住民達からしたら家の隣に大規模な工場ができて自然破壊を続けてるって感じかな。
へー。そういう背景があったんだ。
そりゃ森の住民達も怒るわ。
そいうや師匠連ってのは?
そんな勢力あったっけ。
そんな勢力あったっけ。
師匠連はジコ坊達や赤い唐傘を持ってるお坊さんたちだよ。
彼らの目的はシシ神の首を大和朝廷に献上する事。
彼らの目的はシシ神の首を大和朝廷に献上する事。
え、お坊さんが神様を殺しに来てたって事?
彼らは仏教徒だからシシ神のような自然神は関係ない。
へぇー。
全員が不幸になる最低の結末とは
そして次はもののけ姫の最悪な結末について!
はい!マキエ君!
もののけ姫の結末を簡単に言ってみ?
もののけ姫の結末を簡単に言ってみ?
んー、たしか首がなくなったシシ神が大暴れして山が荒野になっちゃったけど、アシタカとサンががんばって首を返したことで緑豊かになって終わりじゃなかった?
その通り。荒れ地はシシ神によって草原のように一面緑になってたよね。
ハッピーエンドじゃん。
これをハッピーエンドと言えるのはマキエが第三者だからです。
あと無知だからです。
あと無知だからです。
あん?
むしろ今回の一件で「めでたし、めでたし」って言えるのは呪いが消えたよそ者のアシタカだけだよ。
なんでそうなるのよ。
それじゃ各勢力ごとの想像できる不幸な未来について紹介していくよ
不幸しか待ち受けていない未来
まず人間勢力である「タタラ場」
最後にシーンでは片腕を食べられたエボシ御前が心を入れ替えて「ここをいい村にしよう」とか寝言みたいな事いってたよね
最後にシーンでは片腕を食べられたエボシ御前が心を入れ替えて「ここをいい村にしよう」とか寝言みたいな事いってたよね
寝言って……。
まぁ、確か言ってたわね。
まぁ、確か言ってたわね。
でも、タタラ場は復興不可!
そして絶対に村は作れません!
そして絶対に村は作れません!
え……、なんで?
今回の騒動で山一面が草原になってしまったからさ。
んん?
まず、タタラ場だけどタタラ場に必要な物は何だった?
んー。砂鉄と水と木?
あっ!
そう!タタラ場は周りに燃料となる豊かな森があって初めて機能する。
でも、シシ神によって燃料の元となる森が一掃されてしまった。
残されたのは床上数センチの雑草のみ!
でも、シシ神によって燃料の元となる森が一掃されてしまった。
残されたのは床上数センチの雑草のみ!
つまり……もう鉄作りは出来ないってと?
そういうこと。
でも普通の農村とかならなんとかなるんじゃないの?
それも残念ながら無理……。
草原が有効活用できるのは膝丈ぐらいまで刈り取れるレベルの牧草
そして草原地帯は牛や馬などの家畜がいて初めて機能し始める。
そして草原地帯は牛や馬などの家畜がいて初めて機能し始める。
だからどんなに開墾を進めても保水力のない草原地帯では化学肥料でもない限り畑仕事はできません。
じゃぁ田んぼは?
木の植わってない山は災害の源。
保水力のない山は一瞬で地すべりを起こすし、いつかかならず鉄砲水で一掃されてしまうよ。
保水力のない山は一瞬で地すべりを起こすし、いつかかならず鉄砲水で一掃されてしまうよ。
なるほど。
じゃぁ、森の勢力たちは?
人間がどっかいってくれるならハッピーエンドじゃないの?
人間がどっかいってくれるならハッピーエンドじゃないの?
彼らにとっても最悪です。
特にイノシシや山犬一族には最悪な結果だね
特にイノシシや山犬一族には最悪な結果だね
なんで?
その理由も簡単。
草原になってしまってエサとなる動物が消えてしまうからだよ。
草原になってしまってエサとなる動物が消えてしまうからだよ。
森にはいくつかの段階があって段階と補足をつけるとこんな感じ。
「荒れ地」文字どおり荒地
「低草地」雑草がはえる草原
「潅木地」たまに小さい木がある
「陽樹林」ちょっとした林
「混交林」森
「陰樹林」深い森
「極相林」樹海
「低草地」雑草がはえる草原
「潅木地」たまに小さい木がある
「陽樹林」ちょっとした林
「混交林」森
「陰樹林」深い森
「極相林」樹海
ふんふん。
ちなみにシシ神のせいで陰樹林レベルだった山は低草地になってしまったんだけど、そこに住めるのはネズミとか小さな草食動物のみ。
あ、そうなんだ。
イノシシとか鹿が住めるのは混交林以降。
ちなみに混交林になるには植林した場合でも最低50年はかかる。
ちなみに混交林になるには植林した場合でも最低50年はかかる。
つまりサンや山犬一族達を含む森の勢力はこの土地ではご飯がなくて生きていけなくなってるんだよ。
へー。なるほどねぇ。
そして最後は師匠連のジコ坊たち。
彼らは師匠連に莫大な費用や石火矢衆を借りてシシ神狩りを行ったけど見事失敗。
彼らは師匠連に莫大な費用や石火矢衆を借りてシシ神狩りを行ったけど見事失敗。
当然、この責任を追及されることとなる。
これは自業自得ってかんじね。
そういえばそうか……。
でもまぁジコ坊も雇われ社長みたいな感じだから色々大変なんだよ
でもまぁジコ坊も雇われ社長みたいな感じだから色々大変なんだよ
で、まとめるけど、今回の一件以降はシシ神の森に棲む人たちの結末はずばり
「共倒れ」
生きるも地獄、死ぬのも地獄。
誰もがこの地で生きていけなくなるという最悪な結末になってるんだ。
誰もがこの地で生きていけなくなるという最悪な結末になってるんだ。
そしてマキエ君!
ん?
もののけ姫のテーマは?
「生きろ。」だっけ
あ、繋がった!
そういう事。
この
「生きろ。」
ってのは
「せいぜい頑張って生き延びな」
って意味があるんじゃないかっていわれてるんだ。
「生きろ。」
ってのは
「せいぜい頑張って生き延びな」
って意味があるんじゃないかっていわれてるんだ。
長くなったけど、以上が「もののけ姫の結末は最悪」という根拠でっす。
たしかに結末以降はヤバイ臭いがプンプンするわね。
でしょ?
でもさー。
ん?
これって都市伝説っていうか、ただの考察じゃないの?
……えっ!?
その中でも結末に焦点を絞った都市伝説でっす!