砂漠に眠る伝説のクソゲー「E.T.」!ビデオゲームの墓場は実在した……!?

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ぐっさん
今回紹介する都市伝説のテーマは「ゲーム」!
それも匿名の読者さんからのリクエストにお応えして、「伝説のクソゲー」と「ビデオゲームの墓場」についてご紹介したいと思いまっす!
マキエ
伝説のクソゲーとビデオゲームの墓場……?
なんか興味をそそられるような、そそられないような……。
ぐっさん
そう?
むしろ“伝説のクソゲー”とか聞くとワクワクしない?
マキエ
いや、全然……。
というか、なんでクソゲーって聞いてアンタはワクワクするのよ……。
ぐっさん
クソゲーってゲームとしては楽しめないけれど、クソゲーであると理解した上でプレイしたら理不尽さや意味不明さが結構面白かったりするんだよ。
話のネタにもなったりするし。
マキエ
あっそう……。
まぁアンタの趣味はいいとして、今回はどんな話なの……?
ぐっさん
今回は海外が舞台の話なんだけど、アメリカには
「会社を倒産に追い込んだ伝説のクソゲーがニューメキシコ州の砂漠に大量に埋まっている。」
っていう都市伝説があるんだよ。
マキエ
都市伝説としてはくだらない感じがするけれど、ちょっと気になる話ではあるわね。
ぐっさん
でしょ。
しかもその話は実は都市伝説ではなく実話だったという事も明らかになっていたりします。
マキエ
まじで!?
ぐっさん
それじゃ早速紹介していきまっす!

会社を潰した伝説のクソゲー『E.T.』

ぐっさん
それじゃ改めて今回紹介する都市伝説は伝説のクソゲーとビデオゲームの墓場について。
まずはその伝説のクソゲーとよばれるゲームから紹介していくけれど、そのゲームのタイトルはずばり『E.T. The Extra-Terrestrial』!
マキエ
E.T.?
E.T.ってあの映画のE.T.?
ぐっさん
そうそう。世界中のほとんどの人が知っているSF映画のE.T.。
このE.T.が初めて公開されたのは1982年なんだけど、その頃のアメリカではAtari社が作った『Atari 2600』という家庭用ゲーム機が大流行していたんだ。
マキエ
今で言うプレステ4みたいな感じ?
ぐっさん
まぁイメージとしてはそんな感じかな。
ただ市場シェアでいうとAtari 2600がゲーム業界のシェアの8割を占めていたっていう話もあるから、むしろプレステ4より人気だったのかも。
マキエ
へー。
ぐっさん
そしてAtari社の社長はさらなるシェアの獲得と爆発的ヒットを狙って、当時興行収入一位を記録したE.T.を題材にゲームを作ることを決意。
Atari社は24億円もの大金を払ってE.T.の版権を購入したんだ。
マキエ
映画とかアニメを元に作られたゲームって大概は盛大にコケるわよね……。
ぐっさん
まぁ中には名作になるゲームもあるけどね。
ただ、今回のE.T.についてはマキエの予想通り盛大に失敗し、会社が倒産するだけじゃなくアタリショックと呼ばれるゲーム市場の崩壊にもつながる事になるんだ。
マキエ
なんかスケールが大きい話になってきたわね……。

5週間で開発したゲームが500万本の不良在庫にトランスフォーム

ぐっさん
E.T.の版権を購入したAtari社はE.T.のブームが冷めないうちにゲームを開発して販売しようと計画。
そこでAtari社の社長はE.T.が公開された年のクリスマスまでに発売する事にしたんだ。
マキエ
ああ、俗に言うクリスマス商戦って奴ね?
マキエ
ん?E.T.が公開されたのって何月?
ぐっさん
E.T.が公開されたのが1982年の6月。
マキエ
え、たった6ヶ月間の間にゲームを一本作ったの……?
ぐっさん
いや、E.T.が大ヒット映画だと分かるまでにそこそこ時間がかかったし、版権の購入とかにも時間がかかって、実際に開発に与えられた期間はたった5週間だったそうだよ。
マキエ
5週間!?
ぐっさん
しかも開発に当たったプログラマーはたった一人だけ。
そんな普通では考えられない状況下で開発されたゲームなんだ。
マキエ
そりゃクソゲーになっても仕方ないわね……。
そういえば、ゲーム自体はいったいどんなゲームなの?
ぐっさん
ゲーム自体はE.T.(のような物)がUFOのパーツを集めるゲームだね。
ちなみにプレイ画面はこんな感じ。

マキエ
何コレ……。
ぐっさん
まぁ誰もがそう思うよね。
ちなみにプレイ動画もYouTubeでアップされているけれど、プレイ動画をみても内容は意味不明だね。

ぐっさん
ただ、なにを考えたのかAtari社はこんなクソゲーをクリスマス商戦に向けて600万本も作ったっていうんだから驚きだよね。
マキエ
いやいやいや……。なんでそんなに大量に作っているのよ……。
こんな出来なら普通、売る前から売れないって分かるでしょ……。
ぐっさん
普通はそうだよね。
ただクソゲーだと認識されるまでに少し時間がかかったみたいで100万本は売れたみたいだよ。
マキエ
殆ど詐欺じゃん……。
マキエ
ああ、もしかしてこの売れ残ったE.T.が砂漠に埋められているって事?
ぐっさん
そういう事。

都市伝説「ニューメキシコ州には500万本のクソゲーが眠っている。」

ぐっさん
Atari社はクリスマス商戦に失敗したどころか、500万本の不良在庫をかかえることになるんだけど、次第に
「Atari社が大量のAtari 2600とE.T.を砂漠に埋めた」
という噂が流れ始めるんだ。
マキエ
「Atari社は大量の不良在庫を抱えているはずだけれど、それが無い。だからきっと砂漠に捨てたんだ」とか、そういう話?
ぐっさん
いや、元々は一件の目撃証言だったみたい。
なんでも1983年の9月27日にAtari社が大量のAtari 2600とE.T.を捨てている現場を目撃した人物がいてね。
その目撃証言の噂が広まって、都市伝説のように語られるようになっていったんだよ。
ぐっさん
ちなみにこの頃からこの砂漠は「ビデオゲームの墓場」として呼ばれるようにもなるんだ。
マキエ
へー。
あ、でも、アンタが最初にいってたけど、その話って真実なんでしょ?
ぐっさん
そう。
実は本当にニューメキシコ州の砂漠から大量のE.T.が発掘されたんだ。

本当に砂漠に埋まっていた伝説のクソゲー

ぐっさん
今回、この都市伝説の真相を解明したのは映画脚本家である「ザック・ペン」。
ペンは「ニューメキシコ州の砂漠に本当にE.T.が捨てられているかを検証する」というドキュメンタリー映画の作成を企画したんだ。
ぐっさん
そして市の許可を得て2014年4月から採掘を開始。
その結果、地中深くからコンクリートの箱で厳重に保護された状態のE.T.が大量に発掘されたんだ。

ぐっさん
これがその時のパッケージ。
マキエ
へー。本当に埋まってたんだ。
マキエ
にしても、めっちゃゴミだらけね……。
不法投棄が多すぎない……?
ぐっさん
ここは砂漠は砂漠でも廃棄物処理場として使われている場所なんだよ。
マキエ
ああ、元々ゴミ捨て場なのか。
つまり、Atari社は不良在庫をコンクリートに詰めて不法投棄したって事?
ぐっさん
いや、ちゃんとした手順を踏んで破棄していたんだよ。
ちなみにコンクリート詰めになっているのも当時の廃棄物処理場からの指示だったりする。
マキエ
なんでそんな手間な事を?
ぐっさん
廃棄作業は誰にも見つからないように真夜中に行われたんだけど、この事が外部に知られるとゲーム本体やソフト目当てにゴミ処理場を掘り起こしに来る人が現れる可能性があったからだよ。
マキエ
あーなるほどね。
マキエ
でも、売れ残ったからっていって捨てなくてもいいのにね。
価格をギリギリまで下げたらちょとは売れるんじゃないの?
ぐっさん
実際、マキエが言うように割引販売も行っていたみたいだけど、販売当初は50ドルぐらいだった価格が最終的には5ドルぐらいまで下がったみたいだよ。
ぐっさん
ただ、そのせいでアタリショック(Video game crash of 1983)と呼ばれるバブル崩壊のような現象が起きて、販売せずに捨てざるを得なくなったんだ
マキエ
ん?どういう事?
ぐっさん
ほら、野菜とかも豊作になりすぎると値崩れを防ぐ為に農家の人が廃棄処分したりするでしょ?
それと一緒。
ぐっさん
ただ問題なのがE.T.があまりにもクソゲーすぎてソフトの価格を下げた結果、他のゲームの価格も下げないと売れない状態に陥って一気に値下げ競争に発展。
そして消費者は価格が下がったゲームしか買わなくなり悪循環に突入していく。
マキエ
売り手からするとかなり怖いスパイラルね……。
ぐっさん
だね。
しかも安いソフトしか買わなくなった消費者が手にするのは値引き率の高いクソゲーばかり。
次第に「家庭用ゲーム機 = クソゲーしかない」という認識が広まってゲーム業界がどんどん衰退していってしまったんだよ。
マキエ
なるほどね。
つまりAtari社はゲーム業界をこれ以上崩壊させないように余ったE.T.を市場に流さずに捨てたって事ね?
ぐっさん
そういう事。
でもまぁ、時すでに遅しって感じだけどね。

まとめ

ぐっさん
以上が伝説のクソゲー『E.T.』とビデオゲームの墓場についてでした。
どうだった?
マキエ
なんか普通に面白かったわね。
たった一本のクソゲーがここまでドラマを生むなんて思いもしなかったわ。
ぐっさん
ちなみにマキエがプレイしたゲームでこれはクソゲーだって思ったゲームとかあったりする?
マキエ
んー。私は有名なタイトルしかプレイしないからあんまりないかな?
アンタは何かあるの?
ぐっさん
子供の頃に父親が買ってきたファミコンの『ゴーストバスターズ』かな……。
語れば長くなるけれど、聞く……?
マキエ
いや、遠慮しとく……。
ぐっさん
あ、そうそう。
ちなみに余談だけど、アップルの創始者であるスティーブ・ジョブズもAtari社の元社員だったりします。
マキエ
まじで!?
意外なところで意外な人物の名前が!
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18 件のコメント

  • ファミコンのゴーストバスターズってあるアイテムが買った値段より高く売れるので、それだけでクリアできてしまうんですよね。
    いや、実際は一回も戦わないでクリア条件を達成するとバグ画面になるんでしたか。

    • シルバさん、いつもコメントありがとうございます。
      まさに錬金術って感じの話ですね。
      しかし、あのゲームだけは本当に何をしたらいいかさっぱりのゲームでした……。

  • ゾルゲ市蔵、という人の「謎のゲーム魔境」(ほどよいデタラメホラ吹き具合)いう本でも、
    アタリショックとこのETの話があったが、コンクリ詰めにしてたとは知らなかったな。

    • にとみやさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>謎のゲーム魔境
      ゲームが好きな私にとってかなり魅力的な本ですね。
      機会があれば読んでみたいと思います。情報ありがとうございます。

    • とほりすがりさん、いつもコメントありがとうございます。
      わかります!私も最初は恐竜に見えました。
      ちなみにプレイ動画を見ている内に首を伸ばす動作(?)がだんだんと可愛くみえてきました(笑)

  • この話が出てきた事に驚愕!!
    いや、おかしくはないのですがATARI GAME OVERというドキュメントDVDが発売されてるくらいなので都市伝説の類だった事を失念していました。
    余談ながら発掘されたソフトはシリアルナンバー付きで売り出され内何本かが日本に来ました。

    • 赤帽子さん、いつもコメントありがとうございます。
      私も既に都市伝説として認識しなくなっていたのですが、ちょうどいいタイミングで匿名の方からリクエストを頂きご紹介させていただきました。
      すでに映画化されていて都市伝説性はなくなっていますが、ゲーム好きな私にとってかなりお気に入りだったりします。
      ただ、さすがに欲しいとまでは思わないですね(笑)

  • スティーブ・ジョブズ連続で登場しててちょっと笑いました
    Atari社なんて当時は最大手だったと思うんですが何でプログラマー一人しか開発にあてなかったんでしょうね…?
    あとこの話、小学生くらいの時にネットで調べた都市伝説で知ったあと大学生になって見つかったと話題になってめちゃくちゃびっくりしたの思い出しました

    • 酢酸さん、いつもコメントありがとうございます。
      ETが開発されている頃はAtariがワーナーズに子会社化され外部の人間の指示が入るようになりワチャワチャしている時期だったそうです。
      そういった絡みもあって、開発環境がとんでもない事になったみたいですね。

  • 調べると当時のアメリカでは、E.T.はゲーム史に残るキラータイトルって思われてたみたいだね。
    でも、現実には映画の人気に便乗しただけの商品未満の突貫工事ゲームだったと(笑)
    買わされたユーザーも悲惨だけど、30年以上も砂に埋められてたE.T.が一番の被害者かも・・・。

    • ガムごはんさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>映画の人気に便乗しただけの商品未満の突貫工事ゲーム
      この一言が全てを表していますね(笑)
      まぁ最近ではディスガイアRPGというスマホアプリが似た様な境遇に……。

  • 都市伝説が事実だったことに驚きですw
    こういうこともあるんですねぇ。
    火のない所に煙は立たぬ…..。

    • SHAZAMさん、いつもコメントありがとうございます。
      今では都市伝説として語られている事も、もしかしたら何かが基礎となる出来事がきっかけになっているのかもしれませんね。
      そう考えるとテケテケとかカシマさんは少し怖いです……。

  • 正規の手続きを踏んで処分したのに都市伝説化……。
    それだけクソゲーのインパクトが強かったんでしょうね。

    • かんばっちさん、いつもコメントありがとうございます。
      都市伝説が嘘だったという話はよくありますが、真実が都市伝説化したっていうのは割とレアなケース泣きがします。
      しかし、わざわざ砂漠を掘り起こしてまでクソゲーを発掘したペン氏はある意味凄いと思います(笑)

  • スマホゲームですらクソゲーってありますからね。
    まあ少ないですけどね。少ないっていうか、タダだからとりあえずインストールするってことができるから
    クソゲーでも長生きしやすいっていう方が正しいですかね、、、とはいえ、消えるゲームは数知れず、、、
    消えるゲームにはやっぱりアニメ原作が多いですね。

    • コーギーさん、いつもコメントありがとうございます。
      最近のスマホゲーはどれも「豪華声優」を売りにしているか、過去の名作の威光を借りた物ばかりな気がします……。
      スマホという媒体ではシステム的にも限界があるとおもいますが、そろそろ目新しいスタイルがでてきてもいいような気がします。

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