ん?
ヤバい地名ってどういう意味?
ヤバい地名ってどういう意味?
そのままの意味だよ。
地名はその土地の特徴や過去の出来事を表している事が多いでしょ?
そこで「こんな地名の土地は危ない」っていうのを紹介していこうと思ってさ。
地名はその土地の特徴や過去の出来事を表している事が多いでしょ?
そこで「こんな地名の土地は危ない」っていうのを紹介していこうと思ってさ。
あぁ、「戦場ヶ原」とか?
お、なかなかマニアックな地名を知っているね。
もしかして地元なの?
もしかして地元なの?
アニメでそんな名前のキャラクターがいたのよ。
だと思ったよ……。
ちなみに戦場ヶ原って「大規模な戦(いくさ)があった平原」ってイメージがあるけど、実際は神話のなかで「山の神様同士が戦った場所」って言われているだけで別にヤバい地名じゃないよ。
ちなみに戦場ヶ原って「大規模な戦(いくさ)があった平原」ってイメージがあるけど、実際は神話のなかで「山の神様同士が戦った場所」って言われているだけで別にヤバい地名じゃないよ。
あ、そうなんだ。
ちなみに“ヤバい”にも二種類あって、今回は「自然災害的なヤバさ」と「オカルト的なヤバさ」の二種類にわけて紹介していくよ~。
あ、ちなみにあくまで「そう言われている」ってだけだから全部が本当とは限らないけどね。
紹介する前から保険を張ってんじゃないわよ……。
それじゃさっそく紹介していきまっす!
こんな地名の場所はヤバい!(~自然災害編~)
それじゃまずは自然災害が関係するヤバい地名から紹介していきまっす。
ちなみに判別方法は住所に使われている漢字!
漢字?
うん。その土地の過去の歴史については使われている漢字である程度は判別することができるんだ。
色々あるけど僕の中でヤバイ漢字トップ3は「龍(竜)」「蛇」「梅」だね。
色々あるけど僕の中でヤバイ漢字トップ3は「龍(竜)」「蛇」「梅」だね。
「蛇」は確かに良いイメージはしないけど、それ以外は別に普通じゃない?
むしろ「龍」なんかカッコいいじゃん。
むしろ「龍」なんかカッコいいじゃん。
「龍」
それじゃまずは「龍」がヤバい理由から紹介していくけど、「龍」という漢字は過去に豪雨や津波による激しい水害が起きた事を意味する土地に使われた漢字なんだ。
え、なんで?
昔の日本で「龍」は水神の神様として崇められていたんだけど、その一方で水害の象徴でもあったんだよ。
どういう事?
簡単にいうと「龍神様のたたりじゃぁ~」みたいな感じかな。
水害が起こる場所は龍神がいると信じられていた訳だけど、逆を返せば神様を信じてしまうほど大規模な水害があったり頻繁に水害が起こったって事なんだよ。
水害が起こる場所は龍神がいると信じられていた訳だけど、逆を返せば神様を信じてしまうほど大規模な水害があったり頻繁に水害が起こったって事なんだよ。
あー。なるほどね。
ちなみに龍が付く地名で有名なのは「天竜市」。
そして近くに「天竜川」が流れているんだけど、実際に過去に何度も土砂災害が発生しています……。
そして近くに「天竜川」が流れているんだけど、実際に過去に何度も土砂災害が発生しています……。
「蛇」
それじゃ次は「蛇」について紹介していくよー。
「蛇」かー。
「蛇」はなんとなく良いイメージはないけど、これはどういう意味なの?
「蛇」はなんとなく良いイメージはないけど、これはどういう意味なの?
蛇が付く地名は土砂崩れや土石流が起きた土地に付けられる漢字なんだ。
え、そうなの?
あんまり土砂崩れと蛇って関係ない気がするんだけど
あんまり土砂崩れと蛇って関係ない気がするんだけど
平原地帯で「蛇」が付いていたら生き物の蛇に関する土地なんだけど山岳地帯に蛇の漢字が使われていたら十中八九、土砂崩れがらみだよ。
ちなみに理由は山から土石流の流れてくる姿が大量の蛇が山から降りてきているように見えるからなんだ。
ちなみに理由は山から土石流の流れてくる姿が大量の蛇が山から降りてきているように見えるからなんだ。
へー。
余談だけど平成26年に広島市の安佐南区周辺で大規模な土砂災害があったけど、土砂災害の現場の土地の旧名が「蛇落地悪谷」だったらしい。
蛇のように土砂が落ちてくる地盤が悪い谷って事……?
それはどうかわからないけど、似たようなニュアンスだろうね……。
「梅」
そして最後は「梅」
梅?
梅って聞くと大阪の梅田とかを思い出すけど何かあるの?
梅って聞くと大阪の梅田とかを思い出すけど何かあるの?
実は「梅」は「埋め」の隠語で過去に大規模な埋め立てが行われたことを意味しているんだよ。
へー。
でも何を埋めてるの?
でも何を埋めてるの?
一般的には池とかだね。
まぁ池を埋め立てしたぐらいなら地盤が緩いぐらいで済むけど、場合によっては処刑場で処刑された人を埋めていたりするから「梅」が付く地区の周辺に何があるかのほうが重要かな。
まぁ池を埋め立てしたぐらいなら地盤が緩いぐらいで済むけど、場合によっては処刑場で処刑された人を埋めていたりするから「梅」が付く地区の周辺に何があるかのほうが重要かな。
ちなみに梅田は「田んぼが埋まるぐらいの災害があった」から梅田って言われるようになったとも言われているしね。
でも梅田ってそんな土砂災害が起こるような山なんて無かったと思うんだけど。
田んぼが埋まるのは土砂災害だけじゃないよ……。
実際、梅田は淀川と大川の真ん中にあるからね……。
実際、梅田は淀川と大川の真ん中にあるからね……。
ああ、氾濫とかそっちか……。
後は単純に「沼」とか「水」、「池」、「沢」といった水が関係する漢字は地盤が緩い土地の可能性が高いから注意が必要かもね。
こんな地名の場所ヤバい!(~過去に良くない物があった編~)
それじゃ次は「過去のよくない物があった」と推測される地名について紹介していきまっす!
これも自然災害の時と同じように地名で判断できるんだけど、自然災害は違って割と直接的な名前が付いてる事が大半だったりします。
これも自然災害の時と同じように地名で判断できるんだけど、自然災害は違って割と直接的な名前が付いてる事が大半だったりします。
よくない物ってのは?
一般的には「処刑場」とか「墓」、あとは「飢饉」や「疫病」とか、簡単にいうと「大勢の人が死んだ土地」だね。
う……。
例えば一番有名なよくない地名は「塚」だね。
「塚」?
元々「塚」という漢字が持つ意味は「墓場」って意味があって昔は墓場として使われていた土地である可能性が高いんだ。
あー、つまりお墓の隠語って事?
大体あってるけど、正確にはお墓より少しランクは下かな。
ん?どういうこと?
「墓」は子孫によってちゃんと供養されている場所なんだけど、塚はどちらかというと身元不明者とかただ死体を埋めた場所っていう意味合いが強いんだ。
例えば大きな戦とか処刑場とかの死体を“とりあえず一か所にまとめて埋めた”的なね……。
例えば大きな戦とか処刑場とかの死体を“とりあえず一か所にまとめて埋めた”的なね……。
つまりちゃんと供養されてない人たちが大量に埋められた土地って事……?
まぁそんなとこだね。
あとは人体の漢字が使われている地名は過去の壮絶な事件や出来事が由来の場合がおおいから要注意だね。
あとは人体の漢字が使われている地名は過去の壮絶な事件や出来事が由来の場合がおおいから要注意だね。
人体の漢字?
例えば?
例えば?
例えば「耳取」とか「膝折」「肘折」「面剥」とかだね。
特に面剥って所は実際にお坊さんが顔の皮をはがされたなんていう伝承が残ってるし、面剥の隣には死人沢っていう地名があったりもする。
坊主が顔の皮をはがされた場所が「面剥」で、実際に命を落としたのが「死人沢」って事だね。
坊主が顔の皮をはがされた場所が「面剥」で、実際に命を落としたのが「死人沢」って事だね。
直接的すぎるわね……。
間接的でいうなら「取上」とかも有名だね。
取上?
処刑場があった場所なんだけど、なんでも「処刑で切り落とした首を取り上げる」ことから取上っていう地名が付いたらしいよ。
うわぁ……。
まぁ自然災害辺と違って誰が見ても普通に「あ、これヤバい地名だ」って分かるところがまだマシかもね。
他には「血吸川」とか「首切峠」とか「人食い谷」とか色々あるから興味が沸いたら調べてみるのも面白いよ。
他には「血吸川」とか「首切峠」とか「人食い谷」とか色々あるから興味が沸いたら調べてみるのも面白いよ。
知らないほうが幸せそうだからやめとく……。
まとめ
以上が「ヤバい地名」とヤバい地名に関する都市伝説でした。
どうだった?
どうだった?
んー……。
ちなみに今回の話って全部、本当の話なの?
ちなみに今回の話って全部、本当の話なの?
自然災害編で紹介したのは割と当てはまる事が多いみたいだけど、過去に良くないものがあった編の方は村の言い伝えや地区特融の文化が関係している場合もあるから一概には何とも言えないかな。
実際に少し前のオカルトブームの時に面白おかしく解釈を付け加えたってのもあるみたいだね。
ふーん。
でも明らかにヤバい地名が密集していると何かあったことは間違いないと思うよ。
ん?
密集?
密集?
例えば横浜の青葉区あたりに「川和町」とか「恩田町」、「東方町」「折本町」っていう地名があるんだけど、その地名の旧名は「土腐」「地蔵」「餓鬼塚」「供養塚」「地獄田 」だったりするからね……。
何があったし……。
あと、もし心配なら役場とか地元の図書館とかに昔の地図が残されている場合が多いから自分でも調べることはできるよ。
確かに気にはなるけど、役場とか図書館とかは面倒くさいからいいや。
えぇ~……。
それも「ヤバい地名」についてご紹介していきまっす!