

盆栽仔猫……?
え、なにそれ……。
え、なにそれ……。

あ、知らない?
実は海外に仔猫を瓶詰めにして販売するというサイトがあったんだよ。
実は海外に仔猫を瓶詰めにして販売するというサイトがあったんだよ。

え?え?え……?
どういう事……?
どういう事……?

どういう事も何も言葉通りだよ。
観賞用の目的で仔猫を瓶詰めにして販売していたっていう話があるんだ。
観賞用の目的で仔猫を瓶詰めにして販売していたっていう話があるんだ。

えーっと……。
もちろんデマよね……?
もちろんデマよね……?

それは聞いてからのお楽しみ。
ただ当時はかなり大騒動になってFBIが捜査に乗り出すほどだったんだよ。
ただ当時はかなり大騒動になってFBIが捜査に乗り出すほどだったんだよ。

マジで……?

それじゃ気になってきたところで早速紹介していきまっす!
仔猫を瓶詰めにした「盆栽仔猫」

それじゃ改めて今回紹介するのは「盆栽仔猫」について!
この話が有名になり始めたのはネットが急速に普及し始めた2000年ごろ。
アメリカに「bonsaikitten.com」というサイトが登場したんだ。
この話が有名になり始めたのはネットが急速に普及し始めた2000年ごろ。
アメリカに「bonsaikitten.com」というサイトが登場したんだ。

盆栽キティ……。
キティって仔猫って意味よね。
キティって仔猫って意味よね。

そそ。
そしてこのサイトはショッピングサイトだったんだけど、なんと取り扱っている商品が瓶詰めにされた仔猫だったんだ……。
そしてこのサイトはショッピングサイトだったんだけど、なんと取り扱っている商品が瓶詰めにされた仔猫だったんだ……。

えぇぇ……。

そしてそのサイトには瓶詰めにされた仔猫の写真が掲載されていて、
「仔猫には骨が柔らかくなる薬が投与されており、口と肛門にはチューブが繋がれているため瓶に入れたまま飼育することが出来る」
を売り文句にしていたんだってさ。
「仔猫には骨が柔らかくなる薬が投与されており、口と肛門にはチューブが繋がれているため瓶に入れたまま飼育することが出来る」
を売り文句にしていたんだってさ。

つまり猫を瓶に閉じ込めて飼うってこと……?

そういう事になるかな。

そんな事が許されるとでも思っているの……?

まぁ許されるはずがないよね。
そして当然ながら、このサイトは動物愛護団体の目にとまって、すぐに社会問題へと発展することになるんだ。
そして当然ながら、このサイトは動物愛護団体の目にとまって、すぐに社会問題へと発展することになるんだ。
動物愛護団体が大激怒!一気に社会問題へ!

盆栽仔猫の存在を知った動物愛護団体は今すぐ盆栽子猫の販売を中止するよう抗議文を作成。
そして同時に世界に向けて販売中止を求める署名活動を行ったんだ。
そして同時に世界に向けて販売中止を求める署名活動を行ったんだ。

まぁ当然よね。

その結果、盆栽仔猫の存在は世界中に知れ渡ることになるんだけど、同時に
「ニューヨークには仔猫を瓶詰めにして販売する日本人がいる」
というスパムメールもばら撒かれるようになってしまう……。
「ニューヨークには仔猫を瓶詰めにして販売する日本人がいる」
というスパムメールもばら撒かれるようになってしまう……。

え!?日本人ってどっからでてきたの!?
というか、日本人が販売してたの!?
というか、日本人が販売してたの!?

いや、日本人は一切関係ないよ。
たぶん「盆栽」っていうキーワードがまずかったんじゃないかな。
たぶん「盆栽」っていうキーワードがまずかったんじゃないかな。

あー……、なるほどね……。

そして余りにも騒ぎが大きくなってきた事もあって遂にFBIが捜査に乗り出したんだよ。

なんか本当に大事になってるわね……。
FIBが捜査を開始!犯人はMITの大学生

大規模な社会問題に発展した仔猫盆栽について、事態の鎮圧を図るためFIBが捜査を開始したところ「bonsaikitten.com」は意外なことにMIT内のサーバーにある事が発覚したんだ。

MITって何?

MITはMassachusetts institute of technologyの略で日本語でいうところマサチューセッツ工科大学の略語だね。

ああ、名前ぐらいは聞いた事があるわね。

え、つまり大学が盆栽仔猫を……?
そんなわけ無いわよね……?
そんなわけ無いわよね……?

もちろんそんなわけない。
「bonsaikitten.com」の作者は実はMITに通う学生でね。
ちょっとしたギャグやジョークのつもりで作ったデマサイトだったんだよ。
「bonsaikitten.com」の作者は実はMITに通う学生でね。
ちょっとしたギャグやジョークのつもりで作ったデマサイトだったんだよ。

ああ、そうなのね。

ところが外部のメディアが偶然たまたま「bonsaikitten.com」を見つけてね。
面白おかしく報道したところ、今で言うところの大炎上に繋がったってわけ。
面白おかしく報道したところ、今で言うところの大炎上に繋がったってわけ。

なるほど……。
でもなんでそんな意味不明なサイトを作ったのかしら……。
でもなんでそんな意味不明なサイトを作ったのかしら……。

まぁギャグに意味なんてないんじゃないかな。
ちなみに当然ながら今はもう「bonsaikitten.com」は削除されちゃってます。
ちなみに当然ながら今はもう「bonsaikitten.com」は削除されちゃってます。

とにかく仔猫が虐待まがいな事をされてなくて本当によかったわ……。
まとめ

以上が「盆栽仔猫」についてでした。
どうだった?
どうだった?

んー……。ちょっと冷静に考えると嘘やデマって分かる話だけど、動物愛護団体やFBIが絡んでるって聞くと本当っぽく思えてくるわね……。

そだね。
ちなみに余談だけど削除された「bonsaikitten.com」は別のサーバーで未だに公開されていて今でもまだ動物愛護団体と揉めているらしいけどね。
ちなみに余談だけど削除された「bonsaikitten.com」は別のサーバーで未だに公開されていて今でもまだ動物愛護団体と揉めているらしいけどね。

なんでわざわざサーバーを移転してまで残してんのよ……。
それも猫好きには聞くのも辛い「盆栽仔猫」についてご紹介したいと思いまっす!